屋上庭園のメリット・デメリットは?設置前に気をつけたいポイント

オフィス街のビルや中庭を利用して野菜を育てるところが増えてきました。緑があると癒やしになりますよね。
特に、「屋上庭園」は緑を増やすだけでなく、スペースが確保できると人気です。
そこで、屋上庭園のメリット・デメリット、設計する際の注意点について説明します。マイホームの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

1.屋上庭園のメリット

屋上にスペースをつくって庭園をつくる「屋上庭園」のメリットについて説明します。いったい何のメリットがあるのでしょうか。
屋上庭園を検討している人は、ぜひメリットをチェックしてください。

1‐1.狭い土地でも庭が確保できる

マイホームを購入する際、十分な庭のスペースがとれないケースはあるでしょう。
十分な庭が確保できないとき、屋上庭園が役立ちます。
屋上庭園は家の屋上に庭をつくるので、狭い土地でもスペースが確保できるでしょう。
よって、ハウスメーカーやリフォーム店、工務店でも屋上庭園の依頼が増えてきています。
また、地上よりも空が近いので“開放感”があるのは特徴です。地上の庭園では感じることのできない開放感を味わえるでしょう。
屋上庭園をつくっている人の中には、開放感を上手に生かして星空観察をしているところもあります。

1‐2.プライベート空間が生まれる

屋上庭園のメリットは、“プライベート空間が生まれること”です。
地上の庭園では周囲からの視線が気になるでしょう。
視線をさえぎるフェンスや壁をつくらなければ、近所から庭が丸見えです。
周囲からの視線が気にならない人なら問題はないでしょう。
しかし、気になる人はプライベートを確保する必要があります。
そこで、おすすめしたいのが屋上庭園です。周囲に高層ビルがないかぎり、屋上庭園はプライベート空間になります。
道を歩く人の視線を感じることもありません。
屋上にいながら、まるでリビングにいるようなリラックス空間が生まれるでしょう。
屋上庭園の中にテラス席をつくってランチをする人は多いです。

1‐3.安全面にすぐれている

地上の庭では、人が侵入しやすくなります。
また、子どもが道路に飛び出す恐れもあるでしょう。
しかし、屋上庭園であれば心配する必要がありません。屋上庭園は道路に飛び出す心配もなく、安心して家庭菜園ができるでしょう。
さらに、人の侵入を防ぐことができます。
ただし、屋上なので転落防止を徹底しておかなければなりません。屋上の転落が怖い人はしっかりマイホーム購入時に設計しておきましょう。
地上で心配になる安全面が屋上では解決できます。
家族にとって安心できる庭園かどうか、業者と入念に打ち合わせをしてくださいね。

2.屋上庭園のデメリット

2‐1.コストがかかる

屋上庭園のメリットはたくさんありますが、デメリットもあるので注意しなければなりません。
屋上庭園の主なデメリットは、“コストがかかること”です。
屋上に庭園を設置するため、家の耐久を向上しなければなりません。
家の耐久をしっかりしておかなければ、安心して生活できないでしょう。庭園を設置するだけのつくりをほどこす必要があります。
また、雨漏り対策も必要です。
よく、屋上庭園をつくったら雨漏りがひどくなった、数年たたないうちに水が部屋に侵入してくるなどトラブルが起きています。
屋上庭園は水はけをよくしておかなければなりません。
水やりはもちろん、雨水がたまる設計だと雨漏りをする恐れがあります。雨漏りは家の老朽化にもつながるので注意しておきたいところです。
以上のような点をふまえて屋上に庭園を設置しなければなりません。
よって、コストが高くなってしまいます。
屋上庭園の大きさやデザインによってコストは異なるでしょう。全体的におおよその金額を把握することが大切です。

2‐2.問題点をクリアしなければならない

屋上庭園のデメリットは、費用面だけではありません。
いくつか解決しなければならない問題点があります。
先ほども説明しましたが、特に問題としてあがっているのが“耐久”です。
阪神淡路大震災や東日本大震災など、日本は地震大国になります。地震に強い住宅にしなければ、安心できません。
屋上に重たいものを置いても地震に強い構造を考える必要があります。
また、“水に強い住宅”にもしなければなりません。
屋上庭園は水を屋上で使う機会が多いでしょう。
水に弱い木造建築では、木造が腐る可能性があります。
水に強い住宅にするには、“鉄筋コンクリート構造”が最も安心です。
「屋上庭園をつくりたい」という気持ちだけでは、簡単に設置できないでしょう。
よって、きちんと問題点をふまえたうえでの設計が必要になります。

3.設計する際の注意点

3‐1.信頼できる業者に依頼する

マイホームに屋上庭園を導入する際、注意しなければならないことがあります。
デメリットでも説明した「雨漏り」や「コスト面」、「安全面」はもちろんのこと、“業者選び”が大きなポイントになるでしょう。
業者の選び方によって、屋上庭園の完成度も変わります。
自分の理想どおり、問題点をすべてクリアした屋上庭園にするためにも“信頼できる業者”を選びましょう。
信頼できる業者は屋上庭園の実績があるところです。
実績があるところは、さまざまな屋上庭園を設計しています。依頼主の理想や家の構造に合わせて屋上庭園を設計してくれるでしょう。
また、実績がある業者ほど、屋上庭園についての知識や情報が豊富です。
依頼主の意見を聞きいれながら、経験・実績をふまえてアドバイスをくれます。
アドバイスをしてくれる、依頼主の話をしっかり聞いてくれる業者は安心できるでしょう。

3‐2.「見積もり」をしっかり確認する

屋上庭園は“コスト面”がデメリットでもあります。
屋上庭園のデザイン・広さによって費用は異なるでしょう。
ほとんどの業者は“坪単価”で費用を決めています。
大まかな費用は、およそ1坪あたり9万円になるでしょう。
屋上の面積が30坪の場合は、270万という計算になります。
屋上庭園+家の建築にかかる費用と総合で考えなければなりません。
家族でしっかりと話し合い、屋上庭園の予算を決めておきましょう。
業者に依頼する前にある程度予算を決めておけば、屋上庭園の設計がスムーズになります。
また、最低でも3社~4社の業者に「見積もり」を依頼してください。ホームページからでも簡単に見積もりが依頼できます。見積もりは無料なので安心して利用できるでしょう。
無料見積もりを利用して最も理想的な金額が出た業者に依頼してください。

4.まとめ

屋上庭園のメリット・デメリット、設計する際の注意点について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
狭い土地でも理想的な庭をつくることができるメリットが屋上庭園にあります。
自分にとって理想的な屋上庭園にするには、デメリットも把握しなければなりません。
デメリットは設計する際のポイント、問題点にもなるので要チェックです。
信頼できる業者かどうか確認したうえで依頼しましょう。
そして、屋上庭園の設計を業者と入念に打ち合わせをして決めてください。
後悔しないためにも、必要な知識を身につける必要があります。
打ち合わせでわからないところがあれば、すぐに聞いて解決してくださいね。