汚部屋が危ない! 汚い環境が招く弊害とは?

近年増え続けている汚部屋は、ゴミ屋敷とも呼ばれ、近隣住民にも不快感を与える社会問題となっています。条例により強制代執行が行われ、ゴミ屋敷の一掃を図る試みなどもあるようです。
汚部屋で暮らしていくことは、健康も脅かす危険性があります。汚い環境での生活が招く弊害について考えていきましょう。

1.汚部屋に発展する原因

汚部屋で生活する人は、その汚い環境で暮らすことが日常となっていて、汚いことへの抵抗感がありません。むしろ、ものに囲まれた生活自体に、安心感や心の安定を感じているようです。どうして汚部屋に発展してしまったのでしょうか?

1-1.収納が下手

汚部屋に発展してしまう原因の一つは、収納の仕方が粗雑であることが考えられます。衣類などは、本来畳んでしまうべきところを、丸めて放り込んでし まうようです。買ってきたものをレジ袋から取り出さずにそのまま放置して、買ってきたこと自体を忘れてしまうケースもあります。
汚部屋に多く見られるのは、収納が充実していることです。その収納を上手に使いこなせず、汚らしい状態に発展しているのでしょう。収納の仕方を見直すだけで、汚部屋解消につながるはずです。

1-2.飲食後の片付け方があやふや

汚部屋に発展する最大の要素は、飲食後の片付けがきちんとなされていないことです。ペットボトルの飲み物や弁当の空き容器が適正な方法で処理され ず、放置されてしまうケースがよく見られます。中には、食べたり飲んだりしたものが残って腐敗していることもあり、健康への影響は計り知れません。
飲食後の片付けは、生活における基本です。明日やろうと思っているうち、どんどん増え続けていくのが現実でしょう。汚部屋の見直しは、ここが始めの1歩と言えます。

1-3.脱ぎっぱなしの衣類

汚部屋を占領しているほとんどは、衣類ではないでしょうか? 着た服をその場で脱ぎ、放置して山積みになっていきます。汚部屋に慣れてしまうと、衛 生面を意識することが欠如してしまう傾向にあるようです。洗濯したものとそうでないものの区別が難しく、匂いでその判断を仰ぐ人もいるほど。汚部屋に放置 されていた衣類は、いくら身ぎれいを装っても、他人から見たら疑いを持たれる可能性があります。
人間の生活の基本は衣食住というくらいですので、衣類がいかに大切かがわかるはずです。

2.部屋が汚いことで生じるデメリットとは?

汚部屋で暮らす人にとって、そこは日常的なごく普通のひとコマです。むしろ、散らかっている方が落ち着くという人もいるでしょう。人間は、清潔な体 を保ち、バランスのいい食事を取り、規則正しい生活リズムののっとり、健康を維持していけるものです。部屋が汚いことで生じるデメリットとはどのようなも のでしょうか?

2-1.ハウスダストやカビなどによるアレルギー

汚部屋は、ものが散乱した煩雑とした状況を指します。放置された衣類、食べ残した食品、締め切った窓など、粗悪な要素が充満しているはずです。足の踏み場もない状況なので、当然のことながら、掃除をする機会がないことでしょう。
掃除をしない状態が続くと、ハウスダストが蓄積されていきます。ハウスダストは、ダニや埃(ほこり)が入り混じったアレルギーの原因です。喘息(ぜんそく)に発展してしまうこともあります。
敷きっぱなしの布団には湿気がこもり、カビの温床にもなりかねません。

2-2.害虫や害獣の発生

食品の腐敗による環境の悪化は、それを温床にした害虫や害獣の発生の危険性が考えられます。
ゴキブリやねずみなど、人にとって大敵とも言える存在を近づけてしまう要因です。一度発生してしまうと、完全な駆除が難しいので注意しなければなりません。
こうした害虫や害獣を引き寄せてしまう環境である汚部屋は、人の健康どころか生活そのものを脅かす要素です。

2-3.幸せやお金を逃す

最近では、汚部屋に暮らす女性が増えてきています。好きな相手や恋人が自宅を招き入れ、汚部屋に絶望されてしまい、疎遠になってしまうことも多々あるようです。結婚してから、汚部屋に住んでいたことがばれてしまうケースも。
汚い部屋は、お金を逃す原因にもつながります。生活の緩みは、財布の緩み。自己管理ができていない現れです。貯蓄ができていない人ほど、部屋が汚い傾向があります。
部屋が汚いことで、幸せやお金を逃してしまってどうにもなりません。

3.まとめ

いかがでしたか? 健康を害する恐れがある汚部屋問題。幸せやお金も摑(つか)み損ねてしまう可能性もあります。

  • 汚部屋に発展する原因
  • 部屋が汚いことで生じるデメリットとは?

いくら表面だけを着飾っても、生活がだらしないと、人間性を疑われてしまうことも。汚部屋は、気づいたそのときから解消していくように心がけましょう。