エアコンの電気代を節約したい? 設定温度やコツを詳しく解説!

エアコンは、室温を適切に保つことで夏や冬の厳しさを和らげてくれます。熱中症やヒートショックを防ぐためにも、欠かすことができない家電のひとつといえるでしょう。しかし、エアコンの電気代が気になるのも事実です。できれば、電気代を抑えながら上手に使いたいことでしょう。そこで、今回は、エアコンの電気代について設定温度や使い方のコツを含め、詳しく解説します。

  1. エアコンの電気代について
  2. エアコンの節約の基本
  3. エアコンの設定温度を決める
  4. エアコンの節約方法について
  5. エアコンの節約に関するよくある質問

この記事を読むことで、エアコンの節約についてよく分かります。まずは、記事をじっくり読んでみてください。

1.エアコンの電気代について

最初に、エアコンの電気代の基本を確認しましょう。

1-1.エアコンの電気代はどのくらいかかる?

夏場や冬場は、エアコンの電気代が高くなりがちです。2017年の東京都の調査では、2人以上の世帯で平均10,000円を超える電気代を支払っていることが判明しました。エアコンは夏場を快適に乗り切るために必要なものであるとはいえ、電気代がかさむのは痛いところです。

1-2.電気代の割合は?

夏場のピーク時には、エアコンの電気代は全体の50%を占めるといわれます。何はなくとも、冷房をつけるという人も多いでしょう。また、最近の猛暑続きで熱中症が心配になるため、エアコンの使用量が多くなるのも当然です。しかし、電気代を節約したいのなら、エアコンの電力使用を抑えることを考える必要があります。

1-3.最近のエアコンについて

最近のエアコンは、省エネ設計が基本です。そのため、古いエアコンから買い替えるだけでも節約効果を実感できることでしょう。消費電力を抑えているだけでなく、適温になったら自動的に止まるなどの機能がついているものもあります。節電と便利さを同時に手に入れることができることは大きなメリットでしょう。すでに現在のエアコンを10年程度使っているのなら、買い替えをおすすめします。

2.エアコンの節約の基本

エアコンの節約の基本を詳しく解説します。

2-1.最も電気代がかかるのは設定温度になるまで

エアコンは、設定温度になるまでの消費電力が多いのが特徴です。従って、設定温度が低すぎる・高すぎるとエアコンの消費電力が上がり、電気代が高くなります。むやみに低すぎる・高すぎる設定温度にしていないか確認してみてください。適切な設定温度にしても暑い・寒いと感じるときは、衣服の調整などで過ごしやすくしてみましょう。

2-2.屋外と室内の温度差をなくそう

屋外と室内の温度差をできるだけなくすことも、エアコンの節約につながります。猛暑日に設定温度を低くし過ぎれば、消費電力が多くなるのは否定できません。また、記録的な寒さの日に暖房を使いまくるのも同様です。エアコンの節約を第一に考えるのなら、屋外と室内の温度差が大きくならないような設定温度を心がけましょう。目安としては、5℃程度の気温差になることが理想です。ただし、猛暑日(外気温35℃以上)や真冬日(外気温0℃以下)などは、体調不良を起こす可能性が高くなるため、無理をせず快適に過ごすことを優先してください。

2-3.エアコンを使う基準を決めておこう

夏だから・冬だから、という理由で何となくエアコンを使っているのでは節約できません。まずは、どんな条件でエアコンを使うのかの基準を決めておくといいでしょう。夏でも肌寒い日はありますし、冬でも暖房なしで過ごせる日もあるものです。本当に必要なときに使うことで、電気代の無駄遣いを防ぐことができます。

2-4.エアコンの電気代を節約するメリットや必要性

エアコンの電気代を節約すれば、お金に余裕ができます。本当に必要なことややりたいことのための資金にできるのは大きなメリットです。また、電気代を抑えるだけでなく、電気の使用量が減ることでもエコに貢献しているといえるでしょう。消費電力を抑えることで、電力を生み出すための燃料の節約につながり、地球にもやさしいというわけです。

3.エアコンの設定温度を見直す

エアコンの設定温度を見直すことで節約につながります。

3-1.適切な設定温度とは?

エアコンの設定温度は、夏は28℃・冬は22℃程度が適切です。高すぎても低すぎても体に悪いのでむやみに上げ下げしないようにしましょう。特に、屋外から室内に入ったばかりは、設定温度を変更してしまいがちです。しかし、急激な温度差は、自律神経失調症を招きやすくするなど体に悪影響を与えるだけなので注意してください。

3-2.エアコンのモードは何がいい?

エアコンには、いくつかのモードが搭載されています。たとえば、自動・急速・静音などが代表的です。このうち、節電に効果的なのは自動運転モードとなります。自動運転モードでは、設定温度に近づくと自動的に止まる・弱冷暖房に切り替わるなどで、無駄なく室温をコントロールしてくれるため楽なのもメリットです。

3-3.風量や風向きについて

風量や風向きを調整することも大切です。風量が大きければ電力消費量も多くるため、自動設定にしておくといいでしょう。風向きを調整すれば、風量が強くなくても十分涼しく感じるはずです。なお、湿気が多いときには、ドライ機能を活用すると冷暖房を使うより電気代がかからず快適さが増すので試してみてください。

3-4.節約モードを活用しよう

エアコンでも、節約モードが搭載された機種があります。節約モードにすれば、電力消費を抑えながら冷房することが可能です。急激な冷房効果は期待できませんが、おだやかに室温を下げるため、体に負担がかかりにくいなどのメリットもあります。節約モードを活用し、電気代の節約につなげましょう。

4.エアコンの節約方法について

エアコンの節約方法について詳しく解説します。

4-1.エアコンのフィルターを掃除する

エアコンのフィルターを掃除すると冷暖房効果が高まるため、電気代の節約につながりますエアコンのフィルターがキレイになると、アレルギー対策や花粉症対策にもなるのでおすすめです。エアコンの使用説明書に従って、定期的にフィルター掃除をしてみてください。自分でやりにくいときは、ハウスクリーニング業者に依頼することも可能です。

4-2.室外機の点検・掃除をする

室外機の点検・掃除をしてみましょう。屋内の設備は気をつけていても、室外機の存在は忘れがちです。点検した結果、ホコリやゴミがたまっていたり植物が絡まっていたりなどで、室外機が正常に働きづらくなっていることがあります。長年使用しているものは、寿命を迎えていないかも含め、業者にチェックしてもらうといいでしょう。

4-3.断熱や扇風機との併用

断熱や扇風機との併用で、エアコンの冷暖房効率を高めることも効果的です。特に、窓や出入り口付近の断熱をすれば、エアコンの冷気や暖気が逃げにくくなります。また、暖かい空気は上に・冷たい空気は下に集まりやすいため、適切な位置に扇風機を設置することで、設定温度以上の快適さを得ることができるしょう。

4-4.エアコンはつけっぱなしのほうがいい?

実は、こまにスイッチをオン・オフするよりも、つけっぱなしにしたほうが電気代がお得になることも多くあります。エアコンは、スイッチをオンにしたときも消費電力を多く使うため、頻繁にオン・オフを繰り返すと節電効果が薄れてしまうのです。また、オフの間に室温が上昇・低下することで、次にスイッチを入れたときに多くの電力を消費します。エアコンは、節電・快適さの両方の意味から、適正温度でつけっぱなしにすることがおすすめです。

4-5.電力会社やプランの見直しを

電力会社や料金プランの見直しで、電気代が安くなることがあります。今は、電力会社を選べる時代ですから、安いところに替えることも検討してみましょう。また、料金プランが現状に合っていないこともよくあります。実際の使用量に対して、大容量のアンペアで契約している場合、無駄に高い電気代を支払っているので早急に見直してみましょう。

5.エアコンの節約に関するよくある質問

最後に、エアコンの節約に関するよくある質問に回答します。それぞれ確認し、役立ててください。

Q.購入後10年経過したエアコンは買い替えなくてはいけない?
A.エアコンの寿命は、約10年です。購入当初に比べれば、冷暖房効果が落ちていると感じることがあるのではないでしょうか。もちろん、故障や不具合というほどでないのなら、使い続けることはできます。ただし、電力消費が大きくなり電気代が多くなることを考えると、早めの買い替えたほうがメリットが大きいでしょう。

Q.昼の時間帯だけエアコンを使うと節約になる?
A.24時間使い続けるより、昼間の12時間だけ使うと決めたほうが節約になるのは事実です。ただし、オン・オフを繰り返すのでなく、昼間は入れっぱなしにしておいて無駄な電力消費を抑えましょう。なお、最近は夜でも熱帯夜が続くことが多くなります。熱くて寝苦しいと感じるのなら、適度にエアコンを使ってください。

Q.扇風機を併用すると結局電気代がかさむのでは?
A.扇風機は、空気の対流を起こして冷えた・暖まった空気を循環させる役割があります。もちろん扇風機も電力を使いますが、エアコンと比べると微々たるものです。エアコン単体で使うよりも、電気代を抑えることができるのでどんどん活用してください。

Q.新しいエアコンに買い替えるときの注意点は?
A.部屋の広さや使う頻度などをよく考えて決めましょう。広い部屋に使いたいのに、コンパクトサイズでは十分な冷房能力が期待できないばかりか、エアコンに大きな負担がかかって電気代が余計にかかる可能性があります。さらに、大きな負担がかかることで故障しやすくなるでしょう。販売店などによく相談し、最適な1台を決めてください。

Q.古いエアコンでも修理すれば電気代の節約になる?
A.難しいところです。エアコンのもともとの冷房能力や電力消費量に大きく影響されるため、電気代の節約になるとは断言できません。古いエアコンは、修理代が高くつきやすく、場合によっては補修用部品のメーカー欠品などにより修理不可のこともあります。長い目で考えれば、修理より買い替えのほうが電気代の節約になるでしょう。

まとめ

今回は、エアコンの節約について詳しく解説しました。エアコンは、室内で快適に過ごすために欠かすことができない家電です。しかし、電気代を節約したいのなら、設定温度の見直しや使い方を工夫することが必要になります。特に夏場のピーク時には電気代の50%を占めるのですから、大きな節約効果を期待できるでしょう。ただし、無理は禁物です。夏は熱中症・冬はヒートショックを避けるため、適度に使ってください。節約も大切ですが、健康を害してしまっては意味がありませんからね。