水耕栽培の最大の悩みの種? ~水耕栽培システムの藻対策とは?~

水耕栽培において藻の発生というのは栽培環境に大きな影響があります。水耕栽培でもの対策を行なうというのは水耕栽培工場でも家庭用水耕栽培でも大切な管理方法の一つです。

水耕栽培の藻対策について紹介しましょう。

・藻が発生すると何が起きる?

水耕栽培では栄養豊富な肥料溶液を使用することから藻が発生しやすい環境になります。
藻は水質浄化など自然環境においては非常に役立つ存在なのですが、水耕栽培で藻の発生は作物の育成不良の原因になってしまします。

水耕栽培のプラントで藻が発生することによる影響を紹介しましょう。

【藻による肥料溶液の栄養低下】

藻は肥料溶液の栄養を吸収してしまうので肥料溶液の栄養低下の可能性を高めます。藻の発生は農作物の育成不良の原因にもなります。

【栄養吸収の阻害】

藻が発生することで農作物に与える直接的な影響は、作物の根に藻が付着することによって起こる栄養吸収の阻害です。藻の付着により栄養吸収ができず最悪の場合には作物が枯れてしまうということもあります。

藻が与える影響を2つ挙げましたが影響は非常に限定的なものです。栽培に問題が無いようであれば放置するという栽培方法を選ぶ場合もあります。作物の状況に合わせた正しい藻の対処法を行なうというのが大切です。

・水耕栽培の藻対策は難しい?

作物に対して大きな影響を与える藻の発生ですが、水耕栽培で使用する肥料溶液は藻にとって最適な環境であることから藻対策を行なうというのは難しいというのが現状です。
水耕栽培では農薬を少なく栽培するということが最大のメリットであることから、藻対策に農薬を使用するということはあまり好ましいことではありません。

観賞魚の水槽であれば水を取り替えるということで藻の除去は可能なのですが、水耕栽培の場合には育成途中の作物の肥料溶液を取り替えてしまうということはあまり好ましくありません。
藻の対策は藻の発生を抑えるということが大切です。

・水耕栽培で藻の発生を防ぐには遮光が最適

植物の育つ環境として“光”は不可欠です。藻の発生に最も有効的な対策は“遮光”です。
肥料溶液に光が当たらないように育てることで藻の発生を抑えることができます。

遮光の方法については“農業用の遮光シート”などを使うのが一般的ですが、家庭菜園のような小規模な水耕栽培ではアルミホイルなどを使用することで遮光することができます。

遮光は側面だけでも十分に効果がありますが、作物に影響の無い培地も遮光することで藻の発生を大きく抑制することができます。

・水耕栽培システムの導入

藻の発生は育成環境などにも大きく左右することから、経験による判断というものが必要になります。
情報収集や対策の試行なども重要な対策となるので、藻の発生に悩んでいるという場合には使用する水耕栽培システムを改めて観察するということも大切です。