パッシブハウスとはどのような住宅なの? 基礎知識を身につけよう!

“パッシブハウス”という言葉を聞いたことがある人はまだまだ少ないと思います。
省エネ住宅のスタンダードとなっており、地球温暖化対策として注目されている住宅です。
1991年にドイツで確立されましたが、日本で初めてパッシブハウスが取り入れられたのは2008年でした。
パッシブハウスとは何なのか、基準や建てる際の注意点、パッシブハウスについて詳しくみていきたいと思います。
気になっている人は必見ですよ。

1.パッシブハウスとは?

地球温暖化が進んでいる中、さまざまな企業がエコに取り組んでいますが、住宅関連の企業で最近注目されているのが“パッシブハウス”です。
エコに積極的な家庭はどんどんパッシブハウスを取り入れています。
パッシブハウスとはどのようなハウスなのか詳しく説明します。

1-1.省エネ住宅スタンダード=パッシブハウス

1991年、ドイツのパッシブハウス研究所が確立した“省エネ住宅スタンダード”がパッシブハウスです。
簡単に説明すると、建物の性能をあげることで冷暖房器具を設置せずに済む省エネ住宅のことを指しています。
しかし、絶対に設置しないというわけでもなく、最低限の冷暖房器具は必要です。高性能の空調設備だけでほかの設備は必要ない、最低限の器具だけで快適に過ごせる住宅となっているため、余計なエネルギーを使わずに生活できます。
よって「省エネ効果」が高まり、環境にやさしい住宅とみなされているのです。
パッシブハウスは従来の省エネスタンダードよりもはるかに上をいっている省エネ基準になりました。
最先端をいくエコの住宅と言ってもよいでしょう。
生活するためにはさまざまなエネルギーを必要としますが、最低限のエネルギーを使うだけで生活できるパッシブハウスはとても環境にやさしい住宅です。

1-2.パッシブハウスの基準について

パッシブハウスと呼ばれる住宅には「基準」が決められています。
どのような基準かどうかは以下の項目を参考にしてください。

  • 冷暖房用のエネルギーが15kWh/㎡以下
  • 一次エネルギーが120kWh/㎡以下
  • 住宅の気密性が50Paの場合、漏気回数が0.6回以下
  • 壁や屋根など外に面する外皮のU値が0.15W/㎡K以下
  • 窓のU値が0.8W/㎡K以下であり、太陽熱取得率が約50%
  • 熱交換換気システムの熱交換率80%以上
  • 再生、自然エネルギーの活用
  • 省エネルギーの照明、家電の利用

日本で定められているパッシブハウスの基準は以上のとおりです。
これらをクリアしておかなければパッシブハウスとは認められません。
パッシブハウスの基準はドイツなどのヨーロッパ地方よりは細かく決められていないので日本はまだ建てやすいでしょう。
外国ではエコ住宅が最重視されているので細かいところまで決められています。かといって、日本でもパッシブハウスを建てるためには綿密な設計と計画性をもっておかなければなりません。
まだパッシブハウスについて経験や実績のある建築会社が少ないので検討している方は業者の選び方も慎重に行う必要があるでしょう。
後ほど、パッシブハウスを建てる際の注意点についても説明するので必ずチェックしてくださいね。

2.パッシブハウスのメリット

2-1.環境にやさしい“省エネ性”に優れている

パッシブハウスの1番のメリットと言えるのが“省エネ性”です。
地球温暖化が問題になっている地球において、できるだけ環境にやさしい取り組みをしようと積極的に働いている企業や一般人が増えてきました。
パッシブハウスは極寒の地域でも暖房器具を使わずに生活できる住宅なので無駄なエネルギーを使わずに生活できます。
省エネにはもってこいの住宅ではないのでしょうか。
エネルギーの消費量を抑えられるということは、電気代や光熱費も削減できるということです。
省エネ性が優れていると同時に無駄な費用を削減できるメリットも生まれます。
パッシブハウスにはさまざまなメリットがあるのでとても生活しがいのある住宅だと感じるのではないでしょうか。

2-2.断熱性・気密性が非常に高い

パッシブハウスは省エネ性が優れているだけではありません。
断熱性や気密性も非常に高く、そのレベルは世界トップになるのではと言われています。
断熱性が高いと部屋の中にある熱を外に逃がさず、真冬はとても暖かい環境が保てられますし、気密性が高いと外からやってくる風や雨の防止になるのです。
夏場はとても涼しく、冬場はとても暖かい快適な住宅になること間違いありません。
パッシブハウスは暖房器具はできるだけ使わないことを目標としているので一石二鳥。無駄なエネルギーを使わず快適な住宅になるパッシブハウスは本当に魅力的なメリットであふれています。
しかし魅力的な分、建てる際はさまざまなことに気をつけなければなりません。
少しでも設計にミスが出てしまうとパッシブハウスのメリットが生まれなくなるので要注意です。
ではどのような点に注意すればよいのか、次の項目で詳しくみていきましょう。

3.建てる際の注意点について

3-1.日本の気候にあわせたパッシブハウスを

日本には「四季」があります。
パッシブハウスの基準をしっかり確かめたうえで日本の気候にあったパッシブハウスを建てなければなりません。
日本のどこに建てるのかによって設計が変わるので注意してください。
断熱材、窓の種類、換気装置、機密・断熱性の施工技術力、消費エネルギーや熱損失の計算といったとても高い技術と建設設計、施工が求められるでしょう。
パッシブハウスの建設場所によって計算が大きく異なるため、まずは建てる地域の特徴を把握しなければなりません。
春・夏・秋・冬においてどのくらいの湿度・気温になるのかはもちろんのこと、その地域の特徴は絶対に頭の中に入れておいてください。
日本の気候にあわせたパッシブハウスを建てることが1番大切なポイントです。

3-2.パッシブハウスについて詳しい業者を選ぶ

基準を満たしたパッシブハウスを建てるためにはそれなりの知識と技術をもった業者に依頼しなければなりません。
何の知識も持ち合わせていない業者に依頼しても満足のいくパッシブハウスは建てられないでしょう。
普通の住宅よりもハイレベルな技術と施工が必要になる建築工法なので、できるだけパッシブハウスの建築実績のある業者を選んでください。
パッシブハウスの実績と経験が豊富な業者であればあるほど安心して依頼できますし、きちんと細かいところまで打ち合わせをしてくれるでしょう。
パッシブハウスを建てる際は業者選びも大切なポイントになってきます。
インターネットでパッシブハウスの建築を積極的に行っている業者を探し、一度連絡をとってみてください。

4.まとめ

パッシブハウスとはどのような住宅なのか、基準や特徴、メリットについて説明しましたがいかがでしたでしょうか。
パッシブハウスの建築を考えている人はより詳しい知識や情報を習得しておかなければなりません。ある程度知識を持っておいた方がスムーズにパッシブハウスの建設が進められるでしょう。
知識をもっていなければパッシブハウスの基準を満たさない住宅になってしまうので注意してくださいね。

  • パッシブハウスは省エネ住宅スタンダード
  • パッシブハウスの基準は絶対にチェックする
  • 環境にやさしい、省エネ性が優れている
  • 断熱性、気密性が非常に高い
  • 消費エネルギーが少ない
  • 日本の気候にあわせたパッシブハウスを建てる
  • パッシブハウスの実績がある業者を選ぶ

満足のいくパッシブハウスが建てられるように知識を身につけ、信用できる業者としっかり話し合っていきましょう。

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