浴室乾燥機の電気代が気になる人必見!お得な節約方法を教えます!

浴室乾燥機は便利だけれども「電気代が高いなあ」とお悩みの人は多いようです。また、これから導入しようかなと考えているものの、電気代が高くなりそうで迷っているという人も少なくないでしょう。そこで、浴室乾燥機の種類やメリットなどの基礎知識とともに、できるだけ電気代を安く抑える節約方法や選び方などをご紹介しましょう。

  1. 浴室乾燥機について
  2. 浴室乾燥機の電気代について
  3. 浴室乾燥機の電気代節約方法
  4. 浴室乾燥機の設置について
  5. 浴室乾燥機〜よくある質問〜

この記事を読んでいただければ、浴室乾燥機や電気代などに関する疑問やお悩みを解決できるでしょう。ぜひお役立てください。

1.浴室乾燥機について

まずは、浴室乾燥機の基礎知識や、最近の人気機種などについて学びましょう。

1-1.浴室乾燥機の基本機能とそのメリット

浴室乾燥機の基本機能は主に以下の4つです。そして、それぞれにメリットがあります。

  • 換気機能:浴室の空気を入れ替えできるのでカビ防止に効果的
  • 乾燥機能:浴室に洗濯物を干して乾燥できる
  • 暖房機能:エアコンの暖房と同じ。冬に冷えきった浴室を温めてヒートショック(※)を防止できる
  • 涼風機能:エアコンの冷房と同じ。暑い季節、浴室にこもった熱気を冷まし快適に入浴できる

※ヒートショック:冬、暖かい部屋→寒い浴室→熱い風呂という激しい温度差の変化により起こる肉体的なショック症状

1-2.浴室乾燥機の種類

浴室乾燥機は熱源・設置方法によって分類されます。

1-2-1.熱源

熱源は「電気式」と「ガス温水式」があります。

  • 電気式:セラミックヒーターやグラファイトヒーター、エネルギー効率のいいヒートポンプ式などがある
  • ガス温水式:外部設置の熱源機でお湯を循環し「熱」を放出する方式。エコウィル・エネファームなどの給湯システムと一緒にすることも多い

1-2-2.設置方法

  • ビルトインタイプ(天井埋め込み):浴室の天井に埋め込むので見た目がスッキリする。新築やリフォームの際に設置するケースが多い
  • 天井付けタイプ:浴室に付いていた換気扇を外して設置する
  • 壁掛けタイプ:天井付け同様に浴室の換気扇を外して設置する

天井付けタイプと壁掛けタイプはリフォームに適しています。ただし、取り付けができない場合もあるので、事前に確認することが大切です。

1-3.浴室乾燥機の最近の人気機種

前項でご紹介したように、浴室乾燥機の基本的な機能は換気・乾燥・暖房・涼風です。そして、最近ではこれら以外にも以下のような機能をプラスした製品が登場し人気を集めています。

  • ミストサウナ機能:浴室乾燥機の送風口から40℃程度の温かい霧が出る
  • カビ抑制機能:乾燥運転中にナノ微粒子を放出することでカビの繁殖を抑制
  • 衣類脱臭機能:ナノ微粒子が衣類の繊維に付着した臭いを取る

さらに、温度や湿度を感知し自動運転をする、タイマーで運転時間を設定できるなど、利用者の使い勝手を考えた製品も人気があるようです。

2.浴室乾燥機の電気代について

さて、気になる浴室乾燥機の電気代ですが一体どれくらいかかるのでしょうか。いろいろなパターンをご説明していきます。

2-1.浴室乾燥機の消費電力

浴室乾燥機の消費電力はどれくらいなのでしょうか。もちろん、機種や機能によって異なりますが一例を挙げてみます。

  • 乾燥機能: 1.36kW/1時間
  • 暖房機能: 1.33kW/1時間
  • 涼風機能: 0.07kW/1時間
  • 換気機能: 0.03kW/1時間

乾燥機能と暖房機能の2つは特に消費電力が多くなります。

2-2.ズバリ電気代はいくらか

前項の消費電力例をもとに、1番使用することが多い「乾燥機能」の電気代を計算してみましょう。
1kWあたりの電力量料金を27円と仮定して計算すると乾燥機能を1時間使った場合約37円です。ただし、衣類を乾燥させるには約3時間必要なので37円×3時間=約111円になります。
そして、毎日洗濯をして浴室乾燥機を使った場合、1か月(30日)約3,330円、1年間(365日)では約40,515円もの電気代がかかることになるのです。

2-3.ガス式・電気式の比較

浴室乾燥機は、ガス式と電気式ではどちらのランニングコストが安いのでしょうか。基本的に、季節・浴室の広さ・機種・機能などによっても異なります。
コットンシャツ15枚分の洗濯物を、完全に乾くまで使用したときのガス式浴室乾燥機と電気式浴室乾燥機で比較したところ(東京ガス調べ)以下のようになりました。

  • ガス式:約64分で42円
  • 電気式:約148分で78円

ランニングコストだけをみると、ガス式のほうが乾燥も早くてお得だといえるようです。

2-4.「洗濯機の乾燥機能」の電気代と比較

それでは、「洗濯機の乾燥機能」と「電気式の浴室乾燥機」の電気代を比較してみましょう。

  • ドラム式洗濯乾燥機(ヒーター乾燥):1回48.92円・1か月1,467.6円
  • ドラム式洗濯乾燥機(ヒートポンプ乾燥):1回14.31円・1か月429.3円

前項でご紹介した、浴室乾燥機の電気代1回約111円・1か月約3,330円と比較すると、ドラム式洗濯乾燥機のほうが割安です。

3.浴室乾燥機の電気代節約方法

電気代は高くつくものの、やはり浴室乾燥機は便利なので取り入れたい! と考えている人も多いでしょう。そこで、上手に電気代を節約する方法をご紹介します。

3-1.浴室乾燥機の電気代を上手に節約する方法

浴室乾燥機の電気代は、ちょっとした工夫で安くすることができます。節約効果が高い順にご説明しましょう。

3-1-1.電気料金の安い夜間に使う

オール電化などで、夜の電気料金が安くなるプランを利用している人は夜間に浴室乾燥機を利用しましょう。オール電化や電気プランについては、後の項でご紹介します。

3-1-2.ほかの乾燥方法と併用する

洗った洗濯物を完全に乾燥するまで浴室乾燥機に頼るのではなく、ほかの乾燥方法と併用すれば電気代が節約できます。

  • 最初に部屋干ししてある程度乾かしてから、仕上げに1時間ほど浴室乾燥機を使う
  • エアコンと扇風機の風を当てて乾かしてから、仕上げに浴室乾燥機を使う
  • 浴室に水分が残っていると乾燥に余分な電力を使うので壁・浴槽・床などの水分はタオルできちんとふいてから使う
  • フィルターが汚れていると乾燥効率が落ちるのでこまめに掃除をする
  • 夜間の電気料金が安くなるプランに加入していない場合は、気温の高い日中に浴室乾燥機を使用する

3-2.オール電化について

オール電化とは、調理・電気・給湯・空調・暖房などの熱源をすべて電気でまかなうシステムです。一般的には「便利」といわれていますがメリットとデメリットがあります。

3-2-1.オール電化のメリット

  • ガス代が不要になる
  • 電気代が安い「深夜電力」を利用できる
  • 災害時の復旧がガス・水道よりも早い
  • ガスコンロよりもIHヒーターのほうが火災のリスクが少ない
  • ガスコンロよりも手入れが楽

3-2-2.オール電化のデメリット

  • 昼間の電気代が高い
  • IHクッキングヒーターになるので調理器具が限定される
  • 直火(じかび)が使えないので調理の火力に不満を持つ人も多い
  • 停電すると何もできない
  • 設備コストが高額

3-3.電気プランについて

電力自由化により、従来の大手電力会社による独占がなくなったため、いろいろな会社が電力を扱うようになりました。そのため、オール電化にした場合、電気料金がお得になる電気料金プランがたくさんあります。時間帯別料金プランや使った分だけ電気代を払うプランなどもあるのでじっくりと比較検討して選びましょう。

4.浴室乾燥機の設置について

これから浴室乾燥機を設置したいと考えている人に向け、浴室乾燥機の選び方や料金相場、業者選びのポイントなどをご紹介しましょう。

4-1.浴室乾燥機の選び方

浴室乾燥機は、以下のポイントを考えて選びましょう。

  • 住まいの状況(一戸建てか集合住宅かなど住まいによって設置可能な機種が異なる)
  • 浴室空間の広さ
  • 浴室1室用か、浴室と洗面所など2〜3室に対応した多室用か
  • 基本機能(換気・乾燥・暖房・涼風)だけでいいか、ミストサウナやカビ抑制機能などが付いているタイプにするか
  • 電気式にするかガス式にするか

自分や家族のライススタイルに合った機能を考えて決めてください。

4-2.浴室乾燥機の料金相場

浴室乾燥機の料金は、機能や対応する広さ、メーカーなどによって異なりますが約10〜15万円が中心です。もちろん、高機能なものほど値段は高くなります。また、浴室乾燥機本体以外にも工事費(約5万円〜)がかかることも覚えておいてください。

4-3.浴室乾燥機の設置業者選びのポイント

浴室乾燥機の設置は専門業者に依頼します。どのような基準で業者を選べばいいのか、チェックしたいポイントをご紹介しましょう。

  • 浴室乾燥機の扱いや設置工事の実績がある
  • 浴室乾燥機工事の技術力が高い
  • 細かい見積書を提出してくれる
  • 費用を明確にしてくれる
  • アフターケアがある

4-4.浴室乾燥機を選ぶときの注意点

最近は、浴室乾燥機もいろいろな種類があるので選択に迷ってしまうものです。安い買い物ではないので、後悔しないようにしっかり比較検討してから選んでください。「湿気が多いので浴室を乾燥させたい」「洗濯物が多いので浴室乾燥を1番使いたい」など、優先順位を決めましょう。また、最初に予算や毎月支払い可能なランニングコストを決めてから選んだほうが迷わなくて済みます。

5.浴室乾燥機〜よくある質問〜

浴室乾燥機の電気代に関するよくある質問をご紹介しましょう。

Q.浴室乾燥機の電気代節約のためにフィルターの掃除をしたいと思います。どれくらいの間隔で行えばいいですか
A.メーカーによっても異なりますが平均3か月といわれています。ホコリを取り水洗いして乾かすだけなので簡単です。定期的に行ってください。

Q.オール電化に向いているのはどのようなライフスタイルの家庭ですか。
A.1番向いているのは、家族全員が学校や仕事などで朝から夕方・夜間まで留守になる家庭でしょう。炊事・入浴・洗濯・掃除などが夜に集中するため、夜間電気料金が安くなる電力プランを選べばお得です。

Q.高齢者がいる家庭には浴室乾燥機が向いていると聞きましたが。
A.近年、冬場に暖かい部屋と、寒い風呂場との温度差によるヒートショックで年間に1万人近い人が亡くなっているといわれています。高齢者だけではなく生活習慣病の人などもリスクが高いのです。事前に浴室を暖められる浴室乾燥機はヒートショック予防に1役買ってくれるでしょう。

Q.浴室乾燥機は浴室だけしか使えないのですか?
A.浴室1室だけのタイプのほか、浴室と洗面所の両方、浴室・洗面所・トイレに使えるタイプもあります。

Q.浴室乾燥機は雨の日に洗濯物を乾かすとき以外にも使えるのでしょうか?
A.涼風・暖房機能があれば、夏・冬、快適に入浴できます。また、乾燥機能で浴室を乾かせるのでカビ防止にも役立つでしょう。衣類の乾燥機能は、雨の日だけではなく花粉やPM2.5が多い日などの洗濯に最適です。特に、アレルギーのある人やお子さんのいるご家庭におすすめでしょう。

まとめ

いかがでしたか。浴室乾燥機の基礎知識とともに、電気料金を節約する方法をご紹介しました。浴室乾燥機は便利な分、ランニングコストがかかります。そのため、これから導入する場合は、どのような使い方をしたいか自分のライフスタイルも考えた上でしっかり比較検討してから決めましょう。また、すでに浴室乾燥機の電気代が高くて悩んでいる人は、ぜひご紹介した節約方法を試してください。複数行うとより効果的です。電気代を節約しながら上手に浴室乾燥機を使いこなしてくださいね。