外構工事のトラブルの原因と対処法とは? 気を付けるポイントはここ!

外構工事は、家の印象や使い勝手を決める大切な工事です。
しかし、外装工事を失敗して住みにくい家になってしまったり、ご近所トラブルが発生したということも少なくありません。
そこで今回は外装工事のトラブルや失敗を防ぐ方法をご紹介します。
家と同じように、外装工事も10年先、20年先を考えて行うことが大切です。
これから家を建てるけれども、外装工事を失敗したくないという方や、外装工事が原因でご近所トラブルを起こさない方法を知りたい、という方はぜひ読んでみてください。

1なぜ外装工事で失敗やトラブルが起きるのか?

この項では、外構工事の失敗例やトラブルの事例などをご紹介していきます。
これをお読みいただければ、外構工事で失敗やトラブルが起きやすいポイントがおわかりいただけるでしょう。

デザインを優先して外構工事をすると失敗しやすい

外構工事は家のデザインを決める重要な工事です。こだわりがある方も多いでしょう。
しかし、デザインを最優先にしてしまうと、見た目は良いけれど使いにくい家になりがちです。
たとえば、

  • 駐輪場のスペースに余裕がなく、自転車が増えたら置き場所がなくなった。
  • 駐車場から玄関へのアプローチが悪く、荷物がたくさんある場合は不便。
  • 記念樹を植えたら大きくなりすぎて日当たりが悪くなった。

などという失敗例は「今の家が格好よく見えること」を最優先にデザインを考えた結果起こりがちなのです。
家は何十年も住み続けますから、10年、20年先の家族構成も考えておく必要があるでしょう。
また、使い勝手も十分に考えておくことが大切です。

目隠しは必須

都市部では、家と家の間隔が狭かったり、敷地のすぐ外が人通りの多い道路だったりすることもあるでしょう。
そのような場所では目隠しが必要です
予算がないからと目隠しをつけなかったりカーテンやすりガラスで代用しようとしたりすると、落ち着かない家になってしまいます。
ご近所の外構をよく観察して、目隠しの有無を確かめましょう。
目隠しをしている家ばかりならば、気持ちよく生活するためには目隠しが必須ということです。

ご近所にはあいさつを忘れずに

外構工事は敷地の外で職人が作業をすることも多いです。
特に両隣は塀を建てたり目隠しを作ったりする際に窓のすぐ外を業者が動き回っているということもあるでしょう。
ですから、工事をする際は改めてごあいさつに行きましょう。
両隣と裏3軒というのがあいさつをする基準ですが、工事車両が通過する道が狭く、通勤や通学に影響が出る人がいる場合は、そこにもあいさつに行く必要があります。
あいさつを忘れたお宅があると、トラブルに発展しやすいので、あらかじめ業者とどこの家にあいさつに行くか、綿密に打ち合わせをしておきましょう。
また、業者と家の主人がふたりであいさつに行くのが基本です。
食事時や休日の早い時間は避け、あいさつといっしょに、工事開始日と終了予定日を告げておくとよいでしょう。

業者に任せっぱなしは危険

外構工事と家の建築は別の業者が行うことが多いです。
住宅メーカーが両方の業者を連れてくるのですが、家を建ててくれた業者が良い業者であっても、外構工事の業者が良くなかった、ということもあるでしょう。
こちらの話をろくに聞いてくれなかったり、一方的に業者の考えたデザインを押し付けたりする場合は、住宅メーカーの担当者に間に立ってもらって話し合いをする場を設けてください。
業者に任せっぱなしにしておくと、不満がたまり、ささいなトラブルが大きなもめごとに発展していく可能性もあります。

2 外構工事の失敗やトラブルを防ぐ方法とは?

では、このような事例を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?
この項では、外構工事の失敗やトラブルを防ぐ方法をご紹介します。

10年先のことを考えてデザインを考える

家族構成は年月とともに変化していきます。子供は大人になり、大人は老いていくでしょう。
ですから「今、使い勝手の良いデザイン」ではなく「10年後も使い勝手の良いデザイン」を考えることが大切です。
特に子供が小さいご家庭は、駐輪場のスペースを多めにとっておくとよいでしょう。
また、記念樹を植えたいという場合はどのくらい大きくなる木なのかをあらかじめ調べておくことが大切です。
また、果実がなる木は人気がありますが、キチンとお世話をしないと食べられるものはできませんし、落ちた実で家が汚れる場合もあります。
また、カラスやハトなどを呼び寄せてしまう場合もあるので、イメージだけで選ばないように注意をしましょう。

苦情はまず相手の言い分を聞く

工事中はいくら気を付けていても、ご近所から苦情が来る場合もあります。
「こっちだってあいさつをしたりして気を配っているんだ」と思うでしょうが、まずは相手の言い分を聞いてあげましょう。
話すことですっきりすることもあります。逆に言い負かしてしまうと相手の怒りが余計に燃え上がり、深刻なご近所トラブルに発展することもあるでしょう。これだけは避けたいところです。
しかし、相手の言い分が明らかにおかしいという場合は警察に連絡をするなど、きぜんとした態度で対処をしましょう。

業者とのやり取りはメモに取っておく

業者との話し合いをメモに取っておいたり、許可を取って録音しておいたりすると、「言った、言わない」の水掛け論を防げます。
また、業者もうっかりしたことは言えませんので言動に注意するようになるでしょう。
業者は確かに施主よりも外構工事のことをよくわかっていますが、だからといって説明を怠ってよいわけではありません。
業者の態度があまりにも悪い場合は、注意をしたり、担当を通して苦情を言ってもらうことも大切です。

3 外構工事を失敗しないための業者選びとは?

では、外構工事で失敗したりトラブルを起こさないためには工事を依頼する業者をどのように選べばよいのでしょうか。
この項では、その方法をご紹介します。

施行業者は変えても良い

新築で家を建てる場合、住宅メーカーから紹介された業者に依頼をすることが多いです。
しかし、必ずしもその業者に工事を依頼しなくてはならないというわけではありません。不満がある場合は変更しても構わないのです。

話を聞いてくれる業者に依頼をしよう

優良な業者は、施主の話をきちんと聞いたうえでアドバイスをしたり、提案をしたりします。まずは話をきちんと聞いてくれる業者か確認をした上で依頼をすると不満がたまることはありません。

安すぎる業者は気をつけよう

外構工事はお金がかかります。できるだけ節約したい、という気持ちもわかりますが極端に安い工賃で工事を請け負う業者は、わかりにくいところで手を抜いている可能性もあるでしょう。何の理由もなく安い工賃で請け負うという業者は避けたほうが無難です。

4 おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は外構工事のトラブルや失敗を防ぐための方法をご紹介しました。
まとめると

  • 今の使い勝手の良さやデザインを優先しすぎると失敗する。
  • ご近所にあいさつと、工事期間をしっかりと告げることが大切。
  • 業者に不満がある場合は、きちんと話し合うことも大切。
  • 話し合いを重ねても業者への不信感が消えない場合は、業者の変更も検討する。

ということです。
外構工事は家を建てる最終段階です。後ひと息ですから、気を抜かずに頑張りましょう。