衣類の収納のコツが知りたい! たたみ方、吊るし方のポイントは?

衣類が大量にあるほど困るのが「収納」です。収納スペースが限られていたり布団など大きいものを片づけたりするときは、思うように収納ができず困りますよね。ゴチャゴチャになると、大切な衣類にシワがつきカビが生えることもあるので注意しておかなければなりません。では、どうすれば狭い収納スペースでもキレイに整理整頓ができるのでしょうか。本記事では、衣類の種類に適した収納方法と収納場所、収納のアイデアを紹介します。

  1. 衣類の収納の基礎知識
  2. 衣類の収納方法は?
  3. 衣類の収納アイデアを紹介!
  4. 衣類の収納に関してよくある6つの質問

本記事を読むことで、衣類の収納方法とアイデアで上手に整理ができるようになります。収納に困っている方は、ぜひチェックしてください。

1.衣類の収納の基礎知識

まずは、収納する衣類の種類と収納場所・衣類収納でよくある悩みについて解説します。

1-1.収納する衣類の種類は?

シャツ・コート・スカート・ズボン・カーディガンなど、衣類にはさまざまな種類があります。それぞれ厚さや素材が異なり、中にはシワがつきやすいものもあるでしょう。たとえば、サラリーマンやOLの仕事着である「スーツ」「ワイシャツ」などです。これらはたたんで収納するよりもつるして収納するほうがキレイに整理整頓できます。このように、衣類の種類ごとの特徴を把握した上で、収納することが大切です。

1-2.衣類の収納場所は?

衣類の収納場所で真っ先に思い浮かべるのは「クローゼット」です。賃貸物件には、もとから備えつけられているクローゼットがあります。一軒家よりもスペースは狭いですが、ある程度の衣類は収納できるでしょう。どうしても収納できない場合は、衣装ケースや簡易押し入れなどのグッズを使用し、そこに衣類を収納することができます。必ずしも収納スペースはクローゼットだけではありません。

1-3.衣類収納でよくある悩みは?

衣類収納でよくある悩みといえば、「収納スペースが足りないこと」です。衣類が次から次へと増えてしまい、いつの間にかクローゼットに入りきれなくなったというケースがよくあるでしょう。また、成長にあわせて増えていくベビー服や子ども服・冬場に使う厚手のコート・布団・毛布など大きなものなどは収納スペースを取りがちです。クローゼットに入る分だけの衣類を詰め込んだ結果、衣類がカビや虫食いの被害にあったというトラブルも出てきます。

2.衣類の収納方法は?

では、衣類はどのように収納すれば良いのでしょうか。ここでは、クローゼットのベストな収納方法について解説します。

2-1.収納の基本をチェック!

ほとんどの家にあるクローゼットは、開き戸タイプの扉がついており、中にはハンガーをかけるポールがついているはずです。そして、その上に収納棚がついています。これらを上手に活用するのが、クローゼット収納の基本です。基本的に、ポールの上にある棚には収納ボックスを置き、ポールにはワンピース・ジャケット・シャツなどシワになりやすい衣類をハンガーにかけます。その下に大きめの収納ボックスを置き、たたんで収納できる衣類を入れましょう。

2-2.何をどこへ収納するのか?

クローゼットの中で最も出し入れがしやすい場所は「中心」です。中心部のポールにハンガーをかけ、シャツ・コート・ワンピースなどをつるしてください。いっぱいつるすと湿気が溜(た)まってしまうので量はほどほどにしましょう。
「上の部分」は踏み台がないと出し入れが難しい場所です。そのため、取っ手のある収納箱やケースにまとめて収納することをおすすめします。ここに収納するのは、一定期間保存するシーズンものや思い出アルバムなどが最適です。
そして、もう1つの収納スペースとなる「下の部分」には、引き出し式の衣類収納箱(ケース)を設置しましょう。たたむと小さく収納できるので、収納力が抜群です。衣類収納箱には、Tシャツ・ズボン・下着などが収納できます。また、子どものおもちゃなどの収納場所に最適です。

2-3.収納の仕方は?

たたみ方とつるし方によって、どのくらいの衣類が収納できるか変わります。ここでは、たくさん収納できるたたみ方とつるし方を紹介しましょう。

2-3-1.たたみ方

たたみ方は衣類の種類で異なります。代表的な衣類として、Tシャツ・ズボン・下着類のたたみ方を下記に記したのでぜひチェックしてください。

<Tシャツの場合>

  1. Tシャツの後ろを表にして広げ、左右の袖の縫い目に沿って内側へ折る
  2. 身ごろ(上衣の胴部を包む部分)の脇を中央に合わせて折る
  3. もう一方の身ごろの脇も2と同様に中央に合わせて折る
  4. Tシャツの裾を持ち上げて、襟に向けて二つに折る
  5. たたんだTシャツを表に返し、襟が内側に来るよう二つに折る

<ズボンの場合>

  1. ズボンのボタンやチャックをすべて閉じ、表にして広げる
  2. おしり側が表になるようにズボンの中央で半分に折りたたむ
  3. ズボンのおしりのでっぱり部分を内側に折る
  4. ズボンの裾を持ち上げ、ウエストに向けて二つに折る
  5. 3で折りこんだおしりのでっぱりのすぐ上を押さえる
  6. 5の部分を押さえたまま、ズボンの下部分をウエストに向けて折りたたむ
  7. ウエストに向けて二つ折りにして完成

<下着の場合>

  1. ブラジャーを半分に折る前にカップにたたんだショーツを入れる
  2. ストラップをカップからはみ出ないようにたたむ
  3. ブラジャーの中央で半分に折って完成

ショーツも一緒にたたむことで、収納スペースを上手に活用できます。たたみ方は、できるだけコンパクトに折りたたむことがポイントです。ショーツは、三つ折りにしてコンパクトにすると良いでしょう。

2-3-2.つるし方

衣類をつるすときは、丈の長さ順に並べるのがポイントです。丈の長さを合わせることで、下の収納スペースを広く開けられます。また、ポールにつるすのはハンガーだけではありません。つるすタイプの収納ボックスを使えば、たたんで閉まっておきたいものやバッグ・帽子なども収納できます。形を崩したくないバッグの収納にはぴったりでしょう。さらに、衣替えをした衣類をしまう際にも、つり下げ収納が役立つのでおすすめです。梱包した衣類を個別に収納しておけば、通気性の良い状態で管理できるでしょう。

3.衣類の収納アイデアを紹介!

さらに、衣類の収納がうまくなるようなアイデアをいくつか紹介します。

3-1.収納のアイデア

実は、ハンガーを統一するだけで収納力が2倍になります。厚みのあるハンガーやバラバラな種類を使うと、使い勝手が悪く見た目もスッキリしません。できれば、厚みのない薄めのハンガーを使いましょう。1つの種類に統一することで見た目もスッキリします。さらに、扉の裏のすき間や壁面も利用してください。たとえば、クローゼットの扉の裏側に金具を取りつければ、ネクタイ・スカーフなどがかけて収納できます。わずかなデッドスペースを見逃さずに活用するのがポイントです。

3-2.グッズを上手に活用しよう!

収納ボックス・衣装ケース・キャスター付き収納・衣服ラックなど、さまざまな収納グッズを活用するのもポイントの1つです。たとえば、100円均一ショップにあるファイルケースでも収納ボックスとして活用できます。ボトムス・帽子など小物類を種類別で細かく分けておくのです。色別に分けておけば、見た目もキレイになります。
最近では、オシャレでインテリアとしても使える収納ボックスやカゴが登場しているので、自分の好みに合わせてリメイクできるでしょう。収納ボックスの表部分に「TOPS」など名前を記しておけば、必要なときにすぐ取り出すことができるのでおすすめです。

3-3.新しい衣類が増えたら古い衣類を処分しよう!

衣類を収納する際の注意点は、「新しい衣類が増えたら古いものを処分すること」です。衣類はいつの間にか増えるものなので、要らないものを処分しなければ上手に収納してもスペースが足りなくなります。1つ購入したら古いものを1つ捨てる習慣を心がけてください。
また、スペースいっぱいいっぱいに衣類を収納するのもNGです。クローゼットにつるしている衣類の間にすき間がなければ、湿気がこもりやすくなりカビが発生します。ある程度、すき間を持たせることが収納のポイントでもあるので注意が必要です。

3-4.置き場所を決める

クローゼットに収納する際は、置き場所を決めるのがポイントです。たとえば、バッグや帽子などは上部、ハンガーにかけるものは中央、下着など小物類は下部など何がどこにあるのか分かるように置き場所を決めてください。そうすれば、ゴチャゴチャになることなく、常に整理整頓されたキレイな状態が維持できるでしょう。

4.衣類の収納に関してよくある6つの質問

衣類の収納に関してよくある質問を6つピックアップしてみました。

Q.ベッド下のデッドスペースを活用したい
A.衣類が収納できるのは、クローゼットや押し入れだけとは限りません。ベッド下のデッドスペースも収納ケースを追加することで収納スペースに生まれ変わります。足つきのベッドを使っているなら、高さを測りちょうど良いサイズの収納ボックスを用意しましょう。下着・靴下・タオルなど毎日身に着けるものの収納にぴったりです。新生活でベッドを新しく購入する際は、収納付きのタイプを選択するのもアリでしょう。

Q.衣類ケースに収納する際のコツが知りたい
A.基本的に、衣装ケースに収納するときは「縦収納」をおすすめします。衣類は積み重ねて収納しがちですが、横に積み重ねると1番下に入れたものが出しにくくなり、ごちゃごちゃになりがちです。しかし、縦収納ならどこに何が入っているのか一目で分かります。収納しやすく取り出しやすくなるでしょう。また、カラー別に分けておけば、身に着けたいものが見つかりやすくなるのでおすすめです。

Q.家族で同じクローゼットを使っている際のポイントは?
A.家族で同じクローゼットを使っている場合は、それぞれの衣類が混ざり合わないように「仕切り」を作りましょう。たとえば、ハンガーでつるしている衣類の間に、衣装ラックをつるします。そうすれば、個々の衣類が区別でき、整理整頓しやすくなるでしょう。衣装ケースに収納するときも、仕切りが活躍します。

Q.初めから2分割されているクローゼットの場合は?
A.クローゼットの中には、もとから左側にポールがついており、右側に棚ができているタイプがあります。この場合は、仕切りがすでにできているのでカラーボックスやチェストを設置しなくても上手に収納できるでしょう。より収納スペースを活用するために、横の棚の部分にファイルボックスを置くと、小物類が収納できるのでおすすめです。そして、広いほうのスペースには、ハンガーや衣装ケースを置いて収納するとさらに収納力がアップするでしょう。

Q.押し入れの場合はどう収納すべきか?
A.押し入れは奥行きなどの空間があるため、クローゼットよりも収納が難しいと言われています。しかし、仕切りが何もない状態だからこそ自由に収納できる点がメリットです。たとえば、押し入れ収納の伸縮整理棚を使うことで、下に衣装ケース、上に布団などを置くことが収納できます。大きめの押し入れなら、扇風機・暖房機器などシーズンものも収納できるはずです。

Q.どうしても収納スペースが足りない場合の対処法は?
A.どうしても収納スペースが足りない場合は、「トランクルーム」を使うのも選択肢の1つです。トランクルームのほとんどは月額制となっており、月々5,000円くらいで利用できます。自宅以外の収納場所ができるため、今まで入りきれなかった衣類も保管できるでしょう。ただし、衣類を保管する際は、空調管理が万全に整っている室内のトランクルームを選んでください。

まとめ

いかがでしたか? コート・シャツ・ズボン・トップスなどの衣服は量が多ければ多いほど、収納スペースがなくなり困りがちです。特に、一人暮らしの狭い部屋は、収納スペースが限られています。しかし、衣類の種類別のたたみ方や収納方法をきちんと把握しておけば、限られたスペースでも上手に収納することが可能です。何をどこへ収納するか押さえることで、シワをつくることなくキレイなまま収納できるでしょう。ポイントを押さえた後は、ぜひ衣類の収納を見直してみてくださいね。