ここだけは譲れない! 注文住宅3つのこだわり

自分だけの夢のマイホーム。手にするなら、細かい部分まで自分の「こだわり」を追及したくなるものです。しかし、こだわり過ぎて全く工事が進まなかったり、自分の思う家にならないことも……。
そうなる前に、注文住宅の「こだわり」ポイントを紹介していきます。

1.注文住宅の「こだわり」とは

1-1.みんなが抱く「こだわり」とは

「家を建てたい」となったとき、自分の「こだわり」たい部分が出てくると思います。
しかし、家族全員が住みやすい快適な場所を考えると、優先順位が出てきてしまうものです。特に、注音住宅のこだわりポイントとして多いのはこちら。

  • 効率の良い収納スペース
  • 採光・通風のよさ
  • リビングを広く
  • 駐車場スペースの確保
  • 和室が欲しい
  • 家族の構成の変化を見越したプランニング

特に、「収納」に対しては関心が高く、空きスペースを確保する傾向が強いようです。
これは、「家族構成の変化を見越したプランニング」につながるのかもしれません。はじめに空きスペース・空き部屋・収納スペースを確保しておけば、長い目でみた家が作れるでしょう。

1-2.ぜんぶを叶えるのは無理

注文住宅を建てるのであれば、もちろん「こだわり」があるから成立します。

「何でもいい」
「無難なものができあがれば」
「希望と言われても思いつかない」

というのであれば、注文住宅に選ぶ必要性はないのです。
しかし、上記であげた「こだわり」をすべて叶えることも、当然できません。「どれかは譲る」と考えておく方がいいでしょう。

  • 台所にこだわるというのであれば、その分お金をだす。
  • 広い家がいいのであれば、オプションはある程度あきらめる。

と言った感じになります。こだわりがある場合は

  • どこに
  • どんな風に
  • どういうスタイルで

という形で、まずは自分でプランニングしておく必要があります。

2.注文住宅で外せない3つの場所

注文住宅でこだわりたい部分は多々あると思いますが、特にこだわりたいのが

  • 間取り
  • キッチン
  • デザイン

の3つです。

ここでは、この3つのどこに気を付けて欲しいのか紹介していきます。

2-1.間取り

間取りで大事なのは「家族全体の動き」です。
朝起きてから夜寝るまで。家の中で考えられる「動き」を意識することで、間取りの全体図が見えてくるでしょう。また、家具の配置を考えることで、部屋の広さやコンセントの位置などが見えてきます。

  • 水まわりの音は要注意
  • 単純に狭い
  • 採光に失敗
  • 風通しが悪くて寒い
  • 収納場所の位置が悪く、使い勝手が悪い
  • コンセントの位置が不便で、数も足りない
  • 電話線の位置が不適切

間取りを考える時は、以上の項目を考えてみるといいでしょう。
また、非常時への配慮も必要です。地震・火事などの災害が起こることも考え、災害時の避難にも配慮した間取りを考えておきましょう。

2-2.キッチン

キッチンは生活の中でも「食事」を担う大事な場所です。そのため、「使いやすさ」を重要視したキッチン作りが大事になります。

  • 包丁立ての本数
  • 床下収納の場所
  • 水回りの音が部屋に響くかどうか
  • コンロの数
  • 全体の広さ
  • 調理台(まな板を置いた上で、近くに食材を置けるスペースが欲しい……など)
  • 盛り付けするためのスペース
  • 調理器具を収納できる場所
  • 調味料やスパイスも美しく片付けられる場所

家族で料理する頻度にもよりますが、キッチンは一度作ってしまうとリフォームなどにも費用が掛かりやすいです。しっかりとしたプランニングを行いましょう。

2-3.デザイン

内装・外観ともにデザインにもこだわってもらいたいです。はじめは特に気にしていなかったとしても、住んでいる内に

「やっぱイマイチだな」

と思ってしまうと、その気持ちが大きくなっていき苦痛に変わることもあります。
内装であれば壁紙の張替えなどで済みますが、外観のリフォームはかなり大きな出費となってしまうことがあるので注意しましょう。
また、花粉症やアレルギーにも配慮したデザインも、家づくりの中でこだわりたい部分です。

3.注文住宅を実現するために知っておきたいメリット・デメリット

注文住宅を作ろうと思っても、その前に自分が本当に「こだわり」を持って家を作りたいのか知っておく必要があります。ここでは、そんな注文住宅のメリットとデメリットを確認しておきましょう。

3-1.自由に家を設計できる

自由に出来る範囲は会社によって違いますが、間取りが完全に決まっている建売住宅などに比べると「こだわり」を持ってカスタマイズすることができます。

  • 「キッチンは広くないとイヤ」
  • 「外観はぜったいに洋風がいい」
  • 「庭を作りたい」

など、家にぜったい欲しい要素がある人は、注文住宅を選ぶといいでしょう。

3-2.予算を調整しやすい

注文住宅では、家を建てるための資材をある程度自由に選ぶことができます。
自分のこだわりの部分に費用をかけ、こだわらない部分の費用を抑えるという選択がしやすいのが特徴です。
また、設計前に担当者とじっくり相談できます。自分の納得がいくまで打ち合わせを行い、理想の家を目指しましょう。

3-3.自分でも勉強をする必要がある

注文住宅は自分で間取り、デザインなどを決めていく必要があるため、人によっては非常に面倒に映ることも。それは、理想の家にするため勉強しなければいけないことにもなるからです。
たとえば

  • 床の色
  • ドアノブの仕様
  • 窓の採寸

など、こうした細かい部分まで、全て自分で決める必要があります。そのため、ある程度勉強しておかないと、理想とはかけ離れた家になってしまうのです。

3-4.こだわり過ぎると費用が掛かる

予算を組む段階で費用を抑えることもできますが、反対に「こだわり」を強く出し過ぎたために費用が掛かってしまうケースもあります。
事前に自分の家に必要な「こだわり」が何かをはっきりさせておきましょう。

4.依頼する際の注意点

いくら理想があっても、自分の「こだわり」を実現してくれる場所を選ばなければ家は建てれません。ここでは、そうした依頼するときの注意点をご紹介します。

4-1.納得できる依頼先を選ぶ

依頼先といっても工務店・住宅会社・ハウスメーカーなど様々。その中で、自分が納得できる会社に依頼することが必要です。もし、自分とちがう価値観の業者に依頼すれば後悔するだけになります。
では、どういった依頼先なら信頼できるでしょうか。それは「見積り・競争入札を行う」ことにつきます。これをしっかり行ってくれる会社は、信頼できると思って構いません。
反対に信頼の基準にならないのは

  • 会社の規模、従業員の数
  • 受注棟数

などです。自分が納得できる見積書を作ってくれる場所をさがしましょう。

4-2.大事なことを書面にて知らせてくれる

たまにですが、業者によって「言った」「言ってない」の押し問答で大事な部分が看過されてしまうケースがあります。
大事な事項は、きちんと書面をもって確認する建設業者を選びましょう。きちんとした家づくりを行っている建設業者は、大事なことを書面に残します。そのほうが、後日のトラブルを避けることにつながるからです。

4-3.家を建てる場所の環境を考える

  • 自分が家を建てる予定の場所が、坂道が多い上に交通の便が悪い場所だった。
  • 土地を購入した後で、畜産農家の匂いが強かった。
  • 環境はいいが、財政状況の良い地区で今後の税金が心配だ。

など、家を建てることに夢中で周りの環境が目に入らないことがあります。自分の家のことだけでなく、その周りの環境もしっかり把握しておきましょう。

5.さいごに

いかがでしたか?
この記事では注文住宅の「こだわり」を実現するための情報を紹介しました。さいごに、大事なポイントをまとめておきましょう。

  • 注文住宅を作るのであれば、自分の「こだわり」を持つ必要がある。
  • 「こだわり」も大事だが、それを取捨選択する必要がある。
  • 間取り・キッチン・デザインは特にこだわりたい。
  • 注文住宅を建てるときは、予算を考える。
  • 細部にまでこだわるため、自分でも勉強する必要がある。
  • 依頼先は、自分の意見を含めて見積書を作る場所を選ぶ。

自分だけのマイホームを建てるにも、予算や家の間取りなど勉強することもたくさんあるのは事実です。しかし、それを乗り越えた先には、理想の生活が待っています。やることが多すぎると嘆くまえに、まずは自分で注文住宅のことを調べていきましょう。