デッドスペースの3つの活用術! 身近なもので収納は増やせる!

家の中にもっと収納スペースがあったらいいのに、と思ったことのある方は多いでしょう。日本の家は、欧米の家に比べるとコンパクトで収納スペースも少ないです。しかし、あきらめるのはまだ早い! デッドスペースを活用すればよいのです。

そこで、今回はデットスペースの活用術をご紹介しましょう。デッドスペースはたとえワンルームの部屋でも、出てきます。また、デッドスペースを活用する際の注意点もご紹介しましょう。

部屋の収納が少なくて困っているという方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

1.デッドスペースとは?

デッドスペースとは、住宅用語で「うまく活用できない場所」を意味します。注文住宅でも、空間をすべてむだなく使うのはとても難しいのです。どうしても何の使いみちもない「むだな空間」が生まれてしまうでしょう。

マンションなどの建売住宅や、賃貸向けの物件ならなおさらです。しかし、ちょっとした工夫でデッドスペースを収納スペースに変えることもできます。そのためのアイデア集をまとめやサイトや本もたくさんあるでしょう。

2.デッドスペースが生まれやすい場所とは?

この項では、デッドスペースが生まれやすい場所をご紹介します。自宅でも「同じ部分にデッドスペースがある」という方も多いのではないでしょうか?

2-1.クローゼットや押し入れの中

クローゼットや押し入れというのは、大きな箱型の収納スペースです。だからこそ、むだな空間が生まれやすいでしょう。下の方に荷物を押しこんでも、天井までの上半分の空間の使い道がない、ということも珍しくありません。

ウォークインクローゼットのような場所ならなおさらです。無造作にものを詰めこんでいったらあっという間に満杯になってしまったという場合は、把握しきれていないデットスペースがたくさん生まれている可能性があります。

2-2.トイレや洗濯機置き場など小部屋や小さなスペースの上部

トイレは、家の中でも一番小さな部屋です。ペーパーなどを収納できる棚がついていると便利ですが、何もないというところも少なくないでしょう。また、洗濯機置き場が洗面所などにある場合も、洗濯機の上から天井までの空間がデッドスペースになることも少なくありません。

2-3.キッチンの壁面

キッチンは、収納場所が足りなくなりやすい場所です。また、ワンルームでは部屋の一角がキッチンスペースということも珍しくありません。そんなキッチンの壁面はデッドスペースになりがちです。ぜひ有効活用しましょう。

2-4.リビングに置かれた家具の隙間

リビングは家族が集まる場所です。ソファーなどの家具を置いてあるお宅も多いでしょう。しかし、家具と家具の隙間がデッドスペースになりがちです。ここを有効活用すれば、よりたくさんのものを収納できるでしょう。

3.デッドスペースの活用方法

この項では、デッドスペースの活用方法をご紹介します。賃貸住宅でも使える方法ですので、ぜひ参考にしてください。

3-1.つっぱり棒をフル活用する

天井付近のデッドスペースを利用するには、つっぱり棒を使うのが効果的です。つっぱり棒とは、壁と壁の間に渡す棒のことで、100円ショップにもホームセンターでも販売されています。つっぱり棒を何本か壁に渡せばそれだけで簡易的なもの置き場ができるのです。

トイレなどの小部屋や、洗濯機の上のスペースなどはつっぱり棒を複数渡してみましょう。それだけで簡易的な棚になります。トイレットペーパーや洗剤置き場などにするとよいでしょう。フックなどと違って、壁を傷つけることもありません。

また、押し入れに太いつっぱり棒を渡せば、デッドスペースにものをつるせたり置けたりします。収納スペースが押し入れしかないという場合は、丈夫なつっぱり棒が一本あれば、押し入れがクローゼットに早変わりするでしょう。

つっぱり棒は伸び縮みできますから、たとえば片一方を壁に、もう片方をプラスチックの衣装ケースなどにつければ、押し入れの一部分だけにつっぱり棒を渡すことも可能です。上に載せるものの重さを考えてつっぱり棒を選んでください。また、つっぱり棒にフックを下げれば袋に入れた荷物をつるすこともできます。

3-2.金網を使う

100円ショップで販売されている格子状の金網を壁につければ、そこにフックを取りつけて収納スペースにすることもできます。キッチンの壁が大きくあいているという場合は、金網とフックで収納スペースを作りましょう。

3-3.隙間家具を使う

隙間家具というのは、小さい隙間にも収まる細長い家具のことです。家具と家具の隙間があいているという場合は、そこに隙間家具を入れてみましょう。隙間家具すら入る隙間がないという場合は、ホームセンターで板を切ってもらって隙間にはめ込んでもよいですね。

ぴったりと板がはまれば、何も支えがなくても軽いものなら置ける缶一的な棚になります。ちょっとした小物を置きたい、という時に便利でしょう。さらに、家具の下があいているという場合はふたつきのボックスに小物をしまって収納しておくという方法もあります。

4.デッドスペースをすべて埋めるのは逆効果?

デッドスペースをすべて埋めてしまえば、家によっては収納が倍以上に増えることもあるでしょう。しかし、デッドスペースをすべて埋めてしまうと、新しいものを買ったときに置く場所がありません。ですから、収納場所には三割のあきを作っておくのが理想です。

「ものを置く場所がなければ、収納スペースを増やせばよい」という考え方では、収納スペースがいくらあっても足りないでしょう。ですから、何か新しいものを買ったら古くて不要なものを捨てる。これを習慣づけてください。特に、服はほうっておけばどんどん増えるでしょう。

ものが増えすぎると自分が何を持っているのかすら分からなくなります。今は断捨離や物ものほとんど持たないミニマリストなどが話題です。そこまでする必要はありませんが、収納スペースのどこに何が入っているか分からないという場合は、デッドスペースを活用する前に不用なものを整理してください。

服を整理するだけでだいぶすっきりとするものです。さらに、ものをコレクションする趣味がある方は、収納場所を決め、それ以外にコレクションを置かないようにしましょう。そうすれば、コレクションの増えすぎも防げます。

5.おわりに

いかがでしたか? 今回はデッドスペースの活用術などをご紹介しました。つっぱり棒や金網を使う方法は、一番オーソドックスですが失敗がない方法です。さらに、収納グッズを買うよりも安価で不要になっても捨てやすいでしょう。しかし、前述したようにデッドスペースを活用しようと思ったら、まずは不用品を片付けてください。

特に、大きな収納スペースほどものを乱雑に置きがちです。ですから、整理整頓が苦手な方は大きな収納スペースをひとつ作るよりも、小さな収納スペースをいくつか作った方が整理整頓しやすいでしょう。

大きな収納スペースしかないという場合は、プラスチックの衣装ケースなどで空間を区切って使います。そうすれば、デッドスペースも生まれにくいでしょう。デッドスペースにまでものをぎっちり詰めこむようになってきたら、早急に持ちものの見直しをしてください。デッドスペースに置くのはあくまでもどう工夫しても入りきらない小物類だけにしましょう。