鉄骨と木造の違いを知ろう! 理想の住宅にするための選択基準は?

マイホームを建てるにあたって、鉄骨と木造で迷う人は多いでしょう。「鉄骨と木造の違いは何なのか?」「何を基準に選べばよいのかわからない」という人のために、鉄骨と木造それぞれの種類やメリット・デメリット、選ぶ基準などをご紹介します。理想のマイホームを手に入れるために、ぜひ参考にしてください。

  1. 鉄骨構造とは?
  2. 木造構造とは?
  3. 鉄骨か木造かを選ぶ2つのポイント
  4. 鉄骨と木造の違いに関するよくある質問

この記事を読むことで、鉄骨と木造それぞれの特徴や、自分の理想に合った住宅構造の選び方が分かるでしょう。

1.鉄骨構造とは?

まずは、鉄骨構造の種類やメリット・デメリットなどをまとめました。

1-1.骨組みに鉄骨を使用した住宅構造のこと

住宅構造にはいくつか種類がありますが、その中の一つである鉄鋼構造とは、骨組みに鉄骨を使用しているもののことです。「鉄骨造」や「S造」と呼ばれることもあります。

1-2.軽量鉄骨造と重量鉄骨造がある

鉄骨構造には、軽量鉄骨造と重量鉄骨造の2種類があります。主な違いは鉄骨の厚みにあり、厚み6mm以下の鉄板で構成された鉄骨が軽量鉄骨造、6mm以上のものが重量鉄骨造です。一般住宅に多く使われているのは軽量鉄骨造で、木造骨材を鉄骨に代えたものと考えるとよいでしょう。

1-3.強度が高く品質にバラつきがない

鉄骨構造の最大のメリットは、強度が高いことにあります。もちろん、現在は耐震基準が強化されているため、木造住宅であっても鉄骨住宅であっても、地震に対する強さは同じくらいです。しかし、やはり鉄骨構造のほうが揺れに強く、完全に倒壊する可能性は低いといえるでしょう。そのほかにも、品質が一定であること・シロアリなどの害虫が発生しにくいことなども鉄骨構造のメリットです。

1-4.断熱性が低くサビが発生しやすい

その反面、断熱性が低いこと・湿気でサビが発生しやすいことなどがデメリットとして挙げられるでしょう。鉄には熱を伝えやすい性質があるため、夏の暑さや冬の寒さが室内に影響しやすいのです。また、木材と違って湿調効果がない分、湿気によるサビに対しても対策が必要になるでしょう。

2.木造構造とは?

次に、木造構造のメリット・デメリットなどをご紹介しましょう。

2-1.構造体に木材を使った住宅構造のこと

木造構造とは、構造体に木材を使用した住宅構造のことをいいます。現在、一戸建て住宅の9割が木造住宅となっており、日本で最もなじみのある住宅構造といえるでしょう。

2-2.価格が安く、デザインの自由度が高い

木造構造は、価格が安く、デザインの自由度が高い点がメリットでしょう。鉄骨構造に比べて材料費が安く、工期も短く済むため、コストを抑えることができます。また、間取りや仕様の自由がききやすいため、リフォーム時の間取り変更にも比較的簡単に対応可能です。そのほかにも、断熱性が高いこと・湿調効果があることなどのメリットがあります。

2-3.遮音性が低く、シロアリ被害を受けやすい

木造構造のデメリットとしては、遮音性が低いことや、シロアリの被害を受けやすいことなどが挙げられるでしょう。定期的な薬剤散布などのシロアリ対策が必要になります。また、使用する木材の質や加工する職人の腕によって、品質にバラつきが出てしまう点もデメリットです。

3.鉄骨か木造かを選ぶ2つのポイント

鉄骨と木造それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上で、どちらを選ぶか決めるにはどうしたらよいのでしょうか。選び方の基準をご紹介します。

3-1.自分が住みたい家の条件を明確にする

ご紹介したとおり、鉄筋構造と木造構造にはそれぞれ良いところと悪いところがあります。片方の欠点をもう片方が補っている部分もあるため、「どちらが良いか」を判断するのは非常に難しいでしょう。どちらかを選択するには、「自分がどんな家に住みたいか」を明確にする必要があります。家選びに何を重視するかをはっきりさせれば、どちらを選ぶべきか分かってくるでしょう。

3-2.丁寧に相談にのってくれる業者を選ぶ

マイホーム購入には、しっかりとした情報収集が必要です。自分たちだけで判断するのは難しいため、専門業者と相談しながら決めていくのが理想でしょう。そのためにも、丁寧に相談にのってくれる業者を選ぶことが何より大切になります。最初から1社に絞るのではなく、複数の業者を比較して選ぶとよいでしょう。

4.鉄骨と木造の違いに関するよくある質問

「鉄骨と木造の違いを知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.海の近くに住んでいるのですが、塩害に強いのは鉄骨と木造のどちらでしょうか?
A.サビが発生しやすいのは鉄骨ですが、木造でも接続部に金属部品を使っていれば同様のことがいえます。サビに対してどのような対策をしているかが問題でしょう。業者との話し合いでしっかり確認しておくことをおすすめします。

Q.木造の住宅にはどのような木材が使われるのでしょうか?
A.ヒノキやヒバ・スギ・ケヤキなどが多く使われています。

Q.木造住宅のほうが火事に弱いのでしょうか?
A.木のほうが燃えやすいイメージがありますが、全体が燃え尽きるまでは時間がかかるため、すぐ倒壊する恐れはありません。一方の鉄は高温になると曲がってしまうため、倒壊するまでの時間が短いのです。そういった意味では、鉄骨住宅のほうが火事に弱いといえるでしょう。

Q.  軽量鉄骨造と重量鉄骨造では、デザインの自由度が高いのはどちらですか?
A.骨組みの本数が少ない重量鉄骨造のほうが、デザインの自由度は高くなるでしょう。

Q.  住宅会社を選ぶポイントを教えてください。
A.住宅の安全性にこだわっているか・提案力があるか・丁寧に相談にのってくれるか・見積書の内容が明確かなどをチェックしましょう。

まとめ

鉄骨構造と木造構造、それぞれの特徴や選び方などを詳しくご紹介しました。マイホームを購入する際、どちらの構造を選ぶかは重要なポイントになります。まずは、自分がどんな家に住みたいのかを明確にし、その条件に合ったほうを選択しましょう。ぜひこの記事を参考に、理想のマイホームを手に入れてください。