老前整理とは?失敗しない老前整理のポイントとやり方を紹介!

最近よく耳にする”老前整理”という言葉。人生を終える前に身の回りの整理をすることとして認識していませんか?実は、老前整理には違う意味があるのです。老前整理と終活は似ているようで違います。老前整理のメリットを知ってこれからのより良い人生を手に入れましょう。この記事では老前整理の基礎知識から進め方まで詳しく解説します。

この記事を読むことで老前整理のやり方とやるべきことがわかります。何から始めていいかわからないとお悩みの方はぜひ読んでみてください。老前整理をすれば心も体もすっきりします。現在悩んでいることがある方は、ものを整理することで心が軽くなることもあるのですよ。

1.老前整理について知ろう

老前整理とはどのような活動なのでしょうか?老前整理の基礎知識ご紹介します。

1-1.老前整理とは?

老前整理とは元気で体が動くうちに、暮らしを見直し整理する活動のことです。現在、日本の平均寿命は男性80歳、女性は86歳と言われています。世界でも有数の長寿国である日本。高齢化社会が加速する中、問題視されているのが”老後の生活”と”孤独死による遺品整理”です。誰にも気づかれず孤独死する人が増え、残された家族が遺品整理をしなければならないケースが急増しています。老前整理をしていれば、事故を防ぎ遺品整理で遺族が悩むことも少なくなるでしょう。

1-2.老前整理の目的

老前整理は、人生を終えるために活動することだと勘違いされています。しかし、本当の目的は”老後の人生をより良いものにするため”に身辺整理することなのです。身の回りのものを整理して、心も体も家もスッキリすることを目指して行います。最近は、老後の生活のためにリフォームする方も多いですよね。しかし、リフォームより前に本当に必要なのは”老前整理”ということを覚えておきましょう。残された時間を安全に楽しく暮らすためには老前整理が必要です。

1-3.どうして老前整理が必要?

高齢者の事故のほとんどは家の中で起きていることをご存じでしょうか?骨や免疫力が弱ってくる高齢者は、家の中で転ぶだけでも命の危険があります。現代は、高齢化社会な上に核家族化が進み高齢者の一人暮らしも増えました。年を取ると体も思うように動かなくなることがあるでしょう。ものが溢(あふ)れた家では、事故が起きる可能性が高くなるのです。一人暮らしでは事故が起きても助けてくれる人はいません。安全・安心に暮らすために”老前整理”を行います。

1-4.老前整理をするメリット

理想的な老後の生活は、心も体も持ち物もスリムになることです。年を取ると自覚がなくても筋力や体力が低下します。判断力の低下も著しく、ものを捨てられなくなってしまうのです。老前整理をすることで得られるメリットを見てみましょう。

1-4-1.事故やケガを防止できる

家のものが溢(あふ)れていると転倒することも多くなります。地震の多発する日本では家具の転倒や、上からものが落ちてくることへの対策も行わなくてはなりません。高齢者が家の中で転び、寝たきりとなってしまうケースは年々増加しています。老後はものが少なくスッキリとした暮らしが理想的なのです。リフォームでバリアフリーにするのもいいのですが、まずはものを整理して減らすことを考えましょう。

1-4-2.老後の生活が快適になる

ものが溢(あふ)れた部屋ではものを探すことが多くなり、イライラする機会も増えるでしょう。老前整理をしない家では”開かずの押し入れ”が存在しています。整理する体力も気力もなくなり、何がどこに入っているのかさえ把握できなくなるのです。ものが少なく整理整頓できている部屋は探し物をすることも少なくなり、生活レベルが向上します。スッキリした部屋は精神的に安定しリラックス効果も高いです。

1-4-3.残された家族に負担をかけない

万が一自分に何かあったとき、遺品整理をするのは家族です。故人の遺品を1つ1つ整理しなければならずとても大変な作業になります。老前整理をしていれば、残された家族の負担を減らすことができるでしょう。家族が遺品整理をするより、自分で老前整理しておく方が楽です。家族に見られたくないものを処分しておくこともできますよね。老前整理をすることは残された家族へのプレゼント考えてぜひやっておきましょう。

1-5.生前整理や終活とどう違う?

老前整理と終活・生前整理はよく似ているようで違います。終活や生前整理は、人生を終えるときを想定し行う活動です。金融機関の整理やお墓の手配・葬式の生前準備・相続についての書類作成などがメインになります。一方、老前整理は老後を快適に過ごすことを目指し”生きる”ことを意識した活動です。終活や生前整理と意味合いが違うことをご理解いただけたでしょうか。老前整理は、気力・体力・判断力があるうちに不要なものを処分して整理することで、心の負担を軽くすることを目的としています。これからの人生を快適に過ごすために行うものが老前整理なのです。

2.老前整理の方法

この項では老前整理の方法についてご案内します。老前整理を始めるタイミングや注意点をよく理解しておきましょう。

2-1.いつから始める?

老前整理を始めている人の平均年齢は40代後半~50代です。”定年退職を意識した””子供が巣立った”という何らかのターニングポイントを機に考える方が増えています。老前整理を始めるタイミングは”思い立ったとき”でいつでもいいのです。いつかやろうと先延ばしにせず”やろう”と思ったらできるところから始めてみてください。老前整理の作業はものを動かすことも多く、体力が必要です。気力・体力・判断力がしっかりしている若いうちに少しずつ始めましょう。

2-2.老前整理ですること

老前整理でやることをご紹介します。

2-2-1.持ち物の整理

老前整理のメイン活動は、ものの整理です。これまでの人生を歩む過程で溜(た)まったものを整理していきます。昔のものを整理するのは楽しいものです。当時の思い出を振り返り懐かしく感じることもあるでしょう。過去を振り返りながらこれからの人生を考えるきっかけにもなります。

2-2-2.生活動線の見直し

老後の人生を考えたとき気を付けておきたいのは、生活動線です。老後を想像して”使いづらいところはない?””ものが取りやすい位置にある?”など考えて家具を配置しましょう。ものを収納する場所はいま一度見直したほうがいいです。大事なものは押し入れの天袋へ隠している方も多いのですが、老後に踏み台を使いのは事故につながる可能性があります。家事のしやすさ、安全性を考慮した”快適な家”を作り上げましょう。

2-2-3.不用品の処分

持ち物の整理をして生活動線を見直すと、必ず出てくるのが不用品です。生活しているとなかなか気づきませんが、人は家にあるほとんどのものを使っていません。使用しているものは使いやすく、ついつい同じものを使っているはずです。いつも使っているものを残し、使わないものを処分する……このシンプルな生活は、2015年に世界中でブームを巻き起こした”断捨離”や”ミニマリスト”に通じるものがあります。不要なものを処分して心と暮らしを軽くしましょう。

2-3.老前整理の注意点

老前整理をする上で心得ておきたいのは”快適な生活を目指すこと”です。老前整理を始めたものの捨てることにストレスを感じる方や途中で投げ出してしまう方がたくさんいます。せっかく快適な生活を目指しているのに不用品を掘り起こしただけのごみ屋敷状態になってしまう方も多いのです。このような悲劇を生まないために、老前整理は少しずつできるところから始めるようにしましょう。焦ることはありません!「今日はこの押し入れを」「来週は戸棚の中を」と範囲を分けてゆっくり取り組めば大丈夫です。

3.老前整理の進め方

老前整理をスムーズに進めるポイントをお伝えします。途中で挫折しないためにもぜひ参考にしてみてください。

3-1.老前整理を上手に進めるポイント

老前整理を進めるポイントは3つです。

3-1-1.思い出の品は思い出箱に

老前整理では昔のものが出てくるたびに懐かしくなり手を止めてしまいます。気が付いたときには、ものを引っ張り出して、散らかしただけの状態になってしまうのです。作業開始から数時間経(た)っていることも多く、これでは疲れてしまいます。思い出の品は思い出箱を用意して、どんどん入れていきましょう。思い入れのあるものを捨てるかどうかの判断は、のんびり決めればいいのです。

3-1-2.仕分けを上手に進めるポイント

仕分け作業に大切なのは、判断力と場所を区切ることです。時間に余裕を持つためにも、家全体を一気にやろうせず、作業空間を区切って取りかかるといいでしょう。
老前整理はたくさんのものを「要るもの(使う)」「要らないもの(使わない)」に仕分ける作業が主です。一見、簡単で単純な作業に見えますが、これが意外と難しい!いざ処分するとなると惜しくなり、なかなか捨てられません。仕分けをスムーズに進めるためにも”仕分けルール”をあらかじめ決めておくことがポイントです。

  • 〇年以上使っていないものは処分
  • サイズが合わないものは捨てる
  • 思い入れのないものは処分する
  • いくつもあるものは1つだけ残す
  • 思い出の品はとりあえず思い出箱へ入れる

自分のルールが決まれば、ルールに沿って仕分けしていくだけで整理できます。迷った場合のために”迷い箱”も用意しておくと、よりスムーズになるでしょう。

3-1-3.いつか使うかもをやめる

仕分けを邪魔する1番の問題は”もったいない”と”いつか使うかも”です。処分できないものが本当にこれからの人生に必要なものなのかよく考えましょう。自分に必要なものかを判断するために以下のことを考えてみてください。

  • いつ使うもの?
  • どこでどのように使う?
  • 誰が使う?
  • どうして必要なのか?
  • 捨てられない理由は?

5つの質問の中で自分と何ら関係なくただ”もったいない”を理由に取っておきたいものは処分しましょう。本当に必要なものでしたら、今までしまい込んでいるはずがありません。いつか使うかもという考え方を変えて”誰かが使うかも”と考えれば、手放しやすくなりますよ。

3-2.老前整理の流れ

老前整理の流れは非常にシンプルです。

3-2-1.ものをすべて出す

まずは持っているものを把握するため、ものをすべて出しましょう。このとき空間を仕切ってください。引き出しなら上段だけ……押し入れなら下段だけ……と細かく仕切り進めましょう。

3-2-2.仕分けする

ものを「要る(使う)もの」「要らない(使わない)もの」に仕分けしていきます。自分で決めた仕分けルールに沿って進めていきましょう。仕分けするときは”もったいない”と思わない事が大切です。判断時間は3秒と決めリズミカルに行うと迷いもなくなります。迷うものは、とりあえず迷い箱に入れてあとで考えればいいのです。

3-2-3.収納する

収納で気を付けたいことは、出しやすくしまいやすいことです。ものはよく使う場所に収納しましょう。押し入れやクローゼットの収納では、頻繁に使うものは手前、あまり使わないものは奥に収納します。重たいものは下に収納してください。キャスター付き衣装ケースを利用すると取り出しやすいですよ。踏み台は使って取るような高い場所には、ものを収納しないようにしましょう。

3-2-4.不用品を処分する

仕分けと収納が終われば不用品を処分するだけです。不用品は処分しやすいように1つの場所にまとめておきましょう。思い出箱の中は、ゆっくりと整理してください。思い入れのある品物を無理して捨てる必要はありません。迷い箱の中のものは、日を改めて本当に必要なものかを考えてみましょう。

3-3.老前整理でやることチェックリスト

老前整理でやることをリストにしました。メモに取り活用してください。

  1. どこの部屋から始めるか決める
    (よく使う部屋から始めよう)
  2. 空の段ボールを用意して思い出箱をつくる
    (思い出の品を入れる用)
  3. 仕分けルールを決める
  4. 台所用品は家族分に減らす
    (二人暮らしなら二人分に)
  5. 本は処分する(文字がおえなくなるため)
  6. 洋服・靴は今着る分だけ残す
  7. 大切なものをしまう場所を決めてメモしておく
    (老後は物忘れが激しくなるため)
  8. 使っていない銀行口座は閉鎖
  9. パソコンの中も整理する
  10. 家具の転倒防止はできているか?
  11. 廊下や通路にものを置いていないか確認
  12. 生活していて不便なところはないかチェックする

片付けを進めていく中で、チェック項目を何度か見直してみましょう。生活しやすい家になっているか?安全かどうかを重視して整理していきます。パソコンの中の見られたくないファイルなどは削除しておくと安心です。

4.老前整理は断捨離から

老前整理に欠かすことができないのが断捨離です。捨てることが苦手な方も、作業を進めていくうちに捨て上手になります。断捨離について知っておきたい情報をまとめました。

4-1.断捨離が必要な理由

”ものを溜(た)め込むとふける”という言葉を耳にしたことはないでしょうか?捨てられない理由は”もったいない”ということではなく、ものがあることで安心感を得ているのです。ものを溜(た)め込むことで不安や寂しさを埋めています。ごみ屋敷の住人には精神的な病を抱えている方が多いです。断捨離とは、ただものを捨てるだけではありません。ものから解放されると心の負担がなくなり気持ちよく過ごせるようになるのです。ものへの執着を無くし身の回りをスッキリ整理することで、抱えていたストレスもなくなると言われています。ものが少ない家では、掃除や家事の量も減るでしょう。忙しい毎日から解放されて老後の生活も大きく変化するはずです。

4-2.何から処分する?

断捨離の基本は”生活に必要なものだけ残す”です。”高かったから捨てられない””もったいない”という気持ちは捨て、今必要なものだけ残しましょう。何から捨てるか迷ったときは、似ているものから処分していくといいです。ものが捨てられない家には、同じようなものがたくさんあります。たとえば、同じようなデザインの洋服が3枚あるなら1枚だけ残す、靴も今履いているものだけを残すといった方法をとりましょう。

4-3.迷ったときはどうする?

どうしても捨てられないもの、迷うものが出たとき通常の断捨離では捨てる方向で考えます。しかし、老前整理の場合は無理して捨てる必要はありません。迷い箱に入れてゆっくり考えましょう。ものを”捨てる”から”リサイクルする”という意識に変えれば違う決断ができるようになりますよ。

4-4.断捨離の注意点

断捨離で注意しておきたいポイントを押さえておきましょう。

4-4-1.収納家具を増やさないこと

断捨離はものを減らすことが目的です。よくあることですが、片付けをしようと新しい収納家具やボックスを購入する行動は、ものを増やす原因になります。収納は増やさずものを減らすと同時に、収納家具も減らしていきましょう。収納する場所がなければものが増えることもありません。

4-4-2.ものを捨てる罪悪感に対して

ものがなかった時代に生きてきた人たちは、ものを大切にするよう教えられてきました。そのせいか、捨てることに罪悪感を抱く方が多いです。しかし、本来ものは使われてこそ生きます。使わないまましまっておくのは非常にもったいないことなのです。処分するときは”ありがとう”の気持ちを込め快く手放せる方法を考えましょう。捨てるものを探すより、残すものを探したほうが気持ちも楽になりますよ。

4-4-3.自分のもの以外は手を付けない

家には子供の思い出の品や作品がたくさん残っているでしょう。子供にとっては”大切なもの”の可能性があります。自分のもの以外は手を付けず、家族が帰ってきてから捨てるかどうかの判断をしてください。チェックしやすいように1つにまとめておくといいでしょう。

5.老前整理の不用品どう処分する?

老前整理では思っているよりたくさんの不用品が出ます。大量の不用品はどうやって処分すればいいでしょうか?まだ使える不用品をごみに出してしまうのはもったいないですよね。ごみに出す以外の色々な処分方法をご紹介します。

5-1.誰かに譲る・寄付する

自分が要らなくなったものでも誰かが必要としている可能性があります。ごみとして処分するより、誰かに使ってもらうほうがよっぽどいいですよね。不用品を1つにまとめておき、友人や家族に要るものがないか聞いてみましょう。施設や自治体に寄付する方法もあります。新聞やフリーペーパーの譲渡掲示板で呼びかけてみるのもいいですね。幼稚園や地域で開催するバザーに出品しても喜ばれるでしょう。

5-2.リサイクルショップに買い取りしてもらおう

最近、中古市場が盛り上がっています。必要なものが安く手に入るため”欲しいものがあればまず中古を探す”という方も少なくありません。要らなくなった不用品を買い取りしてもらうサービスも大人気です。自分では価値がないと思っているものでも高値で売れることがよくあります。要らなくなった不用品をまとめて買い取ってもらえるため便利です。買い取り価格に納得できなければ売る必要もありません。”買い取ってもらえるなら手放したい”というものがあれば、ぜひ査定依頼してみるといいでしょう。

5-3.ネットオークションに挑戦!

スマートフォンが普及した今、要らないものを個人間で手軽に売買できるアプリも豊富ですよね。不用品はネットオークションやフリマアプリに出品しお金に換えることもできます。ただし、いつ落札されるかがわかりませんから、処分方法では1番時間がかかるでしょう。すぐに処分したい方はリサイクルショップや不用品回収業者の買い取りサービスを利用してください。

5-4.不用品処分で注意したいこと

不用品の処分を考えたとき、自治体の粗大ごみ回収を想像する方も多いでしょう。不用品は自治体のごみに出すことも可能です。お住まいの地域によって受け付けていないものもあり、処分ルールが自治体ごとに異なるため注意してください。自治体の粗大ごみ回収を利用する場合、指定場所までは自分で運ばなければなりません。重たいものを持つときはケガのないよう気を付けましょう。オススメの処分方法は業者を活用することです。ものを仕分ける作業は自分で行う必要があります。しかし、不用品の処分は業者に任せることができる作業です。誰かに頼める作業は、依頼してしまった方がストレスもありませんよ。

6.老前整理は不用品回収業者を活用しよう

老前整理では不用品の処分が一番手間と労力がかかります。ごみの処分ルールが厳しくなっている現代では、粗大ごみを捨てるのも一苦労なのです。不用品は業者を活用して効率よく処分しましょう。

6-1.こんな方は業者に依頼しよう

あなたは、このようなお悩みを抱えていませんか?

  • 不用品が多すぎて困っている
  • 重たくて運べない
  • 自治体の処分ルールがわからない
  • 買い取りしてほしい
  • 急いで処分したい
  • 手間や時間をかけたくない
  • 片付けまでやってほしい

不用品の中には重たいもの、一人では運べない大きなものも多いです。無理な作業をして体を痛めてしまっては元も子もありません。上記のようなことで困っている方は業者に相談することでお悩みを解決できます。

6-2.業者選びのポイント

不用品を回収する業者はたくさんあります。業者の選び方を間違えるとトラブルになる可能性がありますから注意しましょう。業者選びのポイントをご紹介します。

6-2-1.自治体の許可がある業者

家庭から不用品を引き取り・回収するには自治体の許可が必要です。無許可で営業する業者は、不用品を適切に処分しない恐れがあります。料金トラブルになることも多いです。トラブルを避けるためにも自治体の許可があるか必ず確認しましょう。

6-2-2.出張費・見積もり無料

見積もりを依頼しただけで”手数料”と称し、料金を請求する悪質な業者もいます。依頼するときは、出張料・見積もり無料の業者を選んでください。見積書は必ず作成してもらい、口頭で料金をやり取りするのは避けましょう。

6-2-3.料金体系がわかりやすい

不用品回収業者の料金は業者によって異なります。見積書をよく確認して料金体系がわかりやすい業者を選ぶようにしましょう。追加料金がかかる場合もあるため事前によく確認してください。

6-2-4.買い取りも行う業者

老前整理ではまだ使える不用品がたくさん出ます。処分するにはもったいない品物もあるでしょう。不用品回収業者の買い取りサービスを活用し要らないものは買い取りしてもらうといいです。買い取り不可の品物は回収してもらえるので確実に処分できます。買い取りしてもらえば回収料金も安く済むため一石二鳥ですよね。

6-3.無許可の回収業者は要注意!

国民消費生活センターでは、近年多発する”無許可の不用品回収業者”との取り引きには十分注意するよう呼びかけています。トラック1台で”不用品を無料回収します””高値で買い取ります”と謳(うた)いながら、実際は料金を請求することも多いのです。回収した不用品は不法投棄する恐れもあります。トラブルに巻き込まれないためにも、不用品の処分は所在地のはっきりした信頼できる業者に依頼しましょう。

7.老前整理に関するよくある質問

7-1.子供の作品や洋服がどうしても捨てられません。何かいい方法はありませんか?

子供のものは当時の思い出がたくさん詰(つ)まった大切な品ですよね。なかなか捨てられず困っている方にオススメの方法があります。作品を1つ1つ写真に撮りアルバムにすることです。コンパクトになるため場所もとらずいつでも見返すことができますよ。洋服の場合は、生地を一部切り取り、スクラップブッキングにして保管するのもオススメです。台紙アルバムに貼り付けて、当時のことを思い出しながらメッセージを書くのも楽しい作業になります。

7-2.片付けが苦手です。挫折しないためにはどうしたらいいでしょうか?

完璧を目指さないことです。老前整理は期限の迫った引っ越しとは違います。第2の人生をよりよく過ごすことを考え、迷いながら徐々に進めていきましょう。”自分でできない”と思ったら、片付けを請け負う不用品回収業者に依頼するのも1つの手です。

7-3.食器も買い取りしてもらえますか?

はい、できます。頂き物で1度も使っていない食器やブランドの漆器、使用済みでも数が揃(そろ)っているものは買い取り可能です。まとめて依頼することで買い取り価格もアップします。

7-4.片付けてもすぐに散らかります。リバウンドしないコツを教えてください。

キレイにしても、すぐに散らかるという方は2つのことを意識してください。1つは”出したらしまう”です。2つ目は”ものを増やさない”ことを習慣化しましょう。何かを購入するときは本当に必要なものか見極めることが大切です。断捨離したあとも定期的に整理して、不用品は処分しましょう。

7-5.バリアフリーリフォームと老前整理、どちらを先にすればいいですか?

リフォームをするときはどちらにしても片付けが必要です。家を片付けることで不便な部分が快適になることもあります。余計なリフォーム費用をかけることも減りますから、老後資金の節約にもなるでしょう。まずは片付けを優先し不用品を処分してからリフォームです。

まとめ

いかがでしたか?この記事では老前整理の基礎知識とやり方についてご紹介しました。老前整理をするのに遅すぎることはありません。これからの人生を前向きに楽しいものにするためにも、断捨離を行い快適な空間を手に入れてください。不用品の処分に困ったときは迷わず不用品回収業者を活用しましょう。片付けが苦手な方は、業者に片付けてもらうと楽ですよ。一気にやろうとせず、自分のペースでできるところから進めてみましょう。