知っておきたい形見分けのルール&マナー!トラブルを防ぐためのポイント

あなたを決して忘れない。そんな思いを強くする行為に、遺品整理に伴う形見分けがあります。故人を偲(しの)び、思い出を大切にする日本ならではの文化といえるでしょう。ただし、形見分けのルール・マナーを知らないと、あとで気まずい思いをしたり、トラブルになったりすることも。この記事では、失礼に当たらず、故人も喜ぶ形見分けの方法を紹介します。

失礼のない形見分けをすれば、贈る方も贈られる方にとっても、故人のことを、決して忘れることがないものになるでしょう。故人に対するとてもいい供養になります。

1.形見分けの基礎知識

1-1.形見分けの意味

形見分けとは、故人が生前に愛用していた遺品を、遺族が親族や親しい友人に贈ることをいいます。形見分けに類似した用語、財産分与があるのはご存じでしょう。預貯金や不動産などの財産を分ける(相続する)時に使われています。財産というより、遺品を分ける場合は、形見分けと理解してください。
形見分けは、かつては、故人の魂が宿り、身代わりになるような品が対象になっていました。代表的なのが着物です。このため、「スソワケ」とか「片身分け」といういい方もされています。
今日では、故人の思い出を共有するものとの位置付けから、さまざまな品が形見分けされるようになりました。貴金属、時計、趣味の品などです。故人を偲(しの)べるものであれば、形見分けする品には、特に決まったルールはありません。

1-2.形見分けの目的

「故人が大切にしていた品を贈ることで、品物を通じて故人の思い出を共有していただきたい」
形見分けには、そんな遺族の思いが込められています。ですから、何らかの見返りを期待する目的とは、まったく異なる行為です。あくまでも、故人を偲(しの)んでもらうために行う自発的な文化といえるでしょう。

2.形見分けの注意点

2-1.形見分けの時期

形見分けには、決められた時期はありません。ただ、宗教の違いによって、目安とされている時期がある点を押さえておいてください。以下のとおりです。

<仏式の場合>

四十九日忌のあとに形見分けするのが一般的です。三十五日や百箇日を目安にする方もいます。四十九日までは、故人を偲(しの)ぶ「忌中(きちゅう)」の期間です。ですから、忌明(きあ)けとされるこの日を待って、遺品整理と形見分けするといいでしょう。

<神式の場合>

忌明(きあ)けに形見分けするのは、仏式と同様です。ですが、神式では「50日祭」が終わったあとに行うのが一般的になります。あるいは、「30日祭」のあとに形見分けするケースもよくあることです。

<キリスト教>

キリスト教では、形見分けという文化はないといわれます。しかし、仏式や神式の形見分けの影響からでしょう。1か月命日になる追悼ミサ「召天(しょうてん)記念日(納骨)」に形見分けをすることがよくあります。

2-2.片身分けは贈与税の対象になる場合も

預貯金や不動産を相続するのは財産分与で、遺品を分けることを形見分けと説明しました。しかし、遺品でも高価な品があります。貴金属や時計などです。高価な品については、財産(遺産)とみなされ、贈与税がかかってきます。
贈与税がかかるのは、1年間に贈与を受けた財産の金額が、合計で110万円以上になった場合です。贈る側(がわ)に悪気はなくても、贈与税を支払うことになると、贈られた側(がわ)としては、「ありがとう」の気持ちにはなれません。注意が必要です。
特に注意したい点に、どれくらいの価値があるのか判断できない品を贈る場合があります。絵画や骨とう品などです。共通の趣味だったからと安易に贈ると、贈与税の対象となって迷惑をかけることになります。専門家に依頼して鑑定してもらうなど、十分な配慮が必要です。贈られる側(がわ)が希望しない限り、控えた方が賢明だといえます。

2-3.形見分けの前に遺産分割

財産分与と形見分けでは、性格も財産的価値も異なります。しっかりと区別しておくことが重要です。故人が多くの財産や形見となる品を保有している場合は、まず遺産分割を済ませてください。そのあとに残った品を形見分けするといいでしょう。
相続人が複数いる場合は、十分な注意が必要になります。相続の対象になる品は、相続人すべての共有物となるからです。相続人全員の合意を得ずに形見分けをしたために、あとでトラブルに発展することがよくあります。順番は、遺産分割→形見分けと覚えておいてください。

2-4.形見分けでよくあるトラブル

形見分けでよくあるトラブルについてまとめます。反面教師にして、未然に防止してください。

トラブル1:「勝手に持っていくな!」

よくあるトラブルの代表例は、承諾してないのに、親族らが勝手に形見の品を持っていってしまうケースです。肉親間のトラブルは、他人以上にこじれることが多く、ときには絶縁状態になることも。もっとひどくなると、裁判になった例さえあるほどです。親族全員がそろった場所で、合意を経て形見分けすることをおすすめします。

トラブル2:「不公平じゃないか」

「あちらに比べて、こっちに形見分けされた品は、あまりにも価値が低い」
こんな不公平感からくるトラブルもよくあるケースです。不満を口にすることでトラブルになることもあれば、言葉にできず不満が蓄積して、トラブルになることもあります。一方的に押し付けるのではなく、希望を聞きながら、上手に形見分けしてください。

トラブル3:「あんな高価な品を他人に譲るなんて・・・」

故人が収集していた品を友人に贈った。でも、あとでその品が高価で価値がある品とわかったときのトラブルです。絵画や骨とう品、さらに趣味で集めていた品などをめぐって発生します。原因は、思いもよらぬ高い値段がつく品だったことを、遺族が知らなかったからです。
贈ったものを「やっぱり返せ」とは、なかなかいえるものではありません。後悔が残るトラブルです。
不用品と思って処分した品にも、高額な品があることもよくあります。すでにお話ししたように、価値がわからない品は、専門家に鑑定を依頼するなどして、きちんと価値を見極めましょう。

トラブル4:「この品は私がもらうことになっていた」

この遺品は、私に譲ると生前に故人からいわれていた。だから、私がいただく。あまり多い例ではありませんが、こんなトラブルも発生します。親族の間だけだと話し合いで解決することも可能でしょう。でも、遺族が知らない人からこのような申し入れがあると、対応に困ってしまいます。特に高価なものだと、形見分けのレベルでは収まらないような事態に発展することも。このような事態を避けるためには、できるだけ親族の間で、相続するものと形見分けするものを分類しておくことが大切です。

トラブル5:「トラブルになっているとは知らなかった」

この品は、個人と親しかったあの人に贈りたい。そんな厚意の気持ちから形見分けしたつもりでも、贈られた側(がわ)からすると、迷惑に近いような形見分けになるケースもあります。普段は使わないような品だと、扱いに困るでしょう。あるいは、高価な品だと、うれしさ以上に気が重くなることも。遺族にとっては、問題が発生しているかどうか気づかないだけに、とてもやっかいです。そんなときに限って、聞きたくないような噂(うわさ)が聞こえてきたりします。とても嫌な気分になるでしょう。贈られる側(がわ)の気持ちを確かめた上で、形見分けしてください。

3.形見分けの基本

形見分けでは、いろんなトラブルがあります。防止するためには、形見分けに当たっては、基本を押さえておいてください。

3-1.まずは遺品の仕分け

トラブルを回避するためには、形見分けの前に、遺品を仕分けすることが重要です。後述しますが、遺品整理といいます。親族の間で相談し、財産として分与するもの、形見分けするもの、不用品として処分するものの3つくらいに分類してください。
仕分けしたら、形見分けする品を、誰に贈るかを決めます。不公平感を生まないように、親族間であらかじめルールを決めておくことが大切です。弁護士など第三者の専門家に相談すると、法的な面も含めて対応してもらえます。

3-2.遺品の扱い

遺品整理で、財産分与、形見分け、処分する品の3つに分類したとします。現金や、貴金属・宝石など高価な品は、当然、財産分与の対象です。形見分けは、財産分与するもの以外の品から行ってください。贈与税の対象になる可能性がありそうな遺品の扱いは、前項で紹介したとおりです。

3-3.返礼品とお礼状

形見分けの申し出をすると、特別な理由がない限り、先方は受け入れるのがマナーとされています。ただし、たとえ高価な品を形見分けしても、返礼の品を期待するのはダメです。形見分けとは、見返りを期待するものではありません。感謝の気持ちは、返礼品ではなく、お礼状として届くはずです。あるいは、仏壇に手を合わせてくれれば、故人も喜びます。

4.形見分けのルール・マナー

形見分けには、決まったルールはありません。しかし、古くから培ってきたマナーのようなものがあるのも確かです。形見分けのルール・マナーを整理しました。

4-1.高価な品は形見分けしない

すでに紹介したように、高価な品は、贈与税の対象です。高価な品は、贈られる側(がわ)にとっても、負担が大きくなります。特に、親族以外に贈る場合は、相手の気持ちになって選ぶことが大切です。

4-2.衣類を送るのは古い?

かつては、着物など衣類を形見分けすることが多くありました。でも、今日では、衣類に対する好みはさまざまです。厚意で贈っても、先方にとっては迷惑な場合もあります。衣類を贈る場合は、そのまま贈るのではなく、着物やスーツを、ポーチなど小物につくり直して贈るといいでしょう。

4-3.目上の人には贈らない

かつては、形見分けは、目上の人には贈らないという暗黙のルールがありました。でも、最近では、そんなルールも崩壊していて、故人と深い関係のある方には、形見分けをしてもいいという風潮になっています。こうした時代の変化は否定しませんが、優先すべきは、贈られる側(がわ)の気持ちです。
たとえば、部下の遺族からの形見分けに、否定的な考えをもつ上司もいます。形見分けする際には、相手の気持ちを確かめてから贈る方がいいでしょう。希望があった場合に形見分けするというくらい、謙虚な気持ちが大切です。

4-4.強引は禁物

形見分けは、贈られる側(がわ)が形見分けの品を通じて、故人を偲(しの)ぶという文化です。なのに、無理やり押し付けるような形見分けだと、贈られる側(がわ)の負担は大きくなります。
無理な押し付けは禁物です。贈られる側(がわ)の立場に立って、形見分けしてください。

4-5.包装はマナー違反

せっかく形見分けするのだから、きちんと包装して贈りたい。そんな気持ちになるのはわかりますが、残念ながらマナー違反です。包装するのは、クリスマスなどのプレゼント。形見分けとプレゼントは違います。あまりにも失礼と思う場合には、軽く半紙などで包むといいでしょう。

5.生前形見分け

もしも自分が死んだときに、遺産をどうするか。生前にこうした点を決めておく方法に、生前形見分けがあります。メリットと同時に、注意すべき点も知ってください。

5-1.生前形見分けのメリット

財産などを所有する人が、生前に遺産相続や形見分けをどうするか。所有者が明確に意思を表明すれば、トラブルの防止になります。財産を残す人の意志を尊重できるだけでなく、受け継ぐ側(がわ)も財産の分与や形見分けに伴う煩わしさも解消できるはずです。
なお、財産の生前贈与については、2013年度に税制改正がありました。財産を生前贈与すると、相続によって財産を渡したときに比べ、財産にかかる税金(贈与税と相続税)をトータルでは減らすことができるケースが多くなっています。

5-2.生前形見分けの方法

形見分けをしたい方が、親族を集めて財産分与や形見分けについて、きちんと説明する必要があります。その際に、親族間で合意形成をすることが大切ですが、全員合意に至らないケースも少なくないようです。そんなときには、弁護士など専門家に加わってもらうことをおすすめします。
最終的には遺(のこ)したい人の考えに従うという気持ちをもつことが大切です。混乱を招かないためには、文書で示す方法もあります。

5-3.生前形見分けの注意点

生前形見分けをする際の注意点は、生前を含む贈与と明確に分けることです。この点を明確にしないために、多くのトラブルが発生しています。
ポイントは、生前形見分けをしようとする品が、財産(遺産)になるかどうかという点です。形見分けは、本来、財産的な価値は低く儀礼的に行うものになります。ですから、財産とは切り離して論じられるべきです。ただ、その境界線が不明確になっているために、誤解や意見の食い違いが生じてしまいます。
形見分けの品は、法律上は相続人全員の共有財産です。形見分けの品は、誰に贈っても、誰がもらってもいいものではありません。ですから、相続人全員の合意が得られるまでは、形見分けをするのは控えた方がいいでしょう。

6.形見分けと遺品整理

6-1.遺品整理と形見分けの関係

故人が遺(のこ)した品を整理する遺品整理の時期は、「忌明(きあ)け」となる四十九日のあとが一般的です。この日は、法要を営み、故人の成仏と極楽浄土を願います。また、遺族の気持ちの整理をする日ともいえるでしょう。気持ちの整理とともに、遺品も整理してください。
遺品には、不動産、現金・預金、実印、貴重品、家財道具、日用品、思い出の品など、さまざまなものがあります。思いもしない場所から重要な遺品が見つかることもあるので、注意が必要です。たとえば権利書や証券などがあります。中でも、デジタル遺品には注意してください。パソコン内に、遺族がまったく知らなかった財産が含まれていることがあります。
形見分けと遺品整理は、混同しがちです。まず、遺品整理で、相続するもの(残すもの)と処分するものに仕分けしてください。そして、残すものの中から、形見分けするものを選びます。形見分けは、金銭的な価値が低いものという理解をするといいでしょう。

6-2.遺品供養について

供養とは、亡くなった方の霊に供え物をして、冥福を祈ることをいいます。亡くなった方だけでなく、故人が所有していた品を処分するようなときにも、きちんと供養してあげてください。遺品供養といいます。形見分けしなかった品で、やむなく処分する場合には、お焚(た)き上げをしてあげるのが一番です。遺品を天に還(かえ)してあげましょう。
遺品供養は、お寺や神社で受け付けています。最近では、民間でも遺品供養をしてくれる会社が増えてきました。
「遺品供養」で検索してみてください。お近くになくても、郵送などで受け付けているところもあります。供養していただける遺品かどうか、依頼する前に問い合わせるといいでしょう。

6-3.不用品回収・リサイクルについて

遺品整理で処分すると決まったものは、どのように処分しますか?ゴミとして捨てるものも出てくるでしょう。でも、できるだけ有効活用するようにしたいものです。
不用になった遺品でも、不用品回収業者に依頼すると、リサイクルして有効活用してもらえるものがあります。故人の魂が宿っているといわれる遺品を整理するのですから、使えるものは有効利用の道を探ってください。

7.遺品整理業者

遺品整理は、とても手間がかかる作業です。遺品整理の時間がない人や遠方にお住まいの人には、遺品整理業者がとても頼もしい存在といえます。遺品整理をきちんとしておくと、いざ形見分けするときに、どの品を形見分けするか悩むこともないでしょう。
遺品が多いときや親族が一堂に集まる機会がつくれないときには、遺品整理業者はとても便利です。遺品整理に慣れているプロの業者は、遺品整理だけでなく、形見分けをする際にも、アドバイスをしてくれるので助かります。

7-1.遺品整理業者に依頼するメリット

遺品整理業者は、単に遺品整理だけでなく、遺品の供養や部屋のクリーニングなど、さまざまなサービスを提供するようになりました。以下のようなメリットがあります。

  • 遺品整理のプロなので、短時間での遺品整理が可能です。
  • 遺族にとっては、遺品整理に伴う負担を軽減してくれます。
  • プロは、遺族が気づかない点にも気配りをしてくれます。
  • 遺品の処分や買い取りもしてくれます。

7-2.業者選びのポイント

業者選びのポイントは、費用とサービスの2つです。
費用の安さは、依頼する際の決め手の1つ。複数の業者から見積もりをもらってください。ただし、安ければ安いほどいいというわけではありません。配慮に欠けて、遺族にとっては大切な品を処分してしまった業者もあるほどです。悪質な業者もいるといわれます。
だからこそ、2つ目のポイントとしてサービスの質が重要です。どんなサービスをしてくれるのか、どこまでやってくれるのか、事前に把握しておく必要があります。依頼するに当たっては、できるだけ詳しく要望や条件を伝えてください。その上で、費用とサービスのバランスがとれた業者に依頼することをおすすめします。

7-3.遺品整理の作業方法

遺族の住まいと異なる場所での遺品整理は、以下のような作業方法が基本になります。

  1. 遺品の仕分け・整理・こん包
  2. 搬出
  3. 部屋の清掃
  4. 遺品の搬送
  5. 遺品の処分

さらに、遺品の一時保管や不用品の回収・買い取り、さらに遺品供養サービスなどを提供している業者もいます。

7-4.遺品整理の費用(料金設定)

遺品整理の料金は、サービス内容によって変わってきます。以下の料金は、部屋の広さに応じた大まかな料金です。あくまでも、目安として参考にしてください。

  • 1K:4~6万円(作業員2名)
  • 1DK:6~10万円(作業員2名)
  • 1LDK:8~12万円(作業員3名)
  • 2DK:12~16万円(作業員3名)
  • 2LDK:15~20万円(作業員4人)
  • 3DK:18~22万円(作業員5人)
  • 3LDK:20~25万円(作業員6人)

7-5.遺品整理業者選びの注意点

遺品整理業の業界は、専門の業者、便利屋さん、廃棄物処理業者らが混在する世界です。遺品整理業者の増加に伴って、トラブルも増加してきました。信頼できる業者を選ぶ必要があります。
遺品整理の現場には、可能な限り立ち会うようにしてください。遠方で立ち会えない場合は、映像などで作業内容を記録してもらうなど、何らかの証明をしてもらうことが重要です。
業者には、それぞれの特徴があります。ホームページで、事前に業者の実績やアピール点を比較するといいでしょう。口コミも参考になります。
依頼する側(がわ)の意思を尊重したサービスを提供する業者こそ、いい業者です。地域に根ざした業者、遺品整理士や遺品供養士の資格者がいる業者なども判断材料にしてください。

8.形見分けでよくある質問

Q.片身分けの前に、必ず遺品整理をしないといけませんか?
A.事前に遺品整理をした方が、スムーズに形見分けができます。遺品が多く、時間がないという方は、業者に遺品整理をしてもらうといいでしょう。

Q.亡くなった父は遠方に住んでいます。形見分けするため、整理した遺品を送ってもらうことは可能ですか?
A.業者に依頼すれば、比較的近い場合は届けてくれます。遠方の場合でも、宅配業者に依頼した配送サービスをしている業者もいるので、事前に確かめておくといいでしょう。

Q.知らない方から、「故人との約束だから」と要請があった場合には、どうすればいいの?
A.遺言状で明記されているような場合は別ですが、遺品は相続人全体で共有する相続財産です。遺産相続人でない方だったら、「私たち(相続人)で決めさせていただきます。申し訳ありませんが、形見分けはできません」と、はっきり伝えるべきです。

Q.故人の友人に形見分けをしたくても、何を贈ればいいかわからないこともあると思います。失礼のない贈り方をするには?
A.確かに迷ってしまうことがあるでしょう。そんなときには、「こんな遺品があるのですが、もらっていただけませんか?」と正直に尋ねてはいかがでしょうか。友人ならば、決して失礼には当たらないと思います。年齢や性別などをもとに、贈る品を選んでください。

Q.形見分けしても残った品は、処分してもいいのでしょうか。
A.遺品整理の段階では、残すべきものと判断していたはずです。ということは、残すべき理由があったはずですが・・・。処分といってもいろんな方法があります。蔵書や趣味の品だったら、受け入れてくれる施設などに寄贈してはいかがでしょうか。衣類だったら、ボランティア団体に寄付することもできます。処分といっても、捨てるのではなく、利用法を考えた方が故人のためにもなるでしょう。

まとめ

気まずい思いをしたり、トラブルになったりしないために、失礼に当たらない形見分けの方法を紹介しました。
親族にも友人らにも喜ばれる形見分けをして、いつまでも故人のことを忘れないでください。