家庭菜園で野菜を作るメリットは? 手軽に野菜が育てられる水耕栽培!

新鮮な野菜を自分で育てられる家庭菜園に興味がある人も多いでしょう。
しかし、都市部では畑を借りるのも大変です。
でも、水耕栽培を行えばマンションのベランダでも手軽に家庭菜園が楽しめるんですよ。
そこで今回は家庭菜園の魅力や、家庭菜園のやり方、さらに水耕栽培で家庭菜園を楽しむ方法をご紹介します。
家庭菜園をやってみたいという方や、水耕栽培に興味があるという方はぜひ読んでみてくださいね。

1.家庭菜園の魅力は?

この項では、家庭菜園の魅力についてご紹介します。新鮮でおいしい野菜が食べられるだけではないんですよ。

1-1.安全でおいしい野菜が手に入る

スーパーで売っている野菜の中には外国から輸入されたものも多く、安全性が心配なものもあります。
しかし、国産無農薬の野菜は値段が高く、毎日買い続かられないという人も多いでしょう。
家庭菜園を行うと新鮮でおいしい野菜が自分の手で作れます。
また、栽培量が少なければ無農薬栽培を行うのも難しくはありません。

1-2.食育に役立つ

現在食育が改めて見直されています。
子供と一緒に野菜を育てると、私たちが普段食べている野菜がどのようにできるのかを一緒に学習できます。
また、水やりや棚作りなどを行うことにより、農家の大変さもわかるでしょう。
食べ物への感謝の気持ちが一層深まります。
さらに、自分で育てた野菜ならおいしく食べられる、という子供は多いもの。
野菜嫌いの克服にも効果的です。

1-3.家族の会話が増える

一緒にひとつの作業をしたり、とりたての野菜を食べたりすることで家族の会話が増えるでしょう。また、お金をかけずに楽しめるレジャーとしても家庭菜園は最適です。

2.家庭菜園を始めるにはどうしたらいいの?

では、家庭菜園を始めるにはどのような方法があるのでしょうか?
この項では、家庭菜園を始める方法をご紹介します。

2-1.自宅の庭を家庭菜園にする

自宅に庭があるというお宅は、その一部を家庭菜園にすることができます。
土地代もかかりませんし、毎日のお世話も簡単でしょう。
しかし、庭を畑にするためにはまず土づくりから始めなくてはなりません。
野菜が育てられるようになる土になるまで早くても1ヶ月ほどはかかるでしょう。
また、住宅密集地の小さな庭で家庭菜園をする場合は、日当たりや肥料の匂いにも注意が必要です。

2-2.貸農園をレンタルする

自治体や個人が行っている貸農園をレンタルすれば、土づくりを行う必要はありません。
すぐにお好みの野菜が育てられるでしょう。
また、農園によっては農家が野菜の育て方を教えてくれるところもあります。
家庭菜園の経験を積んで、もっといろいろな野菜を作ってみたいという方にもお勧めでしょう。
しかし都市部では貸農園が郊外にあることも多く、借りたのは良いけれど、家から遠くて十分に野菜の世話ができない場合もあります。
また、年間数千円~数万円のレンタル料も必要です。

2-3.プランターで野菜を栽培する

二十日大根やキュウリ・ミニトマトなどはプランターで栽培できます。
これならばマンションのベランダでも家庭菜園を楽しめるでしょう。
ゴーヤもプランターで栽培できるので、緑のカーテンを作れます。
しかし、都市部では家庭菜園に使った土の始末が難しいところもあるでしょう。
土をゴミとして回収できない自治体もありますので注意が必要です。
また、強風で土が飛ぶと近所迷惑になりますので対策も行ってください。

2-4.水耕栽培で野菜を栽培する

水耕栽培とは、土の代わりに肥料を溶かした水溶液に野菜を植えて栽培する方法です。
「水耕栽培を行うには大掛かりな施設が必要なのでは?」と思う方もいるでしょうが、現在は家庭で水耕栽培を行えます。
栽培できる野菜は限られてしまいますが、土の始末を心配することもなく家庭菜園が楽しめます。
もちろん、マンションのベランダや屋内でもできますよ。

3.家庭で水耕栽培を行う方法は?

では、ご家庭で水耕栽培を行う為にはどうしたらよいのでしょうか?
この項では、水耕栽培に必要な道具や野菜の栽培方法をご紹介します。

3-1.水耕栽培に必要な道具は?

水耕栽培に最低限必要な道具は、肥料を溶かした水溶液とそれを入れる容器・植物を支える苗床です。
案外少ないと思われるのではないでしょうか。
ヒヤシンスなどの球根を栽培するのと理屈は同じです。
ホームセンターや園芸店・インターネットで、水耕栽培に必要な道具がセットになったキットが売っていますので、初心者はまずそれを利用してみましょう。

3-2.水耕栽培で栽培できる野菜は?

水耕栽培で育てられる野菜は、葉物野菜やハーブです。
ナスやキュウリなど実がなる野菜や根菜は栽培できないので注意しましょう。
レタスやチコリ・シソなどは料理の幅も広く、新鮮なものほど美味しいのでおすすめです。

3-3.どんな所でも栽培できるの?

水耕栽培は室内でも行えます。
しかし、その場合は日光の代わりのLED照明が必要です。
LED照明がない、という場合は日当たりの良い場所やベランダや庭などの屋外で栽培しましょう。
水耕栽培は土を使わないので、土壌栽培よりも病気になったり虫がついたりしにくいです。
しかし、外で栽培した場合はよそから病原菌や虫が飛んでくることもあります。
立派な野菜を作るためには、こまめに様子を見てあげることが大切です。

4.水耕栽培を行う際の注意点は?

水耕栽培を行う際には、以下のような点に注意が必要です。

4-1.根はすべて水溶液につけない

植物は根も呼吸をしています。土壌栽培の場合は土の隙間から酸素を取り込みます。
しかし、水耕栽培の場合は根の一部を苗床などを使って外に出してあげないと根腐れを起こしてしまうでしょう。
苗床を用意できない場合は、エアポンプを使って水溶液の中に空気を送り込み続ける必要があります。

4-2.カビに気を付ける

水耕栽培は苗床や容器にカビが繁殖しないように注意することが大切です。
カビが繁殖した場合は、植物に影響が出る前に苗床や水溶液を変えましょう。

4-3.害虫は見つけ次第退治する

葉物野菜の柔らかい葉は、昆虫が付きやすいです。
特に春先はチョウが卵を産みつける場合があります。
青虫の食欲は旺盛ですから、放っておくと若葉が全部食べられてしまうでしょう。
また、アブラムシなどの害虫がよそから侵入する場合もあります。
ベランダなどの屋外で水耕栽培をしている場合は、害虫は見つけ次第すぐに退治しましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は、家庭菜園の魅力や水耕栽培で家庭菜園を行う方法をご紹介しました。
まとめると

  • 家庭菜園を行えばおいしい野菜を自分で作れる
  • 家庭菜園はマンションのベランダでも行える
  • 水耕栽培を行えば、土の始末で悩むこともなく家庭菜園を楽しめる

ということです。
家庭菜園を行うというと、つい色々な野菜を一度に育てたくなるでしょう。
しかし、野菜作りは小まめな世話が欠かせません。
遠くに良い農園を借りても、一週間に一度のお世話では、おいしく食べられる野菜を作るのは難しいでしょう。
まずは水耕栽培で葉物野菜を育ててみて、自信が付いたら根菜や実のなる野菜を育てるために農園を借りるという方法もあります。
また、お子様の自由研究の題材としても水耕栽培はぴったりです。
夏場ならば、半月もあればレタスやシソなどが育ちますよ。