省エネ住宅ポイント制度っていったい何? そもそも省エネ住宅とは?

省エネ住宅ポイントとはエコ住宅を新築したり、エコリフォームを行った際に住宅所有者に発行されるポイントのことです。
この制度は従来の住宅エコポイントとどこが違うのでしょう?
またどのような住宅を作ったり、リフォームを行ったりすればポイントが交付されるのでしょうか?
そこで今回は省エネ住宅エコポイント制度についてご紹介します。
そもそも、省エネ住宅とはどのような住宅なのでしょうか?
これから家を建てるという方や、リフォームを考えている方はこの記事を読めば、省エネ住宅ポイントについてよくわかりますよ。

1.省エネ住宅や、省エネ住宅エコポイント制度とは?

この項では、省エネ住宅の基準や省エネ住宅エコポイントについてご紹介します。
いったい何を基準に「省エネ」と判断されるのでしょうか?

1-1.省エネ住宅とは?

省エネ住宅とは、

  • 省エネ法のトップランナー基準相当の住宅
  • 一次エネルギー消費量等級5の住宅
  • 一次エネルギー消費量等級4の木造住宅
  • 断熱等性能等級4の木造住宅
  • 省エネルギー対策等級4の木造住宅

のどれかに該当する住宅のことです。しかし、これでは意味が分からないという方が大半でしょう。
ですから省エネ住宅に興味があるという方は、住宅メーカーの住宅展示場に見学に行ったり、工務店に相談に行ったりしてみてください。
「住宅を作りたいが、省エネ住宅も視野に入れている」といえば、わかりやすく説明してくれるはずです。
省エネ住宅は一般的な住宅に比べれば建築費が高くなりやすいでしょう。
しかしその分高気密高断熱で、光熱費がかかりにくいというメリットがあります。
エコポイントが付くからといって何が何でも省エネ住宅を建てなければならない、という訳ではありません。
しかし北国など暖房費が光熱費の中で大きな割合を占める家は、省エネ住宅を建てるメリットが大きいでしょう。

1-2.エコリフォームとは?

エコリフォームとは、

  • 窓、屋根、外壁、天井などの断熱改修
  • 節水型トイレや太陽光熱利用システムなどの設備エコ改修

のことです。
また、それに加えてバリアフリー改修や耐震工事を同時に行ってもエコリフォームと認められるでしょう。
つまり快適な生活をより少ないエネルギーで行えるように住宅をリフォームすることが、エコリフォームなのです。

1-3.省エネ住宅エコポイント制度とは?

省エネ住宅エコポイント制度とは、平成26年12月27日以降に省エネ住宅の建築やエコリフォームの工事請負契約を結んだ工事が対象となります。
また、工事を着手する時期は平成26年12月27日~平成28年3月31日の間、工事の完了は平成27年2月3日以降と決められているので注意しましょう。
省エネ住宅を建てたり、エコリフォームをすると1戸当たり30万ポイント(耐震工事を同時に行った場合は、45万ポイント)を上限にエコポイントが支給され、省エネや環境配慮に優れた商品や地域振興に資するもの、商品券やプリペイドカードと交換できます。
住宅エコポイント制度とよく似ていますが、ポイントが交付されるのが住宅の建築やリフォームだけだったのに対し、省エネ住宅エコポイント制度ではすでに完成している省エネ住宅を購入してもポイントが交付されるのです。

2.エコポイントを申請するにはどうしたらいいの?

では、エコポイント交付の対象となる省エネ住宅を建てたりエコリフォームをした場合は、どのように申請すればポイントが交付されるのでしょうか?
この項ではそれをご紹介します。

2-1.ポイント交付の手続きはいつからできるの?

エコポイントの交付の手続きは、住宅の建築やリフォームが終了して業者から依頼主に引き渡された時点から、申請できます。
工事受けを異契約を結んだだけだったり、工事中は申請できませんので注意しましょう。
また一旦工事契約を結んだものの何らかの事情があって工事をキャンセルした場合も、エコポイントは申請できません。

2-2.申請書類はどこで手に入れられるの?

エコポイントの申請書類は、省エネ住宅ポイント事務局のホームページからダウンロードできます。
また、郵送も受け付けてくれますのでうまくダウンロードできない場合は申し込んでみましょう。
パソコンからでも作成できるので、難しくはありません。
記入した書類は事務所窓口に直接提出したり、郵送で送ったりしてください。
申請をしたら審査をうけ、問題がない場合はポイントが交付されます。

2-3.ポイント交換の仕方とは?

ポイント交換の仕方は、申し込みはがきで行うか省エネ住宅ポイント事務局のホームページからマイページを作成し、インターネット上で交換もできます。
交換できる商品も省エネ住宅ポイント事務局のホームページに記載してありますので確認しましょう。
交換期限は平成28年1月15日までですので、その期限までに使い切ってください。

3.省エネエコポイントを利用したい場合の注意点とは?

では最後に、省エネエコポイントを利用する際の注意点をご紹介します。
省エネエコポイントはうまく使えばお得感もありますが、それだけで飛びついてはいけません。

3-1.本当に必要なのか考える

省エネ住宅やエコリフォームは、光熱費の節約ばかりでなく環境にとってもよいように感じられます。
しかし、すべての土地が省エネ住宅に適しているわけではありません。
日本は夏になれば湿度が上がる地域も多いでしょう。
窓や天井を断熱すると、熱は逃げていきませんがかわりに湿気がこもるようになります。
ですから高断熱工事をする際は、防湿工事も同時に行うことが大切です。
また、温暖な気候の土地であれば無理に家全体に断熱工事をする必要もないでしょう。
エコリフォームは断熱工事ばかりではないので、家を建てる土地の気候風土に合ったものを建てましょう。

3-2.信頼できる業者に工事を依頼する

エコリフォームは、省エネ住宅ポイント事務局が定めた資材を使わなければなりません。
しかし、工事方法まで定められているわけではないのです。省エネ住宅も同様でしょう。
省エネ住宅もエコリフォームも施工業者の技術で出来上がりが大きく左右されます。
今までエコリフォームなどをやってこなかった業者が、工事件数の増加を見込んで参入したとしても最初からうまくできるとは限りません。
エコリフォームや省エネ住宅の建築の依頼は、実績のあり信用できる業者に依頼しましょう。

4.おわりに

いかがでしたでしょうか。
今回は省エネ住宅ポイント制度についてご紹介しました。
まとめると

  • 省エネ住宅を建築したり、エコリフォームをするとポイントが付く
  • ポイントはいろいろな商品と平成28年1月15日まで交換することができる
  • 耐震工事、バリアリフォーム工事とエコリフォームを同時におこなってもエコポイントが付く
  • エコポイントは工事が終了し、物件が業者から依頼主に引き渡されてから交換ができる

ということです。
エコポイントは省エネ住宅の建築やエコリフォームの推進を目的とした制度ですが、何が何でも行わなければならないという訳でもありません。
予算の都合もあるでしょう。行うのならば、自宅にとって最も良いリフォームや建築方法を選んでください。
エコリフォームや省エネ住宅ならどんなものでも従来の建築方法やリフォームより優れているという訳でもありません。工務店としっかり相談することが大切です。