遺品整理の悪徳業者を見抜くコツは? 被害にあったときの対処法も!

「遺品整理を依頼したいが悪徳業者も存在するというのは本当か?」と不安に思う人は多いでしょう。少子高齢化の時代背景もあり、遺品整理を業者に依頼する人が増えてきているのが現状です。需要の増加に伴い遺品整理業者の数も増えてきていますが、その中には悪質な営業をしている業者も存在します。悔いなく遺品整理を終えるためには、どんな業者に依頼すればよいのでしょうか。

この記事では、悪質な遺品整理業者に多い手口や悪徳業者を見抜くコツなどを詳しくご紹介します。

  1. 遺品整理の悪徳業者はどのくらい存在するのか?
  2. 悪徳業者の手口をチェック
  3. 遺品整理の悪徳業者を見抜くコツ3つ
  4. 被害にあってしまったときの対処法を紹介
  5. 遺品整理の悪徳業者に関するよくある質問

この記事を読むことで、悪質な遺品整理業者の実態や、業者を選ぶ際に注意すべきことなどがわかるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.遺品整理の悪徳業者はどのくらい存在するのか?

まずは、悪質な遺品整理業者の存在についてまとめました。

1-1.需要の高まりは孤独死の増加も原因

近年、遺品整理業者の需要が高まってきている原因には、孤独死の増加も関係しています。超高齢化社会を迎えた今の日本には、一人暮らしをする高齢者が急増しているのです。家族や社会と疎遠になり、誰にも看取(みと)られることなく最期を迎えた高齢者はたくさんいます。孤独死の現場となった部屋を遺品整理することは大変難しく、専門業者に依頼するケースが非常に多いのです。

1-2.全体の5~6%は悪徳業者

遺品整理業者の数が増えると同時に、悪徳業者の存在も明らかになってきています。少なくとも業界全体の5~6%は悪徳業者であるといわれており、国民生活センターに寄せられる被害報告の数は年間100件を超えているのが現状です。

2.悪徳業者の手口をチェック

悪質な遺品整理業者の手口にはどのようなものがあるのかをご紹介しましょう。

2-1.見積もりと違う高額な料金を請求してくる

特に多いのが、事前の見積もりとは大きく異なる高額な料金を請求されるケースです。遺品整理を業者に依頼する際、まず見積もりを取ります。通常、見積もりの金額と実際の金額が大幅に異なることはほとんどありません。しかし、悪徳業者は何かと理由をつけて高額な追加料金を上乗せしようとします。「最終的には見積もりより数万円以上高額になった」というケースも少なくないのです。

2-2.突然訪問してきて強引に押し買いを迫る

悪徳業者の手口として多いのが、アポなしで突然訪問してきて強引に押し買いを迫る例です。押し買いとは、金銭的価値の高い遺品を業者が強引に買取しようとすることをいいます。特に狙われやすいのが骨とう品や貴金属などで、断っても何時間も玄関に居座られることも多いのです。

2-3.勝手に遺品を処分する

「依頼していない遺品を勝手に処分された」「処分しないよう伝えていた遺品を売却されてしまった」などの例もあります。大切に保管するつもりだった遺品を勝手に処分されることは、依頼者にとって大きなショックになるでしょう。

3.遺品整理の悪徳業者を見抜くコツ3つ

悪徳業者を見抜くコツには、以下のようなものがあります。

3-1.必要な許可を得ているか確認する

遺品整理業者が遺品を回収するには一般廃棄物収集運搬業、買取するには古物商というように、市町村の許可を得なければなりません。許可を得ずに営業することは違法行為であり、悪徳業者であると考えてよいでしょう。多くの場合、業者のホームページに許可番号が記載されているのでチェックしてみてください。ホームページを見ても番号を確認できない場合は要注意です。

3-2.複数業者の無料見積もりを比較する

ほかの遺品整理業者と比較することも重要なポイントです。複数の業者に無料見積もりを依頼し、内容を比較してみるとよいでしょう。そうすることで大まかな費用相場を把握できるため、選んだ業者の料金が高いのか安いのか、相場の範囲内なのかを知ることができます。

3-3.見積書の内容は明確かチェックする

悪徳業者かどうかを見抜くためには、見積書もしっかりチェックすることが大切です。見積書の内容が大ざっぱだったり不明確だったりする場合は注意が必要でしょう。どんな作業にいくらかかるのか、追加料金が発生する可能性はあるのかなど、必ず事前に確認してください。

4.被害にあってしまったときの対処法を紹介

悪質な遺品整理業者による被害にあってしまったときの対処法についてご紹介しましょう。

4-1.クーリングオフの手続きをする

訪問販売による遺品の押し買いには、クーリングオフ制度が適用されます。突然訪問してきた業者に遺品を買取に出すよう迫られ、仕方なく渡してしまって後悔するような例もあるでしょう。そんなとき、契約を交わしてから8日以内であれば契約を解除できるケースもあるのです。

4-2.国民生活センターの窓口に相談する

トラブルに巻き込まれたがどうすればよいのかわからないというときは、国民生活センターの窓口に相談してみましょう。適切なアドバイスをもらえるだけでなく、必要であれば専門家を紹介してもらえます。「消費者ホットライン」を利用すれば電話でも相談可能です。

5.遺品整理の悪徳業者に関するよくある質問

「遺品整理の悪徳業者について知りたい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。

Q.遺品整理業者に依頼するメリットを教えてください。
A.時間と労力をかけずに遺品整理を済ませられる・遠方に住んでいても依頼できる・遺品を適切に処分できるなどのメリットがあります。

Q.遺品整理士が在籍している業者に依頼したほうがよいのでしょうか?
A.必ず遺品整理士が在籍していなければならないというわけではありません。しかし、遺品整理に関する正しい知識と経験を持っていると判断できるため、遺品整理士がいる業者を利用したほうが安心です。

Q.遺品整理を業者に依頼した場合の料金は、どのように決まるのでしょうか?
A.部屋の間取りや遺品の量で決まる場合がほとんどです。また、特殊清掃が必要かどうかでも変わってくるでしょう。

Q.信頼できる遺品整理業者を紹介してもらう方法はありませんか?
A.自治体に問い合わせれば認可業者を紹介してもらえる場合もあります。

Q.訪問見積もりをしない業者には依頼しないほうがよいでしょうか?
A.電話やメールだけで見積もりを出そうとする業者には要注意です。

まとめ

遺品整理の悪徳業者について、よくある手口や対処法などを詳しくご紹介しました。悪質な遺品整理業者を利用してしまうと遺品整理に悔いが残ってしまいます。後悔なく、かつスムーズに遺品整理を終えることができるよう、ぜひこの記事を参考に業者選びをしてください。