ガスコンロの取り替え方法は? ポイントと処分方法をチェック!

ガスコンロは、毎日の調理に必要不可欠な器具です。長く使い続けると、不具合や不調が出てくるでしょう。故障したり不具合が現れ始めたりしたときは、新しいガスコンロへ取り替えなければなりません。また、取り替えの際には、新しいガスコンロを選び古いものを処分する必要があります。しかし、どうすれば取り替えることができるのか分かりませんよね。そこで、本記事では、ガスコンロの取り替えや処分方法について解説します。ガスコンロの取り替えをスムーズにすすめるために、必要な内容を把握しておきましょう。

  1. ガスコンロの取り替えの基礎知識
  2. ガスコンロの取り替え方法は?
  3. ガスコンロの選び方をチェック!
  4. ガスコンロの処分方法は?
  5. ガスコンロの取り替えに関してよくある質問

この記事を読むことで、ガスコンロの取り替え方法とポイントが分かります。悩んでいる方や処分の仕方について知りたい方は、ぜひチェックしてください。

1.ガスコンロの取り替えの基礎知識

ガスコンロの種類・平均寿命など、取り替え時に押さえておきたい基礎知識をチェックしておきましょう。

1-1.ガスコンロの種類は?

ガスコンロを大きく分けると「ビルトイン型」と「据え置き型」の2種類があります。
ビルトイン型ははめ込み式のガスコンロで、システムキッチンに組み込まれるケースがほとんどです。つまり、内臓式のコンロなので必ず工事が必要となります。交換の際は、販売店や業者などによる取り替えとなるでしょう。
もう1つの種類の据え置き型は、キッチンのガス台スペースに置くだけのタイプです。はめ込み式のビルトイン型とは違い、工事が不要で自分での取り替えができます。

1-2.平均寿命は?

ガスコンロの平均寿命は約10年といわれています。10年以上使い続けたガスコンロは内部が経年劣化しており、部品を交換しても再び不具合が起きる可能性が高めです。そのため、交換か修理か悩んだときは、使用期間を目安に判断すると良いでしょう。ただし、間違った使い方をしたり定期メンテナンスやお手入れをしなかったりすると、早く寿命が訪れることもあります。

1-3.取り替えるべき状態は?

以下の項目に3つ以上当てはまる場合は、新しいガスコンロに取り替える必要があります。ぜひチェックしてみてください。

  • 購入してから10年以上経過している
  • 2008年よりも前の製品を使用している
  • 火がつきにくくなった
  • 火力の調節がうまくできない
  • 火力が安定しない
  • バーナーの炎がまばらになっている
  • バーナーがさびたり、汚れがひどい
  • 火が途中で消えることがある
  • ときどきガスのにおいがする

上記の中でも、火がつきにくい・火力が安定しない・ガスのにおいがするなどの症状が起きている場合は、できるだけ早めの交換をおすすめします。

1-4.取り替えたほうがいいものは?

使用年数と併せてチェックしてほしいのが「製造年月」です。2008年10月より、家庭用ガスコンロのバーナー全口に安心センサーの搭載が義務づけられました。つまり、2008年以前に製造されたガスコンロには安全センサーがついていないので、この際に取り替えたほうが良いでしょう。安全センサーは鍋底で温度を感知するSiセンサーで異常高温を防止します。安心して使用するためにも、安全センサーのついたガスコンロに取り替えてください。

2.ガスコンロの取り替え方法は?

自分で取り替える方法と業者へ依頼する方法があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットをチェックしておきましょう。

2-1.自分で取り替える方法

前述したとおり、自分で取り替えることができるのは据え置き型のガスコンロです。据え置き型の場合は、ガス栓をきちんと閉めてからガスを供給するホースとつながっているガスコンロの部分を外します。後は、新しいガスコンロに接続してガス栓を開けるだけという簡単な方法です。ただし、ビルトインコンロは有資格者による取り替え作業が必要なので自分でしないようにしてください。

2-2.業者へ依頼する方法

ビルトインコンロを使用している方、または自分での取り替えが不安な方は業者へ依頼しましょう。業者は有資格者が在籍しているので、迅速かつ的確な方法で取り替えが可能です。ビルトインコンロの取り替えなら、約2時間で作業が完了します。ガスコンロの交換費用は約10万円~20万円かかりますが、取り換え後も安全に使い続けるために必要な出費です。

3.ガスコンロの選び方をチェック!

ガスコンロの交換で失敗しないためにも、選び方のポイントを押さえておきましょう。

3-1.種類を確認する

まずは、今使用しているガスコンロが「据え置き型」か「ビルトイン型」かを確認してください。そして、新しいガスコンロをどちらにするか明確にしておきましょう。賃貸の場合は、契約内容によって据え置き型からビルトインコンロにできない可能性があるので要注意です。

3-2.据え置き型の選び方

据え置き型の場合は、標準サイズ60cmとコンパクトサイズ56cmと2種類のサイズがあります。設置場所によっては標準サイズが入らないこともあるため、事前に設置場所の幅を測りましょう。そして、ガスの種類が「都市ガス」「プロパンガス」のどちらか確認します。使用するガスに適した種類を選ばなければならないので、ガスの確認は必要不可欠です。

3-3.ビルトイン型の選び方

ビルトイン型の選び方は据え置き型とほとんど変わりませんが、サイズが60cmまたは75cmのどちらかになります。また、バーナーの口数を2口か3口から選んでください。基本的に、ビルトイン型はシステムキッチンで決められた幅の商品を選ぶことになります。違うサイズのものを選ぶことはできないので注意してくださいね。

3-4.トップコート(天板)を選ぶ

見た目とお手入れのしやすさが変わるトップコートは、グレードが高くなるほど価格が高額になります。そのため、素材の特徴と価格を見比べながら選ぶのがポイントです。以下に、主なトップコートとその特徴をまとめましたのでぜひチェックしてください。

  • ホーロー:耐久性が高いが、汚れがつきやすい
  • ガラスコート:表面がガラスになっておりお手入れがしやすい
  • ガラストップ:見た目が美しくお手入れしやすい

3-5.機能、メンテナンス性で選ぶ

魚を焼く機会が多い家庭は、グリルの機能にこだわるのも選び方のポイントです。片面焼きと両面焼きの2種類がありますが、おいしく焼きあがるのは両面焼きでしょう。両面焼きはグラタンなども調理できるので料理の幅が広がります。また、メンテナンス性を重視するなら、五徳まわりの汁受け皿がないトッププレートがおすすめです。お手入れがしやすく、ガスコンロ内部に煮こぼれなどが入り込みにくい構造となっています。

4.ガスコンロの処分方法は?

新しいガスコンロに取り替えた際は、古いものを処分しなければなりません。主な処分方法とリサイクルのポイントについて解説します。

4-1.処分方法は?

ガスコンロの処分方法は、自治体のゴミとして捨てる、または不用品回収業者へ依頼する方法があります。それぞれの特徴について見ていきましょう。

4-1-1.据え置き型は粗大ゴミ

ガスコンロは家電リサイクル法の対象品目外なので、自治体での処分が可能です。自治体で処分する際は「粗大ゴミ」に分類されるでしょう。自治体の粗大ゴミ回収窓口に電話またはメールで回収を申し込み、回収日と回収場所を確認してください。地元のスーパーやコンビニ等で粗大ゴミ処理券を購入しガスコンロに貼り付けてから回収場所に出しましょう。

4-1-2.不用品回収業者へ依頼する

回収場所までの運搬が困難、ほかにも処分したい不用品がある場合は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。不用品回収業者に依頼すれば、わざわざ自分で運ぶ必要もなく処分できます。業者が回収しにきてくれるので、大量の不用品でもまとめて手放すことができるでしょう。ガスコンロは重く1人では運びづらいものもあるため、業者に依頼したほうが安心です。

4-2.ガスコンロのリサイクル方法は?

ガスコンロの中には、リサイクル・買取ができるものもあります。処分だけでなく、リサイクル方法についてもチェックしておきましょう。

4-2-1.リサイクルできるもの

使用期間が短く、正常に利用できるガスコンロなら、買取対象になる可能性があります。ガスコンロが新品状態に近くキレイな場合はゴミとして処分するのがもったいないですよね。そんなときは、リサイクル・買取という選択肢があります。買取へ出す前に、ガスコンロに傷や汚れがないかチェックしておきましょう。

4-2-2.どこでリサイクルできるか?

リサイクルショップ、または買取専門店、買取を行っている不用品回収業者でリサイクルが可能です。ガスコンロは持ち運びができるものもありますが、重量のあるものは困難でしょう。そのため、自宅まで来てくれる業者を選ぶのがポイントです。また、買取不可になった場合でも処分ができるよう、買取と回収サービスどちらも行っている業者に依頼してください。買取額は業者によって異なるため、複数の業者から出た査定額を比較すると良いでしょう。

4-3.注意点

ほとんどの自治体で「粗大ゴミ」として処分できますが、処分方法や具体的なゴミの分類は自治体によって異なります。そのため、まずはお住まいの地域の処分ルールを確認してください。また、必ずしもすべてのガスコンロが買取対象になるわけではありません。買取不可になった際の処分方法もきちんと理解しておいたほうがスムーズに処分できるでしょう。

5.ガスコンロの取り替えに関してよくある質問

ガスコンロの取り替えに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.ガスコンロ本体の価格はいくらぐらいか?
A.自分で取り替えることができる据え置き型は、1.5万~9万円と比較的安価で購入できます。一方、システムキッチンに組み込まれているビルトイン型の価格は比較的高めです。約2.5万~20万円と素材やガス口の数などで異なります。業者に設置を依頼するビルトイン型は本体価格のほかに工事費用が数万円かかるため、合計費用をきちんと確認しておきましょう。

Q.ガスコンロの修理はできないのか?
A.使用期間が2~3年しか経過していない、2008年以降のガスコンロを使っているのなら、修理したほうが費用を安く抑えられるかもしれません。ただし、不具合の状態によっては、修理のほうが高くなる可能性もあるため、交換費用を見比べながら検討してください。

Q.メーカーごとの特徴が知りたい
A.主な国内のメーカーには、「リンナイ」「ノーリツ」「パロマ」などがあります。中でも、リンナイはガスコンロのトップシェアを誇るメーカーで、低価格な商品から独自の機能を盛り込んだ高機能商品までさまざまな種類があるのが特徴です。ノーリツは使いやすさとデザイン性の高さがポイントで、パロマはシンプルかつ安全性の高い商品を提供しています。さまざまなメーカーのガスコンロを比較して、自分の好みに合った種類を選びましょう。

Q.高価買取のポイントは?
A.ガスコンロの購入時についてきた「取扱説明書」を一緒に査定に出してください。ほかにも、専用のトレーなど付属品がついてきたはずです。これらの付属品を一緒に査定へ出すだけで、500~3,000円ほど買取額がアップする可能性があります。また、いくつかの店舗で見積もり査定を行ってください。ガスコンロの在庫が豊富である買取店は相場が下がる傾向にあるため、複数の業者に査定を依頼し、最も高値がついたところで売ることも大切です。

Q.ガスコンロの処分で気をつけておきたいことは?
A.ガスコンロの取り替えや処分を行う際は、最初にガスの元栓を閉めてください。そして、ガスの元栓からガス管を外します。ガスは取り扱いに注意が必要なので、必ず元栓を閉めてから交換作業をしなければなりません。また、作業時にはライターやマッチなど火の気のものを扱わないようにしてください。

まとめ

いかがでしたか? ガスコンロの平均寿命は、約10年前後といわれています。「点火しづらい」「点火したのに勝手に消える」など不具合が生じたときは、取り替えのサインといえるでしょう。使用年数が短ければ修理で直る可能性がありますが、絶対ではありません。使用年数が長く故障内容によっては、新しいガスコンロへ買い替える必要があります。その際は、設置場所に適した種類や使い勝手のよい機能のあるものを選び、古いものを処分しなければなりません。間違った方法で処分しないよう、正しい方法を把握することが大切です。