庭の雑草に悩む人必見! 草むしりを徹底的に楽にするポイントは?

庭の雑草に悩む人必見! 草むしりを徹底的に楽にするポイントは?

「庭の雑草に困っている」という悩み、よく分かります。草むしりは手間と時間がかかるため、なかなか重い腰が上がらないという人も多いでしょう。しかし、放置していると庭の見た目が悪くなってしまいます。できるだけ楽に草むしりをするには、一体どうしたらよいのでしょうか。この記事では、庭の草むしりのタイミングや手順・便利なグッズなどをまとめてご紹介します。

  1. 庭の草むしりを行うタイミングは?
  2. 庭の草むしりを始めよう
  3. 庭の草むしりを徹底的に楽にする方法
  4. 庭の草むしりに関するよくある質問

この記事を読むことで、庭の草むしりに必要な道具や楽に草むしりをする方法などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.庭の草むしりを行うタイミングは?

庭の草むしりを行うタイミングは?

まずは、庭の草むしりに適したタイミングについてご紹介しましょう。

1-1.雨が降った後は抜きやすい

雑草は地面がぬれている状態のほうが抜きやすいため、雨が降った後に草むしりをするのがおすすめです。地面がぬれていると力を入れなくても雑草が抜けるため、負担が少なくて済みます。晴れた日に草むしりをする場合は、庭に水をまいて地面をぬらしてから行うとよいでしょう。

1-2.雑草の種類によって適した季節がある

草むしりに適した季節は、雑草の種類によって異なります。毎年同じところに生える多年生雑草や、スギナ・ブタクサなど春に発芽するタイプの一年生雑草は、春先に草むしりをするのがおすすめです。一方、ナズナやセイタカアワダチソウなど秋に発芽するタイプの一年生雑草は、秋に草むしりをするのが適しています。

1-3.草の丈が短いうちに抜く

草むしりは、雑草の丈ができるだけ短いうちに行いましょう。大きく成長してしまうと種が飛び散り、翌年もまた大量の雑草が生えてきてしまいます。丈が数センチのうちに根こそぎ抜いてしまってください。

1-4.体の負担が少ない朝がおすすめ

草むしりをする時間帯としては、朝がおすすめです。草むしりには労力と時間がかかるため、体の負担が少ない時間帯を選ばなければなりません。朝は比較的日差しも弱く涼しいため、熱中症などの心配も少ないでしょう。

2.庭の草むしりを始めよう

庭の草むしりを始めよう

事前に準備しておくことや草むしりの手順・コツなどをご紹介しましょう。

2-1.長袖・長ズボンに帽子を忘れずに

服装は、長袖・長ズボンが鉄則です。虫に刺される可能性があるため、夏場も肌を露出しないようにしましょう。また、熱中症を予防するために、必ず帽子もかぶるようにしてください。さらに、こまめに水分をとれるように飲みものを近くに用意しておくと安心です。

2-2.準備しておくべき道具は?

庭の草むしりを始める前に、以下のような道具を用意しておくと便利です。

  • 園芸用ゴム手袋
  • スコップ
  • 草刈り機
  • 除草剤

2-3.まず狭くて雑草が多い場所から

手順としては、先に狭くて雑草が目立つ場所から始めていきましょう。達成感を得やすく、モチベーションが上がります。スコップや鎌などの道具を使って根元から雑草を抜いてください。最後に抜いた草を集め、ゴミ袋に入れて処分しましょう。ゴミの分類は自治体によって異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

2-4.上手な草むしりのポイント

庭の草むしりをする際のポイントや注意点には、以下のようなものがあります。

  • 正しい姿勢で草むしりをする
  • 水分補給を忘れない
  • トゲによるケガに気をつける
  • 除草剤の利用も検討する

3.庭の草むしりを徹底的に楽にする方法

庭の草むしりを徹底的に楽にする方法

除草剤や敷き砂利などを使って雑草が生えにくくする方法もおすすめです。特に雑草が少ない秋冬のうちに、雑草防止作業をしておくとよいでしょう。

3-1.草むしりを楽にするための便利道具は?

草むしりを楽にするために、さまざまな便利道具を活用しましょう。たとえば、ねじり鎌を使えば、手やスコップより簡単に草むしりができます。刃先が尖(とが)っているため、レンガなどの細いすき間に差し込めば楽に雑草を取り除くことが可能です。そのほかにも、刃先が二股に割れた雑草抜きや、盆栽用の根さばきなどを使うのもよいでしょう。雑草が抜きにくい場所はこうした道具を使うことで、より効率的にすすめることができるはずです。

3-2.除草剤で雑草を防止する

除草剤をまいて雑草が生えてくるのを防止する方法もあります。最近の除草剤は植物成分由来のものなど安全に使用できるものが増えているため、人間や土壌への影響も心配ないでしょう。除草剤には、すでに生えている雑草を枯れさせる「茎葉(けいよう)処理剤」と、あらかじめ雑草が生えてこないようにする「土壌処理剤」があるため、どちらを利用するべきかしっかり考えてください。「土壌処理剤」の場合は、5~6月に1回と9~10月に1回のタイミングでまくと効果的です。「茎葉処理剤」は、「雑草が伸びてきたらいつでも」散布して問題ありません。

3-3.敷き砂利やウッドチップ・防草シートを使う方法も

敷き砂利やウッドチップ・除草シートなどを使うことで、日光を遮断して雑草が生えてこないようにする方法もおすすめです。庭の印象も大きく変えることができるため、イメージチェンジしたい人は試してみるとよいでしょう。完全に雑草が生えてこないようにしたい人には、特に防草シートがおすすめです。ただし、目の粗いものを選ぶとすき間から雑草が生えてきてしまうため、慎重に選ぶ必要があるでしょう。

3-4.グランドカバープランツで庭をおしゃれに

庭の雑草対策としてグランドカバープランツを植える方法もあります。グランドカバープランツとはその名のとおり、地面を覆う植物のことです。「敷き砂利やウッドチップでは味気ない気がする」という人は試してみるとよいでしょう。芝生やハーブなどの植物も利用できるため、庭をおしゃれに演出することが可能です。グランドカバーを植えた場所には雑草が生えにくいといわれているので、管理が楽になるというメリットもあります。

4.庭の草むしりに関するよくある質問

庭の草むしりに関するよくある質問

「庭の草むしりに悩んでいる」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.草むしりで腰痛にならないためにはどうすればよいですか?
A.長時間しゃがんだ状態でいると腰を痛めやすいため、日を分けるなどしてできるだけ短時間で行うことをおすすめします。また、小さな椅子に腰かけるか、膝パッドをして膝を地面につきながら草むしりをするなど、無理のない体勢を心がけましょう。

Q.草刈り機は女性でも使えますか?
A.コンパクトで軽量の草刈り機であれば、女性でも楽に使えるでしょう。コードレスタイプなど、使いやすいものがそろっています。

Q.敷き砂利をまくことには、雑草対策以外にどのようなメリットがあるのでしょうか?
A.砂利の上を歩くと音が鳴るため、防犯対策になります。

Q.熱湯をかけると雑草を枯らすことができるというのは本当ですか?
A.本当ですが、根まで枯らすのは難しいでしょう。雑草の種類によっては根まで枯らさないと意味がないものもあるため、すべての雑草に効くとはいえません。

Q.草むしりを業者に依頼した場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか?
A.10㎡あたり1万円前後が相場です。シルバー人材センターなどにも依頼できるため、費用をしっかり比較して選ぶことをおすすめします。

まとめ

庭の草むしりをするタイミングやコツについてのまとめ

いかがでしたか? 庭の草むしりをするタイミングやコツ・楽にする方法などをまとめてご紹介しました。庭の草むしりをこまめに行うのは難しいという人も多いでしょう。ぜひこの記事を参考にして、楽に草むしりをするポイントやコツを知ってください。