健康住宅について知りたい方へ ~健康住宅とはどのような家なのか?~

家を建てようかな…と考えている人は要チェック!
“健康住宅”について説明します。
いろいろな建築様式があり、どんな感じの家にしようか迷っている人も多いでしょう。その中でも健康的に過ごせる住まいとして注目されているのが“健康住宅”なのです。
健康住宅とはどんなつくりなのか、評判や住まいと健康の関係、家を建てる際のポイント・健康維持増進住宅について詳しくみていきたいと思います。

1.住まいと健康の関係について

私たちが生活するために必要不可欠な存在である「家」。
住まいがないと生活できませんし、安心して毎日を過ごせませんよね。
生活環境がよくなければ健康にも害を及ぼしてしまいます。
そこで、住まいと健康の関係についてみていきましょう。

1-1 健康被害は住まいに関係している!?

毎日普通に家で過ごしているだけなのに吐き気や頭痛、めまいと気分が悪くなることはありませんか?
人によっては目にかゆみが出てきたり、くしゃみや鼻水が止まらなくなってしまう現象も起きています。
これらの健康被害は病気が原因になっていることもありますが、住まいが大きく影響していると考えられているのです。
なぜ自分たちの家が健康被害を引き起こしてしまうのか、それは“断熱”が大きなポイントになります。
今建てられているほとんどの家が気密性を高くするため、室温を一定に保てる断熱効果がありますが、この効果は逆に健康に害を及ぼす原因にもなっているので注意しておかなければなりません。
気密性が高いと家の中で発生した有害物質が外にうまく逃げ出せず、ずっと家の中にい続けてしまうのです。
室内に有害物質がこもってしまうことで健康被害を及ぼす危険性があるということを知っておかなければならないでしょう。

1-2 問題視されている“シックハウス症候群”

現代の住宅問題として挙げられている“シックハウス症候群”。
一度は耳にしたことがある人も多いでしょう。
シックハウス症候群とは、住まいが問題で引き起こされる健康被害の総称です。
いろいろな事例が挙げられますが、例えば家の中にある家具から発生する有害物質。家具に使われている素材から有害物質が出ており、私たちが吸っている空気の中に入り込んでいます。
家具のほかにも文房具や靴、消臭剤、衣類、化粧品といった日用品からも化学物質が発生しているのです。
敏感な人ほど吐き気や耳なり、めまいが起こるでしょう。
家の外に出るとそのような症状が改善されるのであればシックハウス症候群と断言できます。
もし、このような状態がずっと続き、長時間化学物質が漂っているなかで生活をすると“化学物質過敏症”という病気になり、悪化するので気をつけてください。
シックスハウス症候群は病気ではありませんが、できるだけ早めに住まいの環境を改善しなければ病気になってしまうので注意が必要です。

1-3 どうすれば健康的な住まいになるのか?

では、どうすればシックハウス症候群にならず健康的な住まいを維持できるのか。それは“有害・化学物質を使わないこと”です。
できるだけ私たちの健康に悪影響を及ぼす材料は使わないように気をつけることが1番の対策といえるでしょう。
住まいと健康はとても大きな関係があることを把握しておくと、家を建てる前に有害・化学物質が発生しない材料が使えます。
住宅を建ててからではさらにお金がかかってしまいますし、なかなか解消できません。
家を建てるときに健康被害を起こさない健康住宅を目指していきましょう。

2.健康住宅とは?

2-1 化学物質が発生しない住宅

“健康住宅”とはどんな家なのか気になっている人も多いと思います。
簡単に説明すると、健康住宅とは「化学物質が発生しない家」のこと。つまり、シックハウス対策ができる家のことを指しています。
健康被害の原因となる化学物質が発生する材料や薬剤を使わず、安心して暮らせる家ということで今注目されている住宅なのです。
化学物質が発生しない材料を使えば、ダニやのみ、ハウスダスト対策にもなるので健康が気になる人にはぴったりの住宅ではないのでしょうか。
体に大きな影響を与えないようなつくりとなっています。
温度差からくるヒートショックを防止し、無駄なエネルギーを使わないエコ対策もばっちりです。ぜひチェックしてください。

2-2 健康維持増進住宅について

国が推進している「健康維持増進住宅」があります。
私たちが生活する住まいをよりよいものとするために国が発表した健康住宅のガイドラインといえるでしょう。
建築学・医学・環境学・社会学などさまざまな分野から調査された健康維持増進住宅のキーワードは以下の9つです。

  • 運動、美容
  • 自己表現
  • 家事
  • コミュニケーション、交流
  • 予防、安心
  • 静養、睡眠
  • 入浴、排泄、身だしなみ
  • 育児期対応
  • 高齢期対応

子供、大人ともに過ごしやすく、安心して健康に暮らせる家づくりを掲げています。
国が推進している「健康維持増進住宅」から建築業者は健康住宅の建築方式について考えています。
健康住宅において大切なガイドラインとなるため、ぜひ国のホームページをチェックしてみてはいかがでしょうか。
建築業者に健康維持増進住宅について相談するのもひとつの方法です。
「知る」ことが大切なので必ず頭の中に入れておきましょう。

3.健康住宅を建てる際のポイントと注意点

3-1 知っておきたい6つのポイント

健康住宅を建てる際に知っておきたいポイントを6つ紹介します。

  • 夏は涼しく、冬は暖かい住宅
  • 室内空気環境が整っている住宅
  • 高齢者対応型住宅
  • 全室温度差が少なく、省エネルギー住宅
  • 静かに眠れる住宅
  • 健康によい材料を使った住宅

まだたくさんのポイントがありますが、主に大切なのは以上の6つです。
健康住宅は子供、大人、高齢者とすべての人が快適に過ごせる家のことで、リラックスできる環境を目指していかなければなりません。
夏は涼しく、冬は暖かい住宅はもちろんのこと、室内空気環境が整うことで新鮮な空気を常に維持し続けられます。
また、気密性が高くても新鮮な空気を取り入れるためには計画換気の設置や、シックハウス対策をおこなう必要がありますし、健康によい材料・内装を使うために業者と入念な打ち合わせが大切です。
どのような材料を使うのか、化学物質は出ないのかきちんと確かめることがポイントになってくるでしょう。

3-2 健康住宅の注意点

健康によい環境づくりができると評判になっていますが、健康住宅を建てる際はいくつか注意点があるので必ずチェックしておきましょう。
注意点としてはさきほど説明した“6つのポイント”に注目することです。6つのポイントをきちんと考慮した工法を使っているかどうか、業者のホームページをみて確認していきましょう。
建築業者はたくさんあり、迷ってしまいがちですがホームページをチェックしたり、店舗を訪れて説明を聞くとどのような工法を使っているのかわかります。
健康住宅を建てた実績のある業者の方が安心して依頼できるでしょう。
健康住宅を建てるときは業者選びが大きなポイントとなってくるため、しっかり調べたうえで選んでくださいね。

まとめ

健康住宅についてみてきましたがいかがでしたでしょうか。
気になっていたけれど詳しく知らないという人にはぜひチェックしてほしい内容です。
「知る」ことがとても大切なので健康住宅について正しい情報・知識を身につけてくださいね。
最後にもう一度確認していきましょう。

  • 断熱ばかりに気をとられると健康被害が起こる
  • シックハウス症候群が問題視されている
  • 化学物質が発生しない材料を使うことが1番の対策になる
  • 健康住宅は化学物質が発生しない家のこと
  • 国が推進している「健康維持増進住宅」
  • 健康住宅を建てる際に注意してほしいポイントは6つ
  • 実績のある業者を選ぶこと

以上のポイントに注意しながら健康によい住宅を目指していきましょう。