使った油ってどうしてる? 意外と知らない油の捨て方をお教えします!

天ぷらや唐揚げな ど、揚げ物が嫌いな人は少ないでしょう。お子様の好物ということもあり、結構な頻度で揚げ物をするご家庭もあると思います。では、揚げ油って何回使ったら 捨てるのでしょうか?どうやって捨てればいいのか・・・。知っているようで知らない油に関することお教えします。

1.油の使用期限と捨てるタイミング

使い始めたばかりの油はきれいに透き通っていますが、何回か使い続けてくると色も変わりにごってきます。一体揚げ油は何回まで使うのが正しいのでしょうか?油の性質などを知り、いつでもおいしく使えるようにしましょう。

1-1.油の使い方とは

そもそも、油は使わなくても酸化し、徐々に傷みます。酸化の初期は風味が落ちる程度ですが、進行するとベタベタし泡立ってくるのです。こうなっては もう使わず捨てたほうがいいでしょう。揚げたあとに水分やカスが残っていると、さらに酸化のスピードが早まりますので要注意です。
色も使うことで徐々に変わり、最初はきれいな透明ですが褐色になってきます。これは、しょうゆなどの素材につけたものが油に溶け込むことにより発生するのです。

1-2.揚げる素材で使える回数は変わります

適温で使用したところ、10回程度までならそのまま使い続けても劣化は少しだけです。しかし、それ以降徐々に劣化が進みます。しかし、3回程度使っ たら揚げ油は捨てるべきだという意見も。というのも、使用する家庭で体によくない物質が作られるからです。ですが、家庭用の場合はほとんど心配ありませ ん。
基本的に揚げ油は、1か月に3回から4回程度の使用で交換することを目安にしましょう。ただし、油の種類や揚げる素材、保管状況によって左右されますの で、油の状態を見て判断してください。魚のフライなど、魚介類を揚げた場合、次に使う予定がすぐにないなら捨てるべきです。

1-3.油を長持ちさせるためにできること

揚げ油を長持ちさせるためには、「差し油」をすることです。差し油をすることで、新しい油が加わり酸化の進行が遅くなります。30回使用しても、毎回差し油をすれば酸化はほとんど進まず、おいしく食べることができるというデータがあるようです。

次にできることは、「適温」で使用すること。低温で使うと、揚げた素材の水分などが残りやすくなります。高温で使うと、油は劣化しやすく、蒸発するため減りも早くなるのです。

最後に、「使う順番」を考えましょう。劣化が進みにくい順に使うことがおすすめです。
野菜類の素揚げ → 天ぷら → 唐揚げ → 味の濃い揚げ物や魚介系フライ
上記の順番で使えば、揚げ油は長持ちし、いつもおいしく仕上がります。

2.油の正しい捨て方

油を捨てるとき、どのように捨てていますか?油を捨てる専用のものを購入している人もいるでしょう。中には、水と一緒に流している・・・という話も 耳にします。しかし、排水に流す行為だけは絶対にやめてください。当然配管の劣化にもつながりますし、環境に配慮した行いとは言えません。正しい捨て方を お教えします。

2-1.油を捨てるために使えるもの

●牛乳パック

手軽に油を捨てることができるので、かなり重宝するでしょう。使い方は簡単で、1リットルの牛乳パックの中に、少し湿らせた新聞紙を入れます。そこ へ冷めた状態で捨てる油を入れましょう。ビニールテープなどで完全にふたをして、燃えるゴミで捨てます。この新聞紙を少し湿らせるのがポイントです。水分 を混ぜておくことで発火防止になります。少量の油を捨てるくらいなら、これで十分です。

●小麦粉やかたくり粉

牛乳パックはないけど・・・そんな場合、ポリ袋に入れて捨てる方法があります。しかし、そのままの状態では破れたときに大変。そこで活躍するのが小 麦粉やかたくり粉です。使ったあと、まだ油が熱い状態のときに小麦粉を入れます。冷めてくると、ドロドロの半分固まった状態になるので、それを袋に入れて 燃えるゴミで捨てるだけです。ただ、大量の小麦粉やかたくり粉が必要なので、そのためにわざわざ購入するのは考えもの。賞味期限切れの小麦粉などがある場 合に実践したい方法です。

●凝固剤

一番確実な方法は、やはり市販の凝固剤でしょうか。大量の油でも、手間をかけずに簡単に固めてくれます。ただし、購入の際には商品をよくチェックし ましょう。紙袋に半分に切ったトイレットペーパーが入っただけの商品もあります。揚げ油を捨てる商品だから、必ず凝固剤だとは限りません。

●キャンドルにする

油というのはお歳暮などでいただくことも多く、「使う前に使用期限が切れてしまった!」なんてこともあると思います。そんなときには、捨てずにアロ マキャンドルに変身させてみてはいかがでしょうか?いったん熱した油に、凝固剤を入れます。少し冷めたところで好みのアロマオイルを入れ、容器に移してタ コ糸を入れたら完成です。

まとめ

捨てる方法はさまざまです。都合に合わせて正しい捨て方を選びましょう。地域によっては、油の回収を行っている自治体やスーパーもあります。油の処 分方法は面倒だと思われている人も多く、そのために揚げ物を控えるご家庭もあるほどです。しかし、正しい捨て方を知っていれば大丈夫。正しい油の使い方と 捨て方で、おいしい揚げ物をいただきましょう。