外壁塗装に使う塗料の選び方6つ! コスパがよい塗料や安い塗料は?

「外壁塗装を検討しているが塗料の選び方が分からない」「一番コスパがよいのはどの塗料なのか?」とお悩みではありませんか? 建物の寿命を延ばすためには、定期的な外壁塗装が必要です。外壁塗装に使われる塗料にはさまざまな種類があるため、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどを知っておくと安心でしょう。

この記事では、外壁塗装に使用する塗料の種類や選び方のポイント・業者に塗装を依頼する際の注意点などをご紹介します。

  1. 外壁塗装に使われる塗料の種類は?
  2. 外壁塗装に使用する塗料の選び方6つ
  3. 外壁塗装を依頼する際の注意点
  4. 外壁塗装に使う塗料に関するよくある質問

この記事を読むことで、塗料ごとの耐用年数や選ぶときに重視すべきポイントなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.外壁塗装に使われる塗料の種類は?

まずは、外壁塗装に使用する塗料について、特徴やメリット・デメリットなどをまとめました。

1-1.アクリル系塗料

アクリル系塗料は、外壁塗装に使用される塗料の中で最もグレードが低くなっています。はっきりとした色合いとツヤのある仕上がりが魅力の塗料ですが、耐用年数は4~7年と短いのが特徴です。「短いサイクルで塗り替えるので安く抑えたい」というときは、アクリル系塗料を選んでもよいでしょう。

1-2.ウレタン系塗料

ウレタン系塗料は耐用年数が6~10年とアクリル系塗料に比べて長く、密着性がよくひび割れが起こりにくいのが特徴です。一方で、紫外線に弱く色あせしやすい・汚れやすいというデメリットもあります。比較的使いやすい塗料ですが、コスパの優れたシリコン系塗料が登場してからは、ほとんど使われることがなくなりました。

1-3.シリコン系塗料

近年、外壁塗装に最も多く使用されているのが、シリコン系塗料です。耐用年数は8~15年と比較的長めになっています。品質と価格のバランスがよいことから、おすすめしてくる塗装業者も多いでしょう。ただし、密着性が低くひび割れしやすいというデメリットもあります。

1-4.フッ素系塗料

フッ素系塗料は耐久性に優れていて汚れにくく、耐用年数も15年以上と長いのが特徴です。ただし、費用が高額なこと・ひび割れが起こりやすいことなどのデメリットもあります。「費用が高額になってもよいので塗り替えまでの期間を長くしたい」という人におすすめです。

2.外壁塗装に使用する塗料の選び方6つ

外壁塗装に使用する塗料を選ぶ際の基準をご紹介しましょう。

2-1.費用で選ぶ

塗料の種類によって外壁塗装にかかる費用は大きく変わるため、費用で選ぶ人は多いでしょう。以下に1㎡あたりの単価をまとめたので参考にしてください。

  • アクリル系塗料:1㎡あたり1,400~1,600円
  • ウレタン系塗料:1㎡あたり1,700~2,200円
  • シリコン系塗料:1㎡あたり2,300~3,000円
  • フッ素系塗料:1㎡あたり3,800~4,800円

2-2.コスパで選ぶ

コスパを重視して塗料を選ぶことも大切です。耐用年数が長い塗料はその分、費用が高額になります。また、費用が安い塗料は耐用年数が短いため、次の塗り替えまでの期間が短くなってしまうのです。長い目で見るとコスパがよいとはいえません。外壁塗装業者がおすすめする「コスパのよい塗料」といえばシリコン系塗料ですが、その特徴をしっかり理解した上で決めることが望ましいでしょう。

2-3.水性か油性かで選ぶ

外壁の塗料は水性塗料と油性塗料に分けられます。簡単にいうと、塗料を水で溶かしたものが水性塗料、溶剤で溶かしたものが油性塗料です。基本的に、水性塗料のほうが臭いが少なく、近隣住民への迷惑がかかりにくいといわれています。臭いが気になる人は水性塗料を選んだほうがよいでしょう。

2-4.機能で選ぶ

塗料の中には、さまざまな付加機能を備えたものもあります。遮熱性や断熱性の高い塗料・汚れを分解する作用を持つ塗料などが人気です。「室内の断熱性を高めたい」「汚れをつきにくくしてメンテナンスの頻度を少なくしたい」など、希望に合わせて塗料選びをするとよいでしょう。

2-5.メーカーで選ぶ

外壁塗料のメーカーは、日本ペイントや関西ペイント・エスケー化研などさまざまです。それぞれ製品ラインナップや売りにしている塗料の種類などが異なるため、しっかり比較して選ぶとよいでしょう。知名度だけでなく、顧客満足度もチェックした上で選ぶことをおすすめします。

2-6.外壁材の種類で選ぶ

外壁材との相性も重要なポイントになります。塗料の定着率や発色をよくするためには、外壁材に合った塗料を選ぶ必要があるのです。信頼できる業者のアドバイスをもとに、しっかり話し合って決めるとよいでしょう。

3.外壁塗装を依頼する際の注意点

外壁塗装を依頼するにあたって、業者選びのポイントや注意点・費用を抑えるコツなどをまとめました。

3-1.業者選びは慎重に

外壁塗装業者を選ぶ際は、以下のポイントを参考にするとよいでしょう。

  • 豊富な実績があるか
  • 無料見積もりを受け付けているか
  • 見積書に不明確な項目はないか
  • 提案力と技術力はあるか
  • 過去の施工例を見せてくれるか
  • 保証やアフターフォローは充実しているか
  • 丁寧な対応か

3-2.「オリジナル塗料」には注意

外壁塗装業者の中には、オリジナル塗料をすすめてくるところもあります。オリジナル塗料とは塗料メーカーが販売している塗料ではなく、外壁塗装業者が独自に開発した塗料のことです。安価な塗料を使ってオリジナル塗料を作り、高額な料金で売ろうとする悪徳業者もいるため、注意しなければなりません。オリジナル塗料をすすめられた場合は、その塗料についてしっかり調べるようにしましょう。また、オリジナル塗料だけをすすめてくる業者は、信用しないことをおすすめします。

3-3.複数の業者を比較することが大切

外壁塗装にかかる費用は、業者によって異なります。そのため、あらかじめ大まかな相場を把握しておくために、複数の業者を比較して選ぶのがおすすめです。最初から1社に絞るのではなく、数社に無料見積もりを依頼し、内容を比較してみましょう。少しでも費用を抑えるためにも、相見積もりをとるのは重要なことです。

3-4.塗り替え周期の目安は?

外壁塗装の周期は10年を目安に考える必要があります。使用している塗料によって耐用年数は異なりますが、耐用年数を過ぎていなくても、外壁にどの程度の劣化が生じているか点検しましょう。以下のような症状があるときは、10年を待たずに塗り替えが必要になることもあります。

  • 外壁を触ると手に白い粉がつく
  • ひび割れが発生している
  • 汚れが目立つようになってきた
  • コケやカビが発生している
  • コーキングがはがれてきている

4.外壁塗装に使う塗料に関するよくある質問

「外壁塗装に使用する塗料について知りたい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。

Q.外壁塗装工事にかかる費用のうち、塗料代はどのくらいを占めるのでしょうか?
A.約20%が目安です。残りは施工費30%・足場代20%・利益部分30%という内訳になります。

Q.外壁と屋根は同時に工事したほうがお得というのは本当ですか?
A.はい。同時に工事すれば足場を組むのが1回で済むため、足場代を節約できます。

Q.外壁塗料にはどのような役割があるのでしょうか?
A.家の美観を保つ・ダメージから家を保護する・遮熱性や断熱性の機能を加えるなどの役割があります。

Q.外壁塗装工事にかかる日数はどのくらいですか?
A.30坪の一戸建てを例に挙げると7~10日前後といわれています。

Q.自分で外壁塗装することは可能でしょうか?
A.部分的な塗装であれば可能ですが、広範囲の塗装はおすすめできません。色ムラなどの失敗が起こる可能性が高く、高所での作業でケガをする危険もあります。

まとめ

外壁塗装に使われる塗料の種類や選び方のポイントなどを詳しくご紹介しました。塗料にはそれぞれメリットとデメリットがあり、自分の家にはどの塗料が適しているのかを判断するのは難しいでしょう。信頼できる塗装業者に依頼し、打ち合わせを十分に行ってから塗料を選び、施工してもらうことが大切です。ぜひこの記事を参考に、外壁塗装を成功させてください。