ピアノを掃除したい人は必見! 主なポイントと注意点を詳しく解説!

「ピアノの汚れが気になるので掃除したいけど、どんな方法で作業すればよいのだろう」「ピアノを掃除するときの注意点を詳しく知りたい」とお考えではありませんか? ピアノには、手あかやホコリなどをはじめ、さまざまな汚れが付着します。汚れを放置すると、不衛生なだけでなく、ピアノの素材を傷めてしまうことがあるので注意してください。大切なピアノを長持ちさせるためにも、まずは、正しい掃除方法を理解することが大切です。

そこで今回は、ピアノの掃除について詳しく解説します。

  1. ピアノが汚れる原因は?
  2. ピアノの正しいお手入れ方法
  3. ピアノの掃除に役立つアイテムを紹介
  4. ピアノを掃除する方法
  5. ピアノを掃除するときの注意点
  6. ピアノの掃除を業者に依頼したほうがよい場合
  7. ピアノの掃除に関するよくある質問

この記事を読むことで、ピアノを掃除するときのポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.ピアノが汚れる原因は?

最初に、ピアノが汚れる原因にはどんなものがあるか詳しく見ていきましょう。

1-1.手あかや指紋

ピアノには、手あかや指紋が多く付着します。特に、ピアノのふたや鍵盤などは、手や指が触れるため、想像以上の汚れが付着しているものです。鍵盤は、汚れがたまると黄色く変色してしまうことがあります。手あかや指紋は、付着したばかりなら簡単に除去できるので、汚れたらすぐに拭き取っておくのがポイントです。

1-2.ホコリ

ピアノの主な汚れとして、ホコリも挙げられます。ピアノは部屋に据え置きするため、徐々にホコリが積もってしまうのです。長年設置したままのピアノの場合、裏側にもホコリの塊がびっしりと付着していることが多いでしょう。ホコリは手あかなどそのほかの汚れと混ざると固形化し、厄介な汚れになります。また、湿気を含みやすく、雑菌やカビ・ダニなどの温床になりやすいのもいけません。

1-3.小さな虫の死がい

ピアノには、小さな虫の死がいも汚れとして付着します。特に多いのが、小さな羽虫の死がいです。掃除をほとんどしないピアノの場合、ふたの上や本体の裏側に大量の死がいが付着していることもあります。また、小さな虫をエサとして、ゴキブリなどの害虫がピアノの近辺や内部で繁殖していることもあるため、注意が必要です。

2.ピアノの正しいお手入れ方法

ピアノの正しいお手入れ方法について詳しくご紹介します。

2-1.塗装面

ピアノの塗装面をお手入れする方法と流れは、以下を参考にしてください。ポイントは、こまめにホコリを払って蓄積させないようにすることです。

  • 表面のホコリを毛ばたきやハンディモップなどでそっと払う
  • 指紋や手あかを専用のクリーニングクロスで拭き取る

また、塗装面を保護して美しいツヤを与えるためには、定期的にピアノ専用のワックスをかけると効果的です。

2-2.鍵盤

鍵盤は、演奏直後のお手入れがおすすめです。演奏直後の鍵盤には、指紋や手あかが付着しています。鍵盤のふたを閉める前に、クリーニングクロスで汚れを拭き取っておくとよいでしょう。演奏した都度こまめに汚れを拭き取ることで、鍵盤の変色を予防でき長持ちさせることができます。

2-3.ペダル

ピアノのペダルも、忘れずにお手入れしておきましょう。ピアノを使用した後は、ペダルの表面に付着した汚れをハンディーモップやクリーニングクロスで拭き取ってください。また、ペダルは金属製なので、表面がくすんだりサビたりしがちです。くすみやサビが目立つときは、専用のコンパウンドを使用して磨くとツヤが復活します。

3.ピアノの掃除に役立つアイテムを紹介

ピアノを掃除するときにあると便利なアイテムを詳しくご紹介しましょう。

3-1.毛ばたき

毛ばたきやがあると、ピアノに付着したホコリを素早く簡単に除去できて便利です。毛ばたきは主にダチョウやニワトリの羽根を使用しており、とてもやわらかくてよくしなります。そのため、ピアノの塗装面などを傷付けることなくホコリを除去できるのがメリットです。

3-2.ハンディーモップ

ハンディーモップも、ピアノの掃除に役立ちます。ハンディーモップも毛ばたきと同様、ピアノに付着したホコリの除去が簡単にできるアイテムです。毛ばたきよりもホコリの吸着能力が高く、周囲に飛び散りにくいのも特徴といえます。また、ハンディーモップは、飲みものなどの水分をこぼしたときにも、素早く吸着してくれるのでおすすめです。

3-3.ピアノ専用クリーニングクロス

ピアノの汚れを拭き取るときは、ピアノ専用クリーニングクロスを使うと安心です。ピアノ専用クリーニングクロスは、とてもやわらかい素材でできており、ピアノの塗装面を傷付ける心配がありません。複数枚用意しておけば、クリーナーを含ませて汚れを拭き取る用と水拭き用・仕上げのから拭き用と使い分けることができて便利です。洗って繰り返し使える点でも経済的といえます。

3-4.塗装面用クリーナー

ピアノの塗装面の汚れを掃除するには、塗装面用のクリーナーがおすすめです。指紋や手あかを分解して落としやすくしてくれるため、ごく軽い力で汚れを除去できます。なお、塗装の種類によっても相性があるため、なるべくメーカー純正品を使用すると安心です。メーカー純正品以外では、必ず成分表示を確認してから購入しましょう。

3-5.鍵盤用クリーナー

鍵盤用クリーナーがあると、デリケートな鍵盤の素材を傷めることなく掃除できておすすめです。ただし、鍵盤の素材によってもクリーナーの成分と相性の良しあしがあります。自己判断でクリーナーを購入して使用した結果、鍵盤が傷んでしまっては意味がありません。まずは、メーカー純製品もしくは推奨品を選ぶと安心です。

4.ピアノを掃除する方法

ピアノを掃除する方法を詳しく解説します。

4-1.ピアノを掃除する前の準備

ピアノを掃除する前に、以下の準備をしておくことをおすすめします。作業がスムーズに進み、仕上がりもキレイです。

  • ピアノの周辺を片付ける
  • 部屋の掃除をする
  • 窓を開けて換気をよくしておく
  • 汚れてもよい服装に着替える
  • ピアノの掃除道具をそろえておく

なお、ピアノの掃除道具については、この記事の「3.ピアノの掃除に役立つアイテムを紹介」も参考にしてください。

4-2.ピアノを掃除する方法と手順

ピアノを掃除する方法と手順は、以下を参考にしてください。上から下に向かって掃除すると汚れの再付着を防ぐことができ、効率よく作業できます。

  1. ピアノ全体を目視して、汚れの種類や付着している場所を確認する
  2. 塗装面や鍵盤などのホコリを毛ばたきやハンディーモップで払う
  3. 指紋や手あかなどが目立つ部分は、クリーニングクロスとクリーナーで拭き取る
  4. 3とは別のキレイなクリーニングクロスでやさしくから拭きする
  5. 汚れがきちんと落ちたことを確認して完了

5.ピアノを掃除するときの注意点

ピアノを掃除するときの注意点を具体的に見ていきましょう。

5-1.ピアノ掃除用のクロスを使用する

ピアノを掃除するときは、ピアノ掃除用のクロスを使用してください。ピアノのデリケートな塗装面に負担がかからないよう考えて作られているので、安心して使用できます。ぞうきんや一般的な掃除用クロスの中には目が粗いものもあり、ピアノを拭くと傷が付いてしまう可能性があるので注意しましょう。

5-2.いきなりから拭きしない

ピアノを掃除するときは、いきなりから拭きしないように注意してください。砂粒などの硬い汚れが付着したまま拭いてしまうと、ピアノに傷が付く原因になります。クリーニングクロスなどで塗装表面や鍵盤などを拭くときも、必ず表面のホコリをハタキなどでやさしく払ってからにしてください。なお、クリーニングクロスにホコリが付着していると、同様にピアノが傷付いてしまうので、きちんと洗濯しておくことも大切です。

5-3.力を入れてこすらないようにする

ピアノを掃除する際、力を入れてこすらないようにしましょう。力を入れてこすると、塗装がはがれたり傷が付いてしまったりすることがあります。手あかが固まってしまった汚れなどは、つけ置きを活用してゆるくしてから落とすことがポイントです。力を入れなくてもスムーズに落とすことができ、ピアノの素材を守ることができます。

5-4.素材に合わせてクリーナーを使い分ける

ピアノを掃除するときは、素材に合わせてクリーナーを使い分けてください。たとえば、塗装面と鍵盤・ペダルでは、それぞれ適するクリーナーの種類が異なります。クリーナーの中には、オールマイティーに使えるとうたっているものもありますが、なるべく素材ごとに用意して使用するほうがおすすめです。素材ごとに適したクリーナーを使うことで、素材を傷めずに効率よく汚れを落とすことができます。

6.ピアノの掃除を業者に依頼したほうがよい場合

ピアノの汚れ具合や場所によっては、業者に掃除を依頼したほうがよい場合もあります。

6-1.ピアノの掃除を業者に依頼すべき状態は?

ピアノの掃除を業者に依頼したほうがよい状態は、以下のような場合です。

  • 汚れがひどくて自分では対応できない
  • ピアノの内部を掃除したい
  • ピアノに飲食物をこぼしてしまった
  • 特に高価な素材

6-2.ピアノの掃除を業者に依頼するメリット・デメリット

ピアノの掃除を業者に依頼すると、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

  • 自分で掃除するよりキレイに仕上がる
  • 自分では掃除できない部分まで依頼できる
  • ピアノ掃除にかかる時間や手間を節約できる
  • 今後自分で掃除するのが楽になる

デメリット

  • 費用が高い
  • 業者にピアノを預ける必要がある

6-3.信頼できる業者に依頼すると安心

ピアノの掃除は、以下のポイントを満たす業者に依頼すると安心できます。

  • ピアノの掃除を多数受けた実績がある
  • ピアノに関する豊富な専門知識と技術力を持っている
  • 丁寧な作業と高品質な仕上がりで定評がある
  • 見積もりは無料
  • 明確でリーズナブルな料金システム
  • 都合のよい日時を指定して作業してもらえる
  • スタッフの対応が親切で感じがよい
  • 顧客からの評判がよい
  • アフターサービスが充実している

6-4.ピアノの掃除を業者に依頼した場合の料金目安

ピアノの掃除を業者に依頼した場合の料金目安は、以下を参考にしてください。

  • アップライトピアノ:25,000~50,000円程度
  • グランドピアノ:50,000円程度~

なお、実際にはピアノの素材や汚れ具合・作業内容などによって、金額が大きく異なります。詳しくは、業者に見積もりをもらって確認してください。

7.ピアノの掃除に関するよくある質問

最後に、ピアノの掃除に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.ピアノを掃除する頻度は?
A.特に決まりはありません。汚れが気になったタイミングで掃除してください。なお、普段から汚れが付着しないように気を付けていれば、掃除が簡単かつ短時間で済みます。

Q.雨の日にはピアノの掃除をしないほうがよい?
A.湿気がこもりやすいという点では、おすすめしません。掃除の際に水分が乾きづらく、湿気がこもってピアノにダメージを与えることがあるからです。雨の日に掃除をする必要があるときは、エアコンの除湿機能などを活用するとよいでしょう。

Q.ピアノの汚れを予防する方法は?
A.普段から以下のようなことに気を付けるとよいでしょう。

  • 汚れた手でピアノに触れない
  • ピアノを使わないときはカバーをかけておく
  • 汚れが付着したらできるだけすぐに拭き取っておく
  • 部屋の掃除をきちんと行う
  • 部屋の温度や湿度を適切に保つ
  • ピアノの周囲で飲食をしない

Q.ピアノを置くのに向かない場所は?
A.以下のような場所は、ピアノが汚れやすかったり素材が傷んでしまいやすかったりするため、おすすめしません。

  • キッチンの近く
  • エアコンの風が直接当たる
  • 風とおしが悪くて湿気がこもりやすい
  • 直射日光が当たる
  • 1日の温度変化が激しい
  • 周囲に多くのものが置いてある
  • ホコリっぽい

Q.ピアノの掃除を業者に依頼するとどんな作業をやってもらえる?
A.ピアノの外装だけでなく、ピアノを解体して内部まですべて掃除をしてもらえます。また、ペダルなど金属部品のサビ落としや鍵盤磨きも行われるのが一般的です。なお、業者や契約プランによって、作業してもらえる内容が異なるため、見積もりを依頼するときに確認してみるとよいでしょう。

まとめ

今回は、ピアノの掃除について詳しく解説しました。ピアノには、手あかやホコリなどの汚れが付着しやすいため、こまめに掃除する必要があります。汚れたまま放置すると不衛生なだけでなく、ピアノの素材を傷めてしまったり不具合や故障の原因になったりすることがあるので注意しましょう。なお、専門業者に依頼してピアノを掃除してもらうことも可能です。専門業者に依頼すると、ピアノの内部まで分解して丁寧に掃除してもらえるので、検討してみるとよいでしょう。大切なピアノをいつまでも状態よく保つためにも、ぜひこの記事を参考にして掃除を進めてみてください。