ウッドデッキをDIYしよう! ウッドデッキの作成方法と基礎知識!

庭にあると便利でオシャレなウッドデッキ。使わない庭や外構を有効利用するために、ウッドデッキのDIYを検討している方もいることでしょう。しかし、ウッドデッキのDIYとなるとテーブル作りなどとはレベルが違ってきます。どのようにやれば良いのか分からず困っている方も多いことでしょう。

そこで、今回はウッドデッキのDIYについて解説していきます。ぜひ、最後までお付き合いくださいね。

1.まずはウッドデッキの基礎知識から!

ウッドデッキの構造にはいくつかの専門用語があります。後々説明でも出てくる用語なので、この項目で覚えておきましょう。

1-1.束石(つかいし)

基礎石とも呼ばれます。束柱を支える基礎になると同時に、束柱を湿気から守るためにも絶対必要な部分です。羽子板付き束石や平板、溝があるタイプなどがさまざまありますが、しっかり固定できるので羽子板付きの束石が扱いやすくおすすめ。

1-2.束柱(つかはしら)

束石の上にのるデッキを支える柱です。

1-3.根太(ねだ)

束柱に取り付け、床板を支える役目を果たします。

1-4.根がらみ(ねがらみ)

根太の補助として根太の下に取り付ける板です。

1-5.床板(ゆかいた)

根太の上に敷く板。実際の床面になる部分です。

1-6.幕板(まくいた)

基礎部分を隠すために、デッキの側面に取り付ける板。床板と同じ高さに取り付けて床板の断面を隠す構造のものと、床板の下に潜る構造のものがあります。

2.図面を作ろう!

まずは図面を作成しましょう。図面といわれると難しそうな感じがして、ちょっと腰が引けてしまう人もいるかもしれません。しかし、最近はパソコンのソフトを使って簡単に作成することもできます。あまり難しくは考えず、気楽に作っていきましょう。

2-1.CADで図面を作成する。

おすすめの方法はCADという図面作成ソフトを使った作成です。CADはインターネットでダウンロードできますが、中には専門性が高く素人にも使いづらいものがあります。そこで、おすすめなのが『AR_CAD』というソフト。初心者でも直感的に図面を作成することができるのでぜひ活用してみてください。

ほかにも、エクセルのマクロ機能を使ったソフトもあります。これも数値を入力するだけで図面を作ってくれるのでおすすめです。

また、上級者向けではありますが、作成した図面は『SketchUp』というソフトなどを使うことで、3D画像として表示するもできます。完成図が簡単に予想できるので、パソコンの基本的な知識(インストールや専用プラグインのダウンロードなど)を持っている方は挑戦してみても良いでしょう。

2-2.方眼紙で図面を作成する

最近はパソコンで図面を作る人が多いのですが、パソコンに精通している人ばかりではありませんよね。そういう方は、方眼紙を利用した図面作成を行いましょう。図面作成時には色鉛筆を使って部位ごとに色分けすると見やすくなります。事前に用意しておきましょう。

まずはウッドデッキを作ろうと思っている場所にデッキの形を書きます。単純な正方形なのか、扇形なのかを書いていきましょう。おすすめは構造が簡単な正方形です。

デッキの形を書いたら、幕板を記入します。幕板はあくまで基礎を見せないためのものなので見える場所だけで結構です。

次に根太の間隔と本数を決めて、根太の線を記入していきましょう。根太間隔はデッキ床板たわみ量に影響しますので、間隔は狭い方が良いとされます。根太のサイズやピッチは使用する木材や工法によって変わってきますが、『サイズ60㎜×60㎜、ピッチ500㎜~800㎜』が一般的です。

ただし、根太は縦の厚さと強さが比例するので、たとえ厚み幅合計値が同じでも、60㎜×60㎜より『50㎜×70㎜』を縦に使う方が強くなります。『30㎜×90㎜』などを縦に使えば、より強くなるでしょう。ただし、地震などの横揺れがあると折れる可能性があるので、あまり薄くしすぎるのも避けてください。

次に束柱の間隔を決めて記入していきます。碁盤の目のように等間隔に配置しましょう。束柱のピッチは強度にかかわりますので、あまり広くとるのは避けてください。

後は束柱の下にさらに束石を書き込んで図面は完成となります。

3.ウッドデッキのDIYに必要な道具・材料をそろえよう!

3-1.木材を用意する

まずは木材の用意です。設計図を元にどの長さ・厚さ・幅の木材が何本必要なのかを計算して紙などに書いておきましょう。ちなみに、床板は一般的に『20㎜×105㎜』が使われます。

3-2.工具を用意する

ウッドデッキ作成で必要な工具をご紹介します。最低限必要なものなので、これらは必ず用意しましょう。

  • 丸ノコ……木材を切るために使う。
  • インパクトドライバー……電動ドリルを使うよりもパワフル。DIYにおいてはこちらの方が楽です。
  • コードリール……電源として使います。延長コードでも代用できますが、ドラム式の方が便利です。
  • 水平器……別名、レベル。水平を出すために必要です。
  • スコップ……束石の設置などで使用します。
  • コンベックス……メジャーの一種。木材の長さを測るのに使います。
  • サシガネ……L字形の定規。直角を測れます。

4.実際にウッドデッキを作成しよう!

4-1.基礎工事をする

設計図を元に束石の置き場所を測量しましょう。測量が終わったら、置き場所を束石の形に合うようにスコップで掘ります。掘った場所を踏み固めるなどして整地したらモルタルを流し、束石を設置してください。

この際の注意なのですが、すべての束石の高さが同じでないと木材の高さがズレるため束柱を作成する際に面倒です。ズレを最小限に抑えるため、事前に束石の埋まる位置に線を書いておきましょう。

束石を設置したら上からしっかりと踏み固めます。その後に水平器などを使って束石が水平になるように調整しましょう。

4-2.束柱と根太・根がらみを取り付ける

束石の次は束柱です。木材を切って束柱を作成しますが、必ず高さのズレが出てきます。細心の注意を払って作成しましょう。作成した束柱に根太と根がらみをネジで取り付けます。この際、束柱が上に出てきてしまうと邪魔になるので、根太は念のため10㎜ほどの隙間をあけて取り付けましょう。つまり、後で床板を敷いた際に、束柱と床板がじかに接触しないぐらいにするということです。

4-3.床張りをする

最後にお待ちかねの床張りです。

床板は後で調整しやすいように家側から張っていきましょう。張る際には注意してほしいのですが、床板は隙間なく並べてはいけません。隙間なくぴったりと張ると雨の日などに水がはけづらくなり、滑りやすくなったり腐りやすくなるからです。必ず『3~5㎜』程度の間隔をあけ、水はけや通気性をよくしましょう。

最後にはみ出した部分の木材を丸ノコなどで切りそろえて終わりです。

まとめ

いかがでしたか?

今回はウッドデッキのDIYにまつわる情報をご紹介しました。

  1. まずはウッドデッキの基礎知識から!
  2. 図面を作ろう!
  3. ウッドデッキのDIYに必要な道具・材料をそろえよう!
  4. 実際にウッドデッキを作成しよう!

ウッドデッキのDIYは設計図の作成など手間がかかりますし重労働です。工具も多くそろえなければいけません。しかし、うまく作成できれば業者に頼むよりも低コストで作成することが可能です。ぜひ、ウッドデッキのDIYを試してみてください!