切手の処分方法を知りたい! 一番簡単&損をしないコツを詳しく!

「昔集めていた切手を処分したいが、どんな方法があるのだろう」「なるべく損しない処分方法やポイントを知りたい」とお考えではありませんか? 不要になった切手の中には、価値が高いものが含まれていることがあります。処分方法を間違ったために、損することは避けたいですよね。そのためにも、まずはどんな処分方法があるのか詳しく知ることが必要でしょう。

そこで今回は、切手の処分について詳しく解説します。

  1. 不要な切手を処分する方法は?
  2. 切手を処分するときの注意点
  3. 意外に価値のある切手は?
  4. 切手を買取に出す方法
  5. 切手の処分に関するよくある質問

この記事を読むことで、切手を処分する方法や注意点がよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.不要な切手を処分する方法は?

最初に、切手を処分する主な方法を見ていきましょう。

1-1.郵便局で使いやすい額面の切手やハガキに交換してもらう

未使用切手は、郵便局で以下の手数料を払うと使いやすい額面の切手やハガキなどに交換してもらうことができます。

  • 10円以上の切手:1枚5円
  • 10円未満の切手:合計額の半額

ただし、金額面が汚れていたり破れていたりするものは交換できないことがあるので注意しましょう。なお、交換手数料は交換前の枚数に対して必要になります。

1-2.郵便料金の支払いに充てる

不要になった未使用切手は、郵便料金の支払いに充てることが可能です。たとえば、書留や速達を送付する際、窓口に切手を差し出すと郵便料金に充当してもらうことができます。なお、不足分は現金で支払うことができ、手数料は不要です。未使用切手がたくさんあり、郵便物を出す機会が多い人には最適な処分方法といえます。

1-3.自分で使用する

ごく少量の未使用切手なら、郵便を出す際に自分で利用するのがおすすめです。郵便に利用すれば額面どおりの金額で使用できるので、損になりません。2020年1月時点で、普通郵便84円・ハガキ63円となっています。使用するときになるべく超過しないよう、切手の金額をうまく組み合わせてみてください。

1-4.福祉団体に寄付する

不要になった切手は、福祉団体に寄付することも可能です。福祉団体では、寄付された切手を切手商などに売却して慈善活動の資金に充てることができます。未使用切手だけでなく、封筒から切り取った状態の使用済み切手も寄付できるので、検討してみるとよいでしょう。

1-5.知人に譲る

切手好きの知人に譲るのもよい方法です。切手を収集している人や切手に興味を持っている人に、欲しい切手がないか声をかけてみるとよいでしょう。特に、切手の収集歴が長い人にもらってもらえば、譲った後もきちんと管理してもらえることが期待できます。また、譲り先が知人なら、身元が確かなので安心して手放すことができるでしょう。

2.切手を処分するときの注意点

切手を処分するときの主な注意点を詳しくご紹介します。

2-1.価値が高い切手があるか調べる

切手を処分する前に、価値が高いものがあるか調べてみることをおすすめします。調べてみると、意外と価値があるものが含まれているケースが多いものです。適当に処分した結果、価値が高い切手をほとんどタダ同然に手放してしまったという人もいます。後悔しないためにも、手持ちの切手の価値をよく調べてみるとよいでしょう。

2-2.目打ちを切り離さないようにする

切手は、目打ちが切り離されていないもののほうが価値が高くなります。シートになっているものも同様です。特に買取に出す場合は、査定金額に大きな差が出る可能性もあるので、目打ちを切り離さないように注意してください。すでに部分的に切り離されてしまっているものでも、そのままの状態で買取に出しましょう。

2-3.素手で切手に触れない

切手は、素手で触れないように注意しましょう。素手で触れてしまうと、皮脂や指紋が切手に付着してしまうからです。特に、未使用切手は汚れや指紋が付いていると価値が大幅に下がります。買取に出す切手を扱うときは、切手専用のピンセットを使用するとよいでしょう。

2-4.湿気に注意する

切手を扱うときは、湿気に注意してください。特に、未使用切手は裏面にノリが着いているため、湿気があると貼り付いてしまい、買取価格が大幅に下がってしまいます。もちろん、キレイにはがすことができれば、裏面にノリを付けて郵便切手として使うことは可能です。しかし、買取を考えている人にとっては大きな痛手となるでしょう。

3.意外に価値のある切手は?

意外に価値のある切手にはどんなものがあるか詳しく見ていきましょう。

3-1.マニアに人気が高いシリーズ

切手の中には、特にマニアから人気が高く、高額で取り引きされているシリーズが多くあります。たとえば、以下のような切手で状態がよいものは高く売れることでしょう。

  • 明治~大正時代の普通切手シリーズ(竜門・竜銭・桜シリーズなど)
  • 戦前の記念切手・航空切手シリーズ
  • 1950年代の切手趣味週間シリーズ

3-2.銘版(めいはん)付き・カラーマーク付き

切手は印刷位置によって、隣接する余白部分に銘版やカラーマークが入ることがあり、一般的な切手より高く取り引きされます。銘版付き・カラーマーク付きは、1シート中1枚だけになるため希少価値が高くなるからです。中には、専門のコレクターが存在するほどであり、マニア向けの1枚といえるでしょう。特にカラーマーク付きの珍品となると1枚数万円で取り引きされる場合もあります。

3-3.印面がズレている

印面がスレている切手は、思わぬ高額査定が付くことがあります。本来、印面がズレている切手はエラー品として流通しないものです。しかし、何らかの手違いや検査ミスなどにより市場に出回ることがあります。もともと数が少ないことから、マニアの中には、喉から手が出るほど欲しいという人もいるほどです。そのほか、色抜け・印刷汚れなども同様に価値が高くなることがあります。

3-4.希少価値の高い消印がある

使用済み切手でも、希少価値の高い消印があるものは価値が上がります。特に、戦前の古い切手や航空郵便で使用されたもので、消印の内容がハッキリ分かるものは思わぬ高値が付くので調べてみてください。場合によっては、未使用品よりも使用済みのほうが高い査定金額が出ることもあります。

3-5.一部の中国切手

一部の中国切手も、高額で取り引きされています。特に以下のような切手は、思わぬ高額査定が期待できるでしょう。

  • 1964年牡丹シリーズ
  • 1980年年賀切手(赤猿)
  • 1986年毛主席シリーズ

上記は、状態のよいものならいずれも10万円以上の買取相場となっています。

4.切手を買取に出す方法

切手を買取に出す主な方法を詳しくご紹介します。

4-1.金券ショップに売る

金券ショップでは、未使用品に限り不要になった切手を買取してもらえます。買取金額は、額面の50~80%程度が目安で、持ち込んだその場で換金できるのが大きなメリットです。多くの場合、記念切手も普通切手も関係なく額面で計算されることになるでしょう。金券ショップでは、切手はあくまでも金券の一種として扱われるため、付加価値があるものでも高額査定が出ることはほぼありません。

4-2.切手商に売る

切手商に切手を持ち込むと、豊富な専門知識を元に査定をしてもらえます。価値が高い切手がある、なるべく正当な評価により買取してもらいたい、といった場合におすすめです。また、切手が大量にある場合も対応できるので、検討してみてください。なお、買取専門業者の場合、買取不可となった切手は引き取り処分も依頼できないことがあるので確認しておくとよいでしょう。

4-3.ネットオークションやフリマアプリに出品する

不要になった切手は、ネットオークションやフリマアプリに出品して売ることも可能です。1枚ずつでもまとめてでも、好きな単位で出品できます。また、自分が売りたい価格を設定できるのもメリットでしょう。ものやタイミングによっては、早期落札もあり得ます。ただし、数多くの出品に紛れてなかなか落札されない、クレームや支払い遅延などのトラブルが多いなど、デメリットも多い方法です。そのため、普段から出品し慣れている人におすすめといえるでしょう。

4-4.不用品回収業者に売る

不用品回収業者の中にも、切手の買取を行っているところがあります。買取を希望するときは、業者の査定を受けてください。業者の提示した金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼しましょう。なお、業者によっては切手の専門知識に乏しく、適正な査定が期待できないことがあります。そのため、価値の高い切手を買取に出す場合にはおすすめしません。たとえば、切手のほかに不用品が大量にあり、切手もついでに処分したいといった場合に向きます。

5.切手の処分に関するよくある質問

最後に、切手の処分に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.使用済みの切手は手芸に使えると聞いたのですが?
A.はい。切手のカラフルな印面を利用して、貼り絵の材料にする人が多くいます。貼り絵など手芸の材料にする場合は、破れたり欠けたりしている切手でも使用できるのがメリットです。

Q.想定以上に未使用切手の査定金額が安くて驚いているのですが?
A.特に昭和40~50年代の未使用切手などは、多くの人が収集用として買い集めたことから切手商でも在庫に余裕があるからです。したがって、思っていたほどの査定金額が出ないことも多いでしょう。

Q.遺品整理で出てきた切手を処分するときの注意点は?
A.切手の評価額によっては、遺産として配分する必要があります。まずは、相続人全員に切手の処分について確認し、同意を得てから処分したほうがよいでしょう。もしも、買取などで利益が出た場合は、相続人の間で分配することになります。

Q.思い入れのある切手を処分する決心が付かないのですが?
A.無理をして処分する必要はありません。処分すると後悔する可能性がある切手は、手元に残しておきましょう。

Q.切手をなるべく高く買取してもらうコツは?
A.以下を参考にしてください。

  • 数量をまとめる
  • 手数料の少ない方法で処分する
  • 切手の買取を強化している業者に売る

なお、業者によって切手の査定基準が異なります。そのため、複数の業者に査定を依頼して比較し、最もよい条件を提示したところに買取してもらうとよいでしょう。

まとめ

今回は、切手の処分について詳しく解説しました。不要になった切手を処分するには、郵便局で交換してもらう、郵便料金の支払いに充てる、自分で使うなどのほかにも、さまざまな方法があります。まずは、どんな処分方法が適しているか検討してみるとよいでしょう。なお、不要になった切手の中には、価値が高いものが含まれていることがあります。損をせずに処分するためには、最初に切手商などに査定を依頼して、価値を判断してもらうことがおすすめです。この記事を参考にして、最もメリットが大きな方法で切手を処分してください。