
お気に入りのガレージを作ろう!床の塗料選びと業者の探し方
コンクリートの床は頑丈で耐久性もあってガレージの床にも最適なのですが、コンクリートがそのままではオイル汚れを吸収しやすいため、塗装が必要です。最近はDIYが人気で、コンクリート打設までは業者に依頼をし、その後の塗装は自分でやる人が増えました。ガレージの床は十分DIYで塗装できる範囲だと思います。しかし業者に依頼したほうがキレイに仕上がりますし失敗もないのが事実です。
今回は、ガレージの床に使われる塗料の種類や選び方、塗装の方法、塗装を業者に依頼するメリットと注意点をご紹介します。
1.ガレージの床に使われる塗料の種類
1-1.アクリル
ガレージの床に使用する塗料としては、初心者向けといえるでしょう。DIYが始めてだけど挑戦してみたいという人にとっては扱いやすい塗料だと思います。
費用も安いので気軽に挑戦出来ますし、乾燥も早いためすぐに完成するでしょう。
ただ耐久性が劣るという面がマイナスとなりますので、まずは最初にアクリルで試してみて、耐久性が悪ければよりいいものに変えることをオススメします。いきなり耐久性があるものを使用しようと思うと、塗るのに失敗してしまうこともあるので、まずはアクリルから挑戦してみてはどうでしょうか。
1-2.ウレタン
ウレタン塗装は主に2種類、薄膜ウレタンと厚膜ウレタンとでわかれています。薄膜ウレタンの特徴は、耐久性もあって汚れに強いところです。それほど優れた塗料でありながらも、乾くのも素早いので重宝します。塗ると床に弾力ができるので、重たいものを落としても割れることはありません。
厚膜ウレタンは薄膜ウレタンよりもさらに耐久性がアップするので、頑丈なガレージ床が出来上がります。ただ、失敗してもやり直しがきかないので、素人では扱いにくい塗料です。
1-3.エポキシ
エポキシは耐久性があるのはもちろんなのですが、ツヤがアクリルやウレタンとは一味違います。ツヤと光沢があるので高級感溢れる床になるでしょう。ただ重たいものを落とすと割れてしまう可能性があり、衝撃を吸収することは苦手です。厚膜ウレタンと同じように、使用するならDIYでおこなうのではなく、専門の業者に依頼しましょう。
2.ガレージの床を塗装する方法・手順
2-1.DIYで頑張ってみる
ガレージの床はコンクリート打設後期間をおいてから塗料を塗ってもらわなくてはいけません。そうなると、また業者に来てもらうのも面倒ですし、自分のペースでゆっくりやりたいと思うならDIYで頑張ってみてください。面積にもよりますが、それほど時間はかかりません。
ただ面倒なのは、手順がたくさんあることです。まずは下塗りをしてから塗料を塗り、仕上げなくてはなりません。この手順を一つでも間違えると塗装は完成しませんので、しっかりと塗り方と手順を覚えてから始めるようにしてくださいね。
2-2.業者に依頼をして楽に塗装をする
自分で塗るDIYもいいのですが、やはり手間と時間がかかりますし、手順を間違えないように知識が必要になります。「1.ガレージの床に使われる塗料の種類」でもご説明したように、塗料にも種類がたくさんあります。それぞれにメリット・デメリットはありますかから、どれにしようか迷ってしまうでしょう。
そう考えたときに、やっぱり業者に依頼をして塗装をするのが一番楽です。業者なら塗料や塗装の知識が豊富なのは当然ですから、自分の思い通りのガレージが完成します。
3.塗装を業者に依頼するメリット
3-1.手間がかからない
塗装を業者に依頼するメリットの中では、手間がかからないのが何よりのメリットだと思います。ガレージの床ぐらい自分で塗装できると思って始めると、下塗りから仕上げまで何段階も塗らなくてはならず、何日も何週間もかかってしまうことがあるでしょう。それだけガレージに注ぐ情熱が強ければ乗り越えられそうですが、仕事をして帰ってきてからの時間、もしくは休日の時間を全てガレージの床に費やさなくてはなりません。やり始めてから後悔する人が多いのも事実です。
DIYでおこなえる範囲ではありますが、手間がかかります。できるだけ手間をかけたくないならば、最初から業者に依頼をしましょう。
3-2.業者用の塗料が使える
たくさんある塗料の中で、実は業者しか使えないような塗料も多いです。あまりホームセンターでは出回っていない、業者に依頼をすることで初めて使えるような塗料があります。インターネットで探せば見つかるかもしれませんが、だからといって業者用の塗料を使って自分で塗装できるのかというと、そういうものでもありません。
業者用の塗料は、塗装についてくわしい知識を持つ業者が塗るからこそ、力を発揮します。塗装に慣れているならいいですが、初心者の人には使いこなせない可能性もあるのです。初心者にとってはハードルが高い塗料ですが、やはり業者用のほうが仕上がりはよくなるでしょう。
完璧な仕上がりを求めるなら、DIYでは限界があるので、やはり業者に依頼するべきですね。
3-3.塗装後も安心
業者に依頼をした場合、その後塗装してもらった部分にトラブルが発生したら、相談してケアしてもらいましょう。ガレージの床はそもそも汚れやすいので、使い方によってはこまめに再塗装が必要になります。業者側のミスでトラブルが起きたら、当然来てもらわなくてはいけませんが、そうではなくてもトラブルが起きたときに相談できる相手がいるというのは心強いです。
自分で塗装をしたものは、誰かに頼ることなく自分で直すしかありませんよね。
やはり業者に依頼をして常に相談できる相手を作っておきたいものです。
4.業者選びの注意点
4-1.費用をあらかじめ計算してもらう
ガレージの床面積にもよりますが、業者に依頼するからにはそれなりの費用がかかります。その費用について、依頼する側の知識がないのをいいことに、高い値段を提示する業者もあるのが現実です。
そういう業者に依頼をしないためにも、まずは塗装前に費用をきちんと計算して提示してもらってください。もちろん、念のために違う業者にもどれぐらいで塗装ができるかを確認するとより安心です。
自分自身でも知識を身につけて、塗料の種類や特徴、費用の相場を確認しておくといいでしょう。
4-2.塗装の手順を説明してもらう
業者に依頼をするから全てお任せ!でいいのでしょうか?塗装の手順だけは説明をしてもらいましょう。今どんな段階で何をやっているか、わからないままお任せするのは不安です。どうせ聞いてもわからないと思うかもしれませんが、今何をやっているかわかる状態で塗装をしてもらった方が仕上がりに満足できます。
業者側の手抜き防止にもなりますので、聞いてもわからないと思わずにくわしく説明してもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか?
- ガレージの床に使われる塗料の種類
- ガレージの床を塗装する方法・手順
- 塗装を業者に依頼するメリット
- 業者選びの注意点
ガレージの床についてこだわりがある人は自分で塗装をするものいいと思いますが、仕上がりを完璧にして耐久性も高くしたいというなら、業者に依頼しましょう。業者にも残念ながら悪徳業者はいます。特に塗装となると専門的な知識が必要なジャンルなので、わざと高い見積もりを提示したり、安く仕上げるために手抜きをしたり、数は少ないですがそういう業者もいるのが現実です。
依頼をするときは、面倒かもしれませんが業者と密に相談をして、納得のいく仕上がりになるかを確認しましょう。