部屋の乾燥対策が重要な理由は? 今すぐできる対策やチェック方法も!

「部屋の乾燥対策について知りたい」という人は多いでしょう。特に冬場は部屋が乾燥しやすく、のどのイガイガや肌荒れに悩みがちです。快適に過ごすことができる環境を作るために、対策を考える必要があるでしょう。

この記事では、部屋が乾燥する原因や乾燥度合いをチェックする方法・おすすめの乾燥対策などをまとめてご紹介します。

  1. 部屋が乾燥する原因は?
  2. 部屋が乾燥することによる問題点4つ
  3. 部屋の乾燥をチェックしよう!
  4. 部屋の乾燥対策6選
  5. 部屋の乾燥対策に関するよくある質問

この記事を読むことで、部屋が乾燥することで起こるデメリットや、今すぐできる乾燥対策などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.部屋が乾燥する原因は?

まずは、部屋が乾燥する原因について解説しましょう。

1-1.冬の乾燥した外気が室内に入り込む

冬に発生した高気圧が日本列島を横断する際、日本海で湿気を吸い込み、湿った空気になります。その後、南下して奥羽山脈やアルプス山脈などを超える際に、日本海側に大雪を降らせるのです。水分の多くが雪になるため、空気は乾燥し、太平洋側に移動するころには冷たくて乾いた空気になります。日本には高気密・高断熱の住宅が多く、24時間換気を導入することで、乾いた外気を室内に取り込みやすくなっているのです。

1-2.エアコンの使用も乾燥の原因に

エアコンの使用も、部屋が乾燥する原因の一つです。エアコンを使用すると空気中の水分が屋外に排出されてしまうため、空気が乾燥します。同じ暖房器具でも、石油ストーブやガスファンヒーターなどは、二酸化炭素だけでなく水蒸気も発生させるため、エアコンに比べて部屋が乾燥することは少ないのです。

2.部屋が乾燥することによる問題点4つ

部屋が乾燥するとどのような問題やトラブルが起こるのでしょうか。

2-1.肌トラブル

部屋が乾燥すると、肌から水分が蒸発しやすくなり、さまざまな肌トラブルを引き起こします。ターンオーバーが正常に行われず、カサつきや肌荒れ・シミ・シワなどの原因になるのです。また、保湿機能やバリア機能も十分に働かなくなり、アレルギー物質や細菌などの刺激にも反応しやすくなります。

2-2.風邪やインフルエンザ

部屋が乾燥していると風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。空気が乾燥しているとウイルス自体も乾燥して軽くなり、空気中に長期間舞いやすくなるのです。また、ウイルスは鼻やのどから侵入して感染します。しかし、鼻やのどの粘膜が乾燥するとウイルスを防御する力が衰え、体内に侵入しやすくなるのです。

2-3.脱水症状

部屋の乾燥は体の脱水症状を引き起こす可能性もあります。空気が乾燥していると皮膚や粘膜からどんどん水分が失われていき、体内の水分が減っていくのです。夏場と比べて水分摂取量も少なくなりがちなので、気づかないうちに脱水症状が進行している場合もあります。

2-4.火災

部屋が乾燥していると火災が起こりやすくなるというリスクもあります。空気中の水分が少ないと火が点(つ)きやすくなるため、火種が小さくてもすぐ燃え広がってしまうのです。特に、冬場は暖房器具などで火を使う機会が増えるため、十分注意しましょう。

3.部屋の乾燥をチェックしよう!

部屋の乾燥をチェックするには湿度計が必要ですが、湿度計がなくても簡単にできるチェック方法をいくつかご紹介しましょう。

3-1.氷水を入れたコップを部屋に置く

ガラスのコップに氷水を入れ、部屋に置いてみましょう。コップの周りにすぐ水滴がつくようであれば、比較的過ごしやすい湿度を保つことができている証拠です。数分たっても水滴がつかない場合は、乾燥していると考えましょう。

3-2.静電気が発生していないかチェック

空気が乾燥していると静電気が起こりやすくなるため、髪の毛をブラッシングして確認しましょう。静電気が起こるようなら、髪の毛が乾燥している証拠なので、空気も乾燥していることが考えられます。また、テレビやパソコンなどの電化製品にホコリが付着しやすくなっているときも、空気が乾燥しているサインです。

4.部屋の乾燥対策6選

部屋の乾燥対策についてまとめました。今すぐ実践できるものもあるため、ぜひ参考にしてください。

4-1.コップや洗面器に水をためて部屋に置く

部屋全体を加湿することはできませんが、コップや洗面器に水をためて部屋に置いておくとよいでしょう。表面の水分が蒸発していき、空気中に放出されます。仕事中、デスクの上などに置いておくだけでも乾燥を防ぐことができるでしょう。

4-2.洗濯物を室内に干す

洗濯物を室内干しにすると、乾くときの水分蒸発によって空気中の湿度を上げることができます。生乾きの臭いが気になるようであれば、部屋干し用の消臭スプレーを使うとよいでしょう。ぬれた洗濯物にスプレーしておくだけで臭いの発生を抑えることが可能です。

4-3.観葉植物を部屋に飾る

観葉植物を部屋に飾る方法もおすすめです。定期的に水やりをしておけば葉から水分が蒸発し、空気中に放出されます。葉の表面積ができるだけ大きめのものを選ぶと、より効果的です。

4-4.床を水拭きする

床をぬれた雑巾で水拭きすると、床表面の水分が蒸発して部屋の湿度が上がります。同時にホコリやウイルスも取り除くことができるため、定期的に行うとよいでしょう。

4-5.霧吹きで部屋に水を吹きかける

手軽にできる乾燥対策としては、霧吹きを使って水を部屋にまく方法もあります。カーテンやソファーなどの布製品にスプレーしておくと、水分が蒸発して部屋を加湿しやすくなるでしょう。

4-6.入浴後、お風呂のドアを開けておく

入浴後、浴室のドアを開け放しておくと、部屋に湿った空気が流れ込み、湿度を上げることができます。入浴後の浴室は家の中で最も湿度が高くなるため、一気に部屋を加湿できるでしょう。ただし、浴室に近い部屋だけが高湿度になり、カビが発生してしまう可能性もあります。サーキュレーターなどを使って空気を循環させるとよいでしょう。

5.部屋の乾燥対策に関するよくある質問

「部屋の乾燥対策について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.最適な部屋の湿度は何%でしょうか?
A.40~60%前後といわれています。70%以上になるとカビが発生しやすくなるため、湿度の上げすぎには注意が必要です。

Q.乾燥対策をしていたら部屋の湿度が上がりすぎてしまいました。どうすればよいでしょうか?
A.窓を開けて空気を入れ替え、最適な湿度まで下げることをおすすめします。

Q.乾燥対策におすすめの観葉植物を教えてください。
A.初心者にもおすすめのサンスベリアや、湿度を一定に保つ効果があるコニファー、葉に水分を蓄積するカランコエなどがよいでしょう。

Q.朝起きたとき、乾燥でのどが痛くなることが多いのですが、対策はありますか?
A.加湿器を使うか、夜に洗濯をして寝室に部屋干しするとよいでしょう。また、マスクを着用して寝ることで、のどの乾燥を防ぐことができます。

Q.部屋の乾燥が睡眠の質を下げることはあるのでしょうか?
A.もちろんあります。乾燥によって体内の水分が奪われると、体をしっかり休ませることができなくなるのです。特に乾燥が気になる夜は、白湯(さゆ)などで水分補給してから就寝することをおすすめします。

まとめ

部屋が乾燥する原因や乾燥によってもたらされるリスク・おすすめの乾燥対策などを詳しくご紹介しました。空気が乾燥しやすい冬はもちろんのこと、夏もエアコンの使用によって室内が乾燥することがあります。快適に過ごせる湿度を保つことができるよう、ぜひこの記事を参考に乾燥対策をしてください。