本の正しい保存方法は?大量にある本を整理整頓するコツを知ろう!

大切な「本」ほど汚れないように保存しておきたいものです。
特に、本好きの人はいつの間にか部屋の中に本が増えてしまうでしょう。
本を丁寧に保存するためにもポイントやコツを知ることが大切です。
そこで、本の正しい保存方法や大量にある本の整理整頓法、本を保存する際の注意点について詳しく説明します。
大量にある本の管理に困っている人は、ぜひ参考にしてください。

1.本の正しい保存方法

基本的に、本は「紙」でできています。
紙でできている限り、ホコリや汚れで傷ついてしまうものです。
いつまでも本を保存するためにも、正しい方法での保管が必要になります。
これから、本の正しい保存方法について説明していきましょう。

1‐1.高温多湿・直射日光は避ける

本にとって最も悪い環境は「高温多湿」と「直射日光」が当たる場所です。
古本屋に入るととたんに独特なニオイにつつまれるでしょう。
古い本のニオイは紙についているカビが原因になっています。
カビは高温多湿を好むものです。
よって、高温多湿になりやすい部屋には絶対に本を保管しないでください。
カビは本をむしばみ、ボロボロにしてしまうので要注意です。
もし、本を押し入れに保管する場合は湿気対策が必要になります。湿気をとる乾燥剤を必ず入れておきましょう。
本に使用している紙の種類で変わりますが、本の保管には湿度50%程度が最適です。
また、「直射日光」は紙が日に焼けてしまいます。
黄色く変わってしまうので本棚は直射日光の当たらない場所に設置してください。

1‐2.紙に穴をあける「虫食い」に要注意

本の保管方法で気をつけておきたいのが「虫食い」です。
虫食い=衣類に起こるものと思いがちですが、本が大好物の虫はいます。
本のわずかな隙間に入りこんで穴をあけるでしょう。
いつの間にか本がボロボロになってしまうため、本を保管するときは「防虫剤」も一緒に入れてください。
ただし、防虫剤の中には化学反応を起こすタイプもあります。
化学反応によって本がダメになるケースはあるでしょう。
使用する防虫剤の種類も適切なものを選んでください。
また、虫は食べかすや油汚れを好む傾向があります。
飲みながら食べながらの読書はできるだけしないでください。
いつの間にか油汚れや食べかすが本のページにはさまります。虫を呼び寄せる原因になるので注意しましょう。

1‐3.本を保存する「ケース」や「箱」を用意する

一般的に本の保存は本棚に収納する方法になるでしょう。
本棚に収納する際は、ギュウギュウづめにしないよう気をつけてください。ギュウギュウにつめてしまうと本の出し入れに傷がついてしまいます。
できるだけ空間をつくることが大切です。
しかし、逆に隙間がありすぎるのも本にとってはよくありません。
本がななめになると破損してしまいます。
空間ができてしまうときはブックエンドを利用すると良いですよ。
大切にしたい本や高い金額の本は、ケースに保管しておきましょう。
専用のケースがあるなら活用したほうが安心です。
また、箱に本を保存する際は平積みにしてはいけません。
基本、本は立てて収納することが大切になります。平積みにすると本の厚みに影響が出るので要注意です。

2.大量にある本の整理整頓法

2‐1.読んでいない、読まない本は処分する

大量にある本を整理整頓するには、「捨てる」ことが大切です。
本好きにとっては捨てる行為に抵抗を覚えるでしょう。
しかし、処分しなければ新しい本が次々と増えてしまいます。
新しい本が増えるたびに古い本を捨ててください。
今持っている本の中から捨てるものを選ぶのは大変でしょう。
最初は、まったく読んでいない“ファッション雑誌”や興味のない種類から処分してください。
そして、読んでいない、または読まない本をわけていきましょう。
“いつか読む本だから”という考えでは整理整頓がなかなかできません。
“いつか”ではなく、“今”読むかどうかが大切です。
また、大切な本や思い出深い本、大好きな作家さんの本などは保管しておきたいでしょう。
自分でしっかり“捨てる判断基準”を持っておかなければなりません。

2‐2.カテゴリーや優先順位にわける

要らない本は不用品回収業者を利用して処分していきましょう。
大量にある本をわざわざ運んだり、自分で処分したりするのは大変です。
効率的に処分するためにも不用品業者に依頼したほうが最適でしょう。
業者の中には買い取りをしてくれるところもあります。
買い取ってもらえるのなら処分費用も節約できるので一石二鳥です。
そして、保存する本は「カテゴリー」と「優先順位」でわけていきましょう。
経済書や新書、漫画、小説などカテゴリー別にわけて、自分がよく読む本ほど取り出しやすい位置に保管してください。
読まない本は取り出しにくい位置に保管するのがおすすめです。
カテゴリーと優先順位でわけていけば、整理整頓しやすくなります。

3.本を保存する際の注意点

3‐1.ビニールに入れる際は本を乾燥状態にする

大切にしたい本をビニールに入れる人は多いでしょう。
ビニールで本を保管する際は、必ず本を乾燥状態にしてください。
紙は非常に湿気に弱いです。湿気のある状態でビニールに入れると本がボロボロになってしまいます。
本についている油汚れやホコリを丁寧に取りのぞいたうえで乾かしましょう。
本を乾かすときは直射日光の当たらない、風とおしの良い場所がおすすめです。
直射日光が当たる場所では逆に紙が傷んでしまいます。
また、本にしおりをはさんだままの状態で保管するのはNGです。
つい、しおりをはさんだままにしてしまうケースはよくあります。本とは違う紙をはさんでおけば化学反応を起こすでしょう。
特に、本を長期保存する際は注意が必要です。

3‐2.定期的に本のページを開く

あなたが持っている本の中には、何年も開いていない本があるでしょう。
本の保存において、何年もページを開いていない状態は非常に危険です。
読んでいる、読んでいない本にもかかわらず、定期的に本のページを開いて空気を入れてください。
空気を入れるだけでも本の状態はだいぶ良くなります。
空気を入れると同時に本についているホコリを落とすことができるでしょう。
ホコリがたまればたまるほど落ちにくくなるので注意しなければなりません。
本を整理整頓する際は、読んでいない本でも定期的にページを開いてください。
また、本を売るときはついているホコリや汚れをキレイにふき取ると良いでしょう。
キレイな状態の本ほど高く売ることができます。本が汚いだけで買い取りできないケースもあるのです。

4.まとめ

本の正しい保存方法や大量にある本の整理整頓法、本を保存する際の注意点について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
本を正しく保存するためにも基礎知識が必要です。
基本的に本は紙でできているため、高温多湿・直射日光が当たる場所で保管してはいけません。
できるだけ直射日光の当たらない、湿気の少ない場所で保管しましょう。
また、虫食いや湿気を防ぐために防虫剤や乾燥剤を活用してください。ケースや箱にしまうときは必要です。
そして、何より整理整頓で大切なのは“要らない本を処分すること”になります。
読んでいない、必要のない本は少しずつで良いので処分していきましょう。