重曹を使った洗濯方法とポイントを解説! 消臭剤・柔軟剤に使える!

掃除や洗濯で役立つ重曹は、自然素材でできているので子どもや肌が弱い人でも安心して使うことができます。重曹1つを用意しておくだけで、さまざまなシーンで使えると注目されている洗剤でもあるのです。特に、重曹は研磨作用・消臭作用があるので、洗濯洗剤として使うことをおすすめします。重曹で上手に洗濯するためにも、正しい使い方とポイントを把握しておきましょう。

本記事では、重曹を使った洗濯方法・ポイント・注意点を解説します。

  1. 重曹が洗濯で役立つ理由は?
  2. 重曹を使った洗濯の方法
  3. 重曹を使った洗濯の注意点
  4. 重曹を使った洗濯に関してよくある質問

この記事を読むことで、重曹を使った洗濯の方法とポイントが分かります。気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

1.重曹が洗濯で役立つ理由は?

エコ洗剤として注目されている重曹を洗濯剤として使用すると、どのような効果が生まれるのでしょうか。

1-1.重曹と市販の洗剤を加えると洗浄力がアップする

重曹が洗濯で役立つ大きな理由は、市販の洗剤と加えることで洗浄力がアップすることです。重曹はアルカリ性の性質を持っており、衣類についた油や皮脂など酸性の汚れを落とします。また、消臭作用もあるため、臭いの染みついた洋服の脱臭効果も期待できるのです。部屋干しの嫌な臭いの予防にもつながるでしょう。これらの重曹の効果+市販の洗剤効果を組み合わせることで、さらに衣類をキレイに洗うことができます。重曹の効果は、市販の洗剤と組み合わせて初めて発揮できるのです。ただし、組み合わせる洗剤は液体石けんに限ります。詳細は、【2-1.洗濯用液体と併用して使用する】にて説明するので、ぜひチェックしてくださいね。

1-2.洗濯槽や衣類にもやさしい

自然素材でできている重曹は、洗濯槽の菌の繁殖を抑える効果もあります。汚れた衣類を洗う洗濯機の中は、洗剤や柔軟剤が溶け残ったカス・水垢(みずあか)・黒カビで汚れやすいのです。重曹は酸性の汚れを中和する働きを持っているため、殺菌し繁殖を抑制してくれます。また、自然由来の重曹で衣類を洗うことで、化学成分が染みつくこともないのです。洗濯物は自分の肌に触れるものなので、敏感肌や皮膚が弱い方・子どもにも安心して使用できます。

1-3.コストパフォーマンスに優れている

重曹は100円均一ショップでも気軽に購入できる商品です。市販の洗剤よりも安く購入できるため、コストパフォーマンスに優れている洗剤といえるでしょう。また、洗濯に使用するのはもちろん、重曹水スプレーとして汚れ落としにも使うことができます。500mlの水に対し大さじ1杯程度の重曹で作ることができるため、1本あたり数円の計算です。いろいろな使い道がありお得といえるでしょう。

1-4.アルカリ性の性質が汚れを落とす

重曹はアルカリ性の性質を持っています。アルカリ性は皮脂の汚れや黄ばみなど、酸性の汚れを中和し落とすことができるのです。衣類の汚れはほとんどが酸性なので、重曹との相性が抜群といえるでしょう。

1-5.洗濯に向いている重曹は工業用(掃除用)

重曹には、薬品用・食品用・工業用(掃除用)と3種類があります。それぞれの特徴を以下にまとめましたのでぜひチェックしてください。

  • 薬品用:純度が高くキメが細かいのが特徴。胃薬・点滴・ヤケドの洗浄など薬用として使う
  • 食品用:純度が低くキメが少し粗い。食材を柔らかくする・アク抜き・膨らます際に使用する
  • 工業用(掃除用):最も純度が低くキメが粗い。掃除・洗濯・脱臭剤として使う。口に入れたり肌につけたりするのはNG

2.重曹を使った洗濯の方法

それでは、重曹を使った洗濯の方法とポイントを解説します。特徴を知り、重曹を上手に使いましょう。

2-1.洗濯用液体と併用して使用する

重曹を使用した洗濯は、普通の洗濯に使用している液体洗剤と併用することがポイントです。普段使っている洗剤とあわせて、重曹を1カップ加えて洗濯してください。通常の使用量の半分を重曹にするといいでしょう。併用することで、液体洗剤だけで洗濯したときよりも、洗濯物の汚れを落とし、キレイな白い状態に仕上げることができます。ただし、合成洗剤と混ぜるのはオススメしません。なぜなら、重曹の洗浄力は穏やかで、市販の合成洗剤は洗浄力が強すぎるからです。同じ穏やかな洗浄力を持ち合わせている洗濯用液体と併用してください。

2-2.シミ抜きに使う

ジュースをこぼしたり食べこぼしの油汚れなど、普通の洗濯では落としきることができませんよね。そんなときにも重曹が大活躍します。ワイシャツの襟についた皮脂汚れなど頑固なシミにも、重曹ペーストで落としてください。重曹ペーストは、重曹:液体酸素系漂白剤を1:1の割合で入れて混ぜるだけでOKです。ペースト状になったら、汚れの部分に直接塗り、10分ほど放置してください。その後に洗濯することで頑固なシミを落とすことができます。ただし、気をつけておきたいのは、生地によっては重曹ペーストで傷みや色落ちを引き起こしてしまう可能性があることです。心配な方は、洋服の目立たない場所につけて変化がないか確かめてからにしましょう。

2-3.消臭剤として使う

重曹は消臭作用もあるため、衣類に付着した嫌な臭いを消すことができます。特に、雨の日が続くときに悩まされるのが部屋干し臭です。部屋干しの臭いも、重曹を使用すれば除去できるでしょう。消臭剤として使う際は、40℃前後のぬるま湯100mlに重曹を小さじ1程度入れ溶かし、そこに浸け置きしましょう。30分ほど浸け置きした後に、洗濯するだけでOKです。部屋の臭いが気になる際は、重曹(粉)を口が広い子皿に入れて室内に置くと、臭いが除去できます。ぜひ試してみてくださいね。

2-4.おしゃれ着洗いにも

まるで柔軟剤を使ったかのように、洋服をふんわりと仕上げたいと思っている方は、重曹を使うといいでしょう。重曹は柔軟剤代わりにもなる万能アイテムです。さらに、ふっくらと仕上げたい場合は、すすぎのときに約3分の2カップの柔軟剤を投与するといいでしょう。また、重曹はおしゃれ着洗剤としての使用も可能です。おしゃれ着洗いに使用する際は、以下の手順で行ってください。

  1. 洗濯桶や洗面器に30℃程度のぬるま湯を張り、重曹大さじ1をよく溶かす
  2. やさしく数回押し洗いをした後に、20~30分程度浸け置きする
  3. お湯を替えてやさしくすすいだ後は、水300ccにクエン酸小さじ1を入れ洋服を浸す
  4. 最後にタオルドライで脱水→日陰で平干しして完了

ただし、天然素材やウール・シルクなどデリケートな素材には使用しないほうがいいでしょう。重曹の粒で衣類が傷つく恐れがあります。

2-5.漂白効果を高める

重曹は漂白効果があるため、洋服をさらに白く仕上げることができます。ポイントは、重曹と過炭酸ソーダをペースト状にしたものでこすり洗いをすることです。過炭酸ソーダは過炭酸ナトリウムともいわれ、炭酸ナトリウムと過酸化水素が2:3の割合で混ざり合った状態のものを指しています。酸化力に優れているため、除菌・消臭作用も高められるのです。洗濯する際に、重曹とあわせて、50Lの水に対し大さじ3~4杯の過炭酸ナトリウムを加えてください。

2-6.あわせて洗濯槽も掃除しよう!

毎日使用している洗濯機の中も、カビや汚れが溜(た)まりやすいところです。洗濯槽が汚れたままでは、重曹を使用しても衣類の汚れが取れなくなる恐れがあります。重曹は洗濯槽もキレイにできるので、あわせて掃除しましょう。重曹を使用した洗濯槽の掃除方法は、以下のとおりです。

  1. 洗濯槽いっぱいに40℃前後のぬるま湯を溜める(ドラム型の場合は、ドアがこぼれないギリギリまで)
  2. そこに重曹を1カップとお酢を300ml程度入れ、10分ほど洗濯機を撹拌させる
  3. 一晩そのまま浸け置きをし、翌朝、洗濯槽の中に浮いている汚れを網などですくい取る
  4. カビやゴミがなくなったら、通常コースで洗濯機をまわし完了

3.重曹を使った洗濯の注意点

重曹を洗濯に使用する際、いくつかの注意点があります。押さえておきたいポイントをチェックし、正しく使いましょう。

3-1.重曹は水に溶けにくい

重曹はアルカリ性の性質を持っており、水に溶けにくい特徴があります。しかし、重曹単体で使用するとアルカリ性が高くならないので、洗浄力が劣ってしまうのです。洗浄力を高くするためには、重曹とあわせて洗濯用の液体洗剤を使ってください。また、水に溶けやすくするため、水よりも30~40℃前後のぬるま湯が最適です。ドラム型の洗濯機の場合、水に溶けなかった重曹が詰まり故障になる恐れがあるため、使用を禁止しているものもあります。必ず確認してから重曹を使いましょう。

3-2.必ず適量を守る

重曹をたくさん使うほど汚れが落ちやすくなると思われがちですが、洗浄力は変わりません。逆に、洗濯機を詰まらせる原因になるため、十分に注意してください。また、たくさん入れると、乾燥しやすい重曹の特徴から洗濯後、衣類に白い粉が残ってしまいます。もう1度洗濯すれば取れますが、二度手間になるでしょう。重曹は必ず適量を守ることが大切なポイントなのです。

4.重曹を使った洗濯に関してよくある質問

重曹に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.デリケートな生地の洗濯もできるのか?
A.工業用の重曹はキメが粗いため、重曹の粒子が繊維の間に入り込みやすくなります。重曹の粒子が繊維の間に入り込み汚れを落とす仕組みですが、デリケートな生地の場合は逆効果です。逆に、粒子が生地を傷める恐れがあります。洗濯機で洗うと、回転によってさらに傷みやすくなるので注意してくださいね。デリケートな生地は、通常の洗剤を使用するか、クリーニング店に依頼したほうがいいでしょう。

Q.過炭酸ソーダのほかに併用できるものは?
A.雑菌の繁殖を抑える効果があるクエン酸があります。クエン酸も過炭酸ソーダのように重曹と混ぜて使うことができるのでおすすめです。クエン酸を併用する方法は以下を参考にしてください。

  1. 衣類の汚れが気になる箇所に、重曹ペーストを塗る
  2. 手でなじませるように揉む
  3. その後にクエン酸水スプレー(水200ml:クエン酸小さじ1)を吹きかけ、15~20分程度放置する
  4. 洗濯機に入れ通常どおり洗うだけでOK

Q.重曹で洗濯してはいけない生地は?
A.麻・い草・ジュート素材などの天然素材でできた衣類は、重曹で洗濯しないようにしてください。なぜなら、化学反応を起こし変色する恐れがあるからです。化学反応を起こした生地は元通りにできません。後悔しないためにも、重曹で洗ってもいいかどうか素材を確認してください。心配な方は重曹を使わないほうがいいでしょう。

Q.重曹と併用するときに使う液体洗剤は?
A.弱アルカリ性の洗剤がおすすめです。弱アルカリ性の洗剤は、液体洗剤の中でも洗浄力があり、同じ性質を持っている重曹との相乗効果が期待できるでしょう。頑固な汚れを取り除くときも、併せて使うことをおすすめします。洗濯機で洗っても汚れが取れない場合は、重曹をペースト状にしてください。ペーストは、重曹2:水1の割合で作るだけなので簡単です。水の代わりに液体石けんを使えば、頑固な汚れにも効果的でしょう。汚れがきになる箇所につけ、やさしくこすり洗いをしてくださいね。

Q.液体洗剤のほかにも、重曹と併用して効果が期待できるものはあるのか?
A.酸性の性質を持っているクエン酸も重曹と組み合わせて使うことで、汚れを落とす力がアップします。クエン酸には泡を作り出す効果があるため、より効果的に衣類の汚れが落ちるのです。併用する際は、重曹1カップに対し3分の1のクエン酸を混ぜてください。また、お酢も重曹と併用することで泡を作り出し、汚れを落とします。ただし、クエン酸よりも酸性が弱いので、300〜500mlは入れたほうがいいでしょう。

まとめ

いかがでしたか? 重曹は市販の洗剤よりも洗浄力・消臭力・漂白力に優れています。市販の洗剤はさまざまな化学薬品が含まれていますが、重曹は自然素材でできているので安心して使用できるでしょう。また、安価で掃除にも活用できるため、コストパフォーマンスに優れているアイテムです。もともとアルカリ性の性質を持っていることから、皮脂汚れや衣類に飛び散った油などを落とすことができます。重曹の特徴を知り、上手に活用していきましょう。

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