着物を処分するには? 不要な着物を高く買い取ってもらうポイント

「実家にある古い着物をなんとかしたい」「形見の着物がタンスを占領して困っている」近年、着物を着る機会が少なくなったことにより、このような悩みを抱えている方が増えています。しかし、高価な着物をゴミとして捨てるのは抵抗があるという方がほとんどでしょう。そこで、この記事では、不要になった着物を賢く処分する方法を紹介します。着物を手放したいと考えている方はぜひ参考にしてください。

1.着物を処分するにはどうすればいい?

不要になった着物はゴミとして捨てるしかないと思っていませんか? たしかに、これまでは状態の悪い着物は値段がつかない場合がほとんどで、よほど状態が良くなければ買い取り業者に依頼しても買い取ってもらうことはできませんでした。しかし、現在、2020年に開催される東京オリンピックの影響で着物需要が急速に高まっています。これまでは捨てるしかないと思われていた着物も、リメイクを視野に入れて買い取りを行う業者が増えているのです。それでは、着物はどこで買い取ってもらうことができるのでしょうか?

1-1.リサイクルショップに売る場合は要注意!

リサイクルショップの中には着物を扱っている店舗もあり、こうしたショップであれば不要な着物を買い取ってもらうことが可能です。最近では、店頭まで直接持ち込む方法の他、出張買い取りや宅配買い取りに応じてくれるショップも増えています。ただし、着物に対する専門知識を持つスタッフが在籍している可能性は低く、正しい価値がわからないということも少なくありません。高価な着物であるにも関わらず二束三文で買い取られるケースもあります。

1-2.価値の高い着物は呉服店がお得?

呉服店によっては着物のリサイクル買い取りを受け付けているところもあります。着物を専門に扱っているだけあって、着物に対する豊富な知識を持っていることがほとんどです。自社でクリーニング・メンテナンスができるため、多少状態の悪いものでも高級な着物であれば高額で買い取ってもらえます。ただし、丈が短すぎてリメイクできないものや安価な着物は買い取ってもらえません。

1-3.ほかで断られた着物も買い取り専門店なら値段が付くかも!

ここ最近注目を集めているのが、インターネット上で営業している着物買い取り専門店です。日本全国に中古着物を販売する流通網を持っており、リサイクルショップや呉服店では断られてしまった着物でも買い取ってもらうことができます。着物買い取り専門店ならではの豊富な知識で、高価な着物も適正価格で査定してもらえるでしょう。

2.高価買い取りの対象となる着物は?

それでは、どのような着物が高価買い取りの対象になるのでしょうか? 一例を紹介します。

2-1.各地名産品や作家もの

各地の伝統ある名産品や有名作家の作品は高値が付きやすい傾向にあります。現在、織りや染めなどの伝統技術は継承者が少なく、こうした技術で作られた着物は価値が高まっているのです。着物の名産品としては京都の西陣織や京友禅などが特に有名です。

2-2.仕立ての大きいもの

仕立ての大きい着物は査定に有利となります。仕立て直しでサイズを調整して再販売できるため、着物業者にとっては魅力的なのです。反対に、サイズの小さいものは販売相手が限定されてしまうため、買い取り価格が多少安くなる場合もあるようです。身長160cm前後の女性がちょうど良く着れるサイズのものであれば問題ないでしょう。

2-3.保存状態がよいもの

保存状態が良く、シミや変色がないものは高価買い取りが期待できます。新品や未着用の着物などは高く買い取ってもらうことができるでしょう。ただし、シミのついた着物を無理に自宅でクリーニングしようとすると、かえって状況が悪化することもありますので注意してください。

3.着物を買い取りに出すときの注意点

最後に、着物を買い取りに出すときの注意点をまとめました。以下のポイントを押さえることで着物を高く売ることができるでしょう。

3-1.伝統工芸品は証紙を一緒に用意する

伝統工芸品の着物を買い取りに出す場合、証紙を一緒に出すことで高価買い取りが期待できます。証紙とは、生地の織り元や織物工業組合が発行している紙のことで、品質を証明するものです。証紙が残っていれば、どこで作られたものかが一目瞭然のため、査定額がアップします。

3-2.帯や和装小物なども一緒に査定に出す

着物買い取り業者では帯や和装小物などの買い取りにも対応していることがほとんどです。着物単体で査定に出すよりも、こうしたものをまとめて依頼することで高額査定が期待できます。帯や和装小物がセットになっていることで、新たにその着物を購入する人がコーディネートに悩むことがなくなり、再販売しやすいためです。

3-3.悪質な着物業者に騙されないで!

残念ながら、着物買い取り業者の中には悪質な業者も存在します。こうした業者は、相場よりも安い査定額を提示し、断ろうと思っても強引に契約を結ぶというのが特徴です。悪質業者を見分けるポイントをいくつか紹介します。以下のような業者には注意してください。

  • 突然、電話で買い取りの勧誘をしてくる業者
  • アポなしで訪問してくる買い取り業者
  • ホームページに会社情報が記載されていない業者
  • 古物商許可証を持っていない業者

万が一、こうした業者の被害にあった場合は、消費者生活相談窓口に相談してください。

まとめ

いかがでしたか?
この記事では、不要になった着物を賢く処分する方法を紹介しました。

  1. 着物を処分するにはどうすればいい?
  2. 買い取り対象となる着物は?
  3. 着物を買い取りに出すときの注意点

以上のポイントを押さえることで、不要な着物をお得に手放すことができます。着物買い取りは査定だけなら無料というところがほとんどです。まずは、ご自宅の着物が買い取り対象かをチェックして、査定を依頼してみてはいかがでしょうか?