もう部屋探しで後悔はしない!失敗しないための探し方のポイント

「こんなはずじゃなかった」と、部屋探しで後悔した方には、共通した原因があります。物件の基本情報だけに頼り、ご自分の希望条件を絞り切れていないからです。背景には、不動産・住宅情報が多いことなどがあるでしょう。お部屋探しには、手順があります。1人暮らしで、そろそろ新しい部屋を探そうとしている方は必見!失敗しないための物件探しのコツをお教えします。

記事を読んでいただければ、快適な新生活がスタートできるだけでなく、もう、後悔することもない暮らしを実現するでしょう。

1.部屋探しの始め方

部屋探しで失敗したと嘆く方の話を聞くと、スタートの時点でつまずいています。住みたい地域、広さ、家賃、駅からの距離。条件として固まっているのは、このくらいでしょう。広さや家賃は、基本的な条件であって、大切なのはこの基本条件の上に、いかに自分が希望する条件を重ね合わせることができるかです。

1-1.タイプはアパート、マンション、戸建ての3つ

まず、お部屋のタイプから始めましょう。お部屋は、アパート、マンション、一戸建ての3つに分けることができます。借りるという意味では、どれも同じですが、それぞれに違いがあることを把握してください。

<アパート>

都市部に限れば、賃貸物件としては豊富なストックがあります。完成した時期などによって、グレードはさまざまです。単身者向けや学生アパートなど、物件情報が多く、選択肢の幅が広いという特徴があります。豊富な物件を見て選びたい場合はおすすめです。

<マンション>

広大な工場跡地の開発や木造密集地域の再開発に伴い、マンションの数が増えています。ファミリータイプとワンルーム形式に二極化し、若者世代にはワンルーム形式が人気です。一人暮らしであれば、ねらい目になります。鉄筋コンクリート造りのマンションは、居住性や構造・安全性の面で、優れているのが特徴です。

<一戸建て>

賃貸の戸建ては、数の上ではグッと少なくなりました。しかも、老朽化した住宅が多いのが実状です。ただし、思わぬ掘り出し物にぶつかるときもあります。転勤が決まったご家族が、期間限定的に賃貸として貸し出す場合などです。また、古ささえ気にしなければ、びっくりするほど低家賃の賃貸があるのも、一戸建ての特徴としてあります。

1-2.部屋探しに向いている時期

あなたが、どんな時期でも引っ越しできるならば、時間をかけて探すこともできるでしょう。でも、現実は、そううまくいきません。
物件数という視点で見たとき、おすすめの時期は、引っ越しシーズンの1~3月です。でも、とても混雑して物件が決まるスピードが速いのがこの季節になります。じっくり選んでいる余裕はありません。機動力勝負です。
おすすめしたいのは秋(9、10月)。年度末とともに、人事異動の季節です。人の移動が多く、物件が多い割に、年度末ほどの慌ただしさもありません。
逆に、不動産屋さんにとって、一番暇な時期にあたる夏は、逆の意味でねらい目です。値引き交渉に応じてくれるメリットもあります。

2.部屋探しのためのチェックリスト

引っ越し時期も大切ですが、最も大切なのは、あなたの希望です。自分の求めるものをまとめて、チェックリストをつくってください。次のような項目は必要です。

  • 何人で住むか:単身なのか、家族と一緒なのか。それによって、要求される部屋の大きさは変わってきます。
  • どこに住むか:ご希望の住まいは郊外ですか、都心部ですか?
  • 家賃:家賃は収入の3割程度までがリミットです。
  • 間取り:間取りによって生活スタイルは変わります。ご自分の生活をイメージしてください。
  • 駅からの距離:雨の日こそ、駅からの距離感をつかむ絶好の日です。晴れの日では見えないものが見えてきます。昼、夜では街の風景が変わるので、両方を確認することが大切です。

部屋探しのためのチェックリストは、ネットで「部屋探し チェックリスト」で検索すると、いろいろなサイトが出てきます。自分の部屋探しの条件に合ったチェックリストを選んでください。入手したチェックリストを使いながら、そのまま自分で部屋探しもできるサイトもあるので便利です。利用しない手はありません。

3.部屋探しで必要なお金とは

部屋を借りるには、どれくらいかかるのか。この点から見てみましょう。
大きく2つに分類することができます。
1つは、部屋を借りるときの初期費用、もう1つは、借りた部屋で生活していくときに、毎月かかってくる費用です。それぞれについて、見ていきます。

3-1.初期費用

  • 敷金:家賃の1~2か月分
  • 礼金:家賃の1~2か月分
  • 仲介手数料:家賃の1か月分
  • 契約日からの日割り家賃(場合によっては、翌月の家賃の前払い)
  • 火災保険など:20,000円程度
  • 鍵交換費用:15,000円前後
  • 保証料

最大で家賃6か月分くらいになります。
初期費用は、上記だけでは済みません。今のお部屋からの退去費用は入っていますか?引っ越し費用だったら予算を組んでいるでしょうけど、お部屋からの退去までは、なかなか気が回らないものです。敷金が戻ってくるとアテにしていたら、逆に請求されたという人も。新しい部屋に移った時にも、新しく購入するものなど、いろいろと費用がかかります。
どんな費用がかかるのか、しっかりした予算計画をしてください。

3-2.毎月の費用

新しい部屋に引っ越してから、毎月かかる費用を想定しましょう。
水道光熱費は、いわば固定費です。この固定費に、必需品であるスマホ、パソコンなど、毎月、いくらの固定的費用がかかるかを計算してみてください。無視できない金額になるはずです。だからこそ、家賃は収入の3割以下にすることが大切になります。

収入が月30万円だったら9万円以内です(管理費込み)。
そして、あと4,000円を上乗せして家賃関連とすることをおすすめします。
4,000円は、2年に1回やってくる契約更新の積立金です。更新料が家賃1か月分と仮定して、90,000円÷24=約4,000円ということになります。まとめて払う家賃1か月分は、結構キツイでしょう。でも、毎月、4,000円だったら、無理なく積み立てられるのではありませんか?2年に1回やってくる恐怖の更新料に備えた、ささやかな知恵といえます。

3-3.話題の敷金礼金ゼロ物件

最近、何かと話題の敷金礼金ゼロ物件は、部屋探しの候補の中に入っていますか?敷金と礼金がゼロ円の賃貸物件のことです。普通だったら、家賃4か月分くらいは見込んでおくべき敷金と礼金。その敷金と礼金がゼロ円なのですから、初期投資を抑えたい方は、検討に値するお部屋です。
ところが、敷金礼金ゼロ物件の増加に比例するように、なにやらよからぬ話も耳にするようになりました。たとえば退去時のトラブルです。法外とも思える多額のハウスクリーニング代や、理解できない退去費用を請求された例もあります。あるいは、違約金の設定をしている物件も。1年以内に退去したら、違約金いくらを払えというわけです。特約条項のような形式で、小さな文字で書かれています。しかも、近隣物件より高めの家賃設定です。要するに、敷金礼金ゼロ円物件には、メリットとデメリットがあります。
敷金礼金ゼロ物件のお部屋を探している方は、契約書の隅々まで読んで、ハンコを押すようにしてください。

4.部屋探しネット活用法

4-1.人気の不動産紹介サイト

不動産情報や住宅情報は、かつては情報誌を見て、不動産会社を利用するのが一般的でした。でも、今日では情報の早さなどから、ネットの活用に移ってきています。
ネットの活用は、家にいながら情報が入手できる点で、とても魅力的です。沿線・駅から探す、家賃相場から探す、通勤通学時間から探す、不動産会社から探すといった基本的な条件は、いうまでもありません。室内設備、収納、セキュリティー、さらに女性限定、ペット可など、多彩な選択肢が用意されていて便利です。
ただし、人気のいい部屋ほど、すぐに借り手が決まってしまいます。できるだけ迅速に行動することが必要です。
人気のお部屋探し・物件探しサイトとして、以下の5つを紹介します。物件数が豊富であること、こだわりの検索ができることなどが魅力です。

上記以外にも「良い部屋ネット」「いい部屋ネット」で検索してみてください。

4-2.ネットでお部屋探し・物件探しのコツ

各サイトとも、基本的には沿線・駅や家賃などの条件を設定し、物件検索していきます。さらに、細かい条件設定もできるのでご自分の希望に合った条件を入れましょう。
効率よく検索するには、検索条件の保存機能を利用することをおすすめします。毎回条件を設定するのは、手間がかかってたいへんです。また、新着物件が登録されたら、メールで知らせてくれるサービスをしているところもあります。忙しくて、毎日、物件を検索するのが難しい方には便利です。さらに、Facebookなども上手に活用しましょう。
いい物件が見つかったら、扱っている不動産会社に連絡してください。電話での問い合わせでも結構です。
でも、メールで問い合わせると、記録として残るのでもっといいでしょう。希望の物件をあげて、借り手がまだ決まっていないか、できれば内覧したい、何日までに返事をいただきたいといったことを明記します。
不動産会社の善しあしを見分けるコツは、対応が早いかどうかという点です。
不動産会社の中には、返事をあやふやにしたりする業者もいます。迅速で的確な返事をしてくれるところにしましょう。

5.不動産屋さんとの交渉のポイント

ネットは、自宅にいながら物件情報を収集できるという意味では、とても便利です。でも、最終的な交渉相手は、不動産屋さんになります。交渉相手のことを知っておくことが大切です。

5-1.どんなタイプの不動産屋があるか

不動産屋さんといっても、本当にさまざまです。大手と地元密着型の不動産に二極化しています。
大手の不動産屋さんは、多くの支店があり、社名もなじみがあるので、敷居が低く入りやすいのが魅力です。情報誌やネット情報はほとんどは、大手不動産からの発信になります。取り扱う物件の数が多く選択肢が多いのがメリットです。その反面、数が多いあまりに、部屋のすべてを把握していない面があるといわれます。売り上げのノルマなどがあって、強引な営業になりがちという指摘もされてきました。顧客の側(がわ)に立ったサービスという点では、やや難があるともいわれます。
一方、地元密着の不動産屋さんは、地域密着というように、その地域の状況をよく知っているのが魅力です。物件の情報にも精通し、ときには掘り出し物の部屋が見つかったりします。ただし、扱う物件の数が絶対的に少ないというのがデメリットです。顧客の立場よりも、大家さん側に立った対応も見られます。
不動産屋さんを訪ねる場合は、時間を予約しておいた方がいいでしょう。飛び込みの方が、不動産屋さんの対応がわかるのでいいという方もいます。でも、時間がかかってしまう場合もあるので、効率を考えたら、予約しておいた方がスムーズです。時間帯は、営業が始まってから早い時間をおすすめします。

5-2.交渉のコツ

不動産屋さんとの交渉で一番の関心ごとは、やはり家賃です。できれば安くなるにこしたことはありません。
タイミングはいつがいいのか、悩むところです。最も効果的なのは、申込書を記入する前だといわれます。「○×円だけ安くしてくれたら申し込みます」と交渉してみてください。契約直前は、不動産屋さんも、大家さんを説得しやすくなります。
値下げ交渉に応じやすいのは、以下のような物件です。

  • 築10年以上の物件
  • バスの利用が必要な物件
  • 徒歩15分以上の物件

また、交渉できるのは、何も家賃だけではありません。中でも、交渉がしやすいといわれているのが礼金です。家賃と違って、大家さんも交渉に応じてくれやすくなります。礼金2か月が1か月に、あるいは1か月がゼロになると、初期費用が少なくて済むので大助かりです。上記の3項目に該当するような場合は、交渉してみてください。

6.物件下見のときのチェックポイント

契約前の下見(内覧)は、絶対に必要です。物件の基本情報や図面だけではわからない点を確かめるために、必ず下見をしてください。お部屋探しで後悔したという方の大半は、下見をしっかりしていなかったことによるものです。
できれば、5~10件くらいは下見することをおすすめします。多くの物件を見ることで、比較できるだけでなく、最初のころの下見では気づかなかったことも見えてくるはずです。
下見の際には、次のようなものを持参してください。

  • メジャー
  • カメラ(携帯電話でも可)
  • メモ用紙などの筆記用具

下見のチェックポイントは、大きく3つあります。

  • 周辺環境
  • 建物全体
  • 室内

それぞれ見ていきましょう。チェック項目を、すべて満足するお部屋が理想です。でも、現実は、すべてを満足するお部屋を、限られた時間で見るけるのは困難な場合もあります。その場合に備えて、「絶対に譲れない条件」「できればあってほしい」「場合によってはなくてもいい」といったように、優先順位を決めておくといいでしょう。

<周辺環境>

  • 駅からの距離:徒歩圏で10分以内。
  • 周辺の治安:街灯、人通りがあること。
  • 商業施設:スーパーやコンビニまで徒歩圏内であること。
  • 公共施設:お役所や病院などが近くにあること。
  • 駐輪場:駅前に駐輪場はあるか。

<建物全体>

  • 建物の周囲:隣の建物との距離が近接していないか。
  • 玄関・廊下:きちんと清掃されているか。
  • ゴミ置き場:散らかっていないか、ルールは守られているか。
  • 駐輪場・駐車場:設置されているか、また、屋根付きかどうか。
  • 宅配ボックス:設置されているボックスの大きさや個数。
  • 防犯カメラ:できればオートロックか防犯カメラを設置していること。

<室内>

  • 日当たり:部屋にきちんと日差しが入るか、明るさがあるかどうか。
  • 眺望:目の前に大きな建物があるかどうか、隣の建物との距離はどうか。
  • 部屋の広さ:家具の大きさとの関係、家具が入ったときの部屋の広さの確認。
  • 騒音:窓をあけて騒音がないかどうか(平日と土日、祝祭日では変わる点に注意)。
  • バツコニー:洗濯物が干せる広さがあるか(女性の場合は、安心して干せるプライバシーがあるかどうか)。
  • 隣の部屋・上下階の音:隣の部屋や上の階から音が伝わらないか(壁をたたいたり、上階で軽くジャンプしてもらったりして確認)。
  • 設備:エアコンなど、室内の設備が実際に使えるかどうか。
  • 収納:奥行きや高さだけでなく、収納しやすいかどうか。
  • 冷蔵庫・洗濯機置き場:持ち込む冷蔵庫や洗濯機のスペースが確保されるか(配置の仕方によって使いにくい場合も)。
  • 内装:床、壁、天井などに傷や汚れはないか(シミなどがある場合、結露の可能性も)。
  • 水回り:台所、洗面所、お風呂の設備の確認。備え付けの収納が十分あるかどうか。
  • コンセントの数と位置:数は十分に足りているかどうか、便利な位置に設置されているかどうか。
  • 電波の状況:携帯電話やモバイル機器の電波状況は良好かどうか。

下見のコツは、朝と夜の2回に分けて行うことをおすすめします。あるいは、平日と休日、天気がいい日と雨の日に分けて下見するのもいいでしょう。人の流れなどが、がらりと変わります。
また、そばにコンビニがあって便利だと思っても、夜は人のたまり場になっていて、騒音に悩まされたりすることも。念には念を入れて下見しましょう。

7.シェアハウスという提案

近年、シェアハウスが人気を集めています。もともと一戸建て住宅だったものを、賃貸物件として貸し出すことから始まりました。でも、最近では、最初からシェアすることを目的に建設されたものも出てきています。
安く住める理由は、リビングやキッチン、浴室などを、入居している人たちが共有して生活しているからです。一般的なお部屋は、各室に住むための基本的な機能がありますが、1つにまとめて共有するかたちにしています。ですから、安くなるのは当然です。ただし、シェア(共有)するゆえの難しい面もあります。
ひと言でシェアハウスといっても、タイプはさまざまです。ご自分の条件に合ったものにしてください。設備が充実した大型のシェアハウス、プライベート重視型のシェアハウスなどがあります。一般的なシェアハウスのメリット・デメリットを整理しました。

<メリット>

  • 敷金・礼金・仲介手数料が不要:初期費用を抑えることができます。
  • 保証人が不要:一般的に保証人なしで入居ができます。
  • 入居までがスピーディ:問い合わせ→見学→申し込み→入居審査→契約(入金)→入居の流れ。即日の入居も可能です。
  • 家具・家電付き:生活に必要な家具・家電が付いています。カバン1つでの新しい生活が可能です。
  • ネット代・光熱費が固定:ネット代や光熱費が固定のため、利用料が高くなる心配をしないで済みます(固定以外に、生活している人の頭数で割る場合も)。
  • 退去も簡単:即日の入居が可能と同様に、退去も手軽です。気軽に引っ越しできます。

<デメリット>

  • 共用部がある:キッチン・トイレ・お風呂は共有なので、時間が自由に使えるとは限りません。汚れも気になることがあります。
  • 生活音が気になる:隣の部屋の物音が気になることがあります。神経質な方は、イヤホンを付けて眠るなどの工夫が必要です。
  • 人間関係:他人が同じ建物の中で、しかも共用しながら生活します。このため、人間関係の構築が大切です。悪くなってしまうと、生活しにくくなります。
  • 盗難の心配:共同生活ですから、留守の意間に盗難にあってしまう心配があります。
  • 友人は呼べない:ほとんどのシェアハウスは、友人らを部屋に招くことはできません。

シェアハウスで暮らしていく上で、最も注意すべき点は、人間関係でしょう。シェアハウスでは、一緒に住む人を選べません。ですから、もしも、苦手なタイプの人と一緒に暮らすことになったら、生活がとてもつらくなります。共用部を利用する時間をずらしたり、適度な距離を保ったりすることが大切です。
「さまざまなシェアハウスを経験する中で、悩みも相談できる親友や仲間が増えました。家に帰れば、誰かしらが『お帰り』といってくれます。こうした人の温かさが好きです。だから、シェアハウスに住み続けているのだと思います。自分の生活スタイルに合ったシェアハウスを見つけて楽しんでください」
2年間で7か所のシェアハウスで暮らし、シェアハウスマニアを自任する方は、このように話しています。

8.部屋探しのトラブル

8-1.トラブルに巻き込まれないために

部屋探しの段階で、最もトラブルになるのは、契約内容に関することです。契約内容をよく読まなかったために、契約後にトラブルになったり、退去時などにトラブルになったりすることもよくあります。契約書は、お部屋の契約をする前に、しっかり読んで確認しましょう。
契約書は、契約直前に見せられ、説明を受けるのが一般的です。でも、契約直前に見せられても、よく理解できないと思います。できれば、申し込みをする段階で契約書のコピーをもらい、自宅でしっかりと読み込んでください。疑問点や納得できない点があれば、不動産会社に確認し、削除を求めるといいでしょう。大切なことは、口約束だけでなく、きちんと文書にしてもらうこと!トラブルを回避するポイントです。
また、契約前には、重要事項説明というのもあります。この説明もしっかりと理解しておかないと、後悔することになるでしょう。部屋を退去するときの敷金の精算、原状回復費用などについての取り決めは、特に大切になります。契約書と一緒に把握しておいてください。重要事項を理解していなかったため、退去時に予定外のお金を請求されるトラブルがよくあります。入居後についても、部屋探しと契約の段階で、しっかりと確認してください。

8-2.トラブルの相談窓口

トラブルに巻き込まれたら、自分だけで対応せずに、相談窓口を利用しましょう。相手はプロですから、ご自分で対応するのはたいへんです。
トラブルの相談窓口には以下のようなところがあります。相談内容に応じて相談先が異なるため、どんな相談に応じてもらえるか、相談受け付けの方法などを確認し、連絡してください。

  • 消費生活全般:全国の消費生活センター・国民生活センター:消費者ホットライン電話188(局番なし、全国共通)
  • 行政の相談窓口:国土交通省地方整備局、都道府県:国土交通大臣の免許業者は、国土交通省の出先機関で全国に10か所、都道府県知事の免許業者は、各都道府県の宅地建物取引業者を所管する部署
  • 法律に関する相談:法テラス(日本司法支援センター):サポートダイヤル0570-078374(IP電話からは03-6745-5600)
  • 日本司法書士会連合会/司法書士総合相談センター(全国155か所に設置)
  • 住宅に関する相談:公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター/住まいるダイヤル:0570-016-100(一部のIP電話からは03-3556-5147)

上記の相談窓口は、不動産ジャパンの「住まいの相談窓口」からアクセスすることができます。

まとめ

これから部屋探しを考えている方に、失敗しないための部屋探しのコツを紹介しました。
ネットの上手な活用法、不動産会社との交渉の仕方、部屋のチェックポイント、トラブル防止法について事前に知り、住んでみて「よかった」と思えるお部屋を見つけてください。必ず、見つかるはずです。