椅子の座り方で腰痛を予防! 腰への負担が少ない椅子の選び方も紹介

「椅子に座っていると腰痛がつらい」「腰に負担がかからない座り方は?」と悩んでいる人は多いでしょう。座る姿勢は、腰に大きな負担をかけます。もともと腰痛を持っている人にとっては、長時間座った状態でいるのは非常につらいものです。

そこで、この記事では、腰に負担がかからない椅子の選び方や、腰痛を防ぐ座り方などを詳しくご紹介します。

  1. 座り方が悪いとなぜ腰痛になるのか?
  2. 腰痛を防ぐ椅子の座り方を紹介
  3. 腰に負担がかからない椅子の条件4つ
  4. おすすめの腰痛対策グッズ5選
  5. 腰痛を防ぐ椅子の座り方に関するよくある質問

この記事を読むことで、椅子に座るときに意識するポイントや、椅子を選ぶ際に重視すべきことなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.座り方が悪いとなぜ腰痛になるのか?

まずは、座り方が悪いと腰痛になる理由について解説しましょう。

1-1.腰回りの筋肉が疲労する

もともと、立っているときより座っているときのほうが、腰に負担がかかりやすいといわれています。上半身の体重や動きの負荷をすべて腰だけで受け止めることになるからです。その上、座っているときの姿勢が悪いと、腰回りの筋肉が余計なエネルギーを消費することになり、腰への負担が大きくなります。その結果、筋肉が疲労して腰痛を引き起こしやすくなるのです。

1-2.悪い座り方を直すのは難しい

悪い座り方が習慣化してしまうと、改善するのは簡単ではありません。脳が悪い座り方を「正しい座り方」であると勘違いして認識してしまうのです。直そうと意識してもいつの間にかまた悪い座り方に戻ってしまうでしょう。結局は長時間、悪い姿勢のまま座っていることになってしまいます。そして、腰回りの筋肉が緊張してこわばり、腰痛の原因になってしまうのです。

2.腰痛を防ぐ椅子の座り方を紹介

腰痛にならない椅子の座り方をご紹介しましょう。

2-1.椅子に深く腰掛けて背筋を伸ばす

椅子に浅く座ると前かがみの姿勢になるため、できるだけ深く腰掛けるようにしましょう。深く腰掛けることで骨盤が安定しやすくなり、上半身を支えるための負担が少なくなります。そして、猫背にならないよう真っすぐ背筋を伸ばして座るようにしてください。上半身が反(そ)ってしまうと逆に腰への負担が大きくなるため、背骨が自然なS字カーブになるよう意識しましょう。

2-2.ひざの角度が90度になるようにして足の裏を床につける

椅子に座ったとき、ひざの角度が90度になっていれば正しい姿勢といえます。また、足の裏が床にしっかりつくようにしましょう。足の裏が浮いた状態だと、上半身の体重を支える力が腰だけにかかってしまいます。

2-3.腰痛になりやすい座り方を知っておく

腰痛になりやすい座り方を知っておくことも大切です。以下のような座り方はしないようにしましょう。

  • 背もたれにどっしり寄りかかって座る
  • 足を組む
  • 片方のひじをつく
  • 椅子と机の間隔を開けすぎる
  • 頭を前方に突き出す

3.腰に負担がかからない椅子の条件4つ

腰痛を防ぐためには、椅子の選び方にも注意が必要です。腰への負担が少ない椅子の条件をまとめました。

3-1.体に合わせて調整できる

腰に負担をかけないためには、自分の身長や体型に合った椅子を選ぶことが何より重要です。座面の幅が十分確保されているものだけでなく、座面の高さ・背もたれの角度などを自由に調整できるものを選ぶようにしましょう。できれば、実際に座ってみて座り心地を確認できるように、通販ではなく実店舗での購入をおすすめします。

3-2.座面が柔らかすぎない

座面が柔らかいほうが座り心地がよいイメージがあると思いますが、柔らかすぎると正しい姿勢を維持できず、腰に負担がかかってしまいがちです。ある程度の硬さがある座面のものを選ぶようにしましょう。座ったときに「座り心地がよい」と感じるものがおすすめです。

3-3.ロッキング機能がついている

ロッキング機能がついていると楽な姿勢がとりやすいのでおすすめです。背もたれだけが後ろに倒れるタイプや、座面と背面が固定されたまま倒れるタイプなど、さまざまなものがあります。無理な姿勢にならずリラックスできるものを選びましょう。

3-4.ひじ掛けがついている

ひじ掛けがついていると腕の重さを支えることができるため、腰の負担を少なくすることができます。両腕を乗せれば体のバランスもとりやすくなり、疲れを感じにくくなるはずです。

4.おすすめの腰痛対策グッズ5選

椅子に座るときに使える腰痛対策グッズをご紹介しましょう。

4-1.MOGU バックサポーターエイト

8の字型のかわいらしいデザインが特徴のクッションです。中身は流動性の高いパウダービーズなので高さの微調整も可能となっており、腰や背中などちょうどよい場所に当てることができます。背骨のS字形状をしっかりサポートしてくれるため、座っているときの腰の負担を軽減することが可能です。

  • 実売参考価格:約3,000円~

4-2.オーガランド プラスちょいMARNA 骨盤クッション

腰痛に悩む女性のために開発された骨盤クッションです。背もたれ部分に直径7cmのビーズボールが2か所内蔵されており、座ったときに腰をしっかりサポートしてくれます。座面は骨盤を支えてくれるU字構造になっているため、長時間座りっぱなしでも腰が疲れにくいのが特徴です。

  • 実売参考価格:6,600円~

4-3.MTG Style AIR

お尻にしっかりフィットするエアークッション構造になっており、骨盤を正しい位置でしっかりと支えます。座るだけで骨盤の傾きが整い、腰の負担を軽減してくれるのです。エアークッションならではの気持ちよい座り心地も人気の理由でしょう。

  • 実売参考価格:約5,500円~

4-4.東京西川 エアーポータブルクッション スクエア型

東京西川のエアーマットレスの機能をそのままクッションにしました。座ったときの体を「点」で支え、体圧を分散してくれるため、腰への負担が軽減できます。持ち運びも簡単なので車や外出先でも使うことが可能です。

  • 実売参考価格:約5,500円~

4-5.Bauhutte 3Dゲーミングクッション ランバーサポートタイプ

ゲーミングチェアやオフィスチェアに後付け可能な高性能クッションです。人体の構造に合わせた3D構造になっているため、背骨や腰をしっかりサポートします。両サイドの盛り上がりが骨盤を支え、正しい姿勢をキープすることが可能です。

  • 実売参考価格:約5,000円~

5.腰痛を防ぐ椅子の座り方に関するよくある質問

「腰痛にならない椅子の座り方を知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.座るときの姿勢を正しくすると、腰痛を防ぐ以外にどのような効果がありますか?
A.内臓の働きがよくなる・太りにくくなる・集中力が高まるなどの効果が期待できるでしょう。

Q.座り方が悪いと腰痛のほかにも悪影響が出ますか?
A.はい。肩こりや冷え・むくみなどを引き起こす原因になることがあります。

Q.簡単にできる腰痛のケア方法を教えてください。
A.腰回りの血流をよくすることが最も効果的です。入浴で腰回りを温める・マッサージを受ける・ストレッチをするなどの方法で血行を促しましょう。

Q.オフィスの椅子が高すぎて座ったとき床に足がつきません。どうしたらよいでしょうか?
A.高さ調整ができない場合は、床にフットレストなどを置いてひざの角度が90度になるように調整するのがおすすめです。

Q.正しい姿勢であれば長時間座りっぱなしでも腰痛にはならないのでしょうか?
A.たとえ正しい姿勢でも、長時間同じ姿勢でいると筋肉が疲労してしまいます。1~2時間おきに軽いストレッチをするなど、体をほぐすようにしましょう。

まとめ

腰痛を防ぐ椅子の座り方や選び方のポイントなどを詳しくご紹介しました。長時間椅子に座っていると腰に大きな負担がかかります。慢性的な腰痛を抱えてしまう前に、対策を考える必要があるでしょう。ぜひこの記事を参考に、つらい腰痛を予防してください。