決定版!!騒音に代表される隣人トラブル。対策や解決方法とは?

今、隣人トラブルに悩む方が増えているそうです。日本の住宅は都市部ほど家同士が密接しているので、生活音が聞こえてきたり隣人の生活習慣によってはこちらの生活が妨げられたりして、トラブルに発展することもあるでしょう。

隣人トラブルはどれも元をたどればささいなことです。しかし、一度感情が高ぶってしまうと大きな事件に発展しかねません。そこで、今回は騒音などが原因の隣人トラブルの事例や、その解決方法をご紹介します。

近所づきあいが希薄になった現在では、トラブルが起こっても第三者の介入が難しいケースも少なくありません。また、警察も動きようのないことが多いのです。

この記事を読めば、隣人トラブルの対処法や予防法が分かりますよ。最近隣人との関係がぎくしゃくしているという方も、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

1.隣人トラブルの事例とは?

始めに、隣人トラブルの実際に事例やなぜ隣人トラブルになるのか、という原因までご紹介していきましょう。きっかけはささいなことでも、こじれると解決までに時間がかかることもあるのです。

1-1.隣人トラブルの実際の事例とは?

隣人トラブルとは、騒音、悪臭、ゴミの出し方、ペットの飼い方、など主に生活習慣が原因で起こる、ご近所同士の争いのことです。前述したように、日本では都市部ほど家同士が密着しています。そのため、隣人が生活する音や隣家からの臭いなどがこちらの生活に影響をおよぼすことも少なくありません。

一例を挙げると

  • 隣家で夜中まで子どもが騒ぎ、騒音で寝不足になってしまった
  • 隣家の飼っている猫が、こちらの庭でふん尿をして困っている
  • 隣家の車がこちらの敷地内に頻繁に違法駐車をして困っている

などです。これらのトラブルは、一見するとどれもたわいのないように思えるかもしれません。実際、今から30年ほど前までは「お互いさま」で双方ががまんしていたことも多かったのです。

しかし、現在ではどちらかが引っ越すしかない、というところまでトラブルが大きくなったり、注意をしたらしつこいな嫌がらせを受けたりするケースも少なくありません。また、法律事務所や自治体の相談窓口に寄せられる隣人トラブルの相談も年々増えているそうです。

1-2.隣人トラブルがこじれる理由とは?

隣人トラブルは、ささいなことが原因のケースがほとんどです。ですから、お互いが話し合って対処法を探すのが一番よい解決方法になります。しかし、現在は隣人関係も希薄になり、お隣にどんな人が住んでいるのか分からない、ということも珍しくありません。

そのため、注意のタイミングも分からずに我慢し続けた結果、ついに感情的になることもあるでしょう。また、注意を受けた方が開き直ってしまう例もあります。

お互いに感情的になるほどトラブルはこじれやすくなるでしょう。また、騒音や悪臭などは、感じ方に個人差があります。ほかの人にはたいしたことないように思える音や臭いが、当事者には気になるということもあるでしょう。そうした感覚の差も隣人トラブルが増えている原因のひとつなのです。

1-3.隣人トラブルに対処できる法律はあるの?

最近は、隣人トラブルの解決を弁護士に依頼する人も増えています。法律事務所の中にも、隣人トラブルの相談を積極的に引き受けてくれるところもあるでしょう。

隣人トラブルは主に「民法」という法律に違反していないかどうか照らし合わせて、弁護士と相談し訴訟を起こすこともできます。しかし、費用と時間もかかりますし「大事にしたくない」という方も多いでしょう。それでも、弁護士に相談することで解決の糸口がつかめることもあります。

1-4.隣人トラブルが事件に発展しやすくなっているって本当?

「隣人トラブルがきっかけで嫌がらせを受けるようになった」「実際に事件にまで発展してしまった」というケースが最近増えているのではないか?と心配する方もいるでしょう。

「引っ越したいけれど、隣人トラブルが心配」という方も少なくありません。確かに、前述したようなことが起こる可能性はあります。しかし、このようなことは昔から起こってはいるのです。

ただ、現在はご近所トラブルを安心して相談できる相手は少なくなっています。ご近所づきあいもなく、町内会やマンションの自治会も頼りにならないと当事者と一対一で対処しなければなりません。

そのため、ストレスがたまって体調を崩す方もいるでしょう。また、ストレスが相手に向かうと嫌がらせに発展する可能性もあります。悩みは1人で抱え込まず、誰かに相談することも大切です。

2.アパートやマンションで起こりがちな隣人トラブルとは?

この項では、マンションやアパートといった集合住宅特有の隣人トラブルをご紹介します。一戸建との違いはなんでしょうか?

2-1.集合住宅特有のトラブルとは?

集合住宅とは、マンションやアパートなどです。このようなタイプの住宅の場合は、上下に部屋があるため、騒音問題が一戸建よりも起こりやすいでしょう。実際、騒音問題が原因の隣人トラブルは、一戸建よりも集合住宅の方が多発しています。

しかし、その一方で騒音の発生元と間違えられるトラブルも起きているのです。集合住宅は、その構造によって音の伝わり方が異なります。真下から聞こえてくる音の発生源が実は斜め横からだった、ということも珍しくありません。一度誤解されてしまうと、それを解くのも大変です。

また、集合住宅特有のもうひとつのトラブルとして、水漏れがあります。水道管の老朽化やトイレやお風呂の故障、つまりなど原因はさまざまですが、いきなり天井から水が漏れてきたら、電化製品などは壊れてしまうでしょう。水漏れトラブルも責任の所在を巡ってトラブルが大きくなってしまいがちです。

2-2.トラブルの解決方法

集合住宅が賃貸物件だった場合、管理会社や大家さんに間に入ってもらうと解決がしやすいでしょう。特に、水漏れの場合は保険に入っていることが多いので、当事者同士だけで話をつけようとしてはいけません。必ず管理会社や大家さんをはさみましょう。

分譲住宅の場合も管理会社がありますので、必ず一方を入れてください。共有部分が浸水した場合は調査や修理が必要になります。また、騒音トラブルの場合も話し合いに立ちあってもらうと冷静に話し合いができるでしょう。

誤解を解きたい場合は、管理会社の人に自分の生活状況を見てもらい、騒音の発信者ではないと証言してもらうことも有効です。

2-3.シェアハウスでの隣人トラブル

シェアハウスとは、ファミリータイプの物件を共有スペースと個人のスペースに分けて、複数人で生活する新しいタイプの賃貸物件です。ワンルームを借りるよりも安く、大型家電なども買いそろえる必要がないため、費用を抑えて1人暮らしを始められます。

寮生活のように第三者との共同生活を楽しめる反面、一度トラブルが起こると一気に住みにくくなってしまうかもしれません。ただ、シェアハウスでは住人同士の距離が近いので、話し合いも行いやすいというメリットもあります。

トラブルが発生したら、ほかの住人や不動産会社に間に入ってもらい、解決に努めましょう。

3.隣人トラブル対策と解決法

では、実際に隣人トラブルに遭遇した場合はどのように対策をしたらよいのでしょうか? 実際の解決事例を含めてご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

3-1.隣人に注意に行く場合の方法

隣人の出す騒音や悪臭、素行不良が気になっている場合は、まず証拠を集めましょう。騒音を録音したりビデオに撮ったりすれば、それが証拠になります。また、日記をつけておくのも効果的です。

何月何日にこのようなことがあったと書いておけばこちらが有利になります。そして、1人ではなく複数で話し合いにのぞんでください。当事者同士だと感情的になるかもしれません。話し合う場所も自宅ではなく喫茶店やファミリーレストランなど人目があった方がよいのです。

3-2.隣人トラブルの相談ができる場所とは?

話し合いを行う前に誰かに相談をしたいという場合は、町内会やマンションの管理組合、役所の福祉課の相談窓口、法律事務所の相談窓口などが利用できます。双方の顔見知りという点では、町内会や管理組合がお勧めですが、機能していないところもあるでしょう。

市役所の相談窓口などは、話は聞いてもらえますが早急な解決は望めません。ただ、近所にゴミ屋敷があるとか、1人暮らしのお年寄りが頻繁にご近所トラブルを起こしているといった場合は、役所に相談するのが一番よいのです。早急にトラブルを解決したい、という場合は弁護士事務所を頼りましょう。

最近は、低料金で相談を受け付けてくれる弁護士事務所も増えています。ただし、ご近所トラブルが得意なところとそうでないところがあるので、気をつけてください。

3-3.嫌がらせを受けたら?

嫌がらせを受けたら、警察に連絡しましょう。ささいなことでも相談実績を積むと自治体によっては「迷惑防止条例」が適用されることがあります。また、警察に注意してもらうと人によってはおとなしくなることもあるでしょう。

3-4.騒音や悪臭の発生源に間違えられたら?

マンションやアパートで起こりがちなことです。騒音や悪臭の発生源と誤解を受けたら、家の中を管理会社の方に見てもらいましょう。悪臭の場合は部屋の様子ですぐに誤解が解けます。

騒音の場合は、その時間帯に在宅していなければ話が早いでしょう。また、在宅している場合でも管理会社の方に一緒に時間を過ごしてもらい、誤解を解くこともできます。当事者同士が話し合うよりも、解決がスムーズに行えるのです。

3-5.実際のトラブルの解決事例

  • 上の階の住人の子どもの足音がうるさいので、管理会社の人に実際に音を聞いてもらい、管理会社経由で注意をしてもらい、解決した。
  • 近所のペットの猫が家の庭でふん尿をするので、対策をしたら文句を言われたので実際に被害にあったときの写真などを見せたら納得してくれた。
  • 騒音の発生源だと疑われたが、その時間帯は会社にいると証明できたので、すぐに誤解は解けた。

4.ご近所トラブルにかんするよくある質問

Q.ご近所トラブルは我慢していないと住みにくくなりそうです。
A.我慢していては、いつまでたっても解決しません。声をあげることも大切です。

Q.ご近所トラブルで文句をいったら開き直られた上に、騒音がひどくなりました。
A.故意に大きな音を立てている場合は、警察に相談してください。

Q.ご近所トラブルで家の一部が壊れました。修理費を請求できるでしょうか?
A.事態にもよるので、弁護士などに相談してください。

Q.ご近所トラブルが勃発しそうですが巻き込まれたくありません。
A.お互いの悪口を言われても、同意しないように気をつけてください。

Q.弁護士の相談はいくらくらいかかりますか?
A.基本は30分五千円ですが、無料相談や格安相談を請け負っているところもあります。

まとめ

いかがでしたか? 今回はご近所トラブルの対策法などをご紹介しました。ご近所トラブルを防ぐ有効な方法に、あいさつがあります。最低限あいさつを交わしていれば見知らぬ人からご近所さんになるでしょう。

また、赤ちゃんが生まれたり子どもがはしるようになったりしたら、一言ご近所に断りに行ってください。最初にあいさつがあれば、ご近所トラブルを未然に防げます。