子供部屋の片付けの極意!散らからないおもちゃの収納・家具の使い方

子供部屋は物が多く、成長や進学により物の種類や量がどんどん変わるため、片付けが難しいです。子供部屋が片付かないと親のストレスがたまってしまったり、子供が勉強に集中できなくなってしまったりと、さまざまな弊害が発生してしまうでしょう。そこで今回は子供部屋をスッキリおしゃれに片付けるための収納方法や、不用品の処分方法などをご紹介します。

おしゃれでかわいい子供部屋にしたいけれどどうしたらいいのかわからないという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。子供にしっかりと片付けさせる力を付けてあげることで、子供の人生が大きく変わってくるかもしれません。

1.子供部屋の片付けの悩み

1-1.子供部屋は物が多い

子供部屋には、おもちゃ・勉強道具・本・子供服・その他こまごました物がいっぱいです。子供部屋は通常4.5~6畳くらいの広さが普通でしょう。その広さの部屋にたくさんの物が詰め込まれている状態ですと、大人でも満足に片付けるのは難しいです。

1-2.子供特有の片付かない物とは

子供は大人と違う観点で物を見ているので、大人から見たらゴミ同然のおもちゃや本などでも宝物である場合があります。逆に、子供の工作や絵など子供の成長を感じるような物は、たとえ子供が「捨てていい」と言っても大人にとっては処分しにくいでしょう。

1-3.子供部屋が片付かないことのデメリット

子供が子供部屋でおこなうべきことは以下の3つです。

  • 勉強
  • 遊ぶ
  • 寝る

子供部屋が散らかっていると、勉強に集中できない・遊び方の選択肢が減る・ベッドできちんと寝られないなどのデメリットがあります。

2.子供の物の整理方法

2-1.子供のおもちゃの取捨選択方法

2-1-1.子供が判断できない年齢の場合

子供がまだ小さくおもちゃの要不要を自分で判断できない場合は、親が判断する必要があります。子供をよく観察していればおもちゃのお気に入りレベルがわかるでしょう。お気に入りレベルの高い物を優先的に残し、あとは処分する流れがおすすめです。赤ちゃんの時に使っていたような親にとって思い入れのあるおもちゃは、名残惜しく捨てにくいかと思います。ですが、新しいおもちゃを買ってあげるためと思って潔く処分しましょう。

2-1-2.子供が判断できる年齢の場合

子供に物心が付き、自分でおもちゃの要不要を判断できる場合に、親が勝手に捨ててしまうのは厳禁です。子供時代、親に勝手に物を捨てられた子供は、物を失う恐怖から将来捨てられない子供に育ってしまうこともあります。かといって、「アレコレ捨てさせてしまうと物を大事にしないのでは?」と心配になることもあるでしょう。その場合は、新しいおもちゃを欲しがったタイミングで、古いおもちゃを1点捨てるという方法もアリです。

2-2.子供部屋に置くべき物・置かなくてもよい物

2-2-1.子供部屋に置くべき物

前述のとおり、子供が子供部屋ですることは、勉強・遊び・睡眠です。子供部屋にはこれらに関係のある物を置く必要があります。

  • 勉強道具
  • おもちゃ
  • 子供服

ただし、子供服は居間や共有スペースでも良いでしょう。子供が自分で取り出したりできる場所ならOKです。

2-2-2.子供部屋に置かなくてよい物/置くべきでない物

子供の物はなんでも子供部屋に……としてしまうと、とても子供には管理しきれません。子供が使う物/親が使う子供の物はしっかり分けましょう。

  • 子供は不要と言っており、親しか価値を感じていない物(工作・絵など)
  • 子供が管理する必要がない物(学校のプリントなど)
  • 家族の目につくところで遊ばせたほうがいい物(ゲーム機・携帯電話など)

2-3.子供の洋服の片付け方法

3~5歳くらいになると、自分で服をたたむことができます。「服をたたむ→親に見せる→褒めてもらう」の流れを作ると、子供は親に褒めてほしくてどんどん服をたたむようになるでしょう。たたみ方が間違っていたり下手だったりしても、服をたたんだ行為自体を褒めてあげてください。褒めた後で、子供の目の前でたたみなおしてあげて、お手本を見せるとよいでしょう。子供がすべての服をたたむのは大変です。なので、親子で一緒にたたみながら子供には四分の一~半分程度たたませましょう。だんだん子供がたたむ量を増やして「こんなにたくさんたためるようになった!」と自信を付けさせてあげてください。服を擬人化して「ちゃんとたたんでくれてお洋服も喜んでいるね。」「お洋服が床に投げ出されて悲しそうだよ?どうするんだっけ?」などと促すのがおすすめです。

2-4.子供部屋の断捨離のコツ

断捨離は、捨てる行為だと思われがちですが、断・離も重要です。しかし、これらは子供にとっては難しいので親が実践したり教えてあげたりする必要があります。

  • 断 : 親が容易に物を買い与えないようにする
  • 離 : 「欲しい物をなんでもかんでも手に入れていたらダメ」ということを教える

上記のことからスタートしてみてください。それでも欲しい物があるというならば、捨てる作業を子供の手でさせます。部屋が散らかっている時や子供が努力を怠っている時に物を与えるのは厳禁です。

3.片付けられる子供になってもらうためには?

3-1.片付けられない子供の特徴

子供が部屋を片付けられない原因は100%親にあります。

  • 片付けの見本を見せる
  • 一緒に片付ける
  • 片付けができたら(できなくてもがんばっていたら)褒める

これらを毎日根気よく続けることで、子供は自然と片付けられるようになるでしょう。親が楽しそうに片付けていると子供はまねしだします。親がいやいや片付けていると子供の中にも「片付け=嫌なこと」という構図ができあがってしまうので気を付けてください。

3-2.いつごろから片付けを教えるか?

子供に片付けを教えるのは3歳ごろが目安です。「使った物を元に戻す」ことを教えてあげる必要があります。そのためにも、片付けをしやすい環境を親が整えてあげてください(「4.片付けられる空間作りの重要性」で後述)。3歳より小さくても物を大切にすることは教えられます。子供は親のすべてをまねしますので、親が物を大切にする様子を普段から見せるといいでしょう。

3-3.片付けられる子ってどんな子?

片付けられる子とは、以下のような特徴があります。

  • 物を大切にする子
  • 今までしていた作業と次にする作業のメリハリを付けられる子
  • 物ごとを後回しにしない子

片付けをすることで、このような習慣や態度が身に付くといってもいいでしょう。

3-4.子供の片付け、何から教えれば良い?

まずは子供と物の関係をしっかり教えてあげてください。おもちゃはきちんと子供に遊んでほしがっている、勉強道具は子供の役に立ちたがっている、ということを物目線で教えてあげるといいでしょう。子供に限らず、物の役割をしっかり考えられる人は自然と片付けられる人になっていきます。

3-5.子供部屋の片付けのNG行為・NGキーワード

子供部屋を片付けさせるうえで、親がやってはいけないことがいくつかあります。

  • 見本を見せない(親が物を大切にしない・出しっぱなしにする)
  • 子供部屋を勝手に片付ける
  • 片付け方を教えずに「片付けなさい」としかる
  • 片付けても褒めない(「片付けて当然」と思ってしまう)

原則は、片付けをしたら「褒める」片付けをしなかったら「子供を責めずに物の立場から伝える(物が悲しんでいる、など)」ということです。

4.片付けられる空間作りの重要性

4-1.片付けがしやすい空間とは

子供部屋のネックは、身長により、高いところがあまり使えないことです。ですが、逆に考えると上部の空間があくため、部屋をスッキリと見せることができます。子供の手が届かない位置には何も置かないか、飾り物などをしてあげるといいでしょう。脚立を使って子供に定期的にホコリ取りをさせてもいいです。

4-2.子供が片付けやすい収納のコツ

子供部屋では、子供の目線に合わせて低い位置に物を収納していきます。重い物や動かしにくい物は放置しがちです。引き出しの中身は重さを分散させたり詰め込みすぎたりしないようにしてください。また、子供はあまり細かく物の区分を判断できませんので、以下の分類でざっくりと分けてあげるといいでしょう。おもちゃを細かく分類しすぎると子供にはハードルが高くなってしまいます。

  • おもちゃ(外で使う/家で使う/○○より大きい/○○より小さいなど)
  • 服(上/下)……季節ごとは親が管理
  • 勉強の物
  • その他

4-3.子供部屋の片付けで重要な習慣づけ

物を戻すためのルールを一緒に考えても、つい出しっぱなしになってしまう物があるはずです。その場合は子供になぜ戻さなかったのか、戻しにくい理由があるのかを責めずに質問してみてください。重い・届かない・なんとなく収納しにくいなどの理由がわかるはずです。その収納の問題は子供と一緒に親が解決してあげてください。そして、子供が自分で作ったマイルールは「何か変だな」と思ってもそのまま続けさせてあげたほうがいいです。ただし、ルールから外れた物の収納をした場合には親が補正してあげてください。

4-4.子供部屋の収納の工夫

子供が積極的に片付けをするためには、片付けを楽しいことだと思わせることが重要です。おもちゃ箱や収納ボックスは「基地」「おうち」「○○が寝るところ」などと呼ぶと片付けが楽しくなります。出しっぱなしの物や、間違った場所に収納してしまった物は「迷子」と呼ぶといいでしょう。

5.子供部屋の片付け便利グッズ

5-1.カラーボックス

子供部屋の収納に便利なのがカラーボックスです。設置も撤去も簡単なので子供の成長に合わせて自由にカスタマイズできる強みがあります。縦において引き出しやインナーボックスを使用するのが基本です。複数置いて天板に板を渡すことで、さらにスペースを作ることができます。

イメージ

横に置けば、高さのある書類も立てて収納することができます。

イメージ

5-2.カゴ・おもちゃ箱

カラーボックスの中にカゴやインナーボックスを入れて、おもちゃ箱代わりにしたり本棚として使うことができます。なるべく統一感のあるボックスを使うのがおすすめです。幼いころはカラフルな色味が喜ばれます。成長してきたら白黒や茶系などの落ち着いた色に買い替えてもいいでしょう。カラーボックスの中にあえてインナーボックスを入れない段があると、さらにスッキリしたおしゃれな部屋の印象になります。ぬいぐるみを少し置いてもかわいいですよ。ただし、飾り物の入れすぎには注意してください。

5-3.ポールハンガー

服はたたんだほうが収納力はアップします。ですが、ジャケット・コート・スカートなどのたたみにくい服や、ハンガーにかけたほうが傷みにくい服はポールハンガーを利用しましょう。ギュウギュウにかけすぎると取り出しにくく、しまいにくくなってしまいます。ポールハンガーの9割くらいを目途に服の量を調節してください。

5-4.トロファストby IKEA

カラーボックスと同じくらいおすすめなのがIKEAのトロファストです。IKEAの子供部屋向け収納用品としてはとても有名なので、見たことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/categories/series/19027/

服・おもちゃなどなんでも入りますので、統一感のあるおしゃれな子供部屋にしたいならとても役立つ収納用品です。

5-5.収納グッズ選びのコツ

5-5-1.まずは物から

収納用品を選ぶ場合は、まず物の量を把握してからにしてください。おしゃれだからといってアレコレ収納用品から手を付けてはいけません。まずは物のことを考える、そしてその物に見合う入れ物を選ぶことが重要です。

5-5-2.色について

色がもたらす効果についても検討する必要があります。たとえば、赤色は興奮作用があるため勉強する際には目に入らないほうが良いでしょう。勉強机周りは、白・青・茶などの落ち着いた色がおすすめです。また、視覚によって体感温度も変わります。冬は暖色系・夏は寒色系の色味を使うのがおすすめです。とはいえ、子供の好みもありますので、臨機応変に色を選んでみてください。

6.子供部屋から出た不用品の整理について

6-1.子供用品のリサイクルについて

子供部屋から出てきた不用品の中にはまだ使える物もたくさんあるかと思います。子供は大人よりもはるかに成長が早いため物の回転も早いです。小さくなった子供服をはじめ、ベビー用品・おもちゃなどは中古でも需要があります。「どうせすぐ使えなくなるから中古でいいや」と思う人が多いからです。そこを逃す手はないでしょう。リサイクルで売れたお金で新しいおもちゃや収納用品を買ってあげられるかもしれませんね。

6-2.子供用品のリサイクル・売れ筋商品

子供服はアウター寄りの物ほど需要が高い傾向にあります。下着<Tシャツ<ジャケット<コートといった感じです。ベビーカーやおもちゃなども需要が高めになります。ただし、布製品は衛生上の懸念があるので、物によってはあまり売れないこともあるでしょう。子供服ブランドの物はユーズドでも需要が高めです。

6-3.リサイクル業者選びのコツ

子供服をリサイクルに出そうとした場合、1点2点でしたらフリマやネットオークションでの出品もアリです。しかし、リサイクル専門の業者に依頼することで高く楽に買い取ってもらえる確率が上がります。リサイクル業者を選ぶ際は、古物商許可などの資格を持っているところに依頼してください。また、複数の会社に見積もりを取ることでより高値で買い取ってもらえます。

7.子供部屋の片付けについて よくある質問

7-1.子供部屋のレイアウトやインテリアのコツは?

子供部屋に限らず、レイアウトやインテリアを考える前にまず物を適正量まで減らすことを考えましょう。減らしたら物の量に見合う収納家具を選びます。ベッド・棚・カーテン・カーペットなど、多くの面積を占める物は色を統一したほうが無難です。同じメーカーの家具などでそろえると統一感が出ます。かわいいからといっていろいろな種類の家具に手を付けると、おしゃれな子供部屋からは遠ざかってしまうでしょう。

7-2.子供部屋でカラーボックスを選ぶ場合のコツは?

カラーボックスはどれも同じと思われがちですが、実は規格が微妙に違います。一つカラーボックスを買ったら、次からは同じメーカー・型番の物を購入してください。高さがあわなかったり仕切り板の位置がそろわなかったりすると収納がしにくくなってしまいます。インナーボックスはカラーボックスピッタリよりもやや小さめの物を選びましょう。引き出しやすさや見た目のスッキリ感がアップします。

7-3.子供がキャラクター物が好きで、子供部屋がおしゃれにならない

子供部屋にキャラクター物があると統一感やおしゃれな感じにすることは難しいよう感じるかもしれません。子供の好みを尊重しつつ、部屋の統一感を出すための方法は以下のとおりです。

  • キャラクターの色で一番面積が多い色を選ぶ
  • それと同じ色のカーテンやベッド(布団)を選ぶ

上記の方法で、子供部屋にキャラクターが映(は)えてきます。たとえば、キティちゃんなら白・赤・黄色を基調に、妖怪ウォッチならオレンジ・白を基調に、といった感じです。

7-4.子供がポスターなどを貼(は)りたがるため壁紙がボコボコになってしまう

すでにあいてしまった壁紙の穴の補修には、穴埋めパテセットがおすすめです。

穴埋めパテセット

壁に跡の残りにくいガビョウも販売されていますので利用してみてください。

ニンジャピン

壁紙の素材によっては両面テープも利用できるので、一度目立たない場所の壁紙で試してみるといいでしょう。

7-5.子供の学習机・ベッドなど大きな家具を処分したい

大きな家具は普通に処分すると粗大ゴミ料金が発生してしまううえに、自分で回収場所まで運ばなければなりません。学習机・ベッドなどをリサイクルに回して買取価格が付けば処分費が浮きます。自宅まで回収しにきてくれるというメリットも大きいです。

8.まとめ

いかがでしたでしょうか。小さいうちから片付けの習慣を身に付けておくことで、将来必ず役に立ちます。逆に片付けを知らずに育ってしまうと仕事や交友関係でも大きな支障が出てしまうこともあるでしょう。親が子供にあれこれ教えられる期間は意外に短いですので、根気よく一緒に子供部屋を片付けてみてください。自分でできることは自分でおこない、家具の回収やリサイクルなど人手を要することはどんどん業者に振ってしまいましょう。