空き家の荷物は放置していると危険? 効率よく処分する方法

親が亡くなって、実家が荷物の残った空き家状態になってしまった…。そんな場面に、誰もが一度は遭遇するものです。
荷物の処分などをしたくても、なかなか時間が作れなかったり、手間がかかってしまったりするからと後回しにしていたりしませんか? 実は、空き家に荷物を置きっぱなしにしていると、様々な危険性もあるため注意が必要です。そこで、この記事では効率のよい空き家の荷物処分方法についてご紹介していきます。空き家の荷物整理で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

1.空き家に荷物を放置しておくと危険!?

空き家とはいえ人の家なんだし、荷物を放置しておいても大丈夫だろう、なんて思っていませんか? 荷物は家の中に置いてあるものなので、ついこのように考えてしまいがちです。しかし、空き家になってしまった家に長期間荷物を放置するのは、非常に危険なことと言えます。ここでは、具体的にどのような危険が潜んでいるのかをご紹介しましょう。

1-1.空き巣に遭う可能性が高くなる

両親が亡くなってしまい、空き家になったという場合、それまでその家に住んでいた人がいなくなったということが周辺の人々に知られてしまいます。その結果、そこから情報が漏れて空き巣に狙われやすくなるのです。
また、空き巣は色々な家を定期的に訪問し、人がいない時間帯などを探ると言われています。情報が漏れなかったとしても、空き巣をしている人が訪問したときに何度も留守の状態が続くのは、非常に危険です。「ここの家はほとんど人の出入りがないから侵入しやすい…」と、マークされてしまいます。特に、家の中に家宝など価値の高いものがある場合は注意しましょう。

1-2.全く知らない人に住み着かれることもある!?

意外かもしれないですが、運が悪いとホームレスや刑務所から逃げてきた人などが空き家に住み着いてしまうこともあるようです。特に空き家のある場所が山奥であったり、人気の少ないところであったりすると、全く知らない人に住み着かれてしまうということが発生しやすいと言われています。実際に、知らないうちに住み着いてしまった人がそこで亡くなった…ということも起こっているのです。このようなトラブルにつなげないためにも、空き家に長期間荷物を置いたままにするのはやめましょう。

2.空き家の荷物を片付けるタイミングについて

空き家の荷物を片付ける場合、気になってくるのがタイミングですね。どのくらいまでに片付けをしておくのがベストなのでしょうか。ここでは、空き家の片付けをするのにベストな時期についてお話していきます。

2-1.心の整理ができた後が一番

空き家の荷物を処分する必要があるのは、ほとんどの場合両親が亡くなってしまうことによるものでしょう。そのため、片付けを行う本人は深い傷を抱えた状態となります。亡くなった人との絆(きずな)が深ければ深いほど、なかなか傷は癒えないもの。心の整理ができるまで、ある程度時間を必要とするでしょう。
このように、心の整理ができてない状態で片付けをしてしまうと、本当は取っておきたかったものを間違って処分してしまうなど、ミスが発生しやすいです。そのようなミスを防ぐためにも、空き家の荷物処分は故人との別れに対する気持ちをある程度自分の中で整理できた時期を目安にしてください。

2-2.いつまでも片付けをしないままダラダラと引き伸ばしてしまうのはNG

なかなか心の整理がつかなかったり、仕事などで忙しくて時間を取ることができなかったり…。このような理由から、後で後でと先延ばしにしていませんか? 心の整理をするために、ある程度時間を置いてから片付けに取り掛かるのは大切です。しかし、かといって何ヶ月も取り掛からずにいると、前述したような危険につながる可能性も高くなります。だいたい1か月、長くて2か月までには片付けを終わらせるように動いていきましょう。

3.効率よく空き家を片付けるには?

仕事や家事・育児に追われている中で片付けをする…となると、なかなか時間を見つけにくいものですね。何とかして効率よく空き家の片付けをしていきたい…と考える人は多いでしょう。そこで、ここでは効率よく空き家の荷物を片付けるコツをご紹介します。

3-1.価値のある物品については、親族間であらかじめ話し合いを済ませておこう

両親が亡くなった後の空き家整理となると、両親が残した価値のある遺産もたくさん残っている場合があるでしょう。そうした遺産の分け方などを事前に話し合っておかないと、いざ片付けをするとなったときに時間がかかってしまうことになります。最悪、そこから親族間のトラブルにつながる可能性もあるのです。そうなったら、片付けもスムーズにしにくくなります。遺産の分け方などについては、前々から親族同士で話し合っておくようにしましょう。こうすれば、いざというときでもトラブルに発展することなく、スムーズにことを進めていけるはずです。

3-2.業者に頼むと手っ取り早い!

自分の両親が残した家ですから、どうしても自分で片付けなければなりません。しかし、そうはいっても誰だって自分の生活があるでしょう。場合によっては、なかなか片付けの時間を割けなくて困っているという人もいらっしゃると思います。
そこでおすすめなのが、専門の業者を利用する方法です。たとえば、不用品回収業者。こうした業者は、遺品整理なども専門にやっていることがあるため、非常に心強いものです。特に空き家の荷物整理をする人のほとんどは、初めてというケースが多いでしょう。初めてで右も左も分からない状態で、専門知識を有した業者の助けがあるのは、非常に良いものです。特に、自分だけで荷物の片付けをしようと考えたときに最も悩まされるのが、ゴミの処分方法でしょう。燃えるゴミや不燃ゴミとして分けて出すだけでなく、普通のゴミとして出せないものは粗大ゴミとして出さなければなりません。また、壊れた電化製品がある場合は家電量販店などに相談して引き取ってもらう必要がありますし、使えるものがある場合はリサイクルショップで買い取ってもらったりもするでしょう。このように、一度で不用品すべてを片付けられないため、どうしてもその分時間がかかってしまうことになります。不用品回収業者の中でも、買い取りも一緒に行っているところなら、こうした悩みに頭を抱える必要もありません。普通のゴミや不燃ゴミはもちろんのこと、粗大ゴミや壊れた家電なども一気に回収してくれるでしょう。さらに、まだ使えるものや価値のあるものがあった場合、それを買い取ってくれるのでお得に不用品の処分ができるはずです。

まとめ

空き家の荷物処分方法などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか? 両親との死別は、誰しも通らなければならない道です。人の死は誰でも心に傷を負うものなので、なかなか死を受け入れられなくて片付けが進まないという人も多いでしょう。しかし、きちんと空き家の片付けを進めていかなければ、空き巣に入られてしまうなど、二次災害に見舞われる可能性もあります。また、両親が残してくれた大切なものを手にすることもできないのです。ゆっくり心の整理をしてからで良いので、不用品回収業者などを有効活用しながら、少しずつ空き家の片付けを進めていくようにしましょう。