花粉の掃除ポイントは? 花粉対策に効果的な掃除方法を紹介!

花粉シーズンになると、部屋やオフィスなど室内にいるときも花粉の症状がひどい、という方もいるのでは? 一体なぜなのでしょうか。主な原因は、花粉を室内に持ち込んでしまうことです。室内から花粉を除去しない限り、症状が続きツライ想いをすることになります。ツライ症状を緩和するためにも、花粉の掃除が大切なのです。そこで、本記事では、花粉掃除の基本と具体的な方法について解説します。

  1. 花粉掃除の基本
  2. 花粉の掃除方法は?
  3. 花粉の掃除ポイントを紹介!
  4. 花粉の掃除に関してよくある質問

この記事を読むことで、室内に舞い込んだ花粉を除去する方法が分かります。花粉症に悩んでいる方、掃除方法が知りたい方はぜひチェックしてください。

1.花粉掃除の基本

まずは、花粉の特性を知り、基本的な掃除ポイントを押さえておきましょう。

1-1.なぜ掃除が必要なのか?

花粉が飛散するのは外ですが、室内でも花粉症の症状がひどくなる方は要注意です。知らないうちに、屋外から花粉を持ち込んでしまったのでしょう。さらに、室内は狭い空間の中で花粉が舞うので、屋外よりも多く吸い込んでしまいます。持ち込んでしまった花粉を速やかに除去するためには、掃除が必要なのです。

1-2.掃除の時間、頻度は?

花粉の掃除は、行う時間が大切なポイントとなります。花粉が多く飛散する時間は、午前9時から午後3時までといわれているため、この時間は避けてください。できれば、早朝に掃除をしましょう。日中や夜は動きまわることが多いので花粉が空気中に舞いやすくなります。しかし、早朝は花粉が床に落ちているため、効率的に除去できるでしょう。
また、大変かもしれませんが、1日1回掃除をしたほうが花粉対策につながります。たとえ、部屋を閉め切った状態でも、花粉はすき間から入り込むものです。これを除去するためにも、飛散の多い時期は毎日の掃除を心がけたほうが良いでしょう。

1-3.花粉の特性と溜(た)まりやすい場所をチェック!

花粉が溜(た)まりやすい場所は、ホコリが溜まりやすい場所です。たとえば、家具の裏・下、テレビやパソコンの画面などが当てはまるでしょう。ほかにも、エアコンを使用している場合は、風によって花粉が舞い上がり、流れに沿って溜まる傾向があります。そのため、エアコンの風や室内で歩きまわる際の「動線」を観察してみると、溜まりやすい場所を見極められるでしょう。

1-4.花粉を持ち込まないためにできること

「室内の花粉を除去すること」と同じく、もう1つ大切なのが「花粉を持ち込ませないための工夫」です。さまざまな工夫がありますが、中でも「室内に入る前に、花粉を落とすこと」が重要ポイントとなります。外出から戻ったときは、衣類・バッグなどに花粉がついているので、玄関を開ける前に払い落としましょう。このときの注意点は、手で強くたたかずにやさしく払うようにすることです。徹底的に花粉を払い落とすなら、粘着性シートがついたクリーナーを使ってください。細かい粒の花粉でもシートにくっつき、取りのぞくことができるでしょう。また、体についた花粉にも注意が必要です。帰宅後は、必ず洗面所でうがいと洗顔をしてください。ほかにも、以下のような工夫があります。

  • 花粉がつきにくい素材の服を身につける(ナイロン・ポリエステルなど)
  • 静電気防止効果のある柔軟剤・スプレーを使う
  • ハウスダスト除去のスプレーを使う

2.花粉の掃除方法は?

では、花粉の掃除方法と注意点について具体的に説明します。

2-1.必要なもの

花粉の掃除に必要なものは、以下のとおりです。

  • 掃除機
  • 雑巾(ぞうきん)
  • フロアワイパー・ウエットシート
  • ウエス・掃除用シート
  • 粘着性シートがついたクリーナー

以上のアイテムがあれば、ある程度、室内に舞い込んだ花粉が除去できるでしょう。上記の中でも、役立つのがフロアワイパーとウエットシートです。床に落ちた花粉を吸着してくれるので、空気中に舞うことなく除去できます。

2-2.場所別に紹介!

フローリング・カーペット・ソファー・家具と、それぞれの掃除方法とコツを紹介します。

2-2-1.フローリング

花粉掃除の中で、最も重要となるのが「フローリングの水拭き」です。床には、室内に持ち込んだ花粉がたくさん落ちています。そのため、最初にフローリングの水拭きをして、花粉を除去していきましょう。ただし、家の床をすべて水拭きするのは大変ですよね。そこで先ほど紹介した「フロアワイパー」と「ウエットシート」が役立ちます。床をすべらせるように拭き上げてください。ホコリや花粉を吸着してくれるので、毎日の掃除も楽になります。ドライシートでは吸着できないので、水気のあるウエットシートを使うのがポイントです。

2-2-2.カーペット

カーペットは、フロアワイパーとウエットシートが使えないので、花粉掃除が難しい場所です。ここで掃除機を使うと、表面に積もった花粉が室内に舞い上がってしまいます。そのため、カーペットを掃除する際は、粘着性シートがついたクリーナーを使いましょう。コロコロと転がすだけで、表面の花粉が除去できます。それから、掃除機をかければOKです。ヘッドをしっかりとカーペットに密着させるように掃除機を使うのがポイントとなります。そして、掃除機をかけた後に残った花粉が舞い上がるので、落ち着いた1時間後にもう1度クリーナーでコロコロしてください。

2-2-3.ソファー

フローリングやカーペットの次に、花粉が付着しやすいのが「ソファー」です。帰宅後にすぐ座ったり、洗濯物を置いたりと、何かと花粉に触れる機会の多い場所となります。ソファーに付着した花粉を除去するには、よくしぼった濡れタオルまたは粘着性シートがついたクリーナーで表面を拭き取ってください。できれば、1日1回の掃除を心がけましょう。

2-2-4.エアコンのフィルター

見落としがちな場所が、エアコンのフィルターです。ここも花粉が付着しやすい箇所なので、最低でも1か月に1度水洗いをしてください。花粉シーズンは春というイメージが強いですが、2月や8月など暖房・冷房を使う時期も飛散しています。エアコンのフィルターは簡単に取り外せることが多いので、取扱説明書を見ながら掃除してください。

2-2-5.窓のサッシ部分

窓のサッシ部分は溝になっているので花粉が溜まりやすい場所です。定期的にウエットティッシュ等で丁寧に拭き取りましょう。ただし、指が入らないような狭い場所もあります。そこは、コップに入れた水で洗い流し、雑巾で拭き取ると良いでしょう。

2-3.やってはいけないこと、注意点

絶対にやってはいけないのが、水拭きの前に掃除機をかけることです。先に掃除機をかけると、床に落ちた花粉やホコリが部屋中に舞い上がってしまいます。花粉掃除の場合は、まず先に水拭きして、それから掃除機をかけるようにしましょう。
また、テレビまわり、電気コード、PC周辺など静電気が溜まりやすい場所は、花粉が付着しやすい傾向があります。静電気のある場所は掃除用シートなどを活用してください。

3.花粉の掃除ポイントを紹介!

効率的に花粉を室外へ除去するためのポイントを紹介します。

3-1.空気清浄機をかける

目に見えない花粉を除去するため、掃除機を使うときは空気清浄機も利用しましょう。窓を開けて換気すると、花粉が再び室内に入ってしまいます。代わりに空気清浄機を使うことで、花粉を取り入れることなく除去できるでしょう。ただし、空気清浄機を使うときは、フィルターをこまめに掃除するのも忘れないでください。

3-2.掃除グッズを活用する

現在は、たくさんの花粉掃除グッズが発売されています。たとえば、携帯用の粘着性シート付きクリーナー、マイクロファイバークロス、花粉防止スプレーなどです。マイクロファイバークロスは100円均一ショップでも購入でき、家具などに付着した花粉を吸着できます。空気清浄機が購入できない場合は、花粉防止スプレーを布団に吹きかけると、付着した花粉が舞い上がりません。スプレーをして掃除機をかけると効率的に除去できます。

3-3.室内の温度を上げる

花粉の掃除は、部屋の保湿も重要なポイントとなります。なぜなら、部屋が乾燥していると、ホコリや花粉が舞い上がりやすくなってしまうからです。よって、掃除機を使う場合は、加湿器などで温度を上げてください。そのほうが花粉が除去しやすくなりますよ。

3-4.布団の天日干しは避ける

天日干しした後の布団は気持ちが良いものですが、花粉シーズンは我慢してください。しかし、布団も定期的に掃除しなければ、就寝中の汗が染みついたり、雑菌が繁殖したり、花粉が付着したりすることになります。そんなときは、布団乾燥機を使い、直射日光の当たる部屋に干すなど工夫が必要です。掃除機の中には、細かい花粉を吸収するタイプもあるので買い替えを検討している方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

4.花粉の掃除に関してよくある質問

花粉の掃除に関してよくある質問を6つピックアップしてみました。

Q.花粉が出入りしやすい玄関の掃除ポイントは?
A.衣類に付着した花粉を落とすので、玄関の床に花粉が溜まりがちです。ホウキや掃除機を使って掃除をする方がいますが、それでは花粉が空気中に舞い上がってしまいます。まずは、古い布で玄関の床を水拭きしましょう。それから、掃除機をかけてください。玄関マットを敷いている場合は、マットとマットの下も忘れないようにしましょう。また、玄関先に空気清浄機を置いて、花粉の侵入を止めることも大切なポイントです。

Q.寝室の花粉対策は?
A.1日のおよそ3分の1を過ごす寝室は、花粉対策が必要不可欠です。空気清浄機を置くだけでは花粉が完ぺきに除去できないため、ベッドまわりについた花粉をこまめに拭き取ってください。水で濡らした固くしぼったタオルで拭き取り、枕カバー等は頻繁に洗濯しましょう。花粉シーズンは外に干すのはNGなので、部屋干しが基本です。

Q.洗濯物はどうすべきか?
A.花粉シーズンのときは、極力外に干さないように気をつけましょう。衣類乾燥機を使ったり、脱水をして部屋干しをしたりするなど工夫が必要です。花粉シーズンに外干しをしてしまうと、花粉をたくさん付着した衣類を室内に入れることと同じなので注意してくださいね。

Q.エアコンを使用する際のポイントは?
A.エアコンは部屋の空気を吸い込み、再び部屋へ放出します。その構造をうまく利用して、エアコンに花粉を吸着させましょう。まず、エアコンに花粉吸着フィルターを取りつけます。そうすると、部屋中に漂っている花粉を吸い込んでキャッチし、きれいな空気を放出してくれるはずです。

Q.家の中でも重点的に掃除しておきたい場所は?
A.前述したとおり、玄関・窓・ソファー・カーペット・フローリング・階段・手の届きにくい家具のすき間などをこまめに掃除してください。テレビのコードや冷蔵庫の裏などは静電気が起きやすいので花粉が付着しやすい場所です。静電気防止のために、以下のような対策をしておきましょう。

  • 家電は壁に密着させず、距離を開けて置く
  • 静電気防止スプレーをかける
  • 部屋を適度に加湿する

Q.花粉掃除で盲点になりやすい場所は?
A.意外と盲点になりやすいのが「トイレ」です。トイレを使用するたびに、衣類に付着した花粉が落ちてしまいます。換気扇まわりにも花粉やホコリが溜まりやすいため、1日に1度はスプレー式のクリーナーをトイレットペーパーに含ませて、床や換気扇まわりをサッと拭き上げてください。スプレー式クリーナーのほかに、トイレ掃除用シートを使うのも良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか? 外出から帰宅すると、衣類にはたくさんの花粉が付着しています。玄関先で花粉を取り払わなければ、家の中に持ち込んでしまうので要注意です。また、換気のために窓を開けたり、洗濯物を外に干したりするのもNG行為となります。「花粉を室内に持ち込まないこと」を意識しながら、日々の生活を送ってください。もし、室内に花粉が入り込んだ場合は、拭き掃除を中心に除去しましょう。掃除機を使うと、花粉が部屋中に舞い上がるので、まずは水拭きから始めます。事前に、花粉の掃除ポイントを押さえておけば、花粉症をやわらげることができるでしょう。