知らないと損!貴金属を高く買取してもらうための注意点3つ

長いこと使っておらず、戸棚にしまいこんだままの貴金属をお持ちではありませんか?これから使う予定がないのであれば、戸棚の肥やしにしてはもったいないので、早めに売却したほうが合理的だと思います。

こちらでは貴金属を売却する方法、少しでも高い値段で売るための注意点を解説することにしました。断捨離が流行している昨今ですから、この機会に使わない貴金属は処分して、お金に換えてしまいましょう。

1.貴金属の買取業者にはどんな種類があるの?

一般の人が貴金属を数え切れないほど持っているケースは少ないでしょう。実際、人生の中でそう何回も貴金属を買取に出す機会はないはずです。そのため、実際に売却を検討する段階になって「そもそも、どこに売れば良いの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

1−1.質屋で買取を依頼する場合

貴金属・宝石などを売却する際、最初に思いつくのは質屋かもしれません。ただ、質屋はブランド価値に対して買取金額を提示する傾向があります。単に貴金属というだけでは高額買取は望めないでしょう。

それどころか、ノーブランドだとシルバーは買い取ってもらえず、ゴールドでも9金・10金・14金は買取不可という場合も…。18金以上のゴールド、およびプラチナはノーブランドでも買取してもらえますが、あくまでも金・プラチナの含有率から算出した重量に対して買取金額が決まります。

ちなみに、宝石類もノーブランドだと高額買取は望めません。一般的なジュエリーショップの宝石は“宝石自体に価値がある”というわけではなく、売値のほとんどは加工料・利益です。そのため、ノーブランドの宝石類は買値の10%なら上々と考えてください。

1−2.地金専門店で買取を依頼する場合

地金専門店というのは、インゴッド(延べ板)などを扱っている貴金属店のことです。シルバー・ゴールド・プラチナ・パラジウムといった貴金属類を買い取って、それを精練して地金にしています。

地金専門店は質屋の真逆であり、貴金属それ自体の価値に応じて買取を行うのが特徴です。ブランドなどは一切関係なく、貴金属の重量に対して換金してくれます。

ただ、宝石のついたアクセサリーなどであっても、地金専門店は貴金属の部分しか買取対象にしていません。宝石類は取り外され、貴金属だけに値段をつけるわけです。

ちなみに、貴金属製品の大半は合金なので、目当ての貴金属だけを抽出する精練作業が必要になります。この精練作業は有料であり、買取金額から分析・精練費用(検定料)が引かれることに注意してください。

分析・精練費用はグラム単価になっていますが、少量の場合でも最低料金として4000円程度を支払わなければいけません。つまり、売却する貴金属が少量の場合は損になってしまいます。

1−3.ジュエリーリフォームフェアなどの催事で買取依頼する場合

時折、デパートの催事で貴金属の買取を行っていることがあります。多くの場合は、貴金属製品を修復・デザイン変更を受け付けるジュエリーリフォームフェアなどに合わせて貴金属買取が行われるようです。

ただ、これはあくまでもジュエリーリフォームのついでに行われている催しなので、当該デパートでジュエリーリフォームをすることが高額買取の条件になっていたりします。

1−4.不用品回収業者に買取依頼する場合

不用品回収業者の多くは、中古市場に回せる物品、および換金可能な物品に対して値段をつけて買い取る…という手法をとっています。そのため、貴金属類を売却する際、不用品回収業者に依頼するという選択肢があるのです。

不用品回収業者は貴金属部分だけでなく、付属の宝石を含めてトータルで査定してくれるのが特徴。また、貴金属と同時に家具、家電製品などを買い取ってもらうことも可能です。

ブランド価値があればブランド価格、貴金属としての価値があれば貴金属価格で買い取ってくれる可能性が高いので、トータルで考えると不用品回収業者がもっとも便利かもしれません。

断捨離のように不用品をまとめて処分することを考えているなら、買取と同時に衣類、雑貨を含めて不用品回収を依頼すれば手間・労力の節約にもなるでしょう。

2.貴金属を高く売るために必要な3つの注意点

さて、わざわざ貴金属を手放す決意を固めたなら、なるべく高く売りたいと考えるのが自然です。貴金属類の買取価格を向上させるためには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

2−1.買取価格がつく貴金属をすべて売却する!

真っ先に頭に浮かぶ貴金属といえばアクセサリーですが、買取価格がつく貴金属にはいろいろな種類があります。たとえば、歯科医院の治療で用いた金歯・銀歯などです。何かのきっかけで外れてしまった金歯・銀歯が残っているなら、ぜひ、買取依頼をしてみましょう。

たとえ歯科用の義歯であっても、きちんと金・銀などの貴金属が含まれていれば重量に応じて値段がつきます。外れた金歯・銀歯をお持ちなら、貴金属類と一緒に見積もり依頼をしてみてください。

そのほか、使わなくなったガラケーなどの内部にも貴金属が使われています。こういった製品が戸棚の奥に眠っているなら、売却できるかどうか検討してみると良いでしょう。

2−2.見積もり無料の業者を比較検討する!

地金専門店など貴金属の重量に対して値段をつける店舗に依頼する場合は、電話で「18金はグラムいくらで買取できますか?」などと質問してください。この時点で明確に返答しない店は避けるべきです。重量に対して値段をつけるのに、品質がどうこうと説明するのは“重量あたりの適正額で買い取る気がない”ことを意味します。

また、実際に店舗で重量を確認する時には「こちらでもグラムを正確に計ってきましたが、目の前で確認してくれるんですか?」と聞いてみましょう。万が一にもグラム数をごまかされないためです。優良店舗であれば、動じずにきちんと対応してくれます。

ブランド価値・状態を加味する業者に依頼するなら、無料見積もりをお願いしましょう。真っ当な業者であれば、基本的に見積もりくらいは無料で応じてくれるはずです。比較検討の上、もっとも高値を提示した業者に依頼すれば間違いありません。

2−3.見栄えを良くするためにケアしておく!

ブランド価値・状態を考慮する業者に売るなら、見積もりの前に磨いておきましょう。相手は人間ですから、やはり、見た目の印象に左右される部分はあるはずです。

シルバーであれば市販のシルバークリーナー・研磨剤入りクロスで磨きます。ゴールドは中性洗剤を溶かした湯に浸(つ)けてから柔らかめのブラシで掃除してください。プラチナは布で拭くだけでも十分ですが、汚れが目立つ場合は中性洗剤を溶かした湯に浸(つ)けてブラシで磨きましょう。擦り傷がつくと査定が下がるので、くれぐれも優しく磨くことを忘れずに。

まとめ

以上、貴金属を買取業者に出す場合の基礎知識でした。

長年、持っていた貴金属を手放すのは名残惜しいものですが、戸棚の肥やしになっているなら、早めに売却したほうが賢明でしょう。

  1. 貴金属の買取業者にはどんな種類があるの?
  2. 貴金属を高く売るための注意点

少しでも高く売って、旅行費用・万一の備えなどにあてれば、これからの生活に役立てることができます。使われなかった貴金属も、新しいオーナーに大切に使ってもらえれば往年の輝きを取り戻すことでしょう。