地震に備えて非常食を準備しよう! 何をどのくらい用意すればいいの?

「地震列島」と呼ばれている我が国では、いつ大きな地震が発生するか分かりません。
東日本大震災をきっかけに、震災に備えた準備を始める人が急増したのではないでしょうか。
ガスも電気も使えない…。
そんな状況の中でも、自分自身や大切な家族の命を守らなければなりません。
あの歴史に残る大震災から4年。
ときがたつと、当時の恐怖や緊張感は少しずつ薄れていくものです。
ひとたび、地震の備えについて考えてみるべきではないでしょうか。

そんな人たちのために、地震に備えて準備すべき非常食についてご紹介します。

1.最低限用意したい非常食リスト

非常食といっても「何をどのくらい用意しておけば安心なのかよく分からない」という人は多いでしょう。
まずは、最低限用意しておくべき非常食にはどのようなものがあるかご紹介します。

1-1.食料品はレトルトや缶詰を中心に

食料品を選ぶときのポイントは「電気、ガス、水道が止まっていても食べることができるもの」と「賞味期限の長いもの」です。
おすすめはレトルトのおかゆやツナ缶などの缶詰。
缶詰をおかずにしておかゆを食べることができるため、お腹も満足するでしょう。
缶詰は日持ちするので、数種類用意しておくと大変便利です。
また、最近は震災時の非常食として、缶入りのパンやラーメンも販売されています。
非常食にはどうしても味気ないものが多いため、貴重な存在になるのではないでしょうか。
そのほか、保存缶に入ったカップラーメンもおすすめです。
お湯がないと食べることができないのが難点ですが、長持ちするので用意しておくと便利でしょう。

1-2.絶対必要な「水」

震災が発生して水道が止まったときは、復旧まで時間がかかります。
水のない生活というものは、経験した人にしか分からないつらさでしょう。
非常食として水を用意しておくことだけは、絶対に忘れないでください。
ペットボトル入りの水は賞味期限が1~5年です。
自宅に最低でも10リットルは用意しておくべきでしょう。
最近は長期保存が可能な「保存水」というものも人気を集めています。
水分補給のために粉末のスポーツドリンクを一緒に用意しておくと、暑い時期の震災にも安心です。

1-3.お菓子系は意外と大事

「できるだけ少なく、必要なものだけを用意したい」という気持ちは分かります。
しかし、非常食の中にお菓子系を用意しておくと意外と重宝するでしょう。
災害時には体調を崩しがちです。
低血糖を防ぐためにも、糖分を含んだあめやビスケットを用意しておきましょう。
非常食用の氷砂糖やリッツクラッカーなどが人気です。

2.何日分の備えが必要か

用意すべき非常食は分かりましたが、問題は「どのくらい用意するか」ということです。
地震の際には、何日分の備えが必要になるのでしょうか。

2-1.ライフラインが復旧するまで約3日

地震が起こった際にすぐ避難所に避難できない場合もあります。
「避難所に行けば何らかの非常食があるだろう」と思っているなら間違いでしょう。
道路や通信が寸断され、自宅で避難せざるを得ない状況になることもあります。
電気や水道、ガスなどのライフラインが影響を受けた場合、自宅で避難するとなると、自分で用意した非常食だけが頼みの綱です。
ライフラインの復旧までかかる期間は、約3日といわれています。
非常食は最低でも3日分は用意しておくべきでしょう。
ただ、災害時は何が起こるか分かりません。
ライフラインの復旧が遅れ、1週間近く自宅待機を余儀なくされる可能性もあるでしょう。
そのことも考えて、非常食は少し多めに、5~7日分用意しておくことをおすすめします。

2-2.1人につき3日分の非常食とは

3日分というのは、当然「1人につき3日分」ということです。
家族が多ければ、それだけ用意する非常食の量も増えるでしょう。
「1人3日分の非常食ってどのくらいの量?」と思う人も多いと思います。
一例としてご紹介しましょう。

  • 飲料水9リットル
  • ごはん4~5食
  • ビスケット1~2箱
  • 板チョコレート2~3枚
  • カンパン1~2缶
  • 缶詰2~3缶

乳幼児や高齢者がいる場合は、その人に合わせた非常食を用意する必要があります。
また、すぐに非常食を食べることができるように、紙皿やラップ、紙コップ、缶切りなども一緒に用意しておくと安心でしょう。

3.非常食の保管方法について

最後に、非常食の保管方法をご紹介します。
「いつ使うか分からない非常食を、どうやって保管しておくべきか分からない」という人はぜひ参考にしてみてください。

3-1.安全な場所に保管

せっかく地震に備えて非常食を用意しておいても、保管場所に家具が倒れてきて非常食が使い物にならなくなるケースも少なくありません。
特に、飲料水は水がもれ出してしまっては意味がないでしょう。
そのため、ある程度分散して保管しておくと安全です。
また、ベランダストッカーやプラスチックコンテナ、セーフティーボックスなどに入れておくと、外部からの衝撃が直接伝わりにくくなります。

3-2.日常生活の食材をストックしておく方法も

1人3~7日分の非常食を家族の人数分用意して保管しておくのは、実際のところ大変です。
そこで、日常生活の食材をストックしておき、災害時に非常食として使う方法もおすすめでしょう。
この方法は「ローリングストック」と呼ばれ、活用している家庭も多いようです。
普段の食生活で使う食材を多めに購入しておき「半分使ったら半分買い足す」ようにしましょう。
常に余裕を持って用意しておいてください。
いざという時に活用できます。

3-3.定期的に賞味期限のチェックを

非常食を保管している場合は、定期的に賞味期限のチェックを忘れないようにしましょう。
いざ地震がきて非常食を食べようとしたときに、賞味期限が切れていては意味がありません。
非常食は「いつ使うか分からないけれど、いざというときに必ず使うもの」です。
保管してあることを忘れずに、いつでも使えるよう普段から確認するようにしましょう。

4.まとめ

地震が発生したときに必要な非常食についてご紹介しました。

  • 最低限用意したい非常食リスト
  • 何日分の備えが必要か
  • 非常食の保管方法について

「地震に備えて非常食の備蓄を考えている」「非常食として何をどのくらい用意すれば良いのか知りたい」という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。