カーポートを自分で撤去する手順と方法、注意点をご紹介!

暴風で倒れた、壊れたカーポートは撤去しなければなりません。
できるだけ費用を抑えようと自分で撤去する人は多いでしょう。
しかし、自分で撤去する際は注意が必要です。事前に基礎知識を把握して撤去しなければ大けがにつながります。
そこで、これからカーポートを撤去する手順と方法、解体・撤去するときの注意点、撤去する際にかかる費用について説明しましょう。
カーポートの撤去方法が知りたい人はぜひ参考にしてください。

1.カーポートを撤去する手順と方法

駐車場が広ければ広いほど、カーポートも大きくなります。
大きいカーポートは解体や撤去に時間と手間がかかるでしょう。
初めてカーポートを撤去する人は、時間がかかることを念頭において作業してください。
これから、カーポートを自分で撤去する手順と方法について説明します。

1‐1.カーポートの撤去・解体に必要な道具

diyでカーポートを撤去・解体するには必要な道具を準備しなければなりません。
基本的に、カーポートの柱はコンクリートに埋まっています。
カーポート全体を撤去したい場合、柱をコンクリートから抜いてください。コンクリートから柱を抜くために、コンクリートを破壊する“電動ハンマー”などの工具が必要になるでしょう。
電動ハンマーを持っていない人は工具レンタル店で借りることができます。
また、同じ種類のカーポートを立て直す場合は柱を切断することが多いです。
ただし、柱が破損していないなら柱だけ残す方法もあります。
もし、柱を切断する場合はグラインダーや金属用の砥石(といし)が必要です。柱を切断するには砥石(といし)が2~4枚使い、時間もかかるでしょう。
カーポートを完全に撤去したいのか、それとも一部を残して立て直したいのか、目的によって必要な道具は異なります。
事前に「目的」を明確にしておきましょう。

1‐2.カーポートを自分で撤去する方法

基本的に、カーポートは地面から60cmほどくらい埋まっています。
コンクリートの埋め込み具合が深いほど解体が難しくなるでしょう。
表層部付近の埋め込みであればdiyで解体できます。
もし、埋め込み具合が深い場合は業者に依頼したほうが安心です。埋め込み具合をある程度確認したうえで解体を始めましょう。
まず、雨樋(あまどい)をはずしていきます。屋根材を抑えているビスもはずして1枚ずつ屋根材を撤去していきましょう。
そして、屋根材をすべてはずしたら側枠(がわわく)と垂水(たれすい)を取りはずしてください。
後は、L字のブラケットや柱を撤去するだけです。できるだけけがをしないよう、高いところから取りはずしていきましょう。

1‐3.解体したカーポートの処分方法

カーポートを撤去したら終わりではありません。
解体したカーポートの処分もdiyの大切なポイントになります。
基本的に、屋根材は不燃ごみや粗大ごみとして処分できるでしょう。
ただし、サイズが大きい場合はグラインダーなどで適切なサイズにカットしなければなりません。
また、カーポート本体はプラスチックやネジ類をすべて取りはずしてください。
金属類は不用品回収業者やスクラップ場などで買い取ってもらえる可能性が高いです。間違った方法で処分しないよう、業者や自治体へ事前に確認しておくと良いでしょう。

2.カーポートを解体・撤去するときの注意点

2‐1.「安全」を1番に考えて作業する

カーポートの状態やコンクリートの埋め込み具合によっては、diyが大変になるケースもあります。
すべてのカーポートが自分で撤去できるとは限りませんので注意が必要です。
自分で撤去するときは「安全」を1番に考えてください。
できるだけ費用を抑えようと無理に作業しては、大けがをする恐れがあります。
たとえば、雨樋(あまどい)を取りはずすとき、ネジがなかなか取りはずせなくなるケースが多いです。
ネジがスムーズに抜けないときは引っ張って割ったほうが良いでしょう。
もし、ネジ山がつぶれてしまったときはニッパーや喰(く)いきりなど活用してください。
また、屋根材を取りはずす際は軍手で自分の手を保護しましょう。手が屋根材によって傷つく可能性があります。
そして、カーポートが大きい場合は1人ではなく2人で作業すると安心です。

2‐2.新しいカーポートを設置する場合

新しいカーポートを設置しない場合は、撤去作業だけでOKです。
しかし、古いカーポートから新しいカーポートに換える場合は撤去後のことも考えなければなりません。
柱の状態を確認して柱全体を撤去するかどうか判断してください。
柱すべてを撤去する場合、もともとの柱と新しい柱の位置をおよそ30cmずらしておかなければなりません。
なぜなら、古い柱を掘り出さずに新しいカーポートが設置できるからです。
ただし、駐車場の位置によっては30cmずらすことができないケースもあります。
スムーズに作業するためにも撤去前にずらしても問題がないかどうか確認してください。
自分たちで判断できない場合は専門の業者に相談したほうが安心でしょう。

3.撤去する際にかかる費用

3‐1.自分でカーポートを撤去する際にかかる費用

業者に依頼するよりも自分で撤去したほうが「安い」と考えがちです。
しかし、場合によっては業者に依頼したほうがお得になる可能性があります。
自分でカーポートを撤去する場合、必要な道具類の準備や処理作業にお金がかかるでしょう。
多くの人が、撤去にばかり目を向けてしまいがちです。
しかし、撤去したカーポートの処分も自分たちでしなければなりません。
粗大ごみに出す場合はお金が必要になるため、事前に確認しておきましょう。
さらに、自分でカーポートを撤去するには「時間」と「手間」がかかります。
なかなか時間が確保できない人は、業者に依頼したほうがスピーディーです。
diyするにも以上のようなデメリットがあるため、自分のライフスタイルを考えて判断してくださいね。

3‐2.業者へ依頼する際にかかる費用

業者に依頼する際、およそ3万円~4万円で撤去できます。
新しいカーポートを設置する際は、設置費用を追加した値段になるでしょう。
自分での撤去が不安な場合は、1度業者に相談してください。
相談内容によっては費用が安くなる可能性もあります。
特に、柱本体を残して新しいカーポートを設置するのなら工事費用はお得になるでしょう。
できるだけ費用を抑えたい人は、複数の業者に見積もりを依頼してください。
複数の業者に見積もりを出してもらうことで、最も安いところに依頼できます。
また、見積もりはもちろんのこと、サービス内容やスタッフの対応、実績などさまざまな点を比較してください。
業者に相談するか、または自分で撤去するか相談したうえで判断すると良いですよ。

4.まとめ

カーポートを撤去する手順と方法、解体・撤去する際の注意点、撤去する際にかかる費用について説明しました。いかがでしたでしょうか。
一般的なカーポートであれば自分で撤去できるものです。
しかし、コンクリートの埋め込み具合やカーポートの状態によっては業者に依頼したほうが良いケースもあります。
解体・撤去する前にしっかりカーポートの状態を確認してください。
もし、diyできるかどうか不安な人は1度専門業者に相談すると良いでしょう。
スムーズに解体するためにも、diyと業者、それぞれのメリット・デメリットを知ることが大切です。