
駐車場のラインの引き方は?賃貸にしたい人必見です!
自宅の駐車場を賃貸にする場合、ラインを引かなければなりません。
駐車場は通常、車1台ごとの区切りとなるラインが必要です。
ラインの引き方は、正しい方法を知れば自分でも簡単にできるでしょう。
もちろん、業者に依頼することも可能です。
「ラインを引く幅や寸法が分からない」「どうやって線を引けばよいの?」という人は、信頼のおける業者に依頼しましょう。
そういった疑問にお答えしましょう。
1.駐車場の線の引き方
駐車場のラインを引く方法にはさまざまなものがあります。
今回は、塗料とテープを使ってラインを引くときの手順をご紹介しましょう。
1-1.下準備をする
まずは、下準備が必要です。
雨が降っていると作業ができないため、梅雨の時期は避けるようにしましょう。
できれば、晴天が1週間ほど続くときがおすすめです。
新しく駐車場を作る場合は、まず設計図を書きます。
駐車スペースは、幅2.5m×長さ5.0m×車路幅5.0mが標準です。
土地の幅を計測して、どのようにラインを引けば無駄なく車を止めることができるか考えておきましょう。
そして、ラインを引く前に地面をきれいにしておいてください。
アスファルトの割れ目に残っている小石や草を除去し、塗料を塗りやすくしましょう。
この作業は、仕上がりをきれいに維持するために欠かせない作業です。
1-2.塗料でラインを引く場合
まずは、必要な道具をそろえておきましょう。
道路線引き用の塗料とスケール、チョーク、養生テープ、ローラー、チョークリームを用意しておくと便利です。
次に、ラインを引く箇所を決めていきます。
ラインを引きたい場所にチョークで印を付け、その印をつなぐようにチョークリームで線を付けましょう。
塗料がはみでないように、引いた線に沿って養生テープを貼ります。
塗料のフタを開けてよく混ぜ、ローラーバケツに出してから塗っていきましょう。
地面がへこんでいて塗りにくい部分は、刷毛(はけ)を使って塗料をのせてください。
塗り終えたら乾く前に養生テープをはがしていきます。
塗料が完全に乾くまでは、しばらく周辺を立ち入り禁止にしましょう。
コーンなどを立てておけば問題ありません。
1-3.テープでラインを引く場合
白線用の強力粘着テープを利用すれば塗料より簡単にラインを引くことができるでしょう。
ただし、強力な粘着力があっても、雨風の影響で塗料よりは早く落ちます。
たとえば、屋根のある駐車場にはテープを使い、青空駐車場の場合は塗料を使うなど、使い分けをするとよいでしょう。
はく離紙をはがして地面に貼り付けるだけでラインが引けるような簡単なものもあります。
手軽に美しく仕上げることができるため、ぜひチェックしてみてください。
2.自分でラインを引く場合と業者に依頼する場合
駐車場は私有地であるため、自分でラインを引いても全く問題ありません。
しかし、場合によっては業者に依頼した方がよいこともあるでしょう。
自分でラインを引く場合と業者に依頼する場合を比較してみたいと思います。
2-1.自分でラインを引く場合
駐車場のライン引きに高い技術は必要ありません。
素人であっても十分に作業は可能でしょう。
しかし、慣れない場合は1か所塗るだけで2時間くらいかかってしまいます。
駐車スペースが10台以上ある場合は、1日で済ませることができないでしょう。
また、駐車場のライン引きに使う道具は、決して安いものではありません。
大量にラインを引く場合は、業者に依頼するのと同じくらいの費用がかかることもあるでしょう。
さらに、アスファルトが傷んでいる場合は補修も必要になります。
駐車場の広さと状態を確認し、必要な塗料の量などを計算したうえで、自分で行うか業者に依頼するか決めるとよいでしょう。
2-2.業者に依頼する場合
駐車場のライン引きを業者に依頼した場合のメリットについて考えてみましょう。
まず、仕上がりは圧倒的にきれいになります。
ライン引きは簡単な作業といえ、素人ではやはり失敗の可能性も高くなるでしょう。
実績のある業者に依頼すればそのような心配はありません。
また、専用の道具もそろっているため、作業もスムーズです。
自分で行うよりも、ずっと短い時間で作業を済ませることができるでしょう。
3.ライン引きを業者に依頼する際の注意点
最後に、ライン引きを業者に依頼する際の注意点をいくつかご紹介します。
3-1.見積書の内容を確認する
悪徳業者とのトラブルを避けるために、依頼する方もしっかりと確認しておかなければならないことがあります。
ひと目で悪徳業者であるかを見極めるのは、誰にでも難しいことです。
しかし、悪徳業者には必ず共通の特徴があるでしょう。
特に、見積書の確認は必ずするようにしてください。
中には、見積書に記載のない追加料金を請求してくる業者も存在しています。
事前にしっかりと見積書の内容を確認し、不明確な点がないかをチェックしてください。
そして、追加料金が発生しないかどうかを必ず確かめるようにしましょう。
疑問に思うところがあればすぐ業者に確認をすること。
丁寧に応えてくれる業者であれば安心できるでしょう。
適当に答えをはぐらかすような業者は、悪徳業者である可能性が高いと思ってください。
3-2.悪質な業者を見極めるポイントを知る
悪質な業者を選ばないためにも、見極めのポイントを知っておくべきです。
たとえば、安さばかりをアピールしてくる業者には注意が必要でしょう。
もちろん、安いのはうれしいことです。
しかし、そのような業者を選んでしまうと後悔することになる可能性が高いでしょう。
特に、最初の見積金額から大幅に値引きするような業者は信用できません。
手抜き工事をして帳尻を合わせる可能性が非常に高いでしょう。
また、良心的な業者はアフターサービスの内容も充実しています。
そのあたりもチェックして業者選びを行いましょう。
3-3.口コミや評判をチェックする
業者を決める前に、まずはインターネットで口コミや評判をチェックするようにしましょう。
実際にその業者を利用した人の感想は、何よりも確実です。
「サービスが悪かった」「嫌な対応だった」というような悪評がある業者は選ばないようにしてください。
口コミや評判は、業者のホームページに書いていないことが分かります。
何よりも大切な情報源になるでしょう。
また、事前に複数の業者に無料見積もりを依頼して、比較してから決める方法もおすすめです。
そうすることで、作業にかかる費用の相場を知ることもできるでしょう。
最初から1社に絞ってしまうと後悔する可能性が高くなります。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
自宅の駐車場を賃貸にしたいと考えたとき、ライン引きをどうするかも検討する必要があります。
自分でライン引きを行う場合は、ぜひこの記事を参考にして実践してみてください。
自分で行う自信がないという人は、信頼できる業者を見つけましょう。