冷蔵庫の掃除方法とポイントは? カビの取り方や手順などをご紹介!

冷蔵庫は、口に入る食べ物を大切に保管する場所です。常に、ドアが閉まっている状態なので、外から見えなくなる分だけ中の汚れを感じにくいかもしれません。いつの間にかタッパーから汁がこぼれていたり、食材のニオイが染みついたりしていることもあるでしょう。掃除を怠っていると冷蔵庫の中が不衛生な状態となり、そこに食材を保管することになります。それでは、安心して口に入れることはできませんよね。しかし、どのくらいの頻度でどんな掃除をしたらいいのか悩んでしまう方も多いでしょう。そこで、本記事では、冷蔵庫の掃除方法とポイントについて説明します。

  1. 冷蔵庫の掃除とは?
  2. 冷蔵庫の掃除方法
  3. 冷蔵庫をキレイに保つポイント
  4. 冷蔵庫の掃除に関してよくある質問

この記事を読むことで、冷蔵庫の適切な掃除方法が分かり、キレイに保ち続けることができます。冷蔵庫をキレイにしたい方や汚れが気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

1.冷蔵庫の掃除とは?

食材を保管する冷蔵庫は衛生面でキレイにしなければなりません。しかし、衛生面だけでなく、省エネの点でも掃除を行う大きなメリットがあります。ここでは、掃除のメリットと頻度、よくある困りごとについてチェックしていきましょう。

1-1.掃除のメリット

冷蔵庫内は食材を出し入れするたびに、食べ物のカスや汁で汚れます。掃除をしなければ頑固な汚れとなり、不衛生な状態になるでしょう。食品を新鮮かつ清潔に保存するためには、掃除が必要不可欠です。こまめに掃除をすることで、ばい菌の繁殖や腐敗臭を防ぐことができます。
また、冷蔵庫のドアのゴムパッキンはホコリが付着しやすく、カビが生えやすい場所です。ゴムに付着したカビの除去は困難なので、普段から掃除をすればカビで悩まされることがありません。
さらに、冷蔵庫の掃除と同時に、食材の賞味期限と消費期限が確認できます。早く使うべきものと使わないものを整理すれば、食材を効率的に冷やすことができるでしょう。食材を詰め込み過ぎると、冷やすための余計な電力を消費し電気代がかかります。

1-2.掃除の頻度はどのくらい?

某サイトの調査結果では、冷蔵庫の掃除を年に1~2回行っている人がほとんどでした。頻繁に掃除することがない冷蔵庫ですが、清潔をキープするためには3か月に1回の掃除が必要だといわれています。また、定期的な掃除に加えて、日ごろのお手入れも大切なポイントです。食材を保管する場所だからこそ、常に清潔な状態にしておかなければなりませんね。

1-3.よくある掃除の困りごと

冷蔵庫の掃除でよくある困りごとといえば、冷蔵庫内に発生する「カビ」です。冷蔵庫の中は風通しが悪く、水分がたまり、カビの栄養になる汚れがあるので繁殖しやすい傾向があります。基本的に、冷蔵庫は1~5℃に保たれていますが、扉を開けっぱなしにしたり、何度も開閉したりすると温度が上昇しカビが発生しやすくなるのです。カビは頑固なので、苦労している方が多いでしょう。

2.冷蔵庫の掃除方法

では、冷蔵庫をキレイに保つために、どんな掃除をすればよいのでしょうか。

2-1.用意するもの

汚れを取りのぞくために必要なのが「洗剤」です。口に入る食材を保管する場所なので、安全性の高い洗剤を使用しなければなりません。冷蔵庫の掃除でおすすめしたい洗剤は、以下のとおりです。

  • 消毒用エタノール
  • 重曹
  • セスキ炭酸ソーダ水
  • クエン酸水
  • 中性洗剤

中でも、セスキ炭酸ソーダ水などは冷蔵庫にスプレーをしてタオルで拭き取ると、スッと汚れが落ちると好評です。ホームセンターや100円均一ショップなどで簡単に購入できるので、ぜひ使用してみてはいかがでしょうか。また、パッキンのすき間掃除に役立つ古い歯ブラシ・綿棒、汚れが簡単に取れるマイクロファイバータオルを用意すると便利です。

2-2.掃除方法とは?

具体的な冷蔵庫の掃除方法を説明します。

2-2-1.手順と仕上げ

冷蔵庫を掃除する際の手順は以下のとおりです。

  1. 冷蔵庫の中に入っている食材をクーラーボックスの中に移動させる
  2. 棚をマイクロファイバータオルなどで拭き、ドラポケット等取り外せるものを外す
  3. セスキ炭酸ソーダ水を冷蔵庫内に吹きかけ、マイクロファイバータオルで拭き取る
  4. カビが繁殖しやすいゴムパッキンを消毒用アルコールで除菌する
  5. 乾いたマイクロファイバータオルでキレイに水気を拭き取る

また、仕上げとして、クエン酸水で除菌してください。クエン酸は殺菌・除菌効果に優れているため、冷蔵庫内を清潔にキープしてくれます。

2-2-2.場所別の掃除方法

野菜室・冷凍室・製氷機、それぞれの掃除方法を説明します。
まず、野菜室は野菜・果物をすべて取り出し、トレイと野菜室そのもの(ケース)を外してください。ほとんどの冷蔵庫は簡単に取り外しが可能です。そして、ケースの内側にキッチン用アルコール除菌スプレーを吹きかけて除菌しましょう。後は、キレイなタオルで拭き上げれば完了です。
冷凍室と製氷機の場合も、中に入っている食材をすべてクーラーボックスに入れておきます。トレイやケースなど外せるものをすべて外し、水で洗ってください。頑固な汚れは中性洗剤を使ってキレイにするとよいでしょう。

2-2-3.冷蔵庫の外側と周辺

内側も大切ですが、冷蔵庫の外側とその周辺も清潔にしておかなければなりません。周囲にホコリがたまると、冷蔵庫が壊れる可能性があります。冷蔵庫本体の外側は、手垢(てあか)がついているのでセスキ炭酸ソーダ水などを使用して拭き掃除をしてください。また、年に1回は冷蔵庫の中身を取り出し、動かして裏側・周辺のホコリを掃除しましょう。

2-3.掃除のポイント

野菜室・冷凍室・ドアポケット卵ケース、棚、トレイなどのパーツは、ほとんどの冷蔵庫で取り外しが可能です。取り外せるパーツはすべて取り外したほうが、キレイに掃除できます。ただし、冷蔵庫の種類によっては、取り外せないものもあるので詳細は取扱説明書を一読してください。
また、普段目の届かない冷蔵庫の上には、油っぽいホコリが付着しています。ベタベタしているため、キッチン用アルコール除菌スプレーを吹きかけて油を溶かしてください。そうすると、ベタついたホコリが落ちやすくなります。
そして、必ず知っておいてほしいのが、「掃除前は電源をオフにすること」です。

2-4.注意点

製氷機を掃除する際は、給水タンク・浄水フィルターを扱うことになります。給水タンクを先に取り外してから浄水フィルターを外しますが、浄水フィルターが破けていたりニオイが気になったりすることがあるでしょう。その際は、そのまま使うのではなく、思いきって交換したほうがベストです。また、製氷皿の表面が傷つくと氷が離れにくくなり、故障の原因となります。そのため、スポンジでゴシゴシとこするのではなく、手でやさしく洗うようにしてください。

3.冷蔵庫をキレイに保つポイント

キレイにした冷蔵庫を、できるだけ維持し続けたいですよね。そこで、ここでは清潔な冷蔵庫を維持するためのポイントを説明します。

3-1.日常の清掃ポイント

冷蔵庫を使うときに、目立つ汚れやホコリがあればすぐに取りのぞくことが大切です。たとえば、食材を取り出す際に、食べカスが落ちたり、汁がこぼれたりすることがあるでしょう。そのまま放置せずに、すぐキレイなタオルで拭き取れば頑固な汚れになるのを防ぐことができます。
また、賞味期限・消費期限が過ぎている食材は、すぐに冷蔵庫内から取り出すことも清掃ポイントの1つです。腐敗した食品を冷蔵庫内に入れておくと、雑菌が繁殖してしまいます。雑菌の繁殖は、食中毒を起こすきっかけとなるので要注意です。

3-2.キレイを保つためのコツは?

食材がたくさん詰まっている冷蔵庫は、見通しが悪く出し入れが不便になります。汁がこぼれたり食べカスが落ちたりしても、掃除しにくくなるので整理整頓を心がけてください。できれば、冷蔵庫の奥まで見渡せるようにしておくとよいでしょう。どうしてもごちゃごちゃになりがちな場合は、トレイ・プラスチック製のカゴなどに分類した収納をおすすめします。食材をそのまま入れることが避けられ、トレイごと移動できるので掃除が楽になるでしょう。
また、100円均一ショップなどでは、汁ものがこぼれても大丈夫なシートを販売しています。シートを棚に敷(し)いておけば、こぼれたときにシートを交換するだけで済むのです。これらのアイテムを活用して、使いやすく掃除しやすい冷蔵庫にしてください。

3-3.注意点

冷蔵庫の汚れを放置するほど、頑固な汚れとなり取りのぞけなくなってしまいます。そのため、汚れや食べカスを見つけたときにすぐ掃除することが大切です。また、冷蔵庫内の温度と水分に注意してください。たとえば、冷蔵庫を開けっぱなしにしない・熱いものは冷ましてからしまう・カビの生えた食品を入れないようにするなどです。特に、カビは温度と水分に敏感なので、これらのポイントに注意して冷蔵庫を使うとよいでしょう。

4.冷蔵庫の掃除に関してよくある質問

冷蔵庫の掃除に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.セスキ炭酸ソーダ水とクエン酸水の作り方が知りたい
A.セスキ炭酸ソーダ水の場合は、まずセスキ炭酸ソーダ(粉末タイプ)を小さじ1と水500mlをペットボトルに入れて混ぜ合わせます。そして、スプレーボトルに入れれば冷蔵庫内に吹きかけることができるでしょう。クエン酸水の場合は、クエン酸(粉末タイプ)を小さじ1と水200mlを混ぜ合わせるだけでOKです。頑固な汚れの場合は、セスキ炭酸ソーダとクエン酸の割合を増やすと、濃いめにつくることができます。どちらともホームセンターや100円均一ショップで購入可能です。

Q.冷蔵庫内にカビができたときの対処法は?
A.カビができた場合は、中の食材を全部取り出して冷蔵庫の電源をオフにした後、塩素系漂白剤を5倍の水で薄めたものをスプレーしてください。そして、いったん密封させるために1時間ほど扉を閉めておきます。その後、漂白剤をキレイに拭き取り、扉を開けっぱなしにして乾燥させましょう。もし、塩素のニオイが気になった場合は、消毒用エタノールで拭くとよいですよ。

Q.染みついたニオイを取りのぞくポイントは?
A.汚れなどをキレイに掃除した後に、消臭剤を入れてください。市販の消臭剤を使用する場合は、炭入りのものがおすすめです。炭はニオイの成分を吸収し、悪臭を除去する効果が期待できます。消臭剤を入れる場所としては、冷蔵庫内の下部がおすすめです。また、重曹・お茶のパックなどをお皿に入れて、通気性の良い布をかぶせてから冷蔵庫内に置くのも方法の1つとなります。どれだけ対策をしてもニオイが取れない場合は、何かしらの原因で冷蔵庫が壊れている可能性が高いでしょう。

Q.間違った冷蔵庫の使い方とは?
A.冷気の吹き出し口付近に、食材をギュウギュウ詰めにしていないでしょうか。冷蔵庫内の吹き出し口付近に食材を置くと、十分に冷えなくなり、電気代が高くなってしまいます。ニオイが染みつく原因にもなるため、ギュウギュウ詰めにしないよう心がけましょう。あらかじめ、冷蔵庫内の吹き出し口の位置を確認することも大切です。

Q.効率的に掃除を行うポイントは?
A.仕事が忙しい方にとっては、一度で冷蔵庫・冷凍庫すべてを掃除するのが大変ですよね。そんなときは、短時間で効率よく行うことがポイントとなります。たとえば、今日は冷蔵庫の製氷機、明日は冷蔵庫の野菜室など小分けに短時間で行うとよいでしょう。あらかじめ、掃除日を決めておけば、その日までに食材も使い切ることができます。掃除の計画を立てて、ライフスタイルに合った掃除を行ってくださいね。

まとめ

いかがでしたか? 食材を保管する冷蔵庫は、常に清潔な状態を保ち続けなければなりません。食べカスや汁などで汚れ、放置すると異臭を放つ可能性があります。頑固な汚れほど落ちにくくなるので注意が必要です。日常的なお手入れと同時に、3か月に1回は定期的な掃除を行ってください。洗剤は、セスキ炭酸ソーダ水やクエン酸水など、刺激の少ないタイプを選ぶとよいでしょう。汚れや食べカスがついたときはすぐに拭き取ることも大切なポイントなので、日ごろから心がけてください。掃除のポイントとキレイに保つコツを押さえておけば、清潔な冷蔵庫を使い続けることができます。