賃貸物件の遺品整理は注意が必要!スムーズに片付けるための4項目!

亡くなった人が賃貸物件に住んでいた場合、遺品整理をする際にもいろいろ注意しなければならないことがあります。持ち家の場合と比較して早めに遺品整理をすすめる必要があるため、できるだけスムーズに行うことが大切です。貸し主とトラブルにならないためにも、賃貸における遺品整理の注意点やスムーズに片付けをすすめるポイントなどを知っておきましょう。この記事では、賃貸物件の遺品整理方法や遺品整理業者の選び方などをまとめてご紹介します。

  1. 賃貸物件の遺品整理について
  2. 賃貸物件の遺品整理をする方法
  3. 賃貸物件の遺品整理、業者の選び方
  4. 賃貸物件の遺品整理に関するよくある質問

この記事を読むことで、賃貸物件の遺品整理について詳しく分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.賃貸物件の遺品整理について

まずすべきことやよくある困りごとなどを知っておきましょう。

1-1.まずは契約書を確認すること

まずは、退去日や家賃、解約についてのルールが書かれている賃貸借契約書を確認しましょう。賃貸物件の入居者が亡くなった場合、賃借権は相続人に引き継がれます。相続人は賃貸借契約書に基づき、契約を解除する必要があるのです。退去日はいつになるのか、残りの家賃はいくら発生するのかなど、しっかり確認しておきましょう。

1-2.急いで行う必要がある

賃貸物件の遺品整理は早急に行わなければなりません。なぜなら、物件の明け渡し期限までに済ませる必要があるからです。前述したように、物件の賃借権は相続人に引き継がれるため、退去するまで家賃を支払う必要があります。遺品整理が完了するまでは物件を明け渡すことができず、余分な家賃を支払うことになってしまうのです。そのような事態にならないように、余裕をもって遺品整理のスケジュールを立てておく必要があるでしょう。

1-3.退去までの期間は1か月

通常、入居者が亡くなってから物件を明け渡すまでの期間は1か月の場合がほとんどです。ただし、退去日より早く退去する場合や、入居してから1年経過していない場合などは違約金が必要になる場合もあるため、確認しておきましょう。

2.賃貸物件の遺品整理をする方法

賃貸物件の遺品整理をする上で知っておくべきポイントや具体的な方法をまとめました。

2-1.できるだけ複数人で行う

物件の明け渡し期限までに終わるように、できるだけ複数人で遺品整理をするのがおすすめです。捨てるべきか残すべきか、どうやって捨てるべきかなど、1人では判断しにくいことも、複数の人がいれば相談しながらすすめることができます。また、部屋ごとに手分けをすれば、より効率的に作業を終えることができるでしょう。

2-2.自分でする場合

まずは、遺品整理を自分でする場合の手順とメリット・デメリットをご紹介しましょう。

2-2-1.自分で行う手順

自分で遺品整理をする手順は、以下のとおりです。

  • 作業スケジュールを立てる
  • すべての遺品を「残すもの」と「処分するもの」に仕分けする
  • 「処分するもの」の処分方法を決める
  • 再利用できるものをリサイクルに出す
  • 部屋を掃除する
  • 各種手続きを済ませる

2-2-2.メリットとデメリット

自分で遺品整理をするメリットとデメリットには、以下のようなものがあります。

【メリット】

  • 費用を抑えられる
  • トラブルや後悔が少ない
  • 気持ちの整理がつきやすい

【デメリット】

  • どこから手をつけたらよいのか分からない
  • 残すものと処分するものが判断できない
  • 大型の家具などを運び出すことができない
  • 手間と時間がかかる

2-3.業者に依頼する場合

次に、業者に遺品整理を依頼する方法とメリット・デメリットをまとめました。

2-3-1.業者に依頼する方法

業者に遺品整理を依頼する場合は、まずどの業者を利用するか決めることから始めます。最近は需要の高さから業者の数が増えてきているため、インターネットで検索し、比較して選ぶとよいでしょう。中には、遺品の買取や供養などを受け付けている業者もあるため、チェックしてみてください。

2-3-2.メリットとデメリット

業者に依頼するメリットとデメリットには、以下のようなものがあります。

【メリット】

  • 時間と手間をかけずに済む
  • 大型の家具なども処分してもらえる
  • 遺品の分別が正しくできる

【デメリット】

  • 費用がかかる
  • 業者選びに注意が必要

3.賃貸物件の遺品整理、業者の選び方

業者の選び方や費用相場などをご紹介しましょう。

3-1.遺品整理士がいる業者を選ぶのがポイント

遺品整理業者を選ぶ際には、遺品整理士が在籍しているかどうかをポイントにしましょう。遺品整理士の資格を有している人は、遺品整理に関する幅広い知識を持っています。廃棄物処理の法規制や遺品供養などについても詳しいため、安心して任せることができるでしょう。そのほかにも、業者を選ぶ際には以下のポイントをチェックしてください。

  • 豊富な実績があるか
  • 無料見積もりを受け付けているか
  • 見積書の内容は明確か
  • 遺品を丁寧に扱ってくれるか
  • 一般廃棄物収集運搬業の許可を得ているか

3-2.複数の業者を比較して費用相場を把握しよう

遺品整理にかかる費用相場を把握するために、事前に複数の業者に無料見積もりを依頼して比較してみましょう。もちろん、費用が安いからといって「よい業者」というわけではありません。評判やサービス内容などもしっかりチェックした上で見極めることが大切です。

3-3.業者が行う遺品整理の流れとは?

遺品整理を業者に依頼した場合の流れは、一般的に以下のようになります。

  1. ホームページから無料見積もりの申し込み
  2. 訪問見積もり
  3. 契約
  4. 作業日時の決定
  5. 当日の作業
  6. 作業終了、精算

3-4.悪徳業者に注意!

前述したように、悪質な営業をしている業者も存在します。実際に、「高額な追加料金を請求された」「遺品を乱暴に扱われた」などの例も報告されているため、十分注意してください。また、回収した遺品を不法投棄するような違法業者も存在しています。トラブルに巻き込まれないよう、慎重に業者選びをしましょう。

4.賃貸物件の遺品整理に関するよくある質問

「賃貸物件の遺品整理について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.都営住宅や県営住宅の場合、いつまでに物件の明け渡しが必要ですか?
A.公営住宅の家賃は後払いのため、入居者の死後14日以内に明け渡しをして家賃を精算する必要があります。

Q.買い取ってもらえる遺品にはどのようなものがあるでしょうか?
A.ブランドもののアクセサリーや貴金属類・骨とう品・美術品・古書などは、状態しだいで買取対象になることもあります。また、使用年数が短く状態のきれいな家具や家電も、買い取ってもらえる可能性はあるでしょう。

Q.遺品整理業者に部屋の特殊清掃も依頼することはできますか?
A.特殊清掃を行っている遺品整理業者もたくさんあるため、確認してみるとよいでしょう。

Q.遺品整理士とは国家資格ですか?
A.遺品整理士認定協会が認定する民間資格であり、国家資格ではありません。

Q.悪質な遺品整理業者にはどのような特徴があるのですか?
A.他社と比較して料金が異様に安い業者や、領収書の発行を拒むような業者は利用しないほうがよいでしょう。また、直接訪問せず、電話やメールだけで見積もりをとる業者にも要注意です。

まとめ

いかがでしたか? 賃貸物件の遺品整理について詳しくご紹介しました。賃貸物件の場合、明け渡し期限までに遺品整理を済ませなければなりません。自分で片付けるのが難しい場合は、早めに遺品整理業者への依頼を検討するのがおすすめです。スムーズに遺品整理ができるように、ぜひこの記事を参考にしてください。