インターホンの交換方法! 注意点やおすすめ製品まで大解説

インターホンの交換について分からないことも多いのではないでしょうか。たとえば、自分で交換できるのか、それともすべて業者に任せなければならないのかなども悩みどころです。インターホンが壊れているなら、早く修理しなければ来客があっても気づかないことも多くなります。インターホンの交換について、基礎知識を知っておきましょう。

  1. インターホンを自分で交換する場合条件がある
  2. 業者に交換を依頼するときの注意点とチェックポイント
  3. インターホンを交換する方法
  4. おすすめのインターホン5選
  5. インターホンの交換でよくある5つの質問

この記事では、インターホンの交換について解説しています。DIYで交換を行う方法や、専門業者に頼む場合、費用はどれぐらいなのかなど分からないことも多いはずです。疑問点を解決する内容が満載なのでチェックしてみてください。

1.インターホンを自分で交換する場合条件がある

インターホンには自分で交換できる製品もありますが、できない物もあるので注意してください。基本的に、交換できないタイプは電器店などプロに任せなければなりません。

1-1.交換できるケース

  • コンセントがついている電気プラグ式
  • 乾電池式インターホン

電源プラグ式でコンセントとコードがついているタイプや、乾電池式インターホンは知識がない人でもDIYによって交換ができます。これは、すでにある配線をいじらずにそのまま利用できるからです。もともと乾電池式インターホンから、電源プラグ式に変える場合、近くにコンセントさえあれば自分で交換できます。

1-2.交換できないケース

  • 電源直結式や熱感知器などと連動しているタイプ
  • チャイム
  • 玄関とドアホンなど電話で対応しているタイプ
  • 玄関のチャイム用子機・ドアホン用子機が横10cm以上・縦13cm以上の物など
  • 集合ドアホンと連動しているタイプ
  • 電気錠
  • マンションのオートロック

インターホンやドアホンでDIYによる交換ができないタイプの多くは、電気工事士の資格を持っていなければならない製品です。電気工事は、電気工事法に基づいた、電気工作物の中でも最大電力が500キロワットの製品の設置・撤去・交換するときの工事となります。このような電気工事は危険が伴うからです。交換しようとすると、取り外し・取り付けるときに感電の可能性があります。また、熱感知器・ガス警報器などと連動している場合、規格が合わないとできません。チャイムでは、電源を取るためのコンセントが必要です。また、配線の延長工事が必要になる場合もあります。特殊な形状をしている・壁の埋め込みが必要な場合は、配線工事なども必要となるので専門知識がないとできません。コンセントがついている電気プラグ式・乾電池式インターホン以外はプロしか交換できないと考えておきましょう。

2.業者に交換を依頼するときの注意点とチェックポイント

業者に交換を依頼するべきケースがあります。基本的に、電気工事士の資格が必要になるタイプです。

2-1.配線工事が必要な場合は素直に依頼

自分で交換ができないタイプの多くは、配線工事が必要です。配線工事を行わないとダメなタイプは、電気工事士の資が必要となります。簡単にできると考えて交換をすると感電事故につながるので注意してください。たとえ感電しなくても、火災のリスクが高まります。また、電気工事士の資格がないのに行うと法律違反です。電気工事法では「3万円以下の罰金、または3か月以下の懲役」が科せられます。

2-2.マンションなどのインターホン

マンションやアパートなどのインターホンなどは住人が勝手に交換できません。マンションのオートロック・電気錠・集団ドアホンと連動しているタイプもできないので注意してください。このような集団インターホンシステムの場合、個人に限らず量販店でも交換できません。この場合、管理組合などに相談する必要があります。その上で、電気工事士資格を持ったプロに任せなければなりません。

2-3.自信がない

DIYで交換ができるタイプであっても、説明書を見てもよく分からない・電気製品について苦手意識があるなら、プロに任せることを検討してもよいでしょう。交換をしようとしているとき、間違えて機器が壊れてしまう可能性があるからです。

2-4.電気工事士の資格を持っている業者に依頼をする

インターホンの交換をプロの業者に任せると決めても、どこでも簡単にできると考えないようにしてください。一番チェックしなければならないのは、電気工事士の資格を持っているかどうかです。業者の中には、電気工事資格を持っていないのに、利益のため隠して工事を行っているところもあります。そのような業者に任せると、交換しても漏電など深刻なトラブルにつながるからです。また、電気工事士の資格を持っていても、インターホンの交換実績がどれぐらいあるかもチェックしましょう。

2-5.誠実な対応をしてくれるかどうかもチェック

信頼できる業者は見積もりをしっかり行ってくれます。悪徳業者の中には、見積もりを出すだけでも有料というところもあるので注意してください。そのような業者は、工事が終わっても何かと理由をつけて追加費用を請求する可能性もあるからです。また、無料で見積もりを出しても、作業内容や費用の内訳について説明を求めてもいい加減な対応なら気をつけましょう。基本的に、見積もりは一社だけで終わらず複数社に依頼してください。そうすることで、信頼できる業者はどこか見極める判断材料になりますし、インターホン交換における費用相場も分かってきます。

3.インターホンを交換する方法

電気工事士の資格がなくても交換できるインターホンはDIYで対応可能です。一例として電気プラグ形式のインターホンを交換する方法を紹介しますのでチェックしてみてください。ただし、インターホンも各メーカーそれぞれ異なります。そのため、新しいインターホンを購入したときについてくる説明書を熟読してから交換しましょう。

3-1.親機のケース

  1. 新しいインターホンとドライバーを用意してください。説明書などに必要な工具や部品が紹介されていることも多いのでチェックしましょう。また、交換作業へ入る前に、取り付ける前にもともとあった、古いインターホンの配線が2つあることを確認してください。100Vの電源が使用可能なコンセントがあるかどうかもチェックしておきましょう。
  2. 電源と配線を確認したら、古いインターホンを外してください。固定しているネジを取り、子機・配線・取付枠を外します。外すときは子機と親機をつなぐ配線を壁の中に落とすことにはくれぐれも注意しましょう。落とした場合、引き出すのが非常に難しいので慎重な作業が必要です。
  3. 古い子機を外したら次は新しい子機を取り付けます。最初に、取付枠をネジで固定し、配線と子機をつなげてください。最後に子機をしっかりと取付枠につけたら作業終了です。

3-2.親機の交換

  1. 電源プラグ式の親機の場合、電源プラグは最初に外してください。それから、親機を外します。一般的に、親機は上にスライドして持ち上げると外れるでしょう。
  2. 親機から配線を外します。子機と同じく、配線が壁の中に落ちないよう慎重に作業を行ってください。親機を外したら、壁の設置金具を取り外します。次に新しい設置用金具を固定しましょう。
  3. 金具を設置したら、新しい親機と配線をつなぎます。設置用金具に本体を取り付けて固定してください。最後は、電源プラグをコンセントに接続すれば完了です。注意したいのは、取り付け前に電源プラグを接続することでしょう。安全第一を考え、電源プラグの取り扱いに注意してください。少しでも難しいと感じたら、あきらめて、専門業者に相談することをおすすめします。

4.おすすめのインターホン5選

おすすめできるインターホンを5つ厳選してご紹介します。インターホン選びに頭を抱えている人は参考にしてみてください。

4-1.商品名:パナソニックVL-SE30XL

URL:https://panasonic.jp/fax-phone/p-db/VL-SE30XL.html

特徴:テレビドアホンタイプのインターホンです。録画機能を搭載しているため、留守でも帰宅後に誰が来たのか後で確認できます。また、モニターの映像は手動でも録画可能です。増設モニターがあれば、2階でも対応できるだけではなく、室内通話もできます。カラーなので夜でも誰が来たかはっきり確認できるのも便利な機能でしょう。他にも、モニターの赤点灯による画面表示と通知音で住宅用火災警報機器との連動、モニター親機から離れた場所でも呼び出し音を鳴らせる機能などもついています。

価格:9,000円(価格.com調べ)

口コミ:配線は今までのものをそのまま利用したので自分で簡単に交換できました。機能は普通ですが要求事項を満たしているので特に不満はありません。何年ぐらい持つものなんでしょうかねぇ。また壊れたら買い替えようと思います。

4-2.商品名:パナソニックどこでもドアホン VL-SWD220K

URL:https://panasonic.jp/door/p-db/VL-SWD220K_spec.html

特徴:配線不要で簡単に持ち運びができます。室内のどこにいても映像と音声による来客対応が可能です。来客画像は8枚連続で自動録画もできます。コマ送りで再生可能、モニター中は手動で録画することもできるので便利です。また、設定すれば、ドアセンサー機能により窓が開いたことを検知して、モニター親機・ワイヤレスモニター子機が、報知音と画面表示で知らせてくれます。デザインはスマートで、どんなインテリアにもなじむのでおすすめです。

価格:18,040円(価格.com調べ)

口コミ:知人宅の30年近く前の玄関チャイムと交換しました。玄関ボタンとネジ穴がちょうど一致していたので、子機の取り付けもスムーズで、古いチャイムの配線がそのまま使えたので、引き込み線もすっきりと収まり、屋内側の配線を少し延長するだけで設置完了。接続したらすぐに使えるようになり、あっという間に設置完了しました。玄関ボタンは来訪者の手の高さに合わせてやや低めに取り付けられていたので、カメラの角度を少し上向きに調整しました。逆光時にやや顔が黒つぶれしてしまう感じはありますが、録画もでき、2階に置いた室内子機の使い勝手も良く、知人も大変満足してもらえました。買ってよかったです。

4-3.商品名:アイホンWL-11

URL:https://www.aiphone.co.jp/products/detached/tv-doorphone/wl-11/

特徴:カメラつきワイヤレス玄関子機は配線工事が必要ないため、設置場所を選ばないのが大きなポイントです。障害物がない状態なら、約100mの距離まで通信できます。親機は、自室・キッチン・リビング、家中どこでも持ち運びが可能です。親機のモニターは左右画角約110度のワイド画面となっています。隅までしっかり確認できるため、不審者がいないかどうか確かめるのにも役立つでしょう。来訪者も1件あたり3画面・最大100件まで自動で録画できます。玄関の子機は高級感があり、外観を選びません。専用の充電台もコンパクトで、あらゆる場所に設置できます。

価格:10,056円(価格.com調べ)

口コミ:オートロックのマンションなんですが、玄関はピンポンだけなので、玄関用で購入しました。パナソニック製と比較して値段と機能製でこちらにしました。ワイヤレスなので画像が出るまで多少タイムラグがありますが、許容範囲だと思います。録画ができるので、便利ですね。オートロックなんで宅配の人やマンションの住民の方ぐらいですが安心感が増しました。良い商品だと思います。

4-4.商品名:デミトーク TCS-MHP

URL:https://www.aiphone.co.jp/products/detached/doorphone/tcs-mh/

特徴:乾電池式で電気工事が必要ありません。電池の寿命インジケーターがついているので、電池交換のタイミングが分かりやすいのは大きなメリットでしょう。モニターは不要でもドアホン機能が欲しいなら、選択肢に入れてみてください。また、価格設定もリーズナブルです。

価格:3,044円(価格.com調べ)

口コミ:玄関口のインターホンが壊れて、買い替えました。もう、30年も東芝製を使ってきましたが、故障によるDIY交換です。配線もそのまま使え、プラスドライバーがあれば、簡単にDIY交換が可能です。機能的には、チャイムの即応性、音質、ボリュームともに通常利用では十分なレベルです。特に、ハンドセットの握り易さは、よいです。

4-5.商品名:DXアンテナDWP10A1

URL:http://www.dxantenna.co.jp/catalog/19spr_cata/top.html?pg=157

特徴:ワイヤレス通信なので取付けも簡単です。来客時でも2回線同時通話、最大6台まで子機の登録ができます。ワイファイや電子レンジとの干渉がしにくく通話品質も高いのが特徴です。異なるLEDと呼び出し音で、玄関子機からか宅内からかかっているか判別できます。玄関子機は乾電池駆動のため、玄関周りに電源がなくても簡単に設置可能です。

価格:7,644円(価格.com調べ)

口コミ:どこでも通話ができるので便利です。配線工事もいらないので助かります。増設できるので、将来的にも安心です。

5.インターホンの交換を業者に依頼する場合

DIYで交換するのが難しい場合もあるでしょう。業者に依頼をしなければならないですが、その際のポイントをご紹介します。

5-1.電気工事会社・家電量販店でもOK

インターホンの交換を行える業者は複数あります。電気工事会社・家電量販店・街の電気屋などさまざまな業者から選ぶことができるのです。ただし、電気工事士の資格を持っているかどうかは必ずチェックしましょう。個人経営の便利屋でも、インターホンの交換に対応してくれるかもしれません。配線工事などが必要でなければそれでも問題はないでしょう。

問題は、配線工事が必要なインターホンの交換です。その便利屋が、電気工事士の資格もないのに行ったらどうでしょうか。表面的には設置できても、後々になって漏電などのトラブルに発展する可能性が十分あります。電気工事士など資格を持った人がきちんと交換を行ってくれるかは、見積もり前などにしっかり確認したほうがよいでしょう。

5-2.見積もりは無料か・ホームページなどもチェック

電気工事士の資格を持っているのは大前提ですが、他にも相談や見積もりが無料かどうかも確認しておきましょう。電気工事士の資格を持っているかどうかは、業者のホームページでもチェックできます。掲載されていなければ少し怪しいと思ってもいいかもしれません。

街の小さな電気屋さんの場合、地域密着で、口コミで行っているのならホームページを持っていないこともあるでしょう。ただ、それ以外の便利屋などは注意したほうが無難です。作業内容をしっかり説明してくれるところは信頼できます。見積もりを出したあと、追加費用の有無について聞いて、きちんと答えてくれるところも信頼できるでしょう。基本的に、インターホンに必要な配線工事などの実績が豊富なところは信頼できます。

5-3.インターホンの交換の費用相場

インターホンの交換・取付けに関する工事費用は業者によりさまざまです。基本的には、工事費用+インターホン本体価格の合計となります。取付工事に関しては、10,000~15,000円が相場でしょう。この場合、出張費も含まれていると考えてください。インターホンのみでしたら5,000~10,000円、カメラつきインターホンなら、15,000~30,000円程度となります。セキュリティーつきインターホンでは、40,000~60,000円程度が価格相場と考えておけばよいでしょう。また、新規でインターホンを設置する場合は50,000円程度です。

6.インターホンの交換でよくある5つの質問

インターホンの交換でよくある5つの質問についてご紹介します。

Q.インターホンの寿命はどれぐらい?
A.インターホンの寿命は一般的に15年と言われています。インターホンを押してもチャイムが鳴らない場合、故障の可能性が考えられるでしょう。多くの場合、寿命が近づくと不具合などが生じます。変だなと感じたら、交換を考えましょう。

Q.交換ではなく修理のほうが安い?
A.一部の部品が壊れているケースでは、修理のほうが費用を安く抑えられる可能性はあります。ただ、一部だけではなく、複数の部品が壊れている場合はある程度の費用が必要です。修理だけと言っても、業者の場合、出張費がかかるケースもあります。声だけでやりとりをするインターホンなら、比較的価格も安いでしょう。モニターつきなら価格も高くなると考えてください。基本的に、修理・交換の判断は、配線工事が必要になるかどうかも判断材料となります。配線工事が必要なら、修理のほうが安い場合も多くなるでしょう。

Q.交換ではなく新規でモニターつきインターホンを設置する場合、注意したいことはある?
A.業者に依頼をする場合、玄関からモニターまでの配線工事が必要になる場合もあります。配線工事のために現地調査が必要な場合が多いのです。業者によっては無料で行ってくれる場合もありますが、費用がかかることもあるので、問い合わせでその旨を聞いておきましょう。

Q.モニターつきインターホンのメリットは何がある?
A.誰が来たのかモニターで確認できます。また、近年では防犯という観点からも、モニターつきインターホンを選ぶ人が増えているようです。空き巣・強盗・近隣トラブル・ストーカー・セールスや勧誘などの対策でもモニターつきインターホンをおすすめできます。また、録画機能もついている製品では、トラブルの証拠にもなるのでよいでしょう。

Q.インターホン交換はどれぐらいの時間がかかる?
A.一から配線工事を行う必要がある場合、業者でも1~3時間はかかると考えたほうがよいでしょう。すでにある配線を利用する場合は、30~1時間程度となります。自分で取り付けられるタイプでも、電気機器の取り扱いに慣れている人なら、1時間もかからず交換は可能です。ただ、慣れていない人なら1時間かかる場合もあります。自分での交換は慣れも含めてケースバイケースと考えてください。

まとめ

インターホンの交換は配線を触る場合、電気工事士の資格が必要なことはきちんと理解しておきましょう。学生時代に電気工事士の資格を取っていても、それから数年も取り扱っていない状態で交換をすると、後々思わぬトラブルが発生する場合もあります。インターホンの交換に過ぎないと油断せず、配線を触るような工事が必要なら、プロに任せましょう。