シックハウス対策には「換気」が有効! 快適な住まいづくりに必要なこと

新築で家を建てる時やリフォームする際に「シックハウス症候群が心配」という人は多いでしょう。
シックハウスとは住宅を建てる時に使用する建材から発生する化学物質などが原因で起こるさまざまな健康障害の総称のことです。
発症のメカニズムについてはまだはっきりと解明されていませんが、実際にその症状に悩まされている人はたくさんいます。

そんな悩みを解決するために、シックハウス対策についてまとめてみたいと思います。

1.シックハウスとは?

シックハウスは直訳すると「病気の家」という意味になります。
近年になってこの言葉を耳にすることが多くなってきましたが、具体的にどのような症状なのか、なぜ症状が起こるのか、理解している人は少ないはずです。
新築で家を建てた時やリフォームした際に、目がチカチカしたりめまいや頭痛を感じやすくなったことはありませんか?
これがシックハウス症候群の症状であり、個人によって症状を起こす要因や症状は異なります。
シックハウスは特に幼児の健康に大きな影響を及ぼすと言われており、症状が進行すると将来的に就学や就業が困難になる場合もあるのだそうです。
「シックハウス症候群」という病名がついたのは1980年代に入ってからですが、実はそれ以前からその症状については確認されていました。
その頃はまだ「原因不明」ということで片付けられていたようですが、2002年には初めてシックハウス対策の法規制が導入され、対策についても深刻に考えられるようになったのだそうです。
家を建てた時やリフォームした際に自分や家族の体調に異変を感じることがあれば、早急に対策を練る必要があります。
安全に暮らせる住まいを手に入れるためにも、まずはシックハウスについて詳しく知っておきましょう。

2.シックハウスの要因

シックハウス症候群の症状には個人差がありますので、何が原因で症状が起こっているのかはすぐに分かりません。
シックハウスの要因になり得るものには何があるのかまとめてみました。

家の建築材の原材料

シックハウスの症状が新築で家を建てた時やリフォームした際に起こりやすいことからも、主な原因は建築材の原材料にあることが分かります。
建材や家具などから放散される有害な化学物質にはさまざまな種類がありますが、特に問題になっているのはVOC(揮発性有機化合物)です。
ホルムアルデヒドやベンゼンなどがこれにあたりますが、常温でも気化し続ける性質があるため、室内の新鮮な空気を汚してしまうことになります。

カビやダニ

シックハウス症候群を起こす要因となっているものは化学物質による空気汚染だけではありません。
化学物質以外に考えられるシックハウスの主な要因が、カビやダニです。
カビやダニがアレルギーの原因になるということは誰もがご存じだと思いますが、これが原因でシックハウス症候群を引き起こすことはほぼ間違いありません。
カビやダニが原因で発症するアレルギーにはアレルギー性鼻炎やアレルギー性ぜん息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎があります。

ハウスダストやペットの毛

その他シックハウスの要因となるアレルゲンとして、ハウスダストやペットの毛が考えられます。
ハウスダストとは空気中に舞っているホコリやチリなどをまとめたもので、呼吸により肺の中まで入り込むと、その健康被害は大きくなるでしょう。
ペットの毛もハウスダスト同様にぜん息などの原因となりますので、アレルギーを起こしやすい人は気をつけなければなりません。

3.シックハウスの影響

シックハウスの影響によってどのような症状が現れるのか知っておきましょう。
気づかないうちにあなたもシックハウス症候群の仲間入りをしているかもしれません。

感覚器、皮膚の症状

シックハウス症候群の主な症状は、目や鼻、のどなどの感覚器や皮膚に現れやすいものです。
ドライアイや疲れ目、充血などの軽度な症状もあれば、結膜炎や視力低下など深刻な症状の場合もあります。
「風邪をひいているわけでもないのに鼻水や鼻づまりが改善されない」「喉の痛みや気道の圧迫感を感じる」という時も、シックハウスの疑いについて考えてみてください。
また、皮膚の赤みやかゆみ、じんましん、むくみなどの症状を訴える人も多いようです。

全身、自律神経の症状

動悸や息切れなどの循環器系、吐き気や腹痛、下痢などの消化器系の症状として現れる場合もあるようです。
その他にも倦怠感や鬱症状、不眠、イライラ、疲労感のような神経障害として症状が出る人も少なくないようなので、シックハウスが不調の原因であることになかなか気づけないのが特徴となっています。

はっきりとした症状がない

シックハウス症候群は個人差が大きく、中にははっきりとした症状を示さなかったり、次々と移行していくケースも珍しくありません。
本人にしか自覚できない症状が多いため、自律神経失調症や更年期障害、精神疾患と間違われてしまうことも多いようです。
もし上記のような症状があり、特に室内にいる時に悪化するようであれば、一度シックハウス症候群を疑ってみてください。

4.シックハウス対策

では、シックハウスを予防するためにはどうしたらよいのか、シックハウスになってしまった人はどのように症状を改善すべきなのかについてご紹介したいと思います。

換気により有害物質を追い出す

シックハウス症候群の最も大きな原因と考えられているのが化学物質です。
シックハウスの原因物質を完全に室内から消すことは物理的に不可能なことですが、健康に影響のない程度にまで減らすことは可能でしょう。
室内空気中の化学物質濃度を下げるために最も効果的な方法が「換気」です。
換気を行うと空気中の化学物質が屋外に排出されるため、濃度を一気に下げることが可能になります。
建材から発生する化学物質は放っておいても年月が経つにつれて徐々に減っていきますが、日ごろから換気を頻繁に行うことで、低減の速度を速めることにつながるでしょう。

掃除でダニやハウスダストを排除する

ダニやハウスダストがシックハウスの原因になっている場合は、ちょっとした努力でアレルゲンを排除することが可能です。
掃除機をかけて室内を清潔に保つだけでなく、布団を加熱乾燥したり、空気清浄機を使用してダニやハウスダストの発生を抑えてください。

5.換気システムを導入しよう

シックハウス対策として最もおすすめなのが、24時間換気システムを導入することです。
シックハウスの要因を室内から排除し、常に新鮮で清潔な空気を取り入れることで快適な室内環境を保てます。
最近はメンテナンス性にも優れた低騒音の換気システムも登場し、注目を集めているようなのでぜひチェックしてみてください。

6.まとめ

シックハウス対策についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

  • シックハウスとは?
  • シックハウスの要因
  • シックハウスの影響
  • シックハウス対策
  • 換気システムを導入しよう

「家を建てたいがシックハウスが心配」「シックハウス対策について知りたい」という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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