いい部屋選びは今すぐ始めよう! 押さえておきたいポイントと注意点

年度末は、引っ越しのシーズン。いいお部屋を見つけるには、じっくりと調べたいものです。でも、シーズンになると、物件の動きは速く、いいお部屋を見つけるのは至難の業。引っ越しを予定している方は、今すぐ準備を始めましょう。いいお部屋選びで、押さえておきたいポイントと注意点をまとめました。

1.お部屋探しの方法

お部屋を探す方法は、かつては住みたい街にある不動産屋さんを訪ねて、紹介してもらうのがほとんどでした。でも、今日ではインターネットや情報誌を使って情報を検索するのが主流でしょう。部屋探しのポータルサイトでは、住みたい場所や家賃、間取りなどを選んで、簡単に検索することができます。

また、ペット可、敷金礼金なし、女性限定といったように、こだわりの検索ができるのもインターネットの便利なところです。まず、インターネットで希望するお部屋を探し、そのあと実際にお部屋を確かめる。最も効率がいい方法でしょう。

2.お部屋選びのチェックポイント

いいお部屋を選ぶためのチェックポイントを整理します。チェックしながら、ご自分のライフスタイルに合ったお部屋を選んでください。すべての条件を満たす物件は、なかなか見つからないこともあります。根気よく探すか、場合によってはチェックポイントに優先順位をつけておくことも必要です。

2-1.通勤・通学時間

通勤や通学時間は重要です。駅からの距離や電車・バスの本数と時間を確認しましょう。最寄り駅から何分。ネットや情報誌にはこのようにありますが、ご自分の足で確認することが大切です。

2-2.家賃

家賃は、ネット情報でもわかりますが、別途で管理費がかかる場合も考えられます。家賃の中に含まれているのかを確かめてください。敷金や礼金についても同様です。周囲の同じような物件との比較も重要なポイント。安さだけで選ぶと、後悔することもあります。契約する前に、重要事項の説明を受けましょう。

2-3.周辺環境

近隣に騒音を発生する施設がないかも選ぶ際のポイントの1つです。また、自炊する場合は、近所にスーパーがあるかなど、利便性についてもチェックしてください。近隣を歩いてみることをおすすめします。

2-4.日照

日当たりの善し悪(あ)しは、生活にとても影響します。南向き物件とあっても、窓を開けたら高い建物があり、日当たりがよくないことも。物件を見る場合は、必ず、明るいうちに行く必要があります。日当たりと同時に、風通しについてもチェックしてください。
その際、ドアや建具、窓の開閉がスムーズであるかも確かめます。うまく開閉できないときや隙間がある場合には、修理が必要です。きちんと伝えましょう。

2-5.建物の構造

建物の構造の違いで、音の響き具合は変わります。隣のお部屋や上の階のお部屋が空き室であれば、声を出したり、壁や床をたたいたりして、確かめるといいでしょう。日当たりのよさや音の問題などを考えると、できれば角部屋で上の階が理想です。

2-6.傷や汚れの確認

床や壁、天井の傷や汚れもチェックしましょう。もしも、あった場合には、入居までの間に直してもらえるかを確認してください。壁紙がはがれていると、原因の1つに結露が考えられます。天井にシミがあったら、雨漏りや水漏れの可能性も。なぜ、そうなったのか、原因を説明してもらう必要があります。きちんと説明できない場合は、選ぶのはやめた方が安全です。

2-7.部屋の広さと収納スペース

家具類・テレビ・冷蔵庫・洗濯機など、いまあるものを収容できる広さがあるかどうかは重要なポイントです。もしも入りきらないならば、処分するして買い替えるか、別の物件を探さないいけません。クローゼットなど収納場所も同様です。
広さは十分でも、うまく配置できない場合もあります。メジャーを持参して、置きたい場所の広さを確認してください。

2-8.水回りの状況

キッチン・お風呂・洗面所・トイレなどは、カビが発生しやすい場所です。カビが発生しているのは問題外ですが、修理している場所がないかどうか。注意して見てください。もしあったら、入居したあとにカビが発生する可能性があります。湿気がこもりがちなクローゼットの中も、水回りと一緒に調べましょう。

2-9.設備の確認

お風呂の給湯・シャワー・エアコンなど、お部屋にある設備のチェックは難しい面があります。設置されていても、空き室の場合、水道やガスは止まっているため、実際に確かめることができないからです。
故障は、所有者が直すことが原則。でも、あとでトラブルにならないために、事前に取り決めておくことをおすすめします。

2-10.その他

チェックポイントは、上記以外にもいろいろあります。要点をまとめてみました。

  • コンセントの数:電気を使う製品はたくさんあります。コンセントの数をチェックしましょう。タコ足配線は危険です。ついでに契約アンペアのチェックも。20Aは必要です。
  • 携帯電話の使用環境:携帯電話は必需品。電波の受信状況を確認してください。
  • 防犯対策:家が密集している場所やベランダに侵入されやすい構造のお部屋は、できるだけ避けた方が賢明です。
  • 1階の店舗:アパートやマンションの1階がコンビニなどの店舗があると便利です。でも、深夜にも人が集まり騒音がすることも。気になるような方は避けた方がベターです。
  • 共用部の確認:共用部が散らかっているところは、いい環境とはいえません。特にゴミ置き場。管理がよくないということです。
  • ネット環境:パソコンを使う方は、ネット回線がどうなっているかを確認しましょう。
  • テレビのアンテナ端子:意外と盲点です。アンテナ端子の場所は、家具などの配置に影響します。要チェックです。

3.お部屋選びの注意点

3-1.家賃の目安

一般的に、家賃は毎月入ってくる収入の3分の1~4分の1が目安といわれます。ところが、不動産屋さんは、予算より高い物件を紹介しがちです。無理をすると、生活が苦しくなることに。家賃は、予算より少し安く伝えるのがいいでしょう。

3-2.敷金・礼金ゼロはお得?

敷金と礼金がなしという物件も増えてきました。借りる人にとって、とても助かります。ところが、退去するときに高額の修理費用やリフォーム費用を請求されることがあるようです。退去時にかかる費用について、契約書の中で明記してもらい、双方で合意しておくと、トラブル防止になります。

3-3.いい不動産会社の見つけ方

いいお部屋を探すときには、物件を扱っている不動産屋さんのことも知っておくことが大切です。いい不動産屋さんの見つけ方に、宅建免許番号で判断する方法があります。
ネットや情報誌では、不動産の名前のところに、宅建免許番号が記載されているはずです。たとえば、東京都の場合、東京都知事(1)第23456号といった数字が並んでいます。
注意して見てもらいたいのは、カッコの中の数字。この数字は免許の更新の回数を示しています。免許の更新は5年ごと。数字が大きいほど、長く営業していることになります。問題があった業者は更新できません。たとえ更新回数が3回でも、問題があれば1に逆戻りです。
ですから、更新回数が1の会社は、営業して5年未満の会社か、問題があった会社ということになります。判断基準の1つにしてください。

4.不用品が出てきたら・・・

お部屋選びが終わったら、いよいよ引っ越しの準備です。新しいお部屋に運ぶもの、処分するものを決めておけば、引っ越しもスムーズにできるでしょう。不用品は、どのように処分しますか。使えるものは、買い取ってもらいませんか?

5.まとめ

いいお部屋を選ぶためのチェックポイントをまとめました。注意しておくべき点も紹介しています。

  1. お部屋探しの方法
  2. お部屋選びのチェックポイント
  3. お部屋選びの注意点
  4. 不用品が出てきたら・・・
  5. まとめ

いいお部屋は、すぐに契約者が決まってしまいます。早めに準備して、あなたのライフスタイルにぴったりのお部屋を選んでください。