シェアハウスの初期費用や月々の費用はいくら? 入居にかかる費用を解説!

シェアハウスの初期費用はいくらくらいなのでしょうか? 1人暮らしに比べてリーズナブルなイメージのあるシェアハウス。「初期費用がかからない」と思っている人も多いでしょう。しかし、実際の初期費用はゼロではありません。多くの場合は、デポジットが発生することになるでしょう。また、共益費や光熱費が発生するシェアハウスもあるのです。入居前に費用のことを知っておきましょう。

このような方は、事前に疑問を解決しておきましょう。

1.シェアハウスとは?

近年注目を集めているシェアハウスとは、一体どのようなスタイルのことを言うのでしょうか。似た言葉に「ルームシェア」がありますが違いをご存じですか? まずは、シェアハウスについて詳しくご紹介します。

1-1.「部屋」ではなく「家」をシェアする

一般の賃貸住宅を入居者が個別にシェアするのがルームシェアです。一方のシェアハウスは、管理会社がシェア用の施設として運営し、トイレやお風呂場などの設備は共用になっているケースが多くなっています。基本的に運営は管理会社が行い、暮らしていく上で一定のルールを設けることになるでしょう。そのため、入居前に審査をしている管理会社が多いのです。

4~5人の少人数用物件から、数十人以上を対象にした物件まで規模もさまざま。家賃は周辺のワンルーム賃貸物件に住むより安くなっている物件がほとんどでしょう。最近は需要の高さから、既存の建物をシェアハウス用にリノベーションしたものなども増えてきています。

1-2.最近の傾向

シェアハウスの入居者は、20代~30代の社会人が多く、男女比は4:6と女性の方が多くなっています。特に女性は、大勢の人と一緒に暮らすことでセキュリティー面が安心なところに魅力を感じる人が多いのでしょう。

初めて1人暮らしを始める人がシェアハウスを選ぶケースも増えています。シェアハウスを選んだ理由としては「家賃が安いから」「興味があったから」という回答が多く、異文化交流を目的として外国人と一緒に住む人も。また、最近は女性専用のシェアハウスも目立つようになりました。

1-3.シェアハウスのメリットとデメリット

シェアハウスでは光熱費やインターネット代が家賃に含まれている場合が多いため、費用が安く抑えられるというメリットがあります。都心の1人暮らしに比べても月々の生活費を安く済ませることができるでしょう。また、基本的に最低限の家具が付いていることが多く、すべてをそろえる必要はありません。

1人暮らしに必要な家具や家電をすべてそろえると10万円以上かかることもあるでしょう。そう考えると、冷蔵庫や洗濯機などの大型家具もそろっているシェアハウスの方がお得に感じますよね。もちろん、退去時も荷物の処理などを考える必要はないのです。

そのほかにも「困ったときに助け合うことができる」という魅力もあります。1人暮らしだと風邪を引いて寝込んだときなど、心細くなることもあるでしょう。しかし、一緒に暮らす人がいれば薬や食べ物などを差し入れてくれるなど、安心できることも多いはずです。

ただし、シェアハウスにはデメリットもあります。まず、苦手な人と一緒に暮らさなければならない可能性もあるということ。不特定多数の人が集まって共同生活をするわけです。気の合う人ばかりというわけにはいかないでしょう。

2.シェアハウスの初期費用相場

気になるのが初期費用の相場でしょう。「普通の賃貸より安く済む」とは言え、どの程度の初期費用が必要になるのかまとめてみました。

2-1.シェアハウスは節約になる?

シェアハウスを選択する理由として「安く済むから」と答える人は多いでしょう。実際にシェアハウスの広告で安さを宣伝していることが非常に多く、そのようなイメージを持ってしまう人が多いのは当然のことだと思います。しかし、最近の傾向としては、家賃には大幅な差があるのです。

賃料10万円を超えるような物件もある一方で、3万円を切るような物件もあり、まさに多様性の一途(いっと)をたどっていると言えるでしょう。また、入居者のニーズも変わってきています。「1人暮らしでは味わうことのできないハイグレードな物件に住んでみたい」と思う人も多く、安さ以外のことを理由にシェアハウスを望むようになってきているのです。

2-2.シェアハウスの相場は?

同じエリアにある物件だったとしても、シェアハウスの家賃は全く違います。つまり、シェアハウスの相場はあまりあてにならないケースがほとんどなのです。安い物件もあればそうでない物件もある。ただ、確かにシェアハウスが「リーズナブル」であることは間違いありません。

ワンルームの物件に比べてキッチンやリビングが広く内装がオシャレというケースでも、ワンルームよ家賃が安い場合も多いのです。このように、お手頃感が高いのもシェアハウスの魅力と言えるのではないでしょうか?

3.シェアハウスの初期費用の内訳

では、初期費用の内訳はどうなっているのでしょうか? 普通の賃貸物件を利用する場合とは、異なる部分も多くなっています。

3-1.敷金・礼金について

1人暮らしの場合は、敷金や礼金が必要になることがほとんどです。それぞれ家賃の1~2か月分程度かかることになるでしょう。また、たくさんの家財を運ぶための引っ越し費用も発生します。

一方、シェアハウスでは基本的に敷金・礼金がない物件が多いです。もちろん、仲介手数料もかかりません。個人の部屋にも大型家具が付いていることが多いため、そういった費用も抑えることができるでしょう。

3-2.デポジットと共益費が発生する

デポジットとは「保証金」のことです。入居時に運営事業者へ支払うお金で、通常1~5万円程度でしょう。デポジットは、設備の破損などがなければ退室時に戻ってくるのが一般的です。

ただし、修繕費として追加請求されるケースもあるということを覚えておいてください。また、共益費とは共有部分の電気代、水道代や掃除道具など、共用部分を維持管理するために毎月かかる費用のこと。1~1.5万円の場合が多いでしょう。

もちろん、デポジットや共益費については物件ごとに金額や内訳が異なります。必ず事前に確認しておいてください。ほかにも、事務手数料や火災保険料、鍵交換費用などが初期費用に含まれます。

3-3.共用部分の家電について

シェアハウスの場合、冷蔵庫や洗濯機などの家電は共用であるケースが多いでしょう。しかし、住人の数に対して戸数が足りないなどのトラブルが発生することも少なくありません。場合によっては、自分用の小型冷蔵庫を購入したり、コインランドリーを利用したりすることになってしまう可能性もあるのです。

そういったことが起こると余分なお金がかかることになるため、事前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。

4.まとめ

いかがでしたか? 今話題のシェアハウスは、単に「安い」ということ以外にも魅力がたくさんあります。しかし、知らずにいると後で困ってしまうこともあるため、特に費用については事前にきちんと把握しておく必要があるでしょう。その上で、シェアハウスという選択をするべきかどうかじっくり考えてみてください。