シェアハウスで起こりがちなトラブルは? 相談先や解決方法も紹介!

ワンルームを借りるよりも費用がかからず人間関係も広げられる、と若い世代を中心に人気が高まっているシェアハウス。
テレビなどで紹介されることも増えています。
しかし、シェアハウスはメリットばかりではありません。
トラブルの相談も少なくないのです。
そこで、今回はシェアハウスで起こりがちなトラブルと、その予防方法をご紹介しましょう。
一人暮らしや家族との生活では全く問題にならなかったことが、シェアハウスでは問題になることもあります。
シェアハウスへの入居を希望している方は必見ですよ。

1.シェアハウスとは?

トラブルの事例をご紹介する前に、まずはシェアハウスとはどういう物件かということをお話をしましょう。
シェアハウスは、ひとつの物件(1軒家やファミリータイプのマンション)に複数の人が共同で住むスタイルの賃貸物件です。
物件内はプライベートスペースと共有スペースに分かれており、キッチンやトイレ、バスルームなどは共有になります。
年配の方は昭和30年代~40年代の下宿に近いといえば、イメージしやすいでしょう。
シェアハウスでは、冷蔵庫や洗濯機といった大型家電があらかじめ備えつけられています。
また、敷金礼金も必要のない物件が多いでしょう。
ワンルームを借りるよりもずっと費用を抑えられるということで、進学や就職で初めて一人暮らしをするという若い世代を中心に、人気が高まっています。
また、いつでも家に人がいるという安心感も得られますし、新しい人間関係を広げるきっかけにもなるでしょう。

2.シェアハウスで起こりがちなトラブルとは?

では、シェアハウスではどのようなトラブルが起こりがちなのでしょうか?
この項では、その中でも特に起こりやすいものの一例をご紹介します。

2-1.設備の使い方によるトラブル

シェアハウスの中で最も起こりやすいトラブルです。
シェアハウスではキッチンやバスルーム、トイレなど使い方によっては汚れやすい場所が共有になっています。
だらしのない使い方をする方が一人いると、ほかの人すべてが迷惑するでしょう。
また、私物を大量に置きっぱなしにしたりする人がいる場合もトラブルになりやすいです。
そして、ケースによっては住人同士の信頼関係に深刻な影響を与えるのが、食料の盗難。
シェアハウスでは大きな冷蔵庫を入居者全員で使うことが多いのですが、自分が買ってきた食材をほかの入居者が勝手に食べてしまうというトラブルは少なくありません。
また、調味料を勝手に使われるというケースも多いでしょう。
これが続くと、お互いに疑心暗鬼となりとても暮らしにくくなってしまいます。

2-2.人間関係のトラブル

シェアハウスは、管理する会社が入居者を集めます。
ですから、全く面識のない方と共同生活をすることになるでしょう。
皆が気持ちよく生活するためには、思いやりと気配りが欠かせません。
誰か一人わがままな人がいるだけでも、人間関係がぎくしゃくして暮らしにくくなるでしょう。
また、ささいな感情の行き違いが深刻なトラブルに発展するケースもあります。
さらに、シェアハウスの住人同士が恋人同士になることは珍しくありません。
しかし、中には一方的に関係を迫ってくるような人もいます。
男女では体格差がありますし、家の中では逃げ場もありません。
また、別れてしまうとどちらかがいづらくなるというケースも多いでしょう。

2-3.音、臭いなどによるトラブル

足音などの生活音の許容範囲は人によって違います。
また、自分が発する音に気がつかないという方も多いでしょう。
これもトラブルの原因になります。
さらに、音とともにトラブルの原因になりやすいものに臭い。
シェアハウスは共有スペースとプライベートスペースに分かれています。
プライベートスペースの掃除は当番制というところが多いですが、プライベートスペースの掃除は自分で行うのが基本です。
そのため、衛生観念が低い人の部屋が臭うということもあるでしょう。
また、喫煙者と非喫煙者が一緒に生活していると臭いのトラブルが発生しやすいのです。

2-4.異文化トラブル

シェアハウスは保証人も必要のない物件が多いので、外国人が入居しているところも少なくありません。
生活しながら異文化コミュニケーションができるというメリットがある一方で、文化の違いがトラブルを招くことも少なくないでしょう。
入居者が「自国の流儀」を押し付けあれば、共同生活が不可能になることもあるのです。

3.トラブルの予防方法とは?

この項では、シェアハウスで発生しがちなトラブルを予防する方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

3-1.契約の前に、可能な限り物件を見学する

シェアハウスの暮らしやすさは、入居者によって大きく左右されます。
ですから、入居希望の物件を見つけたら、可能な限り見学に行きましょう。
見学をするとプライベートスペースにばかり目が行きがちになりますが、気をつけて見るべきところは共有スペースです。
共有スペースが散らかっていたり、掃除が行き届いていなかったりする物件は避けた方がよいでしょう。
また、物件が遠くて見学できないという場合は口コミサイトを検索する方法もあります。
シェアハウスの利用者が増えるにつれて、口コミサイトも増えてきました。
一度物件の名前でインターネットを検索してみましょう。
口コミサイトがヒットするケースもあるのです。

3-2.管理会社がしっかりしているところを選ぶ

シェアハウスでトラブルが起こると、管理会社が仲裁に入るケースがあります。
管理会社がしっかりしているところは、トラブルが小さいうちに介入して円満に解決してくれるでしょう。
物件を借りるときはまず管理会社に申し込みをします。
その際の対応をよく確認しておきましょう。
また、物件を見学した際に管理会社の定めたルールを入居者がよく守り、気軽に相談している場合は、管理会社がしっかりしているところと考えて大丈夫です。

3-3.入居者の性別や国籍が決まっている物件を借りる

初めてシェアハウスを借りるという方は、入居者の性別や国籍が限定されている物件の方が、トラブルは発生しにくいでしょう。
女性専用シェアハウスなどもたくさんあります。
また、シェアハウスの中には一部屋を複数で使うドミトリー型もあるのです。
一人一部屋のプライベートスペースがある物件に比べると賃貸料も安いのですが、初心者にはお勧めできません。
できれば、狭くても一人になれるところのある物件を選びましょう。

4.おわりに

いかがでしたか?今回は、シェアハウスに発生しがちなトラブルとその予防法についてご紹介しました。
前述したように、シェアハウスの住み心地は住人しだいです。
ですから、物件を見学して住人が管理会社の定めたルールに従って生活しているところを選ぶと、初心者でも気持ちよく暮らせやすいでしょう。
なお、住人がルールを守っているかどうかは、ハウスの掲示板を見れば推測できます。
掲示板に注意事項や禁止事項がたくさんはってある物件は、入居者の質があまりよくないケースが多いのです。
逆に、レクリエーションのお知らせなどが多い掲示板は、住民同士が仲のよいところと考えてよいでしょう。
シェアハウスは、第三者といろいろなものを共有して暮らす物件です。
いざというときに助け合える心強さがある一方で、何をしても自由というわけではありません。
そこをよくわきまえて物件を探しましょう。