1人暮らしに必要な費用はいくら?初期費用の相場や節約方法とは!?

進学や就職を機に1人暮らしをしたいけれど費用はできるだけ抑えたい、考えている方は少なくないでしょう。
そこで、今回は1人暮らしにかかる費用や、それを節約する方法をご紹介します。
10年ほど前までは、ワンルームを借りるのが一般的でした。
しかし、今は住宅の借り方もバリエーションが増えてきているのです。
また、節約してもよいところ、お金をかけた方がよいところもご紹介しましょう。
1人暮らしを考えている方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

1.1人暮らしにかかる費用の内訳とは?

まず始めに、1人暮らしにかかる費用の内訳をご説明しましょう。
家を借りる費用や引っ越し費用などの初期費用のほか、毎月かかる費用も忘れてはいけません。

1-1.1人暮らしの初期費用

実家を出て1人暮らしを始めるとき、まず必要なのが初期費用です。
これには

  • 家を借りる費用(敷金、礼金、前家賃、保険料、共益費など)
  • 引っ越し費用
  • 家具や家電をそろえる費用

などがあります。
この中で最もお金がかかるのが、家を借りる費用。
地域や物件によって異なりますが、家賃の4か月分~6か月分が必要といわれています。
家賃が5万円のワンルームを借りた場合は、20万~30万円ですね。
また、生活に必要最低限の家具や家電をそろえると平均で10万円~15万円かかるといわれています。
引っ越し費用は場所や引っ越す時期によって異なりますが、3月~5月上旬の引っ越しシーズンに遠くへ引っ越すほど高額になるでしょう。
これらを合計すると、初期費用の平均は40万円~60万円くらいになります。

1-2.1人暮らしに毎月かかる費用

毎月かかる費用というと、家賃や光熱費を思い浮かべる方が多いでしょう。
そのほかにも、

  • 食費
  • 通信費
  • 交通費
  • 共益費
  • 医療費

などが発生します。
また、物件によっては1年に1度「更新料」として家賃1か月分が余計にかかるところもあるでしょう。
本人の努力で節約できるところもありますが、あまりがんばりすぎると健康に悪影響が出ます。

2.節約できる初期費用とお金をかけた方がよいところとは?

この項では、1人暮らしにかかる初期費用のうち節約できるところとお金をかけた方がよいところをそれぞれご紹介しましょう。
やみくもに節約すると、後になってお金が余計にかかることもあるのです。

2-1.節約できるところ

最も費用がかかる反面、節約しやすいものは家にかかる費用です。
交通の便がよく新しい物件ほど、家賃が高くなる傾向にあります。
ですから、家賃を抑えたい場合は多少古い物件を選んだり、鈍行しか停車しない駅が最寄り駅だったりするところを選ぶとよいですね。
また、家賃が日本一高い東京は、交通網も発達しています。
そのため、多少郊外に家を借りても通勤や通学に支障がないことも多いでしょう。
次に、引っ越し費用ですが、これも工夫しだいで節約できます。
引っ越し費用は荷物の量と引っ越し時期、そして距離、業者によって変わってくるのです。
距離はどうしようもありませんが、引っ越し荷物は工夫すれば少なくできるでしょう。
たとえば、家具や家電は引っ越し先で購入したりインターネット通販で購入し、引っ越し先に届けてもらうようにしたりすれば引っ越し荷物が少なくなり費用が節約できます。
また、引っ越しシーズンでも平日を選べば料金が安くなりやすいのです。
さらに、単身者の引っ越しは「クロネコヤマト」などの運送会社が引っ越し業者よりも安く請け負ってくれるところもあります。
根気よく探してみましょう。

2-2.お金をかけた方がよいところ

さて、「家賃は節約できる」と前述しましたが、あまりに相場に比べて安い物件は要注意です。
日当たりが極端に悪い、築年数が30年以上、周りの環境が悪いなど無視できない悪条件があるケースが多いでしょう。
特に、女性はある程度セキュリティーのしっかりした場所に住まないと、犯罪の被害者になりやすいのです。
さらに、家賃が安いからとわざと事故物件に住む方も増えていますが、事故物件由来の低家賃は期間限定のところが多いでしょう。
2年目、3年目から家賃が急激に上がる可能性もあります。
また、家電を中古でそろえたいと思っている方もいるでしょうが、長期間1人暮らしする場合はお勧めできません。
いくらきれいに使っていても、中古家電は新品に比べると寿命は短いです。
新品だと10年は持つ家電が中古品では3年で壊れる可能性も高いでしょう。
そうなると、新たな購入費用が余計にかかります。
長く使うものはお金をかけましょう。

3.ワンルームを借りずに1人暮らしをする方法

今、家の借り方も選択肢が増えています。
この項では、ワンルーム以外の物件を借りて1人暮らしをする方法やメリット、注意点などをご紹介しましょう。

3-1.寮や社宅に入る

学校や会社が寮や社宅を持っている場合、そこに入れば費用を節約できます。
寮は一通りの家電がついているところも多く、まかない付きのところもあるでしょう。
社宅は家賃補助が出るので、相場よりも安く借りられるのも魅力です。
ただし、寮や社宅は住める期間が限られています。
また、すべての学校や会社が寮や社宅を持っているとも限りません。

3-2.ルームシェアをする

ファミリー向けの物件を複数で借りるルームシェアは、広い家を相場よりも安い費用で借りられます。
また、誰かと一緒に住む安心感も得られるでしょう。
しかし、ルームシェアは一緒に住んでくれる相手が必要です。
また、家賃や光熱費、さらに家の使い方でトラブルになり、結局はワンルームを借り直したというケースも少なくありません。

3-3.シェアハウスを借りる

シェアハウスは、ファミリー向け物件を複数の人が借りて共同生活をするタイプの賃貸住宅です。
ルームシェアと住み方は同じですが、管理会社が入居者を募集して管理も行います。
ですから、全く知らない方同士がひとつ屋根の下で生活することになるでしょう。
ルームシェアと寮を足して二で割ったようなシステムと考えれば理解しやすいと思います。
シェアハウスは敷金礼金が必要ありません。
また、大型家電は備え付けられていますので、身の回りのものだけ持って入居できます。
さらに、交通の便のよいところにワンルームを借りるよりも安い家賃で住める物件も少なくありません。
家賃や光熱費の額も管理会社が決めてくれますので、入居者同士がトラブルになることもないでしょう。

4.おわりに

いかがでしたか?今回は、1人暮らしをする際にかかる初期費用などをご紹介しました。
寮やシェアハウス、ルームシェアは厳密にいえば1人暮らしとはいえないかもしれません。
しかし、実家から通えない距離に進学や就職をした場合、生活費を抑える方法としては大変有効です。
また、進学や単身赴任など1人暮らしをする期間が限られている場合は、お金をかけて家具や家電をそろえても、時期が来れば不要になるでしょう。
そのような場合も、家具家電つきのシェアハウスを借りれば費用の節約になります。
1人暮らしにかかる費用は決して安くはありませんが、工夫しだいで節約できるということがこの記事を読めばお分かりいただけたでしょう。
漠然と「家を借りて家電をそろえて」と行動するのではなく、いろいろな方法を検討だけでもしてみてください。
そうすれば、余計な費用を使わなくても済むでしょう。