シンクの水垢の対処法は? 汚れをキレイに落とすポイントをご紹介!

「シンクの水垢がなかなか落ちない」と、苦労されている方が多いのではないでしょうか。シンクは、毎日水を使う場所なので、掃除をしてもすぐに水垢で汚れてしまいがちです。水垢で汚れが目立つシンクは見た目が悪くなるだけでなく、食材を扱うキッチンの衛生面に影響をおよぼします。では、どうすればシンクの水垢をキレイに落とし、清潔な状態を維持し続けることができるのでしょうか。本記事では、シンクについた水垢の掃除方法とキレイにするポイントを紹介します。

  1. 水垢の正体を知ろう!
  2. シンクの水垢~掃除方法は?
  3. シンクの水垢~防止方法は?
  4. シンクの水垢に関してよくある質問

この記事を読むことで、キッチンのシンクにこびりついた水垢の掃除方法が分かります。悩んでいる方やキレイにしたい方は、ぜひ参考にしてください。

1.水垢の正体を知ろう!

まずは、水垢の正体をきちんと把握しておきましょう。ここでは、水垢の成分と原因、つきやすいところなどを解説します。

1-1.水垢の成分は?

水垢の正体は、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの「ミネラル」です。水道水に含まれる成分はアルカリ性の性質を持っています。そのため、酸性の洗剤を使用するのが水垢を落とすポイントです。また、水垢は食器用洗剤や石けんカスも水垢と深く関係しています。直接水垢になることはありませんが、水のミネラル成分と結合することで頑固な汚れになり、なかなか落とすことができません。

1-2.なぜ水垢がつくのか?

水垢は水分が放置され乾燥することで発生します。水分が蒸発しても、水に含まれているカルシウムやマグネシウムなどの成分だけが残り「水垢」になるのです。そして、濡(ぬ)れることと乾くことのくり返しによって、ミネラル成分などの残留物質が蓄積され汚れがひどくなります。

1-3.つきやすいところをチェック!

キッチンの中でも水垢がつきやすいのは「シンク」です。シンクはお皿や野菜を洗ったりと水をたくさん使う場所となります。特に、シンクの四隅(よすみ)や側面は水分が残りやすいため、水垢がつきやすいでしょう。また、水が飛散しやすい「シンクまわり」も水垢がつきやすい傾向があります。

1-4.水垢でよくある悩みは?

水垢でよくある悩みと言えば、「なかなか取れないこと」です。頑固な汚れになるほど洗剤で落とすことができず、苦労している方も多いのではないでしょうか。また、「掃除をしてもすぐに水垢が付着してしまう」という悩みもよく耳にします。水垢の悩みを解決するためには、掃除のポイントを押さえることが必要です。

1-5.掃除の必要性、頻度は?

水垢を放置すると、食器用洗剤や石けんカスと混ざり、さらに頑固な汚れとなります。その結果、個人では落とすことができず、プロの清掃業者に依頼せざるを得なくなるでしょう。頑固な汚れになるほどお金がかかるので、適度に掃除をしキレイにしなければなりません。できれば、毎日掃除をしてほしいですが、仕事で忙しい方もいるでしょう。なかなか掃除の時間がないという方は、せめて1週間に1度水垢がつきやすい場所を中心に掃除をしてください。

2.シンクの水垢~掃除方法は?

シンクの水垢を落とすために必要な道具と、主な掃除方法を説明します。

2-1.用意するもの

水垢の掃除に必要なアイテムは以下のとおりです。

  • スポンジ
  • 台所用洗剤
  • シンクを拭くためのタオル
  • クエン酸または重曹
  • 使い古しの歯ブラシ

特別な掃除グッズはいりません。たいていの水垢はアルカリ性なので、酸性の洗剤などを使用すれば中和させて落とすことが可能です。

2-2.水垢の取り方

基本的に、水垢は台所用洗剤を垂らしたスポンジでこすると取りのぞくことができます。汚れが溜まっている水栓まわりやつなぎ目など細かい部分は、使い古した歯ブラシで磨きましょう。スポンジよりも毛先が細かい歯ブラシを使うことで、細部の汚れが除去できます。

2-3.掃除のポイント

シンクの掃除で大切なのは、汚れを流した後は必ず水滴を拭き取ることです。前述したとおり、水垢は水滴を放置することで発生します。そのため、シンクをキレイに掃除しても水滴が残った状態では、再び水垢が付着し汚れてしまうでしょう。泡と汚れを流し終えた後は、必ずキレイなタオルで丁寧に拭きあげてください。
また、水垢に効果的な「クエン酸」と「重曹」を使い分けるのも掃除のポイントです。クエン酸は水道水による水垢に効力を発揮します。一方、重曹は洗剤・石けんカスを含んだ水垢に効果的です。アルカリ性の重曹は酸性の汚れを分解してくれるので、石けんカスなどの汚れ落としに最適なアイテムと言えるでしょう。クエン酸で落ちない場合は、ぜひ重曹で試してみてください。

2-4.おすすめの掃除洗剤、グッズは?

軽めの水垢なら、食器用洗剤で落とすことができます。しかし、中には食器用洗剤で落ちない水垢もあるため、そんなときは「クエン酸」と「重曹」を活用してください。クエン酸と重曹には、抗菌・消臭効果も期待できます。それぞれを使用した掃除方法を以下にまとめてみました。

<クエン酸の場合:水道水の水垢>

  1. スプレーボトルに水100mlとクエン酸小さじ2分の1を入れてよく混ぜる
  2. シンクの水垢が気になる部分にスプレーし、そのまま30分~1時間ほど放置する
  3. スポンジで水垢をこすり落とした後、水で洗い流して完了

上記のやり方で落ちなかった場合は、洗剤カスなどの汚れが含まれている可能性があります。その場合は、次に説明する「重曹」を用いた方法でキレイにしましょう。

<重曹の場合>

  1. シンクを軽く水で濡らし、汚れが気になる部分に重曹をまんべんなく振りかける
  2. そのまま30分~1時間ほど放置した後、スポンジでこすり水で洗い流して完了

クエン酸や重曹は、100円均一ショップでも購入できるのでおすすめです。料理をする方は、食用の重曹もあるので、掃除とあわせて使うと良いでしょう。どちらとも掃除にうってつけのアイテムなので、常備しておくことをおすすめします。

2-5.頑固な水垢の対処法は?

頑固な汚れの場合は、クエン酸または重曹をかけてからクッキングペーパーなどで覆い、ラップを貼りつけてください。そして、そのまま30分ほど放置します。ラップで密封することで、酸性による中和効力がアップするでしょう。また、水垢の度合いによって放置時間を長く延ばすなど、調節してください。
さらに、スポンジを「メラミン製」または「ダイヤモンドパッド」などに変えると良いでしょう。研磨剤を使って布でこすり落とすのも方法の1つですが、テフロン加工のシンクは表面に傷がつく可能性があるので気をつけてください。

2-6.やってはいけないこと、注意点

水垢やゴミ受けに溜まっているゴミを放置するのはNGです。汚れを放置するほど頑固になり、台所用洗剤やクエン酸・重曹を使っても落ちにくくなります。できれば、1日の終わりにシンクの水垢をキレイに掃除しておきたいものです。また、水滴は台所用タオルなどでキレイに拭き取るのが大切なポイントとなります。

3.シンクの水垢~防止方法は?

シンクの水垢の付着を防ぐためには、どのような工夫をすれば良いのでしょうか。水垢防止のポイントと注意点について説明します。

3-1.水滴をこまめに拭き取る

最も大切なのは、シンクまわり・蛇口などに飛び散った水滴をこまめに拭き取ることです。最初は、毎回拭き取ることに面倒さを感じるでしょう。しかし、毎日続けていけば少しずつ生活の一部になっていきます。いつでも水滴が拭き取れるように、キッチンに速乾性のある布を置いてください。

3-2.フッ素コートで予防する

水をはじくフッ素コートで予防するのも方法の1つです。車に使用するフッ素コートをシンクまわりにほどこすことで、水垢がつきにくくなる傾向があります。ただし、使用前に必ず用法をよく読んでから利用してください。フッ素コート独特のにおいが室内にこもるおそれがあるため、換気ができる天気の良い日を選んで実施しましょう。

3-3.毎日のお手入れ

水垢を防ぐためには、毎日のお手入れが必要不可欠です。簡単にできるお手入れの流れを以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

  1. 普段使用している台所用のタオルでお湯を流しながらシンクを洗う
  2. 台所用タオルで水垢や汚れを拭き取る
  3. 表面がザラザラしている場所は、水を含ませたメラミンスポンジで落とす
  4. ヌメリやゴミを取り残さないように取りのぞき、最後に乾いた布でキレイに水滴を拭き取る

毎日のお手入れが困難な場合は、シンクを使用した後に水滴を拭き取るだけでもOKです。水分を残さなければ、水垢の発生が防止できるでしょう。

3-4.注意点

キッチンのシンクは、スレンレス製・樹脂製・ホーロー製などさまざまな素材が使われています。中には、たわしが使用できないタイプもあるので注意が必要です。また、熱いお湯をシンクに流すとへこみの原因になる可能性があります。お湯を使う際はぬるま湯程度に、スポンジはやわらかいものを使うなど、傷がつかない方法でシンクをキレイにしてください。説明書があれば、掃除前に読み注意点を把握しておきましょう。

4.シンクの水垢に関してよくある質問

シンクの水垢に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.蛇口の水垢を落とす方法は?
A.シンクの掃除をする際は、蛇口に付着した水垢も一緒に掃除しましょう。蛇口の色がくすんでいる場合は、「重曹ペースト」を活用してください。重曹ペーストは、重曹3:水1の割合で混ぜ合わせたものです。使い古した歯ブラシに重曹ペーストをつけて蛇口全体を磨いていきます。そして、その上からクエン酸スプレーを吹きつけた後、ぞうきんで拭き取ってください。重曹とクエン酸の効果で蛇口全体がピカピカになりますよ。

Q.レモンの汁でも水垢は落ちるのか?
A.クエン酸や重曹以外の代用として、レモンを使用するのもおすすめです。レモンは酸性なので、アルカリ性の水垢を落とすことができます。レモンを代用した掃除方法は、クエン酸・重曹の掃除方法と変わりません。水垢がついている部分にレモン汁をかけるだけでOKです。レモン以外にも、お酢やジャガイモの皮・ニンジンの切れはじ、大根のシッポ部分でも代用できます。

Q.自分で掃除をしても落ちない場合の対処法は?
A.いくら自分で掃除をしても水垢が落ちない場合は、プロの清掃業者に依頼するのも選択肢の1つです。プロの清掃業者は、専用の洗剤と機械を使って掃除を行います。台所用洗剤・クエン酸・重曹などで落ちなかった水垢でも、キレイに落とるでしょう。ただし、清掃業者へ依頼する際は費用がかかります。サービス内容と費用を見極めた上で、信用できる業者に依頼してください。

Q.クエン酸と重曹を一緒に混ぜても良いのか?
A.クエン酸と重曹を混ぜ合わせても問題ありません。水垢などミネラル成分を分解する働きだけでなく、アルカリ性の悪臭を分解し菌の繁殖を抑える効果が強くなるでしょう。キッチンの水垢汚れを落とす際は、ぜひクエン酸と重曹を混ぜ合わせてみてください。また、重曹2・お湯2・お酢1の割合で作る洗浄液も効果抜群です。

Q.おすすめのシンク掃除グッズが知りたい
A.シンク用のウェットシート・水まわり用の水垢落としスプレー・水垢専用の洗剤などさまざまな掃除グッズが登場しています。中には、可愛いデザインの洗面台クリーナーもあるので、キッチンに置いてもインテリアの一部になるのでおすすめです。気がついたときにササッと掃除ができるグッズのほうが、毎日のお手入れがしやすくなるでしょう。

まとめ

いかがでしたか? シンクまわりの汚れの中でも「水垢」はなかなか取りのぞくことができず、掃除をしてもいつの間にかできてしまうものです。水道水に含まれたミネラル成分や食器用洗剤・石けんカスが原因となっているため、1日の終わりにはキレイに掃除することをおすすめします。毎日の掃除が困難な方は、1週間に1回程度、重曹やクエン酸を使ってキレイにしてください。水滴をこまめに拭き取っていけば、水垢が予防できます。気づいたときにササッと掃除ができるよう、キッチンに速乾性のあるタオル・布を常備しておきましょう。毎日心がけるだけでも、キレイなシンクを維持し続けることができるはずです。