社におけるチームワークの重要性

会社におけるチームワークの重要性は? チームワークの作り方を解説

会社におけるチームワークは、仕事を進める上で必要不可欠なものです。会社の一員として働いている限り、「個人」の能力が高くても「組織」として成り立たなければ運営できません。それだけ、チームワークはとても重要な位置付けにあると思ってください。しかし、どうすればチームワークを作ることができるのか、何を実践すればチームワークが成り立つのか悩んでいる方が多いでしょう。そこで、本記事では、会社におけるチームワークの重要性と作り方について解説します。

  1. チームワークで大切なこととは?
  2. チームワークの重要性は?
  3. チームワークの作り方とポイント
  4. チームワークに関してよくある質問

この記事を読むことで、会社におけるチームワークの重要性と作り方が分かります。チームワークを作っていきたい方や、会社の管理職に就いている方はぜひ参考にしてください。

1.チームワークで大切なこととは?

チームワークとは、一体どのようなものなのでしょうか。それでは詳しく解説します。

1-1.会社における良いチームワークとは?

個人ではやり遂げることのできない大きな仕事を、チームメンバーとの連携で成し遂げる力のことを「チームワーク」と言います。会社における良いチームワークとは、効率良く作業をして、良い結果を残せるチームのことです。けれども、チーム全員が納得でき学ぶことが多かったと感じることも大切な要素となります。たとえ、結果が良くとも、チームの1人に不満が残れば「良いチームワークだった」とは言えないでしょう。参加者全員の満足度が高くなったときこそ、良いチームワークと言えるのです。

1-2.大切なポイント

会社におけるチームワークの大切なポイントは、主に4つあります。それぞれ詳しく解説していきましょう。

1-2-1.チーム全員が同じ目標を掲げる

チームで仕事をする際に、最も大切なのが「チーム全員が同じ明確な目標を持つこと」です。チームで活動するということは、最終的に行き着く先が同じでなければなりません。ざっくりとした目標は全員一致していても、内容が明確になっていないことがあります。チームワークを作るなら、事前に明確な目標を共有し、意志疎通をしておきましょう。1つの目標に向かって全員が一体となって取り組むときこそ、とんでもないチームワークが発揮されるものです。

1-2-2.信頼し協力し合う

仕事において「信頼関係」を築き上げることは、チームワークに限らずとても大切なことです。もし、チームメンバーの中に信頼できない人がいれば、さまざまなところで悪影響が生まれるでしょう。信頼できない相手のアドバイスに耳を傾けなかったり、ほかのメンバーのモチベーションを下げたりするおそれがあります。信頼し協力し合うためには、信頼されるために自分自身を変えることも必要でしょう。

1-2-3.自分がすべきことを理解し、役割分担を意識する

チームワークは、役割分担をしっかり意識することが大切です。チーム内で自分は何をすべきなのか、常に意識してください。チームを作る際は、まず経験豊富な人がリーダーとなります。リーダーは、良いチームワークにするために、正しい方向に導く大切な役割を担うのです。また、リーダーは個人の能力を理解しまとめる力も必要となります。リーダーが役割を全うすることで、ほかのメンバーは自分がすべきことを理解し役割分担が意識できるのです。

1-2-4.「報・連・相」を意識する

報・連・相はいわゆる「ほうれんそう」のことで、報告・連絡・相談を指します。ほうれんそうは、良いチームワークを作るために必要不可欠なものです。自分の役割だけに目を向けていると、誰が何をやっているのか、チームメンバーの作業がどこまで進んでいるのか把握できなくなります。きちんと報告をせずに独りよがりな作業をしていると、チームワークが形成できません。そのため、定期的に報・連・相の機会を設けてください。そうすれば、全体が同じ情報を共有し自分の役割分担をしっかりこなすことができます。

2.チームワークの重要性は?

では、なぜチームワークが重要になるのでしょうか。会社におけるチームワークが持つ重要性とメリットをチェックしてください。

2-1.会社におけるチームワークはどんなもの?

会社ではさまざまな人と関わりを持ちます。チームとしてある1つのプロジェクト(目標)を達成するためには、メンバーがそれぞれの能力を生かし活躍できる環境にしなければなりません。つまり、会社におけるチームワークは、メンバーの個性を生かしながらチームとしての力を発揮するのが理想です。良いチームワークが発揮すれば、掲げた目標が達成でき会社の利益につながります。メンバー全員のやる気や仕事に対する意欲も湧き出てくるため、良い循環が生まれるというわけです。

2-2.重要性をチェック!

チームワークは、さまざまな分野に対する可能性を広げる重要な要素と言われています。どれだけ優れた能力を持つ人がいても、1人の人間が発揮できる力には限界があるものです。その限界の壁を壊すことができるのが、チームワークとなります。
また、チーム内でそれぞれの意見を出し合うことで、新たな気づきや発見があるでしょう。それぞれの役割で行き詰まった場合は、その突破口を見つけられるかもしれません。
つまり、会社におけるチームワークは、お互いに刺激を与えさらなる向上心を生み出します。そして、個人では到達できなかった高みへ成長するために必要なものなのです。

2-3.日本人はチームワークが不得意?

日本企業の多くは、今でも「縦型社会」の典型とも言える「階層型組織」を採用しています。上司や立場が上の人の意見に従順になることが当たり前なのです。しかし、それではより良いチームワークを作ることはできません。
また、2001年に実施された中央大学の調査により、日本人は欧米人よりも同僚を信頼していない傾向があると分かりました。チームメンバーとしてではなく、ライバルとして意識することが強いので助け合い精神が顕著に低いのです。
しかし、それぞれ会社の強みや専門性を生かしたチームプレーが、近年急速に求められています。日本人はチームワークが不得意な面がありますが、意識改革など工夫次第で良いチームワークを作ることができるでしょう。

2-4.チームワークを向上させる効果とメリット

チームワークを向上させることで、さまざまな効果とメリットが生まれます。主な効果を4点ピックアップしてみました。

2-4-1.仕事の効率が上がる

最も大きな効果は、仕事の効率が向上することです。チームワークが発揮されると、1人1人の役割分担が明確になり仕事の効率が上がります。自分の立ち位置が把握できるため、1つの仕事に最後まで向き合うことができるのです。無理に1人で仕事をするよりも、それぞれの得意分野をこなしていけば会社の運営にもメリットが生まれます。

2-4-2.仕事に対する責任感が生まれる

個々の仕事に対する責任感が強く生まれるのも、チームワークを向上させる大きなメリットです。1人1人が最後まで真摯に取り組めば、全体的な仕上がりに満足できます。たとえ、自分にやる気が持てなくても、チームメンバーとの触れ合いで責任感がみなぎることもあるのです。

2-4-3.仲間と信頼関係が築ける

上司や仕事場の仲間とコミュニケーションが取れず、人間関係がぎこちなくなることがあります。近年、職場の人との人間関係がうまくいかず、仕事を辞めるというケースが増えているのです。チームワークを向上していけば、仲間との信頼関係が築けるので離職率が低くなるでしょう。最初は、あまり良い印象を抱いていなかった人でも、深く関わることで親近感や信頼が得られることもあります。仕事で生まれる仲間との信頼関係は、かけがえのないものとなるでしょう。

2-4-4.失敗したときはフォローが得られる

仕事を進めるにあたり不安なのが、失敗ですよね。しかし、失敗を恐れていては何もできません。失敗しても叱咤激励してくれる仲間がいれば、安心して取り組めるでしょう。良いチームワークは、失敗してしまったときに話を聞いたり、フォローしてもらえる仲間がいる状態です。しっかりと周囲がフォローすれば、1人1人の精神的な負担が少なくなります。

3.チームワークの作り方とポイント

チームワークを作る実践方法と、作り方のポイントを解説します。

3-1.実践方法

最初に、目標をチームメンバー全員で共有することが大切です。チームワークを最大限に発揮するポイントが、目標設定となります。何のためにチームが発足したのか前提を踏まえた上で、達成すべき目標を掲げ全員で共有してください。たとえば、アパレルの場合は、「今月の売り上げを○○に設定する」などです。具体的に設定することで、全員のモチベーションが上がります。
そして、仕事の役割分担をハッキリ認識し合いましょう。チームで仕事を進めると、細かな意識のズレが生まれるため、定期的に交換意見する機会を持つことが大切です。

3-2.作り方のポイント

良いチームワークが作れるか否かは、リーダーの力量にかかっています。チームを形成する際はリーダーを決め、チームメンバーをまとめる役割を担い、それぞれの報告の場を作らなければなりません。メンバーの1人が悩んでいるときは、リーダーが指導したり、ほかのメンバーと意見交換をする機会を設けます。全体的な進行を把握しつつも、1人1人の仕事に目を光らせる大切な役割です。

4.チームワークに関してよくある質問

チームワークに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.良いチームワークを形成する仕組みは?
A.個人の役割をこなしながら、誰がどのような仕事をしているのか、どこまで進んでいるのか情報を共有することが大切です。全員がそれぞれの情報が共有できるように、わかりやすい伝達方法と仕組みを作ってください。たとえば、専用のメモ・ログノートを使って記録と申し送りをするなどです。どの部分を見れば何が分かるのか、共有しやすい仕組みを作りましょう。

Q.チームワーク作りの注意点は?
A.チームワークと馴れ合いを混同しないことです。チームメンバーとのコミュニケーションを図るために、必要以上な距離感で接する人がいますが、馴れ合いと混同してはいけません。もちろん、チーム内の交友関係は自由です。けれども、私情をはさんでしまっては良いチームワークが生まれないので、メンバー間の対等な距離感を保つことが大切なポイントとなります。

Q.チームメンバーが失敗したときの対処法は?
A.どれだけ能力が秀でている人でも、仕事で失敗することがあります。大切なのは、失敗を次に生かせるように、ほかのメンバーでサポートし支えることです。メンバー同士で罵り合ったり責めたりしないようにしてください。「こうすれば良かったかもね」「次は気をつけよう」と、励ましアドバイスが言い合える関係を築き上げましょう。

Q.良いチームワークを形成する組織の特徴は?
A.上司の圧力が強い縦型社会は、良いチームワークが生まれません。良いチームワークが生まれる組織は、立場関係なく全員が常に向上心を持って意見交換ができる関係を築き上げています。上司・部下・同僚すべてが、お互いを信頼し尊敬し合う雰囲気ができているのです。

Q.チームリーダーに必要なスキルは?
A.チーム全体を把握する「広い視野」を持たなければなりません。全体の仕事状況を把握しつつ、1人1人がどこまで進めているのか把握できる人がチームリーダーに向いているでしょう。また、情報が共有できる機会をベストなタイミングで設けるなど、そのときの状況に合わせた判断ができるスキルも必要です。

まとめ

いかがでしたか? 会社におけるチームワークは、個々の能力を引き出すだけでなく、会社の質を上げるために必要なものです。良いチームワークを形成することで効率的に仕事をこなし、目標を達成したときにはメンバー全員が満足できる状態になるでしょう。メンバー間で信頼関係を築き、仕事に対するモチベーションや向上心が上がります。しかし、より良いチームワークを作るためには、重要性やポイントを理解しておかなければなりません。ポイントをしっかり押さえた上で、チームワーク作りに励みましょう。