ベッドはダニの温床って本当? 退治するための掃除方法を一挙公開!

「ベッドのダニが気になる」とお困りではありませんか? ベッドは最も清潔にしておきたい場所の一つです。しかし、ご存じのとおり、寝具類はダニが繁殖しやすいアイテムでもあります。何のケアもせずにいると、ダニによる健康被害を受けてしまうこともあるのです。毎日の疲れをとるベッドだからこそ、常に清潔な状態にしておきたいものでしょう。この記事では、ベッドに発生するダニの種類や原因・掃除の仕方などをまとめてご紹介します。

  1. ダニの基礎知識
  2. ベッドのダニについて
  3. ベッドのダニを掃除する方法
  4. ベッドのダニを予防するには?
  5. ベッドのダニに関するよくある質問

この記事を読むことで、ベッドのダニ問題を解決する方法が分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.ダニの基礎知識

まずは、ダニの種類や影響・発生原因などをご紹介します。

1-1.家の中に発生するダニとは?

家の中にはさまざまな種類のダニが生息しています。ダニは全体で2万種類以上いるといわれていますが、その中で一般家庭に発生することが多いのは15種類程度です。代表的なのは以下の4種類になります。

  • ヒョウダニ:家の中にいるダニで最も多い。人間のフケやアカをエサとする
  • コナダニ:梅雨~夏場の時期に発生。食品や医薬品にも繁殖する
  • ツメダニ:ヒョウダニやコナダニをエサとする。人を刺して体液を吸う
  • イエダニ:ネズミの体や巣に寄生して吸血する。6~9月に被害が多い

1-2.ダニの影響

上記でご紹介したダニは、私たちの健康にさまざまな悪影響を及ぼします。まず、ダニの死がいやフンがアレルゲンとなってアレルギー疾患を引き起こすことがあるのです。ダニが原因で起こるアレルギーには、ぜん息やアトピー・鼻炎などがあります。また、ダニの種類によっては人を噛(か)むこともあり、皮膚の赤みや炎症を引き起こすこともあるのです。ダニが大量に発生した場合、その影響も大きくなることが考えられます。

1-3.ダニが発生する原因とは?

ダニは繁殖力が強いため、最初は数匹だったとしても家の環境によって数十万匹にも繁殖する恐れがあります。ダニが繁殖しやすいのは、温度が25~35℃、湿度が65~85%の環境です。こういった条件のもとで、ダニのエサとなる人間のフケやアカ・食べカスなどがあるとダニは大量繁殖してしまいます。つまり、掃除をしっかりとしていないことが、ダニが発生・繁殖する原因になってしまうのです。

2.ベッドのダニについて

ベッドに発生するダニについて詳しくご紹介します。

2-1.どこに、どんな種類がいるのか?

ベッドは家の中でもダニが繁殖しやすい場所です。特に多いのが、寝ている人のフケやアカがたまりやすい頭部分や足部分・マットレスのくぼみやフチ部分でしょう。ダニの種類でいうと、ベッドに発生しやすいのはヒョウダニです。人を刺すことはありませんが、アレルギーを引き起こす原因になるため注意が必要になります。

2-2.どのくらいのダニがいるのか?

では、ベッドにはどのくらいのダニが繁殖しているのでしょうか。買ってきたばかりの新しいベッドに、ダニはいません。ダニは人間が使うことで発生し、繁殖していくものです。どのくらいのダニが発生しているかは、ベッドの使用状況によって異なります。まったくケアをしていない場合は、1㎡あたりに数十万匹のダニがいるといわれているのです。そのような状態のベッドで眠ることに、抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか。

2-3.チェック方法

ダニを肉眼で確認するのは難しいことです。そのため、ベッドにどのくらいのダニが発生しているかを調べるのは不可能でしょう。ダニの影響と考えられるアレルギー症状や肌のかゆみなどがある場合は、ダニ対策をすることで症状がなくなるか確認してみてください。ダニが少なくなることで症状が出なくなれば、そのベッドにダニが繁殖していたことが分かるはずです。

3.ベッドのダニを掃除する方法

では、ベッドのダニを掃除する方法やポイントについてご紹介しましょう。

3-1.掃除の重要性

人は寝ている間に汗をかきます。寝具の温度や湿度が上がり、ダニの繁殖にとって絶好の条件になってしまうのです。さらに、ダニのエサとなる人のフケやアカが落ちているため、放っておくとベッドのダニはどんどん繁殖します。定期的に掃除をし、ダニの繁殖を抑える対策をしないとどうなるでしょうか。ダニの寿命は2~3か月ですが、その死がいやフンもアレルギーの原因になります。その影響は次第に大きくなり、私たちの健康を脅かす存在になっていくことは間違いないでしょう。そのため、ベッドの掃除はとても大切なのです。

3-2.掃除方法

ダニの掃除には、掃除機を使う方法が最も効果的です。布団用の掃除機がない場合は、ノズルだけ布団用のものに代えて使うとよいでしょう。布団乾燥機にかけてダニを死滅させてから、1㎡あたり1分間ほど掃除機をかけると、死がいやフンを吸い込んで減らすことができます。また、シーツ類は1週間に1回洗濯をし、ダニを洗い流しましょう。

3-3.ポイント

ベッドのダニ掃除には、グッズを使うのがポイントです。たとえば、置くだけでダニを寄せつけて捕まえるシートや、防ダニスプレーなどが市販されています。そのほかにも、布団やマットレスを干したあとにダニの死がいを払い落すブラシなどもあるため、ぜひ活用してみてください。また、ベッドのダニ掃除は最低でも1週間に2回ほど行うようにしましょう。ダニは放っておくとどんどん繁殖するため、できるだけこまめに掃除することで取り除くことが大切です。

3-4.天日干しについて

「布団を天日干しすることでダニを退治できる」と思っている人は多いでしょう。しかし、1日天日干しをしてもダニ退治の効果はさほど大きくありません。「天日干しを1か月間ほぼ毎日行うことで、ようやくダニの数を半分に減らすことができる」という程度です。そこで、ダニ退治の効果を上げる天日干しの方法をご紹介しましょう。

  • 黒い布の中に布団を入れる
  • 約2時間天日干しをし、ひっくり返してさらに2時間天日干しをする
  • 終わりしだい、掃除機でダニの死がいを除去する

天日干しによってダニが死滅しても、そのままでは死がいが残ったままになってしまいます。最後に必ずゆっくりと掃除機をかけることを忘れないでください。

4.ベッドのダニを予防するには?

普段からベッドのダニを予防するためにはどうしたらよいのでしょうか。ポイントや注意点をまとめました。

4-1.ダニを寄せつけないポイント

ダニを寄せつけないようにするためには、ベッドを「ダニの好まない環境」にすることが大切です。前述したとおり、ダニは高温高湿度の環境を好みます。つまり、乾燥を苦手とするのです。寝室を常に除湿器やエアコンなどを使って乾燥した状態にし、マットレスとベッド本体の間にすのこを入れるなどして通気性をよくしておきましょう。特に、朝起きてすぐは寝ていた人の汗で布団に湿気がこもりがちなため、早めに布団をめくって湿気を逃がしてください。防ダニシーツや防ダニスプレーなどのグッズを使う方法もおすすめです。

4-2.注意点

ダニはホコリの中でも繁殖するため、ベッドの下の掃除も忘れないようにしてください。ベッドの下はホコリがたまりがちです。マットレスや布団を頑張って掃除しても、ベッドの下からダニが繁殖してしまう可能性は十分にあるでしょう。毎日床掃除をする際に、ベッド下にもモップをかけるようにしてください。

5.ベッドのダニに関するよくある質問

「ベッドのダニを掃除したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.布団よりもベッドのほうがダニが繁殖しやすいのですか?
A.そのように考えられます。ベッドのマットレス丸洗いができないため、気軽にダニ対策ができないという点が問題でしょう。また、マットレスは丸ごと乾燥させるのが難しいため、ダニのエサとなるカビが発生しやすいのです。

Q.ダニは何度で死滅しますか?
A.50℃以上の高温で死滅するといわれているため、布団乾燥機を使う場合は50℃以上の温度に保つようにしましょう。

Q.枕も掃除する必要がありますか?
A.枕にはフケやアカがたまりやすいため、最もダニがたまりやすい場所の一つです。カバーをこまめに洗濯し、枕本体にも掃除機をかけるようにしましょう。

Q.布団乾燥機を持っていません。マットレスを天日干しするのも難しいのですが、どうしたらよいですか?
A.炎天下の車内に裏表2時間以上置いたあと、掃除機をかけることでダニの駆除ができます。この方法が難しい場合は、定期的にマットレスをクリーニングに出す方法がおすすめです。高温スチームなどを使ってダニ退治が可能か、事前に確認してから業者に依頼してください。

Q.マットレスに湿気がたまるのを防ぐためにはどうしたらよいでしょうか?
A.3か月に1回はマットレスをひっくり返し、表と裏を入れ替えてください。また、壁に立てかけて窓を開け、十分な換気をする方法もおすすめです。

まとめ

いかがでしたか? ベッドにダニが繁殖しやすい理由や、ダニの掃除方法などを詳しくご紹介しました。ベッドは常に清潔にしておきたいものです。ダニが繁殖していると思うと気持ちよく眠ることはできませんよね。どうすればダニを駆除できるのか、寄せつけない環境を作り出すことができるのか、ぜひこの記事を参考にして知ってください。